toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

風薫る季節!!

2007-04-30 21:24:11 | 身の回りのこと
”風薫る5月”やなんて表現がありますわねえ。現時点ではギリギリ3時間ぐらい5月に手が届いていないのですが、最近正しくその言葉がピッタシやんなぁ、という気がします。
っというのも例年、このぐらいの季節になると僕は2月頃から苦しめられていた花粉症の症状からよおやっと解放されるからです。

今日は車に乗って走っているとイチゴの匂い、ツツジの匂い、ウナギを焼く匂い、堆肥の匂い、ウチの柴犬のJOG太郎の匂い、等々色んな匂い(薫りではないのですが‥)が風にのっているように思えました。
マスクも覚悟も違和感もなく車の窓や屋根を開けっ放しにしたり、とっぱらかったりして運転できるということはなんとシアワセなことなのであろうか、などと本気でシミジミしてしまいますが、やはり例年のように喉元過ぎれば熱さ忘れる的に来年の花粉症シーズン前ぐらいにはコロっと忘れてしまうのでしょう‥。

THIS IS ”ウン○”??

2007-04-29 21:32:42 | 身の回りのこと

ウン○はウン○でもこれはウンカやないかと思います。おそらくウンカの幼虫ではないかと思うのです。ブタクサかなにかの茎に集るように多数が取り付いて、汁をチューチュー吸っているように見えました。

写真を撮るためにファインダ越しにじーっと見ているとお尻からブシブシ排泄物を飛ばしている様子が見て取れました。なんとか排泄の瞬間にタイミングを合わすべくいろいろ時間をかけたり、ジタバタやってみたりしたのですが、サッパリ駄目でした。

NATIONAL GEOGRAPHICにウンカの一種の 素晴しい写真が載っています。完璧に排泄の瞬間(だと思うのです、写真の状態が瞬間以上の期間続くとは考えにくいからです)を捉えた写真で、お尻から”ろう”でできた糸状の物質をバっと分泌した(と説明があります)、なんともいえない様子なのです。
本当に凄いと思います。

オトヒメエビへの道

2007-04-26 23:23:17 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はオトヒメエビです。ハイ、オトヒメエビいいですねぇ、キレイです。

しかしムツカしいぃです。この写真しまりも決めてもなんもないですが、ホントこう撮るしかなかったのです。何ゆえか?!それは彼らの生活環境です。
たいがい岩の裂け目とかオーヴァーハング気味な地形の裏側とかカメラの取り回しがとにかく厳しいようなところで生活しているのです。そしてライトを焚くと当然ながら”ヒエー”っといった感じで奥へ奥へ逃げ込んでゆくというわけです。
この手の生物は夜行性だろうと思いますので夜潜りしたらちょっとはマトモな写真が撮れるかもしれません。

夏が終わる?!

2007-04-25 20:25:22 | weblog
昨夜、会社の帰りにセミを捕獲しました。光に誘引されたのでしょう、電灯の下 の壁にひっついているのを容易くキャッチです。

今の季節にセミというとハルセミしかありません。僕はハルセミをマジマジと見たことがないので、これ幸いとよーく観てみました。
ところがそのセミは見慣れないセミではなくて、どう見ても僕がよく知っているツクツクボウシにしか見えないのです。その上腹部裏面や末端の形態からオス個体なのですが鳴き声ひとつあげよらんのです。
挙句の果てに時事ネタと絡めたハルツクツク的写真を撮るべく家に連れて帰ったところリビングを飛び回って突如忽然と姿をくらましてしまったのです。

こうして数々の疑問を内包した物証そのもんがどっか異次元空間に行ってしまったので謎は解けないのでした(ホントは次の掃除で解明されそうですが)。

なんじゃらコケギンポ

2007-04-24 22:02:02 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はコケギンポの仲間です。
コケギンポというと頭の中にアライソコケギンポやらトウシマコケギンポとかハダカコケギンポなんかが浮かびます。その中でもアライソさんとトウシマさんについてなのですが、僕は頭の皮弁が立派なのがアライソで貧相なほうがトウシマとか考えてしまっています(背びれの模様とかそんなのもありそうですが‥)。
ところがそんなアバウトな区別では皮弁が標準よりも貧相なアライソさんや立派なトウシマさんの立場が微妙になってしまいます。これではイカンと図鑑をパラパラやってみるとアライソコケギンポなんて記載されていなくて、その上僕が思うにアライソさんに見える魚に”コケギンポ”とキャプションがついていたりで困ってしまいました。その上シミズイソコケギンポもいたりでアタフタでアヤフヤな状況です。

とか書きながらじっくり図鑑を読み込むとひとつわかったことがあります。頭の頭頂部に皮弁が生えているのんがトウシマさんやそうです(コケギンポの頭頂部ってビミョーかもしれないとも思わんでもないですが‥)。モヒカン系ギンポなわけですね。
同時に謎がもひとつ生じました。トウシマコケギンポの模式産地が豊島であると記載があるのですが、それではトヨシマコケギンポやないかという謎です!!
ところがこの謎もweb検索していたら豊島は間違いで塔島が正解や、と書いてはる方がおられました。

