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ヒト型ロボット・レスキューコンテスト

2011-11-10 12:27:04 | Weblog

寝屋川の大阪電通大でヒト型ロボットによるレスキューコンテストが開催されました

体長40cmくらいの2足歩行ロボットによるレスキューです

ガレキを想定したガラス台をくぐり、次は乗り越え、最後に被災者(人形)を助け出します

ほとんどがラジコン操縦です

うわっちゃ! 助けるつもりがガレキが人形を直撃! これは痛かった^^;

さっきはごめんね、、、、気をとりなおして助けます

こちらラジコンロボットのベテランさん、6分の持ち時間ですが4分2秒で救出完了

最速救助で本日の優勝です

こちらはロボットを見ず、各所に取り付けたカメラの映像だけを見てコントロール

時間オーバーでしたが無事被災者を救護所まで運びました

そして最後に登場したのはハイテクIT制御ロボットです

頭にiPhoneが取り付けてあり、そのカメラ映像が特殊メガネに写ります

特殊メガネにはモーションセンサーが組み込んであり、

操者が下を向くとiPhoneも下を向き、右を向くと右、左を向くと左を写します

想定ガレキのガラス台を乗り越えます

ちゃんと人間のように足を上げて乗り越えたので高い評価が得られました

よいしょっと、、、あはは、降り方もかわいい、、

さて、ガレキを取り除かなくっちゃ、、、

被災者(人形)の周りの想定ガレキは発泡スチロールの模型レンガです

操者と同じ角度でiPhoneが傾いていますね

操者はiPhoneから送られてくるカメラ映像を見て

ジョイスティックでロボットの手足を動かしています

その場で直接動かすことと、覚えさせておいたモーションをコマンド呼び出しして

作動させる場合があります

こっちのガレキも取り除かなくっちゃ、、、

iPhoneの信号はインターネット回線を通して操者のパソコンに繋がっています

そうです、世界中どこにいてもロボットの目で遠隔操縦できるのです

実際にはここでトリアージが行われ、ロボットは次の行動を選択します

呼びかけに応答があり自力で動ける人には優しい言葉を、

脈はあるが応答のない瀕死の重傷者はすぐにレスキュー隊に位置連絡を

残念ながら呼吸、脈拍のない場合は次の被災者を探しに、、、

 

そして、今回のレスキューはいかに優しく救助できるか、、、ということも評価されます

大丈夫ですか、、、そう、優しくね、、

操者が被災者を確認するため下を向いたので、iPhoneも下に傾きました

ゆっくり気遣って歩いてます

はい、救護所に無事届けました

上位入賞者です よくがんばりました

この大会の当日もそうですが、ここまでの準備が大変だったようで

最後まで調整、調整で昨日は徹夜組みもたくさん、、

しかし、みんな元気に次回も頑張るぞ!

今回ハイテクIT通信制御が披露されました

新しいロボット技術が進化しています

来年夏にはまた神戸レスキューも開催されます

そこではキャタピラータイプの遠隔操縦ロボットがまた活躍するでしょう 。