toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

ハイキング的山歩きのつもりが!!

2006-06-30 22:36:32 | 身の回りのこと

昨日はえらい目にあいました。

っというのも、明日の土曜日が出勤予定なので休日だったのです。そんなわけで、通称南伊勢町のパラダイスに写真を撮りにいったのです。
っで、実はパラダイス近辺には鬼ゆかりの名所みたいなところがあるのです。妖怪とか自然の力が具現化したような、その手の存在に興味をひかれる僕としては、是非一度足を運ばねばならない、と常々考えていました。そして、昨日はこれ幸いと件の名所ポイントを目指してみたのです。

ところがさすがに鬼が住んどったようなところですわ、半端やありませんでした。僕、ホントに簡単なハイキングぐらいのものやろうと思っていたのですがエラい目にあいました。
最初、”けっこう山の中なんや”、次に”ワッ、勾配キツなってきた、しんどいわぁ”、そして”えっ?!こんな岩よじ登るやなんて聞いてへんでえ?!こんな足場崩れたら滑落して死ぬでえ!!”、最後に”道迷ったかも、どないしょー!!”みたいな感じになりました。要するにちょっとした登山になってしまいよったんですわ。
だって、気がついたら写真のようにパラダイスの里をめちゃくちゃ遠くに(広角レンズの画ですが‥)見下ろすようなところへ出てしまったのですから。久し振りにものすごく良い汗をかいてしまいました。

しかし、物凄く悔いが残るのは、目的地の鬼の名所にも頂上にも辿り着かないままに山をおりてしまったことです。
ちょっとルートがわからなくなってしまった後に、下り過ぎでどう考えても下山行程にあると気づいてはいたのですが引き返せませんでした。日が暮れるとヤバいという時間的制約のせいにして下山したのは僕の肉体的、精神的弱さとも考えられます。
なんにせよ、鍛えないことにはあの先に行けないことは明らかです。ちょっとした山なのですが、僕にしたらこの夏の目標がひとつできました。

季節雑感

2006-06-28 22:46:21 | 身の回りのこと

さて、なんでしょう?イナゴの類でしょうか。トノサマバッタやクルマバッタよりもイナゴの方が目がキツいというか細長な感じがします。

このイナゴはウチの近所の菖蒲園のショウブの葉っぱをそれこそボリボリ食べて、ブリブリ垂れ流していました。
冬の間、本当に枯れ草しかなかったような光景から考えると、イナゴの”どんどん食って大きくなって、子供を生んで死ぬんじゃー!!”という気概に溢れた光景は生命力そのもののようで見ていて気持ちよくなってきます。
冬のうすら寂しい時期があったからこそ、今の時期の生命力が際立つわけで、そう考えると四季のある国に生まれてよかったなぁ、と思います。

しかし、世の中には日本以外にも四季のある地域なんて山ほどあるわけで、そういう地方でも日本と同じようなイキモノの活動があるのでしょうか??多分、大筋では似たようなシーズナルサイクルがあると思うのですが、その地域固有の現象って少なからずあると思うのです。そのような特別な現象を含めて、総合的にある任意の地域の四季折々を体で把握しようと思ったら、パっと旅行なんかで滞在するぐらいではどうにもならなくて、その場所にいる人やないと身につかないことだと思うのです。

さっきここまで考えて、”じゃあ、日本の四季について一番詳しいのは僕みたいな日本人なんや”ということに気づいて嬉しくなってしまいました。
まぁ、そらそうでしょうニューヨーク在住のヴォルフガング=ハインリッヒさん(仮)に5月まで毛虫がめちゃくちゃ食い荒らしていたアジサイが6月半ばも過ぎればそれはそれは綺麗に咲き誇るねんでえ、とか教えてあげてもチンプンカンプンなのではないでしょうか?
そういう風なものをもっと身につけてゆきたいなぁ、と思っています。

僕のカレー神話が‥

2006-06-27 22:05:58 | 身の回りのこと

先日、大紀町へのショートトリップの途中に”道の駅まんぼう”というところへ寄りました。まんぼうは熊野古道色を前面に押し出した国道24号線沿線の愉快でおいしい(マンボウ串焼きを始めて食べておいしさにビックリしてしまいました)道の駅なのです。

