toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

フンガー

2006-12-31 21:04:39 | 身の回りのこと
というわけで、例によって例のごとく酔っ払っての年越しなのです。

なんだかんだいって、ごらん頂いて下さる皆様、今年も大変お世話になりました。どうもありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎え下さいネ。

アッチ鯒デッチ

2006-12-30 12:50:01 | ダイビング、水中写真

トビヌメリでしょうか?なんたらヌメリのような魚は詳しくない(かといって他の魚に特別詳しいわけでもないので恐縮なのですが‥)ので伝統的な通称”テンコチ”をまたまた活用してみましょう。

この間12月14日に志摩市は越賀のアヅリ浜でダイビングをした時に撮ってきた水中写真なわけなのですが、やたらめったら元気なテンコチ達がたくさん目に付きました。
体色を砂に似せて砂に潜ったりしているような魚はカレイやらヒラメやらなんやらいっぱいいます。テンコチもそんな魚なのですが、僕には”彼らの自身に対する擬態の自信度に個体差があるんやないか”と思えてしまうフシがあるのです。
っというのも個体によって、かなりの至近距離までカメラが入ったハウジングのポートを近づけても
”ワシの擬態は完璧やさかいに絶対に見つかっとれへん!!あのカメラのオッチャンはワシとはちゃうもんに夢中になっとるだけや!!”
と考えとるとしか思えないような態度のものがいたり、逆に
ちょっとカメラを向けただけで落ち着きを失くして”ひゃ~~っ”といった感じで逃走を始めるものも居たりで、テンコチいろいろなんですわ。

しかし、いつもながら冷静に考えると個体の大きさすなはち年齢、擬態経験の長短、僕には同じテンコチにしか見えないですが複数以上の種類が入り混じっていて状況での種類間の違いだったり、いろんな可能性が考えられるのでした。

食パンのようなイトマキヒトデ

2006-12-29 21:30:24 | ダイビング、水中写真

志摩市は超賀、あづり浜で撮ってきた水中写真なんですがイトマキヒトデです。イヤ、ほんとそこらへんによく横たわっているヒトデなんですわ。

ところでヒトデのような棘皮動物の大きな特徴の一つとして”五放射相称”ということがあるそうですわ。ヒトデやらウニやらナマコなんかは五角形が基本になっているらしいんです。うまいこと両断したら断面図が五角形になっているんですわね。
”えぇ~、ウソぉ!!”やなんておっしゃる方は図書館やらで棘皮動物の本を読んでみてください。

さてこの写真のイトマキヒトデ、めっちゃ真四角やないですか!!もぉ海の中で見つけたとき、めっちゃ違和感ありまくりで食パンやらハンペンやがな!!と思ってしまいました。こんなん見たことありますぅ?!
この心の動揺を皆様にお伝えすべく、そしてblogネタとして最適やがな的に迷わずシャッターを切りまくりました。ただ、換算焦点距離150mm相当までのびてしまったレンズでは海底のイトマキヒトデを直立した状態でハウジングを保持した形で撮影することになってしまったのでちょっと難儀してしまいました。

でもホンマ四角でしょ?!

A Saturated Blue

2006-12-27 22:51:58 | ダイビング、水中写真

志摩市は越賀のあづり浜でダイビングをしていて、ビックリしてしまうようなことに気づきました。なんと、ソラスズメダイのまともな水中写真を僕はこれまで一枚も撮ったことがないのです。
なぜでしょう?!やはり例によって例の如く、”どこにでもおる””いつでも撮れる”というのが大きいですわねえ。

そんなわけで子供の魚ダイスキなウオロリコンの名に恥じないようなソラスズメダイを撮ってみようと頑張ってみました。そして頑張った割にはなのがこの写真です。
なんでしょうねぇ?!なんだかんだいって心のどこかでソラスズメダイを侮っているとしか思えないような出来です?!
しかも塗りつぶしてしまったかのような青です、これはデジタルな画像の8bitの256階調とかそんなんの制限のせいに相違ありません。
だからといってフィルムカメラに持ちかえて撮り直しにのぞむほどソラスズメダイに入れ込むことはない、と思う僕なのでした(←やはり侮っとるです)。

天はアメフラシの上にアメフラシをのっけて何をするんでしょう??

2006-12-26 21:44:26 | ダイビング、水中写真

アヅリ浜でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はナゾのアメフラシです。小さな小さなアメフラシでナニアメフラシかよくわかりません(大概のアメフラシは僕にはクロヘリアメフラシに見えてしまいます)。

フとみるとそんな小さなアメフラシが”あっ、あなたたち人目もあるのに真昼間からなにやってるんですか!!”というような状態になっていたわけですわ。ホントにハシタナイ!!

