でんでんタウン発明ロボット塾では、
第12回レスキューロボットコンテスト決勝戦を神戸に見学に行きました
すっかり立ち直った神戸の三宮付近です
コンテスト会場はポートライナー駅一つ目のサンボーホールです
出かける前に予選会の様子や、コンテストルール、LED回路の勉強もしました
会場入り口ではおしゃべりロボット君がお出迎え
じゃんけんもしてくれますよ
1階ではいろんな子ども向けイベントが行われていました
子ども達にロボットに興味をもってもらうこと、もこのコンテストの目的の一つです
さて、コンテスト会場は2階です
大勢の見学者が訪れていました 盛況ですね
コンテスト決勝戦はこんな舞台で行われました
坂道を登る高台もあります
予選は1チームずつでしたが、決勝戦は赤、青コーナーに分れ、
2チームが同時にスタートします
予選では無かったヘリテレカメラ(救助ヘリコプターを想定したカメラ)も利用できます
コンテストは定められた時間内に、会場に設置された被災者に見立てた人形(ダミアン)を
3体救出する規定です
実際の6分の1の被災市街地模型に、ダミアンが”隠されます”
すなわち救助ロボットはまずダミアンの位置を確認しなければなりません
救助ロボットは何台使用してもいいことになっていて、
各チームは複数台のロボットを用意していました
がれき撤去、偵察カメラ、救助運搬などそれぞれ専門のロボットが
チームで救助活動を行います
チーム紹介が終わり、いよいよ競技開始です
出場チームの紹介
各チームのプレゼン チームの思い入れやロボットの特徴をアピールします
そして短い作戦タイム
予選になかった高台をどうクリアするのでしょうか
いよいよ競技開始です ロボットが動き始めました
ロボットを操作する人は、会場に背を向けてパソコン画面だけを見ているので
一切会場やロボットの動きを直接見ることができません
早速ダミアンを見つけて近づいていくロボット
優しく救助すること、も大事な評価になるので
ロボットは被災者(ダミアン)に近づくと、音声で「大丈夫ですよ、助けに来ました」
としゃべるものもあります
その声を会場に中継してくれています
おお、青コーナにはダミアンを救助して搬送してきたロボットが間もなくゴールです
無事搬送完了! 緑の確認旗が掲げられました よかった~♪
ダミアンにはセンサーが内臓されていて、ダメージを表示するようになっています
衝撃を与えないように注意しながらダミアンを救出します
こちら2号機、腕をうまく操作してがれきを撤去していますね
がんばれっ!
審査員の方も会場の全員も応援しています
子ども達は最前列の特別席
時間がきて、競技終了です
結果報告です うーーん、やっぱ思った通りに動かなくて、、、
バッテリーを背負ってがんばっていたんですね
続いて第二ラウンド
ダミアンが再設置されています 参加チームには見せません
先日島根県松江市にも出前授業に行ったので
赤チームの松江高専チームを応援しよう~
青チームも準備完了のようです
出場ロボットはこの台に全て載らなくてはならない規定です
プレゼンが始まりました
その間にダミアンの設置など会場も準備されています
作戦会議 ダミアンはあそこじゃないか、、
競技開始! 松江高専のロボットも出発しました
先頭車が、がれきを撤去しながら進みます
松江高専の操作パソコンの画面はとても見やすい、ということで
紹介されました ソフト部門も苦労しているんですね
ダミアンに近づきました 救助できるのか、、、
ピンク、青、紫の3体のダミアンがどこで救助を待ってます
いよいよ救助かな、、
あっ!がれきがダミアンに当たってしまった ここでイエローフラッグです
審判の指示で一時的に救助活動を休止しなくてはなりません
気を取り直して、再び救助開始
そーっと、レスキュー車に乗せます
うまく乗せたので搬送開始
ゲートに向かいます
あと少し、、というところで
どうやら私有地に入り込んだのか、、何かで、、
再びイエローフラッグ! ということは、、レッドフラッグ!
で、、、何と、ロボット撤去、、、、
ダミアンは元に戻されます
うわあ、、、せっかく救助したのになあ、、、、
非情なルールです^^;
松江高専のロボットのカメラは市販のビデオカメラです
視認性がいいので好評だったんですが、、、
今回はレッドフラッグ2回で、
2台もロボットが失格、撤去となってしまいました
予選ではトップ通過だったんですが、、、
本戦ではうまくリズムに乗れなかったようです
青コーナーのロボットにも2回目のイエローフラッグが上がってしまいました
うわ、撤去です、、
競技終了後のインタビュー、、、、
そうですねえ、、課題を残してしまいました、、、、
でも課題があるから、次回の目標がまたできるんですね
がんばれ!レスキューチーム!
これからもがんばってほしいですね。
競技会の結果や詳細は、こちら。
http://www.rescue-robot-contest.org/12th-contest/index.html
見学に行った発明ロボット塾の面々は、感動して、
将来は高専に行く!と言っていますので、
このコンテストの成果は十分あったと確信しています。
がんばれレスキューロボ!!