さて、道の駅まんぼうでは地の食材を生かした、いろいろな食べ物を売っています。その中でも僕が特にひきつけられるのはお寿司です。キスやらイワシ寿司やらタチウオフライのお寿司や焼きサバ系の加熱ネタ系なんかおいしいですわぁ。
っで、今回発見したのが熊野古道カレーいなりです。なんか得たいがしれないような食品ですが僕はナチュラルボーンカレーめちゃくちゃスキスキ人間なので発見と同時に購入を決意しました。
思えばカレーはいろいろな食べ物とコラボレーションを成功させて、絶妙なるハーモニーをもって味覚の荒野を切り開き、燦然たる実績を積み上げてきたのです。カレーパン、スパゲッテイはいうに及ばずうどん、そば、といった和風食材との相性もバッチリ実証済みなことは言うまでもありません。そんなカレーさまなわけですから、酢飯やオアゲさんと合わないわけがありません!!

と思って喜び勇んで口の中に放りこんでみたのですが、これがまぁ、何ですねぇ、いわゆる一つのあれやっちゅうわけやったのですわ。
まぁ、僕という一人の人間の主観なわけですが、おいなりさんはハードル高かったかな?というか、アルゼンチンに対するセルビア・モンテネグロというか、なんというかなのですわ。
カレーいなり、近くにお立ち寄りの際には是非に皆様ご自身でお確かめいただきたいお寿司です。

また、おにぎりコロッケやイカ飯コロッケなどという、豪快な揚げ物も是非にお試しいただきたいです、すごいコロッケはオススメです。

親しみが湧いてくるクモ?!

2006-06-26 21:44:10 | 身の回りのこと

前にオランウータンクラブというクモガニ属の一種であるカニさんの話を書きました。
その中で多くの人は”クモってば気色悪いイキモンである”という印象をもっているのではないかなぁ、と書きました。(そりゃそうでしょう、ここだけの話、僕もあんまし好きではアリマセン)

でも、今日の写真のクモさんはどうですか??なんか頭部がうまいことボケて漫画ティックなとっぽい雰囲気なのです(決してじっくり眺めてはいけません)。色も爽やかなグリーンでエエ感じやないですか(細かいことを考えてはいけません)!
これに比べたら海の中のオルトマンワラエビやらなんやらの方がよっぽど気色悪いと思えてくるような気もするぐらいです。

えっ?!
やっぱし気色わるいですか?!
実は僕もじっくり見るとやっぱり口元とか怖いなぁという思いをなかなか払拭できません。

志摩~熊野のショート旅行

2006-06-25 21:57:39 | 身の回りのこと

この土日で嫁ハンの実家へ出かけていました。
南伊勢町、錦経由のルートで大紀町へ入り、尾鷲、熊野へ行ってきました。

道中、南伊勢のカッパブリッジや通称パラダイスへ寄ったり、紀伊長島の道の駅マンボウでブラブラしたりしてきました。
この写真はカッパブリッジらへんでノビノビするウチの嫁ハンです。この川ではカマツカかゼゼラか、それともヨシノボリか、何やかよくわかりませんが、地を這う系の魚が元気そうでした。
パラダイスではカワムツらしき小魚がサビキ釣のイワシの群れのようにたくさん湧いていました。
みんな元気そうで嬉しくなりました。

不確定なカツとじ丼のおいしさ?!

2006-06-24 12:54:09 | JOG家の晩メシ

晩メシではなく昼メシなのですが、このネタカテゴリ久し振りですわあ。

っというわけで今日はカツとじ丼を調理しました。
昨日は嫁ハンが職場飲み会で晩メシをジャスコの惣菜売り場で購入したのです。ジャスコの惣菜売り場には独身のときに非常にお世話になりまくった恩人的プレイスで未だに惣菜売り場に行くと頭に血が上って、あれもこれもと買い込みたくなってしまいます。
そんなわけで昨夜も例によって例の如く買い込み過ぎました。おまけにジャスコの惣菜は揚げ物頻度が異様に高いので、油が体に回って(??)すぐにお腹がいっぱいになってしまい、串カツがどうしても食いきれない状況になってしまったのです。

