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チクリ/中国で内部告発は危険 告発者は希少な絶滅危惧種に――フィナンシャル・タイムズ

2007-09-24 13:16:26 | ニュース
「おそれながら・・・申し上げたいことがございます。」











中国で内部告発は危険 告発者は希少な絶滅危惧種に――フィナンシャル・タイムズ(抜粋)

2007年9月14日 翻訳gooニュース
タン・ジーション(唐志雄)医師はひどい脅迫を繰り返されて

もう1年近く逃亡生活を続けている。

本人いわく「でっちあげの容疑」で逮捕されるのではないかと

怯える日々を過ごしている。

シ・ユエフさんは

ワゴン車にぶつけられたのを機に

住む町を引っ越した。

そしてチョウ・ファンシ(周歓喜)さんは

3年以上の刑務所生活の末に今

やっとのことで元の生活を取り戻そうとしている。

この人たちは皆、内部告発者だ。

「内部告発をしたせい」で

自分たちの生活はめちゃくちゃになってしまったと口をそろえて言う。


<タン医師>
同僚医師たちが医療倫理にもとる不必要な移植手術を繰り返していると告発


<シさんとチョウさん>
自分たちが勤める製薬会社がまがいものの薬を製造していると告発


<タン医師>
「私の経験は、これは中国ではごくごく一般的なことだ」
「食品薬品監督管理局の役人たちは、職務をきちんと遂行しないことが多いし、司法制度は被害者を守ってくれない」


内部告発者がどういう扱いを受けるか。

これは

世界各国をゆさぶる「中国製品の安全性をめぐる騒ぎ」の

核心部分に深く関わっている。

中国製品の安全性については

例えば今夏

米玩具メーカー「マテル」の中国製おもちゃの塗料に

「基準値を超える鉛が含まれていた」

と相次いで発覚。

3回にわたる大量リコールが発表され

米国では懸念と反発がピークに達している。


<中国政府>
自国製品に対する諸外国の批判は大げさ過ぎる過剰なものだと主張


<当局関係者>
中国国内で販売されている食品や医薬品については、かなりの問題があると認めている


中国では

食品や医薬品の偽装や粗製乱造がいつまでもなくならない。

その一因は

中国社会では

「内部告発が激しく糾弾されてしまう」から。


<中国の消費者団体 消費者運動に携わるワン・ハイさん>
「きちんとした消費者保護の仕組みを作るためには、内部告発者は何としてでも保護されなくてはならない」


<シさんの例>
①1990年代、江蘇の製薬会社「江蘇鵬鶏製薬」で働いていたが
②1998年に経営管理上の理由だとして解雇

③解雇される前のシさんは地元当局に対し

「同社が偽薬を外国に輸出している」

と情報を提供し始めていた

④シさんは2004年、北京の国家食品薬品監督管理局に証拠を提出
⑤当局はこれを受けて捜査に着手し、同社を処罰したと当局ホームページに書かれている

⑥しかし昨年10月、偽のナンバープレートをつけたワゴン車がシさんをひき逃げ
⑦シさんは脳に重傷を受けた
⑧江蘇鵬鶏製薬は一切の関与を否定し、自分たちの事業は今や全てが合法だと主張

⑨シさんを襲った車のひき逃げが偶発的な事故ではなく、意図的なものだったと証明することはできない
⑩それでも、無職となったシさんは別の町に引っ越すことにした

「当局と企業は、血のつながった兄弟みたいなものだから」と言う


<タン医師>
①かつて、上海同済大学付属東方医院の心臓専門医だった
②患者が不必要で危険な心臓手術を受けさせられていると疑うようになったタン医師は
③同僚に何度か、そんな手術はしない方がいいと発言
④それから間もなく事務職に移動させられた後、やがて解雇された
⑤タン医師は、病院で繰り返された不要な手術で患者が死亡したケースもあるとして
⑥解雇後も証拠を集め続け、中国メディアに対し発言し続けた

