アマチュア無線用のトランシーバーの型番です
1973年に発売されたトランシーバー(送信機と受信機が両方組み込まれている)です
現在では当然中古品でしか入手できません
大阪日本橋のアマチュア無線中古扱い店で見つけ、
程度の良い520Xということなので受信用に入手しました
上フタを開けてみると、、
言われた通り、汚れていないきれいな回路が現れました
この時代流行したワイヤーラッピング方式の配線です
真空管式の時代からソリッドステートと呼ばれる
トランジスタ中心の回路に変わった頃のトランシーバーです
金属ケースのトランジスタや調整用コイルが見えます
見える真空管は1本だけ
バリコンと呼ばれる可変コンデンサーを駆動するチェーン
ここに送信用真空管S2001が1本だけ入ってます
高圧で危険なのでケースがかぶせてあります
TS520Xはスピーカーも付属しているので
アンテナを接続すればすぐに信号が入感します
一番にぎやかな7MHz帯を受信してみました
日本中のアマチュア無線家の声が聞こえてきました
信号の強さに応じてこのメーターが振れます
これがいいんですよね~
この時代八重洲無線のFT101という名機があって、
それに対抗して発売されたのがこのTS520です
なので受信音質はFT101より柔らかくていいですね
私はこの一つ前のTS500やTS510に憧れていました
また、八重洲無線のFTDX400やFT401Sもあこがれの名機でした
FT401S は入手してしばらく楽しんでいましたが
先日触った人が壊してヒューズが飛んでしまっていたので
今回下取りしてもらいました
FT101も入手して楽しんでいたのですが汚れがひどかったので
誰か忘れましたが差し上げました
いろんな名機が懐かしく、今でも欲しいのですが
何と言っても、コリンズのKWM-1やKWM-2です
中古でも何十万円もするのでなかなか入手できませんが、
いつかは手元に置きたいなあ、、、とつくづく思っています。
ex JA1-9194、JH1OMN、JH3NBD、
現在はJL3YICのみ時々運用中。
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