こういう前フリがあっての今日のカツとじ丼なのです。
僕はナンタラとじ丼のできを左右するのは玉子の状態であると思っています。いかにドロドロ状態だけど、生とも違う状態にするかがポイントじゃないかなぁと思うのです。
そういう観点からいくと今日のはまずまずの出来でした。
しかし、前に石川県で食べたカツ丼が”玉子の黄身加熱ガッチリ固め型”であったにも関わらず、物凄くおいしかったので案外玉子の状態は関係ないのかもしれません。
なんにせよ、今日僕がつくったのはけっこうおいしかった、ということだけは確実なのです。

The 1st 記憶

2006-06-23 22:24:27 | ダイビング、水中写真

別にネタに困ってのことではないのですが、今日のネタを書こうとしたら、トラックバック練習板なるところにおもいろいネタを発見してしまいました。

「いちばん昔の記憶はなんですか?」ですって。

僕はカニなんですわ。その昔、僕が2歳とか3歳のときに和歌山県の勝浦に旅行へ行っているのですわ。そのへんの記憶は朧気過ぎて、記憶があるんやらないんやらもよくわからないような状況です。
しかし、その時に捕まえたアカテガニをプラスチックの飼育ケースにいれてマジマジと眺めている映像がけっこうクリアーに残っているのです。どうやらこれが僕の最初の記憶なようです。そんなわけで今現在のようなヘンな生物が好きなオッサンになってしまったのかもしれません。

もしかこの写真の柏島のイソコンペイトウガニが最初の記憶であったりしたらどんな人生になっていたでしょう??(2、3歳児では海中で生物観察なんていうのは、なかなか難しいハナシですが)

前向きにこけるような勢いで

2006-06-23 01:31:01 | 身の回りのこと
サッカーワールドカップ、チェコがイタリアに敗れて決勝トーナメント行きを逃してしまいました。今となってはやっぱしガーナに負けてしまったのがキツかったですわねえ。
試合は攻守の切り替えが早く、流れも途切れずテンポの良い、見ていておもしろい試合でしたが、終始イタリアがコントロールしているような感じですわ。このへんはやっぱり経験の差とでもいうしかないのでしょう。

この後の日本の試合もとにかく点とらないと絶対勝てないわけなのでガンガン攻めまくって欲しいです。
もおクロアチア戦のときからそうやったですけど、この期に及んで引き分けてもしょうがないのですから、相手に2点、3点いれられるリスクを背負ってでも1点とるような攻撃的な姿勢で頑張って良い試合を見せてもらいたいものです。

それでも日本チームは攻めきれないと思います。ブラジルは完全に消化試合扱いなのでダラダラボールを回すような展開で、要所を締めるような感じで前半、後半に1点づつなんとなくポーンと点をとって、2-0でブラジルと予想しますが、まじめに予想するとさっぱり当たらないのでそれはそれで良いのです。

僕は頑張らずにもう寝ます。

蛍の光

2006-06-22 22:32:15 | 身の回りのこと

先日、菖蒲祭りで普段の様子からは考えられないぐらいの人出があった、うちの近所の横山創造の森の菖蒲園へ蛍を見に行きました。
菖蒲園のあたりから多量の湧き水が出ているようでこのあたりには普通にホタルがいるのです。

っで、当たり前のことなのですが、ホタルってば暗くならないと光らないわけですわ。当日僕は菖蒲やらアジサイも写真に撮りたかったので、まだ明るい18:30ぐらいから現地へ出かけました。ところが、ここ最近夏至も近かったこともあって、一年でも最も日の入りが遅い時期なわけなのです。そんなわけで暗くなってホタルが光りだすまでが異様に長く感じました。

