今日はミヒャエリス教会にあるオルガンを紹介させてください。
これで長かったミヒャエリス教会シリーズも終わりになります。
まずはこのオルガンからご覧ください。
これは聖壇に背を向けると左上にあります。
質素な感じを受けますね。
これは右上にあるオルガンです。
教会内で音楽会が催される場合、
オーケストラはこのオルガンの前に陣取ります。
これがメインのオルガンで、聖壇に背を向けた時、
正面に見えます。
今回は3台しか紹介できませんが、1つの教会に
4台もオルガンがあるのはここだけだろうと思います。
部分的に拡大してみますね。
聖ミヒャエリス教会は、当初からルター派、
プロテスタント教会として建てられました。
当時ハンブルクはハンザ都市でお金があったため、
プロテスタント教会にしては豪華な感じがします。
それと、ドイツには教会税というのがあって、
キリスト教信者はカトリックやプロテスタントに関わりなく、
税金を支払わなければならず、その税収入は
ランク付けされた教会に、そのランクに見合った額が
支払われるのです。
教会がランク付けされているのはいかにもドイツですね。
その中でもこのミヒャエリス教会はトップです。
でも維持費も多額ですからね。
人件費もバカにならないし、何よりも大きいのは
冬場の暖房費です。
1度、20年ほど前だったと思うのですが、
冬の暖房費用は、1日3000マルクだと聞きました。
1マルク100円で計算して、1日30万の暖房費ですからね。
このオルガンは、1年にたった1回しか使わないレジスター、
レジスターとは、オルガンの音色等を決めるシステムのことです、
があるのです。1年にたった1回ですよ。
皆様にはそれがいつだかわかりますね、聖誕祭です。
12月25日にたった1回だけ使用されて、
オルガンの中央に風車のような物が出てきて回り、
しゃらしゃらという音を鳴らします。
それを聞きたい方は、クリスマスのミサに来なければなりません。
信者だけではなく、全ての人に解放されていますから、
ミサに参加するのには問題がありません。
クリスマスマーケットをあちこち見て、
締めくくりに聖ミヒャエリス教会のミサに参加する、
そんなツアーがあるといいですね。
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ありがとうございました。
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では次回まで
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