『偽物語』 第３話 観ました

ありゃ、今回のＯＰソングはガハラさん担当？だけど…画が新作だよ～。
またこんなに凝っていて制作陣は大丈夫なのかな？と、少し心配になるよ。ま、観ている分には楽しいから良いけど…

それにしても駿河ちゃんは阿良々木くんに意味深なことを言っていたけど…ラスボスに注意しろって…これの意味は化物語シリーズの原作をそれなりに新しい巻まで読み込んで居ないと分からない予言めいたことを言うのですね。とはいえ、これ、確か記憶をたどると偽物語の中で言っていた事なんだよな。すっかり忘れ去っていたけど、アニメを視聴していて初めて気がついたっすよ。ちなみに彼にとってのラスボスってのは、画からも分かるとおり千石撫子ちゃんの事なんだけど…その意味は…、彼女、阿良々木くんに恋人がいようがお構いなしにアクションを仕掛けてくるって意味ですだ。その暦お兄ちゃんの彼女さんがトンデモなく危険な考え方をしている非常に独占欲の強い、ガハラさんであろうとなかろうとそんなことはお構いなしに既成事実を作ろうとしちゃう位危険な人物だってことを、駿河ちゃんは見抜いているってことなんですよね。おまけに、ガハラさんと羽川さんとの関係に付いても、何か見抜いている様子です。

確かにこの回の終りで明らかになったようにガハラさんと羽川さんの力関係的に、ガハラさんが圧倒的に優位にあるように思えても実は羽川さんの論破能力はチートで、ガハラさんも彼女の正論による論破に立ち向かえないってことなんですよね。これを見抜いている駿河さんも凄いです。
女の子の中の力関係とか恋愛スキルとかってのは、女の子じゃないと分からないと言う面は多分に有るにしても、駿河さんの観察能力も凄いのですよ～。じゃないと女子体育会系の中でリーダーシップを取ることなど出来ないってことなのでしょうけれどもね。

そんなこんなで、第１話の冒頭で暦くんを監禁していたシーンにつながったわけですけれども、結局、暦くんが本気を出したらガハラさんが用意した手錠の類も全く役に立たないと言う暦くんの力の凄さが分かってしまったのでした。ここまで暦くんは暦くんなりに、修羅場をくぐり抜けている訳で、伊達で妹たちのことを偽物何て言っているわけではないってことなのです。ここで言う、暦くんのくぐってきた修羅場というのは、傷物語参照ってことで。ちなみに、この傷物語を読むと貝木と一緒に暦くんの口から出てきた謎のキャラクター名の『ギロチンカッター』なるモノに付いても判ると言う寸法になっているので気になる方は劇場版を待つか、原作を読んでしまうかのどちらかをおすすめしますよ～

それにしてもこれ…
本当に原作未読だと置いてきぼりを食らってしまうですねぇ～

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