また、それに加えてその手持ち無沙汰な期間が徐々に暗闇に近づいてゆくトワイライトな時間帯なわけです。
人っ子一人いない山の中で徐々に暗くなってゆく状況に放リ出されるというのは、けっこう精神的にこたえました。僕はやっぱり、想像力が豊かな人間なようで、暗闇の中に水木しげるさん調のイキモノ(ジブリとかそんなのではないのです)や落ち武者みたいなものを勝手に作り出して、カエルの声が”アイツ何も知らんとこんなとこに来てアホちゃうか”と僕のことを嘲るような風に聞こえたりもしてきて、クビの後ろがゾワーとなって固まってしまうような感じになってしまったのです。
イヤほんとに怖かったですわ、人間やっぱり暗闇に対しては無力なんやなぁ、という認識を強化するにいたりました。

しかし、アホな話なのですが暗くなってホタルの撮影を始めると夢中になって何も気にならなくなってしまったので不思議なものです。そのかわりに蚊に刺されまくってカイカイが今なお現在進行形でタイヘンです。
写真の出来もイマイチイマニイマサンぐらいで、キチンとした画を撮るには妖怪的存在への恐怖心を克服することと虫除けが必要不可欠なようです。

再度コンシボリガイでフィナーレ!!+α

2006-06-21 22:59:42 | ダイビング、水中写真

思い起こせば、高知県は柏島でダイビングをして大量の水中写真ストックをこしらえたのが、5月頭のG.W.のことでした。
blogネタに困っていた僕としては、この水中写真どもで当分懐が暖かくて良いことやわいなぁ、と思っていたのです。当初はせいぜい3週間ぐらいが限度である、という予測で本人でさえまさかここまで引っ張る(多少の無理がありましたが‥)とは思っていませんでした。

さて5月8日から連続更新でお届けしています、柏島ダイビングで撮ってきた水中写真の第45夜目にして最後のトリを飾るのはやはりコンシボリガイなのでした。
さて5月8日のエントリに書いていなかったことを書かないといけません。

このコンシボさんを嫁ハンに見つけてもらったときに”確かに神(嫁)様が僕にくらはった最大のチャンスではあるんやろうけど、なんぼなんでも独り占めしたらバチ当たる”と考えた僕はダイブベルを鳴らしまくって周囲にアピールし(一応)、気づいてくれた人に先に写真撮ってもらいよったのです(この話を”美談”として表現したら、嫁ハンに”後で独り占めしたかっただけやろ”と図星的指摘を受けてしまい、恐怖と見透かされてる感を感じました)。

当然、その間僕はコンシボさんから目を切っていたわけで、いざ”よっしゃ僕の番や”と思ってコンシボさんがおったところに戻ったのですが、見あたれへんのですわ。
これは衝撃的やったですわ。月並みですが、本当に天国から地獄へ突き落とされたような、”そりゃないでぇ感”でした。そりゃ、もう必死に探し直しましたが、焦るとこれがなかなかうまいこといかないんですわねぇ。体感(←あくまで)5分間ぐらい探し回る間、”写真はさっきの人が撮ってはったし、僕も心のCCDに焼き付けたからええんちゃうかなぁ(心のプリンタというかお絵かきセンス的には故障中ですが)”と2へんぐらいチラチラ、と考えてしまいました。
でも、自分自身に”お前はそれでホンマにええのんか??”と問いかけると答えは常に”NO(じゃ、ボケぇ)!!”だったのでこの画を撮ることができたのです。それだけコンシボさんが僕を魅了するグレートな被写体であるわけですが、そのことを差し引いても、自分としては後悔しないためによく頑張って闘ったと思っています(←おおげさじゃなく)。
ちょっと見ると構図が変やったり全身入らんと切れてたりな写真なのですが、僕にとっては自分自身の成長の痕跡ともいえるドラマティックな一枚なのでした。


それにしてもこんだけの写真を撮らしてもらった柏島のイキモノたちとポレポレダイブの皆さんをはじめお世話になった方々にお礼をゆわんといけません。
”どうもありがとうございました。”
まぁ、終わりよければ全てよしということです。


それととんでもないことなのですが、お詫びもゆわんといけません。
これは明日のエントリのネタにしてもええぐらいの話なのですが、

”実は結婚3周年というのは勘違いで、3年目すなはち2周年でした。ウソついてごめんなさいネ、JOG夫婦が全て悪いんじゃなくて、80%は窒素が悪いのです。”

