フィリピンの顔

フィリピンの日常や、旅行記、人、観光地、ビジネス、
出来事等を記録します。

銃 その2

2009年07月21日 | 気をつけて!!
マサラップ アン バワル (Masarap ang Bawal)
「禁止されている事を、実行する事が面白い。」

 その1 で、この言葉を、日本人の少し良くない性質を指しているように言いました。

そしてフィリピンでの例を挙げました。

マニラ国際空港で、
進入禁止の玄関前まで車を乗り入れる。
到着飛行機の扉の前まで来客を待つ。
入国管理局は入国手続きは、並ばず横から抜ける。
手荷物検査も素通り。
玄関前には警察のモービルカーが待機。
サイレンを鳴らして護衛のバイクが先導。
一方通行も他の車が避ける。

日常で、
日本人名が入いれぬ事業を起こし国の機関が保護する。
殺人許可証を持った警官がガードする。
制服や特殊な装いで、警察まがいの格好をする。
ピン、バッチ、指輪、手帳、サイレン等、特殊な印を使用。
どこぞのコンサルタントの身分証明証を使用。
週一度の使用禁止車も、許可証やナンバープレートで。


      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


ナンバープレート?


最初に掲載している写真、これが最近許可された
オーダーメイド・ナンバー・プレートです。

[PNPA][PSG][GROLIA][MASON][MAYOR]等々、
団体注文から、個人名や好みの番号等注文できます。

これらは、マカティ市は特別厳しく【MAPSA】による交通規制や
取調べに、皆さん頭を悩ませています。ボンネットの前に取り付けるこれらは、オリジナル・プレートとスペシャル・プレートは上と下に取り付けなければならない。

ところが、写真の[PNP]国家警察の、プレートは、写真の通りに[PNP]前面に、2枚重ねて良いように、許可が降りているようです。

まあそれは格好が悪いか格好が良いかの違いだけでしょう。

厄介な規制や取締りは、マカティは渋滞を規制するために、プレートの番号の一桁目により、10時から夜の7時まで、運転禁止の曜日が週に一度決められています。

もしあなたが賄賂を渡しても、1000円くらいじゃ許せません。
あなたがちゃんと罰金を払えば、【MAPSA】の職員は、1000円の報酬と、優良職員としてのポイントも上がる仕組みです。

この[PNP]の新プレート、あなたが偽物を作るのではありません。

ちゃんと6000円ほど陸運局に払って登録するのです。
警察の登録費も担当のマージンも入っています。

合法的です。

私も、30年位前に、私の家の前が小学校だったので、時間的に進入禁止の規制がありました。

商売上、どうしてもその規制区域を通らなければなりません。
その時、最寄の警察署から【通行許可証】を頂きました。
許可申請費用はわずかでしたけど払いました。

日本での話しです。 
全国各地に今でも規制区も許可証もあるでしょう?

それがここでは、【国家警察】などと言う大げさなプレートなのです。


      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


どう思われますか? 
あなたが車を2台乗り換えれば番号規制は関係ありませんが。

車のプレートの件だけで話が長くなりましたが、後は同じです。

文頭に記した全項目は賄賂で無い限り、殆んどが正当、合法です。

確かな道を踏めば、誰にでも出来る事です。



マサラップ アン バワル (Masarap ang Bawal)
「禁止されている事を、実行する事が面白い。」

これは諺(ことわざ)では有りません。「ジョーク」、冗談です。

しかし、これに似た「ジョーク」が子供と時の記憶にあります。


「赤信号、みんなで渡れば怖くない」

「法律は、破るために有る」

「旅の恥は、かき捨て」

これってマナーが悪いけど、日本の「ジョーク」でしょう?


おおよそ日本の政府高官がやっている事を、
ここではごく普通の日本人が大っぴらにやっているんです。

人によっては、開放的に。
またある人はスリルを求めて。
魅力的な女性を求めて。
事業を展開しに。
退職者は、フィリピン女性の介護を求めて。
リゾート地、楽天地を求めて。
ボーイやメイドを使い。

それを優しいフィリピン人は、
ぜ~んぶ、受け止めてくれる。
日本人の味方になってくれます。

何も、本質的に治安が悪い訳ではない筈です。


ただ...

「日本人の味方になってくれます。」

これが一番の、曲者です。



      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


           《写真を少し》


   空港へお迎え 入国管理局のもっと奥まで


   送迎車は、玄関前まで。


   バイクが颯爽と先導。


  
   どこの馬鹿だ? この日本人は?


ヤンチャ? お茶目? ガキ? いい歳して...

分かってますけど、時にはウキウキする事もあります。




      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


    銃...


