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フィリピンの顔

フィリピンの日常や、旅行記、人、観光地、ビジネス、
出来事等を記録します。

今度はロシア? 尾ロシア、恐ろしあ。

2010年11月01日 | 気をつけて!!
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龍島日本!



ほら今度はシッポがかじられてるよ。
「国後」(クナシリ)はね、アイヌ語で【クナシル】(草島)だって。
でも「国後」は、国の後ろでしょ。
ロシアがね、国後の人たちにお小遣いを上げるんだって。
ほんでね、「国後はロシアの領土だ」って。

北方領土:露大統領訪問
「北に気つけと、北がいよいよのキリキリざと申して
執念(くどう)気つけてありた事近うなりたぞ」

どっかで聞いたような...


「我が国領土で大変遺憾」…菅首相
遺憾って... そんなこと言ってたって、いかんって!!


北方領土:ロシア大統領が国後島に到着
国家元首として初



≪毎日新聞から転写≫

 【ユジノサハリンスク田中洋之】ロシアのメドベージェフ大統領は1日、北方領土の国後島を訪問した。ロシア首脳の北方領土訪問はソ連時代を含めて初めて。「北方四島が第2次世界大戦の結果、ロシア領になった」とする立場を正当化する狙いがあるとみられる。日本側が「日露関係を損なう」と警告していた北方領土訪問を大統領が強行したことで、両国の関係悪化と今後の領土交渉の難航は避けられない情勢となった。

 メドベージェフ大統領は10月31日にベトナム公式訪問を終え、1日午前9時(日本時間同8時)ごろ、北方四島を事実上管轄する極東サハリン州の州都ユジノサハリンスクに専用機で到着。空港で小型機に乗り換え、国後島に入った。

 現地からの情報によると、午前10時(同9時)過ぎ、国後島のメンデレーエボ空港に到着。同島の中心地・古釜布(ふるかまっぷ)(ユジノクリリスク)にある地熱発電所を視察した。作業員と懇談した大統領は、「日本のものではない(独自の)携帯電話網が島内全域に行きわたっている」と政府によるインフラ整備の実績を強調した。

 大統領はその後、クリル(千島)諸島社会経済発展計画(07~15年)に基づいて建設・修復された学校や幼稚園、病院、アパートなどを視察。インタファクス通信によると、大統領は国後島の住民との懇談で「我々は人々が島にとどまることに関心がある」と述べ、島の発展のため投資を続ける考えを表明。幼稚園を視察した際、記者団に「ここの生活水準は改善され、ロシア中心部と同じようになるだろう」と語った。

 メドベージェフ大統領は9月29日、北方領土を含むクリル諸島を「とても重要な地域で近く必ず訪れる」と表明。日本側は訪問中止を求めていたが、ロシア側は「大統領が自国の領土を訪れるのに他国と協議する必要はない」と突っぱねていた。

 日露両国は11月中旬に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にメドベージェフ大統領が出席するのに合わせ、菅直人首相との首脳会談を予定。両首脳会談は今年6月に次いで2回目で、日本側は領土問題の本格交渉入りを目指していた。しかし、ロシア側が大統領の訪問で北方領土の実効支配を強化・継続する意志を明確にしたことで、日本側はさらに厳しい立場に追い込まれた形だ。

 日中関係に続き、領土問題はさらに困難な状況に直面。一方で中露両国は良好な関係を深め、日本の北東アジア外交は一層、不安定化する可能性がある。
 ◇交渉に見切り、態度を硬化か

 日本との領土交渉で、メドベージェフ大統領は「独創的アプローチ」に言及するなど問題解決に意欲を示していた。しかし、昨年7月に日本の国会が、北方四島を「日本の領土」と明記した改正北方領土特措法を採択。民主党政権発足後、四島に近い北海道の根室を視察した当時の前原誠司国土交通相(現外相)が「ロシアが北方四島を不法占拠している」と発言するなど、ロシア側の神経に触れる動きが続いた。こうした経緯から、大統領が「日本とは交渉の余地がない」と見切りをつけ、態度を硬化させた可能性もある。

