「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」のお部屋

HN「きつねのるーと」と「じーん・だいばー」の趣味を語る部屋。守備範囲はテツ、ミリ、ヲタ、アニメ、同人誌、写真等濃い

『Angel Beate!』 最終回(第13話) 観ました

2010-06-26 03:13:01 | アニメ
果たして卒業式はどんな形のなるのか?
私の予想としては…
パターン1:奏、音無も含めた全員で卒業
パターン2:奏がみんなを見送る卒業
パターン3:奏、音無がみんなを見送る卒業
ぱたーん4:ゆりがみんなを見送る卒業
ぱたーん5:ゆり、日向がみんなを見送る卒業
といった感じかな?

と言う訳で、始まりを待っているところです。

サテサテ・・・
ゆりが影の総元を潰してから3日後。
ゆりは救出され医務室で意識を取り戻した。
残っていたのは、音無、かなで、日向、直井の4人のみ。
他のみんなはゆり、かなでの卒業式の準備の手伝いをしてから消えたらしい。
ちなみにNPC化した高松もちゃんと消えることが出来たらしい。
そのことを聞いたゆりは、それを当たり前と捕らえ、あのソフトの製作者の意図を感謝した様子。

それと卒業式を一番楽しみにしていたのはどうにもかなでだった様子。
だとすると、かなでは学校を卒業する前に亡くなっているのかも知れないです。もしかすると学校生活を知る前に亡くなっている可能性すらあるのかと…

それはともかく、ゆりと一緒にかなでちゃんが居るのは良かったのかもです。その上、戦線のリーダーで居る必要も無くなった素直なゆりは、日向くんじゃないけど…乙女らしくなったような気がするのです。もし、その場にかなでちゃんが居なかったら…ここまで素直に居られたか…

卒業式はつつがなく進行したけど…
直井、ゆり、日向と消えていった。
そして・・・

ゑ?

驚愕の告白が奏から為された。

かなでちゃんがこの世界に来た理由。
それは自分が生前貰った心臓の持ち主に『ありがとう!』言うため。
そして、かなでちゃんの直感では音無くんがその心臓の持ち主だと言う。
・・・
なるほど、かなでちゃんが音無くんに拘りをみせていたのはそういうことだったのですね。
ここで、音無の最期で心臓が移植に間に合う理由はないとか言うのは簡単だけど、それを言うのは野暮というもの。ここは、彼のトンネル内で意識を失ったのは脳死で心臓は血から強く動き続けていたのだということにしておきますかね?
なんて考察はどうでも良くて…
そういう奇跡があったということ。
これを今の今まで隠して、今、この瞬間に明かしたのは・・・
なんと言うサプライズ!!
これは素敵と言うかなんと言うか…
こんな奇跡が見たかった、読みたかった。

かなでちゃんの告白の前、音無くんが彼女にした告白もなかなかでした。
『ゆりのようにこの世界の意味を誤解してしまう人が居ないよう、自分と二人でこの世界に残って指導しよう。大好きなかなでと一緒なら、この世界に居ても大丈夫だから。好きだ!かなで』
この台詞は…なんとなくありそうだなって思ったんです。
面倒見が良くて指導者体質な音無くんなら絶対に言いそうだって。
だから、この二人はもしかして世界に残るかも。
そんな予想は私もしていましたし、みんなもしていたと思います。
でも・・・
この話はそんな予想の斜め上を行きました。

かなでちゃんがこの世界でずっと人を見送り続けた意味、そしてその目的が明らかにされるとは。そして、かなでと音無の真の関連性がここで明らかにされる。この展開に驚愕し感動したです。

かなでちゃんは自分に心臓をくれた人に『ありがとう』を言いたかった。
そして、そんなことが出来るように迷い迷ってこの世界にようやくやってきた。そしてこの世界で待った。待って待って待ち続けてようやく出逢えたのが本当に心臓をくれた音無くんだった。
そんな音無くんは…
彼女に好きだと告白してくれた。
無愛想で不器用な自分を好きだと言ってくれた。
これは…消えちゃわない方がどうかしています。
でも、それを堪えて二度目を聞くまで待っていてくれたのです。
告白したら消えちゃった音無くんの絶望感は…なんとなく察してやりたいですけど…消える方法を知っている彼にとってはそれくらい何とかしたのでしょう。

そしてED後。
とある街の中。
かなでちゃんぽい薄青色な髪の毛の女の子が居て…
赤毛の青年とすれ違って…
はっと思った青年が振り返って女の子の肩を叩く。

・・・

なかなか良い余韻で閉めてくれました。





これは、今期最高のエンドだったんじゃないでしょうか?
少なくとも私は良いと思ったです。
なんて素敵なストーリーが観られたのか、書き表すことが出来たかどうか自信がありませんがとっても良かったです。



My Soul, Your Beats!/Brave Song 【初回生産限定盤】
My Soul, Your Beats!/Brave Song
Crow Song Girls Dead Monster
Little Braver Girls Dead Monster

このお話の詳しいことは公式HPとこの記事にTBをくれた方々のブログをご覧下さいませ。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
かなでスキー萌え尽きの最終回? (67式)
2010-06-26 04:31:23
どうやらみんな消えていく方向で終わる模様、ぢゃ、最終回のEDは通常版の逆回しver.で、勢揃いしていたメンバーが1人ずつ消えていく描写なのかい?などとおバカな想像にふけっていたら…、…ホントにやってくれましたよ…!
ただ、単なる逆回しでないのは、ちゃんとかなでちゃんが「仲間」に加わっていた事。それも活き活きとした、楽しげな表情で。
あと意味深なのは、最後の最後で音無君も消えて終わっている事。
エンジェルプレーヤー作者のように、「死んだ世界」に留まったまま天文学的確率で再びかなでちゃんの魂がやって来るのを待つよりは、輪廻の果てに魂が呼び合う事に望みを託したようです。(というか、かなでちゃんのいないこの世界にもう用は無い!?)
…そして、エピローグシーンへ。

かなでちゃんが消えた直後の学校全景シーンで、かなでちゃんの魂が光となって上って行くのに気付いたでしょうか?
OPの前半で天から舞い降り、後半で天へ還って行く光の粒子は、この世界に迷い込み、そして恐らくはかなでちゃんが見送った魂達なのでしょう。
その数、実に幾億…?
…というかかなでちゃん、まさか「心臓が無い人間」を探して、新参の魂を片っ端から串刺しになんかしていなかったでしょうネ!?

かなでちゃんは卒業式未経験、かといって小学校の卒業式も迎えていないょぅι゛ょに高校生弾子の心臓なんか移植したらひぎぃぃ!となってしまう事確実なので、きっと心臓病で入院したまま、学校の卒業式にはずっと参加できないでいた娘さんであったのでしょう。(かなでちゃんが目立って小柄で色白なのも、この病気のせいなのかも?)

エピローグで、メンバーの後日談(外見は違うけれど、でも明らかにそうとわかるキャラ)を描くのはまあ予想が付きましたが、…ゑ、かなでちゃんと音無君の分だけ?
ゆりっぺ、完全にディスられている!?
返信する

コメントを投稿