toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

イカダから撮る水中写真入門?!

2006-01-29 21:21:31 | ダイビング、水中写真


先日、1月27日のエントリ夜のヨコエビで使用した写真について嫁ハンに酷評されてしまいました。”何が写っているのやらサッパリわからん!!”そうです。
まぁ、そうでしょう。実際問題、2日も経過してしまうと撮影者である僕ですらちょっと考え込まないといけません。そんなわけで今日はヨコエビの写真を撮りに行きました。

さて、ここでちょっと考えたいのですが”水中写真の定義”ってなんなのでしょう。①水の中の写真が水中写真なのでしょうか??②水中で撮った写真が水中写真なのでしょうか
①であれば、水槽の中の金魚の写真は水中写真になります。→僕はこれはちょっとちゃうかな??と思います。
②であれば水の中から水の外(具体的にいえばプールに浸かって、プールサイドを)を撮影したものも水中写真になるのでややこしいです。
こんなこと考えること自体ややこしい気もしますが、イカダの上からハウジングを水中に突っ込んで撮ってきた写真は水中写真なのかそうじゃないのか、よくわからんくなったんですわ。

まぁ、何にせよ先日のからしたら見違えるような画が撮れました!!この画を見ていただくと1月18日のエントリの意味もよくわかると思います(こういう状態を言っていたのです!!)。
それにしても疲れました。かなり体力を消費しました。っというのも水上からカメラを構えるわけなのでエア切れの心配がない、デジ一眼なのでフィルム切れの心配もない、となると制限因子となるのは体力だけになってくるわけですわ。裏返すと体力続く限りシャッター押し続けてしまうのです。→それは疲れるに決まってますわ。

手袋してなかったので冷たくて手がしびれてきたのと、水中ではさほど感じないハウジングの重量で手がだるくなってきたのと、ええ加減目がつかれてフラフラで、”もおええワ”と思った時には250カット近く撮っていました。ところがストロボやビデオライトを使わなかったので高速シャッターを切ることができず、揺れるイカダの上でブレに悩まされほとんどボケボケでした。それでも底辺が250とだだっぴろいので奇跡的に数カットだけマトモっぽいのがありました。

確率からしたらで数パーセントですが、他にもそれなりの収穫があって、今日だけでけっこうノウハウというかコツみたいなものがけっこうつかめました。揺れのサイクルを先読みして構図取りやシャッター切るとか、カメラの重さを緩和するためにイカダにヒモで括りつければ良いとか。
この調子で何回かやってたら”イカダから撮る水中写真入門”を出版できるかもしれません??