今日は一人で勝手に不思議に思って一人で勝手に解決している(??)JOGさんなのでした。

益虫 VS 害虫

2007-04-23 21:47:57 | 身の回りのこと

先日ウチの愛犬、柴犬のJOG太郎とブラブラ散歩しているとカラスノエンドウにアブラムシがびっちりひっついているのに気づきました。そして更に良く見ているとポツポツとテントウムシの幼虫がアブラムシの群れのところについていて、アブラムシをパクついていることがわかりました。
テントウムシの成虫は太陽の虫です。色も柄もとてもかわいらしい幸運の虫ですわ。そのテントウムシ(→良く知られているナナホシテントウです)の主食はこれがアブラムシなのです。アブラムシといえば野菜やらなんやらの汁を吸ってしまう胸クソ悪い害虫野郎です。かくして害虫を食い散らかして殲滅するテントウムシすなはち役に立つ益虫という図式が成立するわけです。

ところがまたこのテントウムシの幼虫がえらいキショク悪いんですわ。なんか毛虫みたいやないですか?!顔こそよく見るとけっこうツブラな瞳で無理をするとかわいくなくもないように見えるかもしれません。
しかしながらこのナリはちょっと益虫かどうかというと首を傾げたくなるような姿です。アブラムシの気持ちになれば間違いなく恐怖の化身のバケモンやと思います。

しかし僕は別にアブラムシを好きでもありません。ただなんというかそこいらへんの足元の草むらに食うか食われるか(というかアブラムシは食われっぱなしですが‥)の世界が広がっているというのは凄いなぁ、と思います。

ためしてみてガッテン

2007-04-22 20:11:37 | JOG家の晩メシ
先日、NHKの「ためしてガッテン」を何気なく見ていたら、おいしいタコ焼きのつくり方みたいな内容の放送をしていました。ガッテンはそこらへんの発掘なんやら辞典のような番組と違って科学的にしっかりした考証がなされており、荒唐無稽な内容(例えばマイナスイオンという言葉を使うとかです)が見られない点のみならず、解説に用いる小道具の製作技術がやたらとハイレベルある点からけっこう見てしまう番組です。

っで、神戸という関西圏で生まれ育った僕としては自分の中で”おいしいタコ焼きとはこいいうものである”という定義づけがなされており、自分なりにそういうものをうまいこと焼ける自負を持っていたつもりでした。
それでもガッテンでいっていたポイントを抑えて焼いたタコ焼きはやっぱし余計においしかったのです。ちょっと得した気分です。

ヴィッセル神戸 VS 名古屋グランパス

2007-04-21 23:12:50 | 身の回りのこと

数年ぶりにサッカーの試合を見に行ってきました(2002年のWカップ以来だったりします)。
っというのも度を越したヴィッセル神戸サポータである僕の叔父にお正月に会った時に試合に連れていってもらう約束をしていたからです。
叔父のコーディネイトで僕は俄か朴康造選手ファンに嫁ハンは俄か荻晃太選手ファンに仕立て上げられ、急造ヴィッセル神戸サポーターとしてアウェイの名古屋は瑞穂陸上競技場に駆けつけたのでした。

結果から報告すると、神戸は2-0で名古屋に負けてしまいました。前半終了間際の魔の5分間に立て続けに得点されてしまったのです(特に2点目が痛かったです)。
負けてしまったのは残念んでしたが、久し振りに見るナイター照明に映えるピッチの緑や、全力疾走する選手のスピード感、初めて座ったゴール裏の熱のこもりまくりな応援(そして報道カメラマンのごっつい望遠レンズ)、度を越したサポーターである叔父のヒトクセフタクセ以上あるお友達とのお話等けっこう楽しんでしまいました。

俄かなりに応援しています!!頑張れヴィッセル神戸!!

ギャンブラー嫁ハン

2007-04-20 23:26:52 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日もダイダイウミウシです。

実は昨日の”ダイダイなんかオレンジなんやかわからんくなる”という話を見たウチの嫁ハンがけたたましい哄笑とともに「ダイダイウミウシやなくてオレンジウミウシやがな」とか自信たっぷりにゆうてけつかりよったんですわ。
あまりの自信満々さ加減でついには”1万円かける”とまで言い出す始末なのです。結果はいわずもがな的なことなのですが、なんにせよ助かります。
ひょっとするとお金に困っている僕に対して気を回してから、手の込んだ方法で臨時小遣いをくれているのかもしれません。なんにせよこんな嫁ハンがダイスキです。

ところでウチの嫁ハンは400回以上の潜水キャリアを積んでいます。そして9割以上が尾鷲海域におけるダイビングだそうです。そんな嫁ハンなのですが、ダイダイウミウシを見たのは初めてだそうです。本当に所変われば的なことなのですが、この日の南勢こと南伊勢町ではあっちゃにもこっちゃにもホイホイいるような気がしました。
それにしても今まで見たこともない生物の名前に関して1万円もかけるやなんてホンマもんのギャンブラーですわ。