 自民党政権時代の昨年5月も、当時の麻生太郎首相がロシアによる「不法占拠」と発言したことがあり、大統領はその後クレムリン(大統領府)で行われた河野雅治大使の信任状奉呈式で「容認できない」と異例の苦言を呈したことがある。

 91年のソ連崩壊で旧ソ連を継承したロシアは、56年に日本とソ連が締結し、両国の国会で批准された「日ソ共同宣言」に基づき、歯舞、色丹の2島返還で幕引きを図りたい意向とされる。大統領の訪問は「国後、択捉の返還は100%ありえない」とのメッセージにも受け止められる。

 ロシアは04年、中国との間で最後まで残っていた東部国境の画定問題を「折半方式」で解決。さらに9月にはノルウェーと40年にわたり係争してきた海域の境界画定問題も、中露と同様の折半方式で解決にこぎつけた。日露間では昨年4月、当時の麻生首相のブレーンだった谷内正太郎政府代表が毎日新聞の取材に「(4島ではなく面積等分の)3.5島(返還)でもいいのではないか」と発言し、波紋を呼んだが、日本政府はこれまで4島返還を求める立場を崩していない。【ユジノサハリンスク田中洋之】
 ◇交渉に見切り、態度を硬化か

 日本との領土交渉で、メドベージェフ大統領は「独創的アプローチ」に言及するなど問題解決に意欲を示していた。しかし、昨年7月に日本の国会が、北方四島を「日本の領土」と明記した改正北方領土特措法を採択。民主党政権発足後、四島に近い北海道の根室を視察した当時の前原誠司国土交通相(現外相)が「ロシアが北方四島を不法占拠している」と発言するなど、ロシア側の神経に触れる動きが続いた。大統領はこれに先立ち昨年5月、クレムリン(大統領府)で行われた河野雅治大使の信任状奉呈式で麻生太郎元首相が「不法占拠」と発言したことを「容認できない」と異例の苦言を呈するなど不快感を表明しており、大統領が「日本とは交渉の余地がない」と見切りをつけ、態度を硬化させた可能性もある。

 91年のソ連崩壊で旧ソ連を継承したロシアは、56年に日本とソ連が締結した「日ソ共同宣言」に基づき、歯舞、色丹の2島返還で幕引きを図りたい意向とされる。大統領の国後島訪問は「国後、択捉の返還は100%ありえない」ことのメッセージにも受け止められる。

 ロシアは04年、中国との間で最後まで残っていた東部国境の画定問題を「折半方式」で解決。9月にはノルウェーと40年にわたり係争してきた海域の境界画定問題も、中露と同様の折半方式で解決。日露間では昨年4月、当時の麻生首相のブレーンだった谷内正太郎政府代表が毎日新聞の取材に「(4島ではなく面積等分の)3.5島(返還)でもいいのではないか」と発言し、波紋を呼んだが、日本政府は4島返還を求める立場を崩していない。【ユジノサハリンスク田中洋之】
 ◇ことば・北方領土問題

 国会の北方領土返還決議などでは国後(くなしり)島、択捉(えとろふ)島、歯舞(はぼまい)群島、色丹(しこたん)島の「4島」について、1875年の樺太・千島交換条約などを根拠に日本固有の領土と主張し、返還を求めている。4島の面積は5036平方キロ。日露通好条約(1855年)で択捉島以南を日本領と定め、樺太・千島交換条約、ポーツマス条約(1905年)で国境線は動いたが、4島が他国の領土となったことは一度もない。第二次世界大戦前は約1万7000人の日本人が住んでいた。ソ連軍は日本のポツダム宣言受諾(45年8月14日)の2週間後、4島に侵攻。その後、島在住の日本人を強制退去させた。ソ連を継承したロシアは「大戦の結果、日本は領有権を放棄し、ロシア領になった」として現在まで実効支配している。 ≪毎日新聞から転写≫毎日jp




「何もかも悪の仕組は分かりているぞ、いくらでも攻めて来てござれ、神には世の本からの神の仕組してあるぞ、学や知恵でまだ神にかなうと思うてか、神にはかなわんぞ」

「外国から攻めて来て日本の国丸潰れというところで、元の神の神力出して世を立てるから、臣民の心も同じぞ。」
-日月神示より-

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壁越しで銃の事故?

