安倍首相が自らの考えで出すとしていた七十年談話。
当初、村山・小泉談話と同じ内容では意味がないと強気であった。
専門家に談話内容を諮問させた。
先の談話と比較して「お詫び」がないと各種マスコミが報じると、
「お詫び」も盛り込んだ談話にするとか?
これまでの安倍氏の政治を見てきて、
次第に当初の目論見から後退を余儀なくされているなあと。
先日、自民党の幹部が総裁選で安倍氏を支持すると宣言。
自民党の不幸がここにある。
支持率30%が危険水域であるといわれている。
これまでは次の総裁候補が取りざたされるのが「常識」であった。
ところが今の自民党にそれがない。
2007年国会召集直後に退陣を表明せざるを得なくなった安倍氏。
2012年第二次安倍内閣発足時、「私は元気になりました」と胸を張った。
歴史は後戻りできない。多少の紆余曲折があるにしてもだ。