蛇足というか、なんというか、”この夫婦ホンマに大丈夫なんかいな”というか‥‥、僕としては綺麗に落としたかったんですけど‥、まぁそんなこんななのです。

キタマクラでファイナルカウントダウン⑦

2006-06-20 21:15:56 | ダイビング、水中写真

さて、柏島で撮ってきた水中写真、今日はキタマクラの幼魚です。

僕としては本当に写真ストック的にいっぱいいっぱいになってしまったために、実は今日でフィナーレかいな?と考えていたのです。
ところが、フと気づいたのですが、今日ってば第44夜目なのですよ。ゲンをかつぐわけではないですが、44をファイナルにしてしまうというとなんかイヤな感じやないですかぁ(バースの背番号的にはまったくOKなのですが‥‥)??
そんなわけでエッチラオッチラ探してみると、出てきたのがこのキタマクラというわけです。縁起の悪さでは44夜目にこれほどうってつけな魚はほかにないのではないでしょうか??

それこそどこにでもいるような魚ですが、こんな風に綺麗に目が輝く魚はあんまり見当たらないと思います。

フグの中ではクサフグの産卵が非常に有名です(ボチボチ産卵シーズンですねぇ)が、キタマクラの産卵ってどんな感じなのでしょうねえ?

モザイキーでファイナルカウントダウン⑥

2006-06-19 21:50:57 | ダイビング、水中写真

柏島で撮ってきた水中写真、第43夜目は何だかよくわからない稚魚です。
しかし、僕はこの画の主役は魚ではなくて魚以外の背景であると考えています(例によって狙って撮ったわけではないのですが)。青と褐色とその他の色が妙な感じで交じり合って、散りばめられておもしろい雰囲気になってしまっています。
これ実は流れ藻と言うか海底に落っこちていた海藻の中に潜んでいた魚で、交じり合う色のもとは海藻と海水の色なのです。

こういう風な海藻をうまいこと使って海水とうまいこと絡めると、こんなに妙な雰囲気が出るということを教えてくれたこの画像、実は今回撮ってきた柏島水中写真の中でも3本の指に入ってきそうだな、と僕は感じています。

綺麗なイソハゼでファイナルカウントダウン‥いくつでしたっけ?

2006-06-18 21:25:32 | ダイビング、水中写真

柏島で撮ってきた水中写真、第42夜目の今夜は綺麗な風景を背後に佇む、小粋なイソハゼです。そしてファイナルカウントダウン的には⑤回目ぐらいなのです。

自分で言うたらあかんと思いつつ、この画は良くできているなぁとつくづく感じるこんでしまうのです。イヤほんとなんだかんだ言って僕のダイビングキャリアも300タンクに近づきつつあるのですが、こんな感じの画って今までにないんですわねえ。

ところが、実際に撮影した時の状況は、別に気合もクソも入っていなくて、なんとか岩の陰に隠れたコガネキュウセンを水中念力や水中テレパシーで引っ張り出そうと努力していた時に、フとわれに返って冷静になったときに、タンブヤ・ウェルコニスという変なウミウシを見つけて撮影した後に、頭のワキにあったロープにひっついているのを見つけたといった感じなのです。
さっと見た感じ、背景にトサカかなんかを入れ込めるようなので”ナイス背景”ぐらいにしか感じないで、3回パシャパシャパシャとやったらコガネキュセンが出てきたので、再度そっちに集中という流れでした。
僕は一眼レフデジタルを水中に持ち込みながらも、よっぽどヒマとか気になるモンでも撮らない限り、水中で詳細な画のチェックはしないので、その日のダイビング予定を終了してじっくり確認してニヤーっというような感じだったのです。

そんなこんななので自分で撮ったというよりもナニモノか(イソハゼさん?)に撮らせてもらった、というような感覚なのです。

サッカーに毒霧!!

