『とある飛空士への恋歌』 第六話 観ました

昨日、一昨日と忙しくて記事作成をサボってしまいました。感想記事アップが遅れ申し訳ありませんでした。


さてさて…
いきなり、アバンで飛べるものは飛空艦と飛空機で先行し聖泉を上空から見ているシーンから始まりました。で、その後は目的のひとつである、世界の聖なる泉を観察するというものが達成できたということで、イスラはちょっとしたお祭りに。
と、言うわけで今回はひたすら、寮生がアリエルの作ったアーリーメンを出す特設店舗を出すというお話になっていました。そこでチハルとミツルの関係がいい感じになってきていてというより、もうチハル的にはミツル以外には相手が考えられないという感じにまでなっているところとか、寮生同士でそれなりにカップルが誕生しているっぽいところが強調して描かれています。これは、この先日常が壊されるかも知れないということの暗示的な意味があるかもと思うとちょっと心配になってきますね。

また、イスラ指導部の中に情報部出身らしいアメリア士官（対外防諜、積極防諜・宣伝謀略本部長）が居て前回の空襲で捕虜にした敵兵から情報を集めていることを匂わせつつ、武官代表のレオポルド・メルセ提督は敵機の形状的レベルと戦闘能力の低さから敵はたいしたことがないと見縊っていることなどが分かります。でも、イスラ計画発案者たるルイス提督は空の一族は舐めてかかるととんでもないことになることを予想していて、周囲の状況偵察の必要性は認めながらもその任に飛空学校の生徒を使うことに抵抗を示している。ですが、有力かも知れない敵の襲撃があるかも知れないときに現役の飛空騎士団を偵察に出す危険性を指摘され、また、学生もイスラに乗り組んでいる以上、戦いに出来るだけ協力するのは当然と言われては何も抵抗出来ず了解するしかないという場面まで見せていました。

そんな不穏な状況と、もしかすると空の一族の空襲にさらされるかも知れないというイスラの一般住民の不安の中で行われたお祭り騒ぎみたいですが、学生の作るレベルを超えていると称されるアーリーメンの出来に寮生たちの懐はずいぶんと膨らんだ模様です。でもその膨らんだ懐は寮生活で必要な物資や食料に化けるらしいので彼らも大変なのですね。
ちなみにアーリーメンの美味しさは女性教官のソニア・バレスの表情が蕩けてしまうくらいと言うとんでもないレベルだということ。ただ単に美味しいだけじゃないのがすごすぎなのです。そんな麺ですが、作るのに寮生のみんなの手伝いが必要不可欠で、麺をこねるのは腕力なら負けない的な体格のウォルフガング・バウマンが担当していたし、麺へのトッピングはそこそこの調理能力のある女子寮生が担当、調理場仕事が出来なくてもウェイターやウェイトレスを担当したり、経理を担当するものや足りなくなった物資の買出しに出たりとかいろいろ分担しています。アリエルが調理場を外すないといけない時、アリエルしか出来ないと言う茹で上げた麺の湯きりを、それまで付き合いの悪かったイグナシオがしてみせるとかも見られて、寮生たちの関係が良好になっているのが見て取れました。
そんな閑話休題的なお話ですが、これはほぼ原作どおりなのでこの先、どう転ばせるのかが非常に気になります。

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