しかし、実際問題アメフラシは雌雄同体のイキモノであって両方とうの配偶子をもってるわけらしいですわ。そんなわけで春先によくみるのですが、♂♀両方の交接器を連結して細長い平行四辺形みたいな感じで5つも6つもつながっているのが彼らの交尾の作法なのでしょう。

そうするとこの写真の2匹はたまたまのっかったのか、イチャイチャしていただけなのかよくわかりませんが、見せつけてくれますわぁ(性的に成熟しているのかどうかもモヒトツよくわかりませんし‥)。

神は天にあり、世はすべてこともなし

2006-12-25 21:20:24 | ダイビング、水中写真

アヅリ浜でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はクツワハゼなのでしょうか?!

クツワハゼといえば、ダイビングフォトグラフィーNo.18に鹿児島県の錦江湾で出羽慎一さんが撮影されたクツワハゼ闘争の瞬間を捉えた素晴しい写真が掲載されています。
アヅリ浜で3匹のクツワハゼを見た時に、僕の頭の中にはこの写真がピピーンと浮かんで、ひょっとしたら僕にも生きた写真が撮れるチャンスがあるかも!!などと考えてしまいました。
僕の脳みそフィルターをかけてこの写真を見ると”奥のほうにいる♀ハゼをかけて、手前の2匹の♂がアントニオスタイルで「ナンダコノヤロー」的に火花を散らす一触即発ムード”に見えてしまうからです。
ところが僕がカメラを構えてスタンバイOKな状態でじーっと待ちを決めこんでもまったく何も起こらないのです。本当に”あのカメラのオッチャンが見とる間は紳士協定でぜったい動けへんでえ”と申し合わせているんやないか?!と思いたくなるぐらいまったく何もおこらないのでした。
まぁ、人間の水中滞在可能時間なんて地球上のウルトラマンに毛の生えた程度のものですから、魚たちの生活を全てデバガメしようやなんて無理ありすぎですわねえ。日頃の行いの加減かもわかりませんし。

っというのは全てただの僕の思い込みで、ただ単にクツワハゼ仲良し3人組がそれこそ”神は天にあり、世はすべてこともなし”とばかりに佇んでいただけなのかもわかりません‥‥、という考えもありですわ。

2nd インパクト

2006-12-24 21:48:02 | 身の回りのこと

今日はクリスマスイヴです。
前々から嫁ハンにクリスマスプレゼントに志摩スペイン村へ連れて行け、と言われていた僕は約束を果たすべくスペイン村へテッテコ出かけました。
普段は比較的ノンビリムードなのですが、さすがに日曜日でクリスマスが絡むとなるとそこそこの人手となっていて驚いてしまいました。

そして夏以来、2へんめとなるピレネーという足ブラブラ系ジェットコースターに乗ってみました。2へんめともなるとどんなものかわかっていることも手伝ってそんなゆうほどこわくないなぁ、と感じました。ところが肉体的にこわい、というかエライ状態になってしまいました。
なんか乗り物酔いのような感じでフラフラフラフラして疲れてしまったんですわ。別に怖いわけじゃないんですけど、疲れてしんどいからもぉよお乗らん、というような心境になってしまったのでした。

ピレネー、ひとつのオッサン度判定基準として使えるかもわかりませんね。

ハゼ界のサンタクロース?!

2006-12-23 18:27:22 | ダイビング、水中写真

いやぁ、めっちゃ地味な写真ですわ。しかし、こんなに真面目にサビハゼの写真を撮ろうとしたことは未だかつてありませんでした。地味だけど立派なサビハゼです。春ごろ小さいのんがチョロチョロチョロチョロしていたのが、”お前らよくぞここまで立派になって”という風にちょっと感無量なのです。

このサビハゼを見ていると泥をガバーっと口に含んで鰓からブハーっと出す摂餌行動をしていました。この鰓からブハーっと泥を吐き出した瞬間を捉えることができればおもしろいかもしれない、ウッシッシ、という考えが浮かんでカメラを構えてみました。ところが例によって例の如くカメラを構えると頑なまでにジーっとして動かなくなってしまうんですわねぇ。
いくらSCUBAを装備していても人間の水中滞在可能時間には限界があります。状況から判断して”サビハゼ砂ブハァー”を待つだけの余裕が僕には残されていなかったのでした。

ところで表題の”ハゼ界のサンタクロース?!”ですが、ここまで立派なヒゲを生やしたハゼを僕は他には知りません。今のこの時期、サビハゼをサンタクロースに例えずして他に何をどないしましょぉ?!
っとわけのわからない持論を振りかざしまくりなプレクリスマスなのでした。

ほんまにわからん!!!