つるワキ美人♪

2007-04-19 21:57:00 | weblog
僕はgoo RSS リーダを使ってblogと付き合っています。
豪快に首を傾げてしまいたくなるアホアホ動作もしばしば見受けられるのですが、そのアホ動作を概ねチャラにする機能性があるので、愛用しているのです。

いわゆるフリーウェアなこのRSS リーダですが、画面の片隅に広告が表示されます。
その広告でさっきのエントリをアップロードしたときに出てきたのんにゲンナリしてしまいました。
化粧品メーカーの広告で”つるワキ美人♪”とか出してきよるんですわ‥、


美人という言葉の守備範囲を超えとるような気がします、どうでも良いですがゲンナリですわ。

オレんち、代々ウミウシってるッす

2007-04-19 21:45:47 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はダイダイウミウシでしょうか。
昨日の話に続き、またまたなのですが僕は時々ダイダイウミウシなのかオレンジウミウシなのかわけがわからなくなってしまうことがあります。だいたいからしてウミウシの俗称みたいなのが適当につけ過ぎなのが多いのがいかんのやないか?!と思っています。
また、そもそも”だいだい”、”オレンジ”という言葉も特殊すぎるんですわ。
だって両方とぉミカンの「色」をさしとる言葉で日本語か英語かの違いというわけやないですかぁ?!ほんでそのうえ両方とが色のみならず「みかん」までも指している(注連縄にひっついてるのって”だいだい(家系が代々続くみたいな願いを表すそうです)”っていいますもんねぇ)ところがややこしいんですわ。
ウミウシ的に言語を越えた果物と色の関連の普遍性に振り回されっぱなしです。

ジボガウミウシですわねぇ?!

2007-04-18 20:54:37 | ダイビング、水中写真

南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はジボガウミウシです。ここだけの話なのですが僕はジボガウミウシなのかジガボウミウシなのかもうひとつ確信をもって言い切れないないのです。
思うに”ジボガ”なんていう言葉はジボガウミウシ以外の言葉で使用されることなんてはたしてあるのでしょうか?!況や更にアヤフヤ指数の高い”ジガボ”という言葉においてをや、ですわ。

名前はなかなかクリアーに覚えることができないジボガウミウシさんなのですが、一目見ただけで深く印象付けられる美しさのイキモノだと思います。これまでに今回潜ってきたソフトコーラルガーデンというところで数回目にしているのですが、何故か写真に撮るということをしていませんでした。まぁ、今回も今回でジガボさんが頭をホヤだかなんだかの下にズコーンと突っ込んで微動だにしなかったので、困ってしまって鰓をクローズアップしたよくわからない写真であるわけなのですが‥。
まぁ、ありがちな誤魔化しかたですがお花ハンチックで決して悪くはないのだと納得せざるを得ないわけです。

透視度が良い時なんかに水の色を絡めたらきれいだろうなぁ、と思っています。

テンロクケボリガイの眼

2007-04-17 21:58:42 | ダイビング、水中写真

先日、南勢こと南伊勢町でダイビングをして撮ってきた水中写真です。
タカラガイの仲間、テンロクケボリガイです。前にもどこかで書いたような気がしますが貝殻に点が6つあるのでこんな名前だそうです。

この日潜っていてテンロクさんのおかしな様子が目に付きました。先ず、サガミミノウミウシらしい大き目のウミウシのペアが小さめのトゲトサカについていました。なぜかそのトゲトサカは元気がなくしぼんだような状態となっていました(ことによるとウミウシの影響かも、なんて考えてしまいます)。
このトサカは大型のカイメンに囲まれる形で孤立してポツンと生えていたのですが何故か、このしぼんだトサカの周囲30cmぐらいの範囲にテンロックさんが5個体も這っていたのです。トサカにのらず、地べたを這うテンロクさんですら今まで見たことなかったのに、この密集具合はなんなのだろう?!と気になってしまいました。
交接かなんかだったのでしょうか?!それともサガミミノにトサカを追い出されたのでしょうか(こう考えると実はこの5個体という数も1本のトゲトサカにつく標準的な数で僕がいつも気づいてないだけだったりするのかもしれません?!)?!
まったくもって謎なのです。

ところで水中でカメラを構える人間としては、いつもはゴチャゴチャしたトサカの中にいるテンロクさんが自由度の高い比較的オープンなところで撮影できるわけですから、ニンマリしてしまうわけです。
僕の頭の中に浮かんだのはPOLE POLE DIVEの24さんが撮られたシロオビコダマウサギガイこっちもエゲツないですわ)の写真です。
こういうのを見してもらって、体の構造を把握しておけば見えなかったものが見えてくるんだなぁ、とよくわかりました(おかげサマでだいたいこの辺にピントがあえば眼点にピントがいくやろうというノリの撮り方で眼にピンをもっていくことができたのです)。