2010年07月23日 | 気をつけて!!
昨日の夕方のことです。

30cmのブロック壁の向こうで、大きな音が、

バァ~ンッ!!

何があったのかな? まるで銃声の様な大きな音だと思っていたら、

ガードマンが呼びに来た。

私と一緒に居たサイドカーの青年を呼んでる。

「拳銃で撃たれてる!」

周りの人に聞こえないような小さな声で叫んで。

表に出て隣を見ると隣の倉庫のゲートが開いている。

中を見ると、私が居た隣のブロック壁の丁度反対側の壁に

人が倒れている。

白い服に黒いズボン、ガードマンの服装だ。

大勢の人が集まり始めた中を、サイドカーが1台、中を割って来た。

半開きの鉄製のゲートの中に滑り込むと、2人のガードがゲートを閉じた。

ゲートの隙間から覗くと、

何人かで、倒れている人を抱えてサイドカーに乗せようとしている。

隣との境界線のブロック壁とゲートとは大きな丁番で繋がっているが、

上の方には隙間があるので、ポケットからカメラを取り出しその隙間から、

カシャッ!

30人くらい集まって来てたのに、何食わぬ顔をしてシャッターを切ると、

カメラからフラッシュが

パッ!

しまった! 

我に返った私はあわててその場を離れました。


こういう事は良くないですね。 私のやったことは、悪いことです。

先日の航空写真も、離発着時の写真撮影は良くないことです。
しかしよく考えるとスチュワーデスさんたちは、

私が写真を撮ってたのを知っていたと思うんですが...

最近は咎める(とがめる)事がなくなった様な気がします。

だけど、やっぱりブログに載せるのは良くない事なんでしょうね。


昨日の銃で撃たれた人をなぜ撮ったのかな?

証拠写真だと思ったのか、野次馬根性だったのか...

まあ、こんな事件の場合はある程度の写真撮りは必要でしょうし、

それなりの身分証明書は持ってますから... ま、いっか。


サイドカーに乗せられた怪我人(死人かな?)が運ばれた後、

10分ほどして警察が3人駆けつけて来ました。

残っているガードマン2人から事情を聞いているので、私も寄って

聞き耳を立てました。 堂々と、あつかましく。


・拳銃ではなく、ショットガンだそうです。

銀行などの前に立っているガードがよく持っている少し短い奴です。

・それを肩に担いだ拍子に暴発したそうです。

・その玉が跳ね返って背中に当たったそうな。


本当?

病院を確かめた訳じゃないですけど、そんな事があり得ますか?

ゲートの中から倉庫までの中間の位置だから10?くらいの中ですよ。

トリガー(引き金)の中に指を入れて歩いていたのですか?

安全装置を外したまま?

