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凶器に変わる瞬間/<急降下アトラクション>13歳少女が両足切断 米遊園地で

2007-06-26 23:50:34 | ニュース
遊園地のアトラクションは何もなくなってしまうんだろうか?










<急降下アトラクション>13歳少女が両足切断 米遊園地で(抜粋)
6月24日 毎日新聞

米南部ケンタッキー州ルイビルの遊園地

「シックス・フラッグス・ケンタッキー・キングダム」で21日

「地上約54メートルから垂直に急降下するアトラクションに乗っていた13歳の少女の両足が切断」される事故があり

米国やカナダなど少なくとも8カ所の遊園地で

同種のアトラクションが点検のために停止された。

AP通信が伝えた。


<地元メディア>
アトラクションは、椅子に座った乗客をシートベルトで固定し、最高時速約90キロで急降下する


<同州当局の調査>
①アトラクションのケーブルの1本が切れて
②少女の両足を直撃したとみられるが、詳しい状況は分かっていない

③アトラクションはスイスのインタミン社製で
④過去4年間、州当局の検査を受けていた


<遊園地関係者>
「これまで何百万人も乗っているが、一度も事故はなかった」


米ケンタッキー州の遊園地で起きた急降下するアトラクションの事故を受け

24日

同じ種類の遊具を導入している国内の遊園地は対応に追われた。


<横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区)>
①製造会社の日本代理店から事故の連絡があり
②開園前の通常点検に加え
③類似機種「ブルーフォール」のケーブル部分を重点的にチェック
④このため、同機の運転開始が約1時間遅れた


<東京ドームシティ>
①「タワーハッカー」は、ブレーキの不具合による整備・点検のため2週間ほど前から運休中
②運転再開の見通しは立っていない
③25日に日本代理店の技術担当者がブレーキの点検に訪れる予定になっており
④ケーブルについても安全確認を促す


<東武動物公園(事故機と同型機のアトラクション「G―max」がある)
①24日朝に報道で事故を知り
②午前9時半の開業前に緊急点検した
③異状は見当たらず、通常通り営業運転を開始
④その後、昼になって、代理店側から電話で事故の概要を知らせる連絡が入った











最近の遊園地のアトラクション事故は

「大事故」

になりますねえ。



たぶん

自分も

「東京ドーム」のは乗ったことがあります。



結構、怖いですが

「こういうことになるかもしれない」

なんてことは

当たり前ですが

全然、考えないですよね。



最近、話題になっている

エレベーターの吊り下げワイヤーの破断にしても

「あんな太いワイヤーが?」

と思います。











エキスポランド事故、ペアで運行の「雷神号」車軸にも亀裂(抜粋)
6月24日 読売新聞

「エキスポランド」のジェットコースター

「風神雷神2」の脱線事故で

「事故車の風神号とペアで交互に運行していた雷神号の車軸にも深刻な亀裂が生じていた」ことが

府警吹田署の捜査本部の調べでわかった。

亀裂は視認できるほどで

「雷神号も車軸破断による重大事故を起こしかねない状況だった」

とみられる。

府警は

「ずさんな検査が2台のコースターの異常を見逃した」とみて

園の検査担当者らから事情を聞いている。


<調査結果>
①亀裂が見つかったのは、雷神号(6両編成)に計14本ある車軸(長さ37センチ)の左側の1本
②事故後、府警が車体を分解したところ、風神号の折損個所と同様に傷を確認
③外部の専門機関に探傷試験を依頼し、超音波や磁気で調査した結果
④車軸の内部にまで達する亀裂とわかった
⑤車軸は、大小五つの車輪からなる「車輪ユニット」と車体をつなぐ役目があり
⑥亀裂がさらに拡大した場合、風神号と同じように車輪ユニットの脱落に至った可能性もある











「検査が義務付けられてる」とか

「義務がない」

と言いますが

ダイジなのは

「検査義務」

じゃなくて

「安全に運行する義務」

ですね。



結果として

「安全に運行」されていれば

何にも文句はありません。



それができないのなら

「義務」にかかわらず

点検すべきでしょう。



「これは偶然の事故」であり

「防ぎようがない」

のであれば

仕方ないですが

大概は

そうではないようです。



先日の

「渋谷にある温泉の爆発事故」も










調査会社、「ガス危険」と運営会社側に伝える 温泉爆発(抜粋)
2007年6月26日

東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」の従業員用施設の地下で爆発が起き

6人が死傷した事故で

施設開業の約10カ月前の05年3月

地質調査会社が現場の天然ガスの濃度を測定し

「場合によっては爆発の危険性がある」

として施設側に安全対策を助言していたことがわかった。

シエスパ側は事故後の記者会見で

「爆発の危険性の認識はなかった」

と説明。

「地下にガス検知器を設置していなかった」

とみられる。

警視庁は

「シエスパ側がガスの危険性をどう認識していたか」

調べている。





さらに





住民にガス検査約束 事故の温泉施設、開業前に(抜粋)
2007年6月25日

「シエスパ」の爆発事故で

施設側が開業前

「周辺住民に配布した資料でガス検査実施を約束していた」ことが

25日、分かった。

温泉掘削許可が下りた02年11月ごろから

周辺住民に約5回にわたって説明会を開き

配布された資料には

「ガス検知器によるチェックを欠かさず行い、安全確認に努める」

との文言が入っていた。

しかし開業後、検査は一度もされていなかったとされる。











ひどいもんです。



「楽しいもの」

「ゆっくりできるところ」

も心がけ一つで

「凶器」

に変わる。



「夢」ではなく










「悪夢」を提供するのはやめてほしい。
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