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再チャレンジ困難?

2007-01-23 13:09:33 | Weblog
東国原英夫氏(49)勝利。









与党で戦いぶりに評価の声 「米シュワ知事みたいに」(抜粋)
2007年1月22日

与党内で22日

宮崎県知事選で当選した

「そのまんま東氏」

の戦いぶりを評価する声が

相次いだ。

保守分裂による

「漁夫の利」以上に

そのまんま東氏の

「候補者としての”魅力”が勝因」

との受け止め方が広がっており

与党としても

「素直にかぶとを脱がざるを得ない」

ようだ。


<自民党 谷津選挙対策総局長>
「お笑いのような選挙をやったわけではない。他の候補者よりも宮崎県のことを考え、一番県民を引き付ける演説をした。自民党推薦候補の方が数段劣る。タレント候補ではない。ただ者ではないと思った」


<公明党 太田代表>
「宮崎県知事選は、そのまんま東候補が一番真剣で、一番懸命に訴えていた。その姿が県民に受け入れられたのだろう」









という声。

「負けてショックだが・・・」

「それを言っても」

というところか。



「芸能人」であり

「顔が売れてる」

ということはあっても

「ビートたけし氏と写真週刊誌の編集部に殴り込んだり」

「女性問題」もあり

「あんまりクリーンイメージじゃない」し

必ずしも

「プラス要素ばかりでない」

ところでの戦い。



他の候補からは

「視野外にあっただろう」候補の

大逆転だ。



「当然後のテレビ報道」では

選挙の基本

「草の根選挙」をやる姿が

報道されていた。









そのまんま知事は「再チャレンジ」の申し子? 安倍首相(抜粋)
2007年1月23日

安倍首相は22日夜

東国原英夫(ひがしこくばる・ひでお)(そのまんま東)氏が

「宮崎県知事選で当選した」

ことに触れ

「彼は再チャレンジに成功したんだ」

と言及。

「不祥事から芸能活動を謹慎」し

「その後早大で学び直した」

東国原氏の経歴を念頭に

「自ら看板に掲げる再チャレンジ政策の申し子」

だという認識を示した。








あざとい。



「選挙で与党が擁立した候補」

が負けてなお

こんなことを言う。



「転んでもタダでは起きない」

というところだろうが



「東国原」氏に対して

失礼だ。



「再チャレンジ」とは

「何らかの挫折」などで

「底辺にいた人間」が

「復帰する」

ことだよねえ。



「かとうかずこさんと離婚」

してまで

(このことが原因の全てかは分からないけど)

あるいは

「芸能界引退」

してまで

「政治に挑戦」

しようとする

「信念」は

「再チャレンジ」

じゃなく

「チャレンジ」

じゃない?




「再チャレンジ」

なんて言い方は

「すでに持っているものを捨てて」

まで

「政治に臨もうとした彼の決意」を

「汚すもの」

だと思う。



答えは

「県民が示してる」









政党支持層も東氏に投票 宮崎知事選出口調査(抜粋)
2007年1月22日 朝日新聞


<朝日新聞出口調査>

 ●同日、県内60カ所で実施
 ●有効3017サンプル

 ①有権者の支持政党別の投票行動

  東氏 無党派層の56%から得票

    →これが当選の最大の原動力であった


得票は

無党派層にとどまらない。


 ②自民支持層票 「自公推薦」の持永哲志氏を上回る
 ③民主支持層票 民主支援の川村秀三郎氏と互角
 ④公明支持層 3割近くが東氏に投票(持永氏への票は6割に満たない)

  →公明が特定の候補を推薦したケースとしては、例を見ない歩留まりの悪さ

(小泉政権時代の必勝パターンだった「自公推薦」が3位に沈むという惨敗)

 ⑤共産支持層 4割弱が東氏に投票
 ⑥東氏は20~50代の若年層から中年層まで幅広く票を集め、男性よりも女性から多くの票


<候補者個人の魅力>

 質問:「候補者個人の魅力」と「支援する政党」のどちらを重視したか?


個人 76%
政党 18%

(「個人」を重視した割合)

東氏投票 92%
川村氏投票 74%
持永氏投票 51%










「女性問題」を起こしたのに

「男性よりも女性から」

多く得票し

「候補者個人の魅力」で

当選している。



「そんな前のハナシ」

もう関係ない。



彼の

「政治姿勢」が

「評価された」

形だ。



ところで

「再チャレンジ」

というと

そのことを

「メイン」

に掲げてる

「杉村太蔵」くんが

頭に浮かぶ。



「フリーター・ニート」

と言えば

って感じ。



ウイキペディアによれば



北海道旭川市出身。

実家は2代続く歯科医院を経営。

テニスコートを所有し

山梨県出身の祖父の銅像が立てられている。



だそうです。立派なオウチだ。



最近

「ユウバリの成人式」

を視察してた。



「こんな短い時間で分かるんですか?」

とか

「市民の声を全く聞いていないじゃないか」

の声に

武部前幹事長

「事前にたっぷり学習しているから大丈夫です」

ところが成人式会場で

「タイゾーくん」は

「えっ、ここ1万円でやってるの?」

あの成人式の

せっかくのいいハナシも台無しです。



「再チャレンジ」

とか言う前に

足元をナントカした方がいいんじゃないの?










安倍内閣の支持率続落、39%に 政策、国民感覚とズレ(抜粋)
2007年1月23日 朝日新聞


<全国世論調査(朝日新聞社)>

〈調査方法〉

 ●20、21日
 ●全国の有権者を対象に「朝日RDD」方式で電話調査
 ●対象者の選び方は無作為3段抽出法
 ●有効回答 1915人
 ●回答率 56%


  ①安倍内閣支持率 39%(前回06年12月調査 47%)

  →初めて4割を切る

  ②不支持 37%(前回32%)

  ③20~40代や大都市部での支持の落ち込みが目立つ
  ④安倍首相は国民の感覚から「遠い政治家」 50%
  ⑤安倍内閣が重視する経済成長と民主党が訴える格差是正のどちらが優先される方がよいか

     経済成長30%
     格差是正45%
  
      →国民感覚との「ずれ」が支持低下の背景

 (⑥男女別)

   男性支持率 36%(前回45%)
   男性不支持率46%(前回39%)
   女性支持率 42%
   女性不支持 29%

   →女性の方が支持が高い傾向が続く

 (⑦年代別)

   20~50代の各年代で「不支持が支持を上回る」

   20~40代支持 3割(前回は4割強)

 (⑧地域別)

   東京23区と政令指定都市を合わせた大都市部支持 32%(前回50%)

 (⑨支持政党別)

   自民支持層支持率 74%(前回80%)
   公明支持層支持率 58%(前回67%)
   無党派層支持率  24%(前回27%)

  ⑩不支持理由は

   政策の面 58%

    →企業重視の経済政策への批判もうかがえる

  ⑪佐田前行政改革担当相に端を発した政治資金の処理をめぐる問題

  (松岡農林水産相、伊吹文部科学相も)

   これらの問題について実態が

   解明されていない 85%
   解明された 2%

  ⑫安倍内閣は?

   強力な内閣 12%
   頼りない 67%

    →「頼りない」は内閣発足直後の34%から倍増

  ⑬自民支持率 32%(前回36%)

    →20代や大都市部での下落が大きい

  ⑭民主支持率 16%(前回14%)
  ⑮無党派層 45%(前回41%)












もう「ジリ貧」だ。



「人の再チャレンジ」より








自分が「再チャレンジ」できるか、それをよく考えたほうがいい。
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