気になるのは、何の倉庫なのか、ガードマンの数が多い事です。

まあ、いらぬ詮索はしない方が良いですね。


★大事な事

銃の暴発事故は、私の友達が3人遭っています。

一人は2003年のあるボランティア団体の仲間です。

銃の掃除をしていて、左ひじを打ち抜きました。

これも本当は有り得ないと思います。

一人は私服の警官で、腹部のベルトに裸銃を差し込んでいての

暴発で、睾丸を一つと足の親指を飛ばしました。

もう一人は事情が解りませんし、亡くなってしまいました。


普通、本当に普通、警察やセキュリティ(ボディガード等)は

銃のハンマー(撃鉄)を起こしたままにしています。

これは、すぐに対戦できる状態にしていると言うことです。

引き金を引くと撃鉄も起こせて撃てますが、少し引き金が重くなるから。

勿論セーフティ(安全装置)はありますが、構えると同時に外せます。

銃が趣味の人や、お金に余裕のある人は、グリップ(手に持つ所)に

グリップ・セーフティと言う装置を取り付けます。

これは、銃を握った時に同時に手の平で外せる安全装置です。

銃を落としても、衝撃で暴発しないためです。


★グリップ・セーフティは、2重の安全装置ですが、

それ以外の殆んどの銃は、撃鉄を起こしたままにしている警察や、

ボディガード、いやいや湾岸警備隊も、軍も、NBIも、銀行や食堂や

ファミリーマートや両替所などどこにでも居るガードマンまで、

本当に危ない物を持っていて、いつ暴発するかわかりません。


それに、支給品にお金をかけない国です。

錆びたような銃を持っている人が沢山居ます。


・銃を持っている人のそばを通るときは、

少しは気をつけて下さい。

ここ、フィリピンでのお話です。


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逮捕状の件 その4. 【SEC】と【SSS】

2010年07月10日 | 気をつけて!!

写真は、隠しカメラで撮った証券取引委会【SEC】の企業情報記録室。
【SEC】(Securities & Exchange Commission)証券取引委員会

下の領収書は、保険会社に払った保釈金(Bail)の領収書です。



【SEC】はマニラから車で3,40分くらい北東に行ったところの
マンダルヨン市に在ります。

そこに行った時に写真を撮った記憶があったので探してました。
出てきました、フィリピンの小さな携帯から。

カメラを忘れて行ったので、携帯で撮ってたんですが、流石に、
事務所内の撮影は気がひけるので、こっそり撮ったのですが、
結構良い写真でしょう?

携帯はわけのわからん小さなチップメモリーで、さて、これを
どうやってコンピュータに移そうかと、コンピュータに差してる
USBブロードバンドや他の携帯に写メールで送っても届かず。
メモリーチップのアダプターもなし、携帯の接続キットもなし。

昨夜、日本からの携帯とブルータスで接続して写真を受け取り、
日本の携帯のメモリースティックをコンピュータに接続して成功。

やっとここに掲載できました。結構綺麗に写ってました。
でも、こんな写真は企業秘密ですかね? 掲載禁止かな?

・一度、街中の人物写真を撮り回った後、何日かして私のことを
探されて、ある人を通じて写真を撮った理由を聞かれました。
例の、警察と銃撃戦になって、車内ですでに死んでいる犯人に
マシンガンを撃ち続けて問題になっている警察が、ある所で会合
してる様子を私が撮影したもので、公にすることを禁止されました。

私が撮った写真はピンボケでしたから、
私は相手を知らず、相手は私の顔を知っている。怖いな...
だから私はあまり人物写真を撮らないようにしています。

こんなブログを書いてると、命を縮めますね。


ちょっと、更新が遅くなった理由を書いていたんですが、
本当は、ブロともさんからいろんなメッセージを頂いて、なんか、
皆さんにご心配掛けてる様なので、更新に躊躇してました。

私は日常の良いことも悪いことも、ブログに掲載して楽しんでます。
そりゃあ、た~いへんな時もあるけど、笑って見ていて下さい。

フィリピンの人々の、貧困の苦しみは真剣に見て欲しいのですが、
私事は、パロディ化して書いてるつもりです。フザケテル?

応援して頂けるのは嬉しいのですが、心配されるのは本望でなく、
更新もコメントの返事も躊躇してしまいます。 
私は、説明が下手ですから...  
どうかよろしくお願いします。


・本題に入る前にもう一枚の写真、保険会社の領収書ですが、
この中央に、【Bail Bond】と書いてありました。
保釈保証証書の領収書ですね。 

これって、やっぱり「保釈金」であり、保険会社が保障するもので、
日本の普通の保険にもあるように、掛け捨て保険があると言うことを
知っていて欲しいと思います。

但し、もしあなたに逮捕令状や捜査状などが出てると知っても、
「保釈保証証書」が出来上がり、あなたが署名をするまで、誰かに
間違い無いか確認をとって貰いながら裁判所に行って欲しいです。