       その3 に続きます。



   ************************************



   その3 は、早めにアップします。

        結構、写真が多いです。


ホセ・リサール → 柔道 → キャプテン・ハイロ
ホセ・リサール → セサール・モンタノ→ ??


☆ 「銃」 は、キャプテン・ハイロや、セサール・モンタノ
       を、ご紹介するための序幕です。


☆ 前記事でお願いしました「紫陽花」を頂きました。
   近いうちに、一面を「紫陽花」で飾ります。
    

      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


参考までに

【MAPSA】(マカティ公的安全支援局)
 Makati public assistance safety


毎日ありがとうございます。  にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ


      その3、 また寄ってくださいね。

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銃 その1

2009年07月21日 | 気をつけて!!
先日、日本人男性が銃で狙撃されて亡くなられたそうです。
詳しい内容や、フィリピンに来られる日本の方への注意点は
こちらのブログを見て下さい。    私も驚きました。

「マムーの撮影探検日記」です。

亡くなられた大賀さんのご冥福をお祈り致します。



銃で撃たれて日本人が亡くなられたという記事と同時に、
不謹慎と思いますが、今日はその「銃」の事を書きます。

先ほど、私も驚いたと言いましたけど、驚いたのは事件の事ともう一つ、マムーさんのブログで事件の記事が出るとは思っても見なかったからです。

マムーさんという人は、とても人が良く、ブログも綺麗な写真と記事で、フィリピンの撮影現場や俳優さん、もの、風景、などを紹介して、フィリピンの良いところを世界中に居る日本の人たちに発信しています。

その彼が、少し暗い記事を載せたのは、殺された人とは無関係でも同郷の日本人と言う事に、よほど心を痛めたのでしょう。

私のブログは無茶苦茶で、彼の様に綺麗に整頓されたブログじゃありませんが、共通しているのは、「フィリピンに来られる人達に、素敵なフィリピンを見てもらいたい」と言う気持ちは同じです。

「臭い物には蓋を」では有りません。
彼も含めて、かなりの“フィリピン大好き”の日本人やフィリピンの人たちが、「臭い物は綺麗にしよう」と頑張っています。
中には「臭い物は掃除しよう」と言う兵もいますけど...

言い添えて置きます。
彼は、日本の映画やテレビ局の取材等のコーディネートもしていますので、メディア関係の二ユースは、いち早く入手できる立場です。

と言う事で、「これからフィリピン。」という方は、彼のブログを注目して欲しいと思います。


      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


銃...


私が、「フィリピンはいい所ですよ。」と言っても、「どこが?」と興味を持ってくれる人もいるでしょう。

しかし、「フィリピンは危険な所だ。」と思っている人の、頭の中に浮かぶ言葉は、「日本と比べて、どこが良い?」でしょう?

私はどう答えて良いのか分かりません。

「あなたの不安は私が解消してあげます。」
「危険なところは、私がガードしてあげます。」
「面倒な手続きは私がお手伝いします。」
「他に必要な注意点は、私が教えてあげます。」  
「さあいらっしゃい。」

言ってみたいけど、それは不可能ですね。

だから私は、「理屈」と「言葉」を考えます。(言いわけです)

「フィリピンが、日本よりも良い。」といえるところを...
「日本が、フィリピンより悪い」ところを...



      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆



マサラップ アン バワル (Masarap ang Bawal)


と言う日本人向け? の言葉があります。

これは、「禁止されてる事が、楽しい。」です。

何か、私の事を言われてるみたいですけど。裏の...

いえ、今日は、ふざけていません。
真面目に考えています。

で、この上の言葉の意味は、隠れている言葉も足して、


「禁止されている事を、実行する事が面白い。」です。


例を挙げてみます。

マニラ国際空港で、
進入禁止の玄関前まで車を乗り入れる。
到着飛行機の扉の前まで来客を待つ。
入国管理局の入国手続きは、並ばず横から抜ける。
手荷物検査も素通り。
玄関前には警察のモービルカーが待機。
サイレンを鳴らして護衛のバイクが先導。
一方通行も他の車が避ける。
市内の渋滞をモーゼの海を分けた様に、悠々通過。

日常で、
日本人名が入いれぬ事業をし、国の機関がそれを保護。
殺人許可証を持った警官がガードする。
制服や特殊な装いで、警察まがいの格好をする。
バッチ、指輪、手帳、サイレン等、特殊な印を使用。
どこぞのコンサルタントになり、身分証明証を使用。
週一度の使用禁止車も、許可証やナンバープレートで。

そして、     
      銃...


すみません。

もう、朝の8時...

眠くなりましたので、一眠りして、


   続きを その2に まわします...



毎日ありがとうございます。  にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ

      その2、 頑張ります。

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