2006-12-22 21:57:24 | 身の回りのこと
JOG家では去年の年末からHDレコーダを導入しました。それから約一年、今年も年末年始のテレビ番組いろいろ見たいから録画時期がやってきました。24日23時25分からのNHKサラリーマンNEOと1月1日の相棒の元旦スペシャルは今から臨戦態勢なくらいです。

ウチのレコーダはたしかSPモードで160時間ぐらい録画できるようなHD容量ではなかったかと思うのですが、この間確認してみたところナント空き容量が7時間ぐらいになってしまっていました。逆上した嫁ハンにもの凄い剣幕で”レコーダー内の番組を消せっ!!”と要求されてしまいました。
でも続きモンの気に入ってる番組なんてなかなか消されへんやないですかぁ?!そんなわけで急遽、録画データをDVDに移すことになって着々と進行中です。

その作業を進めていて思ったのですが、画質がそんなに高くもないSPモードとEPモードの違いが僕にはわからないのです。しかもDVDに更に低画質で書き込んだものに関してもちょっと怪しいのです。
実際問題、映像を出しているテレビのモニターがボロいのでよけいわからないのかもしれませんが、写真を撮ったり写真が好きな人間が映像の劣化なんかがよくわからんというのはチョトまずいかもわかりません(でもおもしろいものとそうでないものの区別はつけられるつもりです)。


ダイビングフォトグラフィー、待ち申し上げておりマシタ

2006-12-21 19:38:59 | ダイビング、水中写真
休刊となって久しい、あのスンバラシイ水中写真雑誌ダイビングフォトグラフィーがこのたび復活を果たした、というビッグニュースが飛び込んできました!!僕にとっては今年一番の、オー、グッドニュース!!と言って差し支えないぐらいなのです!!

あぁあ、嬉しいなぁホント。僕待ちすぎて忘れてしまっていたほど待っとったんですもん。
ここ最近ダイビングの雑誌は立ち読みすらせえへんようになってしまってましたから、そら気づけへんですわねぇ。なんでももう発売されているそうなので、可及的速やかに入手すべく GO AHEAD!!なのです!!

ニシキツバメガイの秘密?!

2006-12-20 20:36:35 | ダイビング、水中写真

この写真は先日、志摩市は越賀のアヅリ浜(厳密にはあづり浜の西側の参宮浦ビーチですが‥)でダイビングをして撮ってきたニシキツバメガイ(頭楯目に属するウミウシです)の水中写真です。なかなかすさまじい色具合で、なぜか知りませんが羨ましい気がしてきます。
ツバメガイの名前の所以たる、と僕が勝手に思い込んでいる燕尾っぽい尾部が見事に左側に切れているモヒトツっぽい写真なのですが、この写真でえらいことに気づきました!!
なんと彼らの頭部にはウミケムシの毛のような剛毛がめっちゃ密生していたのです。多分感覚器なのでしょう、時々頭をウネウネさしながら”アッ、イテテ”みたいな感じでビクンっと体を縮こませたりしている様子が見てとれました。ニシキツバメガイの秘密をひとつ暴いてやった気持ちです。

ぼらまちやぐらつづき

2006-12-19 20:49:30 | weblog
結局日暮れサスペンディドで撤収を余儀なくされました。

ホテルに帰ってフロントのおねぇさんに話を聞いてみて納得しました。

この穴水のやぐらは近所にある観光用のぼらまちやぐらと違って漁師さんがホントに漁をするリアルタイプだそうです。

そんなわけで現在稼働していないそうなのです、シーズンオフかなんかでしょうか?


そう考えると名前僕がぼらまちやぐら標識近辺の岸辺でみた木材やら竹がやぐらの構成パーツなのかなぁ、という気がしてきます。

リアルぼらまちやぐら

2006-12-19 20:39:17 | weblog
石川県の七尾に仕事で来ています。
2004年の能登出張の時にも書いたのですが、この地域にはぼらまちやぐらを用いた漁法があります。
今日宿泊している宿の周辺図を見ているとどうも近所にぼらまちやぐらがあるようなのです。

僕は実物を拝めるうえに夕日を絡めて写真が撮れると喜びいさんで潮騒の道と名打った遊歩道をダッシュしてしまいました。
途中ぼらまちやぐらの標識も発見して僕ってついてるなぁなんて思いました。

ところが標識の周辺の漁港で僕はぼらまちやぐらを発見できませんでした。つづく

クチバシカジカで邪推

2006-12-18 21:01:21 | ダイビング、水中写真

3年ほど前(!!)に宮城県は女川で撮ってきたクチンバシカジカの水中写真です。現在は隣町の志津川町をベースに潜っていらっしゃるグラントスカルピンの佐藤ナガアキさんにいろいろんなイキモノを撮らせていただいて楽しかったですわぁ。ぜひともまた行かねば、と思いつつ3年間が経過してしまいました。

さて僕のHP撮魂のアクセスアナライザの解析結果を見ていますと、ここ最近の検索キーワードでダントツなのがこの”クチバシカジカ”なのです。いつもはひねもすのたりのたり的なアクセス状況なのがもぉお、クチバシカジカクチバシカジカクチバシカジカ、といったような感じです。

テレビかなんかで放送されたのではないか、と邪推していましたがちょっと今日ピピーンとキてしまいました。
クチバシさんってめっちゃイノシシっぽいやないですかぁ(ソンナコトアリマセンカ???)??きっと来年の干支絡みでどっかで紹介されたんですわ。
ちゃいますかねぇ?!どなたかそんなんご存知の方がいらしたら教えてやってくださいね。