弁護士等に頼むと良いでしょう。
「保釈金」を払い込んでしまうまでは逮捕される可能性があるので、
私のようにうろうろ出て回らないように注意して下さい。

もしあなたが当の犯人なら、早く捕まって下さいね。むぷぷ。


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★





★では、本題にはいります。

題して、「こんなんでいいんかい」

【SSS】【SEC】じゃ間違え易いので、【SEC】【登記所】とします。


【SSS】から支払うように言われているのは、2009年までの分です。

・ところが、2008年には、私たち役員の権利を譲渡していますので、
 2007年いっぱいの支払いで良い筈です。

・いえいえ、2005年5月に、従業員は全員退職していて
【SSS】には、2005年6月の記録が最後で、それ以降、
・従業員も給料明細は持っていません。

・弁護士が持っていた、2008年の会社登記を【SSS】に渡しました。
【登記所】のその登記には、私と家内の名が外されています。
【SSS】は、「二人は08年度までで良いですね。」と言いました。
・家内の【SSS】費は高かったので助かります。ずいぶん減りました。

・2009年の登記書には、おじさんを含め3名の名が残っています。
・譲渡した相手のアラブ人が、登記からおじさん達を外してない。

・しかし、2008年に私と同時におじさんも従業員も署名しています。
 「役員の権利譲渡」です。【Deed of Assign】(割り当て譲渡証)

これは、【登記所】に必ず記録があるはずです。

それが無ければ、私や家内の名前を外せないはずだから。


よし!! 【SEC】だ!!  証券委員会に行こう!!


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★




【SEC】の地下に入ると、会社の情報を閲覧できる所があります。

身分証明書を提示して、自分が会社の関係者であることを話し、
確かめたい事があると告げると、若い人を呼んで付けてくれました。

アラブ人の新オーナーが登記した表面上のデータはすぐ出ました。

次はその登記書を登記した時点に、提出した必要書類を捜しました。

つまり、役員を入れ替える事を証明する、「割り当て譲渡証」です。

記録にありません。 スキャンし忘れでは無く、「無し」となってます。

それでは代わりの「解雇証明」を探しました。
【Board Solution】(ボード・ソリューション)ですが、ありません...

写真のように他の若者にも手伝って貰って探しましたけど、やはり、

ありません。

こんな事ってあるのでしょうか?

【Deed of Assign】も【Board Solution】も無いなんて...

「自分で辞めた事」も「会社が辞めさせた事」の書類も無いなんて。

こんな事が有り得るとしたら、

1.アラブ人が【SEC】に袖の下の大金を払って登記した。
2.【SEC】がよく調べずに登記した。

こんな事をしようけん、いいんかい? な。


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★




自宅に戻ると、【BIR】(税務署)から電話があった。

今ひとつの問題、【BIR】にも、私達が2007年で会社を締めた事を
証明する、この登記書が必要です。

私は、【BIR】の人に話しました。
この「辞表届け」も「解雇状」無かったことを。

【BIR】の人は、『それは【SEC】がおかしい。』
『訴えたらどうか?』 って。

【BIR】の人からアドバイスを受けて、私は強気になりました。


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★




さて、「岡っ引き」を私に向かわせた「お代官様」【SSS】にも、
申し開きをしました。

【SSS】は、『せめて従業員全員の「辞表届け」を持って来るように』
と言ってくれました。

これがまた厄介です。

殆んどの書類が水害で滅茶苦茶です。


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★




「去る者は、日々に疎し。」(さるものはひびにうとし)

従業員の「辞表」を揃えるのは一番大変です。

2005年から、従業員はばらばらになりました。

社長役はアメリカへ、ある従業員はアフリカへ、またある者はダバオ
ある者はセブ、2人は私の所から書類を持ち出し税務署へ。
ある者は、病気、また、音信普通の者も。

殆んどの者が職を失くし、大変だからと3年ほど一緒に暮らしていて、
土、日曜日に実家に帰る前にお小遣いを渡していました。

2008年から電気も止められる事が多い中、10人位残ってました。

しかし、家族のように暮らしていた者も、離れると次第に絆も薄れ、
心も貧しくなり、食事が質素になると栄養失調になり、身体も壊し、
普通の精神状態でなくなります。

これは、従業員だけじゃなく、私も随分パニックになりました。マエカラダ。

周りの関連会社は、不況に気づくと、先に従業員の首を切りました。

私は日本人。落ちるとこまで一緒に落ちようと、先に私物を手放した。

それが大きな間違いでした。

まだ力の有るうちに、従業員を他の職に付かせるべきでした。
影から応援できるうちに...