2006-06-17 22:20:13 | 身の回りのこと
本日2へん目のエントリをしてみます。

サッカーワールドカップの予選の中継をけっこうBS1で見まくってフラフラになっています!!やはりワールドカップともなると強豪チームが持ち味を発揮して本気で戦うわけですから、洗練されたハイレベルな試合が多くて、あっという間に2、3時間たってしまいます。
今回のWカップではあのオランダのファン・バステンやドイツのクリンスマンといった、僕が高校でサッカーをしていたころのスーパープレイヤー達がナショナルチームの監督をしている事実があるわけで、そりゃあ僕も年取るわいなぁ、といったところです。
今日はまた、イタリアやチェコの試合があるので更にフラフラ指数があがりそうです。

そんな感じで明日の日本とクロアチアの試合を予想してみます。大方の予想通り、僕もクロアチアが2-0ぐらいで勝つんやないかと思います。
前半はなんだかんだいって、両チームとも守りを固めて無理せずカウンターを狙いあう展開になって、後半セットプレーからクロアチアが1点とって、試合が動くみたいな展開になるんやないでしょうか。
クロアチアはブラジル戦を終えての試合で、多分ブラジルに負けることも最初から予想していたと思うのです。かたや日本は決勝トーナメントに出るには絶対に落としてはいけない試合で負けての2戦目なわけで、だいぶ精神状態が違うと思うのです。
非国民的な予想ですが、気持ち的には予想は外れて良い試合をしてできたら勝って欲しいと思います。大黒にはブラジル戦で活躍してもらいましょう。

ところでサッカー日本代表チームをして”サムライブルー”なんて表現がいつの間にやらまかり通っているようなんですけど、よく考えると何で青なんでしょう(その点韓国の赤はキムチの赤でわかり易いです、日本は日の丸なので赤の水玉にせなあきません、もしくはニンジャブラックで審判に変装ですわ)、しかも何処の世界に髪の毛を染めたサムライがおるのでしょう(我々が韓国のイ・チョンスを見て感じる違和感を思い出してください)??
オーストラリア戦を負けて頭を坊主にしていたディフェンダーの選手がいましたが、僧侶じゃなくて侍ならチョンマゲではないのか?と思いました(まぁ、彼らが”ワシらのことサムライってゆってなぁ”とか言ってるわけではないのですけど)。

だいたい、日本はニッポンなのかニホンなのかよくわかりません(僕はあのニッポンコールがとても嫌いなのです、耳ふさぎたくなります、なんか他にないのかな?といつも思います)。
ニホンカモシカはおってもニッポンカモシカはおれへんですし、ニホンギンコウはあってもニッポンギンコウはないです、ニホンジンかニッポンジンなんか国民が良くわかっとれへん国というのも変な話ですわ。

あと、明らかに学校休ませてドイツに子供を連れて行こうとしてるバカ親みたいなんも空港からのテレビ中継で”頑張れニッポン”とかゆってるんですわ。めっちゃダサいですわ。サッカーの前にお前の子供を学校に行かせて勉強頑張らせろ、と思います。
確かにサッカーおもろいですし、子供に日本とは違う世界を見せるというのもええことかもわかりません、ただオッサンその前にJリーグ全試合会場まで見にいってやれよ、と思います(そういうカリスマサポータのオッサンが身内にいたりします)。

フリソデエビでファイナルカウントダウン⑤

2006-06-17 21:28:34 | ダイビング、水中写真

柏島で撮ってきた写真、第41夜目の今夜はフリソデエビです。ところが、わけあってフリソデがありません。ない袖は触れぬ、なんてゆう言葉が頭の片隅を過ってしまうフリソデエビなのです。 

ダイビングを始めた頃から、綺麗なエビだなぁ、と憧れを抱いていた生物なのですが、僕は妙にフリソデエビと縁がありません。
先ず、今までに2回しか遭遇したことがありません(因みに2へんとも柏島なのです)。串本あたりまで行くと見ることができるのでしょうし、また三重県の南勢でも数度出現記録があるのですが、僕が行くといなくなってしまいます。

また、せっかく遭遇した2へんともさっぱりな写真ばかりで、”これやっ”というものをなかなか撮ることができません。

まったく、”袖触れ合うも他生の縁” ということでいつかビシっとしたフリソデエビの写真をとってみたいものです(恥ずかしいのですが、他生って僕はずっと多少だと思ってイマシタ)。