⑦しばらくしない内にタン医師は様々な形で脅迫されるようになり
⑧今年1月には、警察当局が自分の逮捕を計画していると気づく
⑨容疑は、患者3人から計7000元(約10万円)をだまし取ったというもの

「病院にはめられた」

とタン医師は言う

⑩一方で、同病院で心臓手術を受けて死亡した患者たちの複数遺族が病院を提訴
⑪病院のリュウ・ゾンミン(劉中民)院長と担当弁護士は、訴訟についてコメントを拒否


<チョウさん>
①杭州の澳医という製薬工場で働いていたが
②妊娠女性の健康増進剤が何の効用もない成分で作られていると暴露して解雇
③同社は当局の調べを受けて、罰金を課せられたが
④チョウさんが告発した内容は技術的な問題にすぎず、告発直後に改善されたとしている
⑤一方でチョウさんは2002年、同社を恐喝した罪で有罪となり、3年半の実刑で収監
⑥ことの次第が広く知られるようになった後、杭州政府はチョウさんに賠償金を払っている


消費者団体や弁護士たちは

「中には私利私欲や個人的な恨みを晴らすために内部告発を行うケースもある」

と言うが、しかし

<消費者運動家 ワン氏>
「そういう場合の欲得や恨みというのも多くの場合、強力な組織を相手に戦おうとして生活を破壊された人が必死の思いで行動しているのだ」


<背景>
①今年に入って中国製品の安全基準について国際的な騒ぎとなったのは
②主に、中国が諸外国に輸出する製品の安全性について
③しかしはるかに大きな問題は、中国国内で売られる食品や医薬品の品質
④ある政府調査によると、中国では毎年50万人以上が殺虫剤中毒になるという

中国政府はさらに

⑤国家食品薬品監督管理局のジェン・シャオユー(鄭筱萸)元局長が
⑥収賄罪と職務怠慢罪で有罪となり、死刑執行されるという事態を受けて
⑦すでに認可されている薬品17万種類について、認可が適切かどうか再検討している
⑧こうした偽装の製品や危険な製品が中国でこれほどたくさん出回る原因の一端は
⑨企業の内部告発者をきちんと保護する仕組みが整っていないからだという意見もある











「無礼であるぞ。」



「まあ、よい。申してみよ。」











http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q148522019
直訴は犯罪だったのですか?_________________
(Yahoo!知恵袋より抜粋)

ベストアンサーに選ばれた回答

回答日時: 2006/6/21

直訴は死罪です。
江戸時代3代将軍家光に飢饉で農村が疲弊している現状を直訴した人がいました。

この時年貢を少し免除するようにお願いしたそうです。

これによって

将軍は農村の実情を知り

全国を調査して年貢軽減・免除などの措置をしています。

さらに飢える程の所には幕府の備蓄米を出し救済しています。

この政策のきっかけになったのが佐倉惣五郎の直訴です。

彼は直訴の後

彼自身はもちろん更に妻と2人の幼い女の子共々張り付けによる死罪になっています。

一揆というのが有りますが

これはもっと罪が重く

一揆の人達だけでなくその領地を治めている領主も領地御取り潰しになります。

場合によってはその領地の領主が切腹になるケースもありました。











日本でも

昔、「こんな時代」

がありました。



こうして死んでいったヒトは

たくさんいたんでしょうね。



「チクる」

なんて言って

「密告」は

後ろ暗いイメージがありますが

実際には

「イノチをかけ」

それを行うことによって

救われる

「ヒト・チイキ・カイシャ」

が存在する。



そういえば

警察の裏金を密告したヒトが

「冷遇」された事件もありましたね。





「中国製品」

「中国という国の姿勢」

に対しては

たいへんな「バッシング」が

起きてる。



「イノチをかける」ような行動を

「何でやらないんだ」

なんてことをムセキニンに言うコトはできませんが

誰かが

「それを行う」

っていうコトがなければ

この状況は改善されないですよね。



それを

「中国」という国がどう考えるのか?











「おそれながら」・・・申し上げます。
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