この何年間かで、いろんなことを学びました。

「貧すれば鈍する。」 罪なことをしました。
「災いは、忘れた頃にやってくる。」ほんとだね。



私はおじさんに念を押しました。
「私が従業員一人一人に順を追って辞表を書いてもらうから、あなたは、
直接従業員に連絡しないで下さい。」と。

案の定、おじさんは、ボス格の従業員から先に連絡をしてしまった。

返ってきた返事は、
「お金をくれたら退職届を書いてやる。」です。

そりゃあそうでしょう。
私に逮捕状が出てるとなると、嬉しいでしょう。
説明の仕様がないけど、心理状態は解ります。

どんな問題も、私は強気で乗り切って来たから。
どん底に落ちて、ギブアップするのを見てみたいでしょう。
私が這いつくばって、のた打ち回ってるのを見れば、泣くくせに。

可哀相に、みんな瀕死の状態です。
どんなに困っている時でも、Pinoy兄ちゃんは援けてくれませんから。
Pinoy兄ちゃんが手も足も出ない状態を、みんな知らないから...
いつも笑ってる、Pinoy兄ちゃんに腹が立つでしょう。 あはは。

やはり、こんなことを女性従業員が言ってると耳にしました。

「自分(Pinoy)たちだけ保釈金を払って、私のは放ってる。」
「自分の名前は2008年前までで、私の名前はまだ消えてない。」

そう思うのは当然でしょう。
本人が、会社の書類を税務署に届けたんだから。
私が仕返しをしてると思い込みますよね。
彼女は酷い病気を患ってて、病院代も無いんだから。
きっとお金が要っただけでしょう。

悪いのは、私の方です。


30年も前にある人に教わりました。
「右腕を作るな。足元をすくわれると、何も出来なくなる。」
解っていたのに、みんなを右腕にしてふんぞり返ってた...
気が付けば、人の相談を受けながら、自分は赤子同然になってた。



・友達と一緒に居る時に、その従業員が友達に電話をしてきました。

話をしている最中に、友達が携帯電話を私の耳に近づけました。

声が聞こえました。 「クウヤ(兄ちゃん)に恥ずかしい。」と。

私が声を出して彼女の名前を呼ぶと、彼女は電話を切りました。

あとで友達にテキスト・メールで、

「自分のやったことが恥ずかしい。」と。


・先月末、彼女たちからおじさん宛に「退職届」が送られて来ました。


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★




およそ、半数の従業員からの「退職届」が揃い、
【SSS】に持って行きました。

【SSS】の姉ちゃんは、「ああ、これで徴収金が半分くらいになるね。」

私は、
「新規に会社が出来ると、セミナー(説明会)を催して下さい。」
とお願いしました。

【SSS】は、「ちゃんと説明書がありますよ。」と言う。

私は、「日本人が経営してる会社も沢山あるでしょう? 
その説明書を従業員に渡しても、日本人には届かないよ。
その挙句に、『御用だ。』は無いでしょう?」

【SSS】は、「新規の会社に、経営者から従業員まで全員に
パンフレットを送る様にします。」と言ってくれました。


・先月末の裁判で、裁判官が、「早く終わらせなさい。」と怒りました。

ポールおじさんは、「早く納めよう。」と、私を急かします。

【SSS】に相談すると、初めに20%を払い、
あとは4年間の分割払いが出来ると言う。


ま、良いか。。。

支払い金額も半分くらいになったようだし。。。

そろそろ、年貢の納め時か。。。


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★



もう一度裁判があります。

そして、第一回目の年貢の納め時が来て、おじさんが手形を持って、

【SSS】に行きました。

驚いた。

支払い金額が、減るどころか増えている。

おじさんを含め、3人の名前が残ってる以上、

2010年、今年の5月分まで払えと。

理不尽な!!


おじさんは、アラブ人の所へ、自分たちの名前を外すようにと
交渉に行きました。

そして、断られて帰ってきたそうです。

私に2枚の手形を不渡りして、そのまま会社を乗っ取っているくせに。

理不尽な!!

神妙に、お縄を頂戴しろ!!


まあ、この裁判を終わらせるまで大人しくしていよう。

その後に、

Pinoyの反撃だ。 

首を洗って待ってなさい♪


★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★



私もいつまでもどん底に居ないで
早く立ち直って、また従業員と一緒に仕事がしたい。
立ち上がれない者たちが哀れです。
「希望」が持てない人たちは...


「災い転じて福となる。」

それが私です。

ご心配、有り難うございました。


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逮捕状の件 その3. 「保釈金」?

2010年07月06日 | 気をつけて!!
そんなに弁護士や警察に悪い人がいる?
従業員が信じられない?
無実でも簡単に逮捕される?
捕まったら何年も出て来れない?
日本人がよく殺される?

そんな怖い思いをしてまでフィリピンに住みたい?

はい、フィリピンに住んでいたいです。

どうして?

さあ? どうしてでしょう?

自分でもよく分かっていません。

ただ、自分に合ってると思います。

だから[Pinoy]なんてハンドルネームを付けてるんだと思います。

フィリピン在住の人にかしこまって訊いたことが無いから、
皆さんがどう思ってるか知りませんが、私が思うに、
ここフィリピンは、自分次第だと思います。

じゃあ、フィリピン人として生まれたかったのかと言うと、
私は死ぬまでそう思うことはありません。

日本人として生まれてきた事を、誇りに思っています。

フィリピンにも、日本にも、家族にも迷惑を掛けてる私ですけど、
日本人の端くれとしてでも生んでくれた両親に感謝しています。

何度もこのブログで書いてきましたけど、
日本人って、すごいんですよ。 特殊な人種です。キッパリ。

でも、冒頭の疑問は私自身も時々考えます。
そしていつも否定します。

何故ならば、

日本の方がこれらの事件(事項)は多いからです。

うちの従業員にしても、よそよりも信じられる者たちでした。
悪いと思いながら、兄貴を騙してるようなものでしょう。
私も彼女らも、甘えからの行動だと思います。

背に腹は代えられなかったのでしょう。
仕掛けた人も協力した警察も...

ここは、まともな人も沢山います。
だから私も警察関係の中にいます。
弁護士も、入管も、友達は沢山います。

だから今回の私の問題で、冒頭の疑問を深く考えずに
「逮捕されたら大変だな。」と言うことだけを感じて下さい。

ほとんどが自分次第ですから。 ここは。

でしょう? 確率的に言って日本の方が事件が多いでしょう?

「不可抗力」や「業務上過失云々」などと、思いもかけない
事件に巻き込まれたり、逮捕されたり訴えられたりするのは
日本の方が多いと思います。

「邦人が殺された。」なんてニュースも大騒ぎですけど、
日本人が殺されるのは、日本では日常茶飯事です。

そりゃあここに居る私は、「邦人殺害」なんて嫌ですよ。
顔見知りも居ますから。 何ヶ月も心を痛めます。
それに自分にも降りかかって来るかも知れないと、ここに居る
人たちは、結構思っているんじゃないでしょうか?

もし日本人に関する事件に日本人が関わっていたとしても、
その人たちも、ここだからこそ簡単に出来ると思います。

日本じゃ簡単に証拠隠滅なんて出来ないし、
けしかける事も容易じゃありませんからね。

日本に帰れば、神々が沢山居るのに、
臆病な私は、殺伐とした空や空気が怖い。

だから人のブログの綺麗な花や風景やワンちゃんニャンちゃん
なんかの写真を見るのが楽しみです。

いつも心を整えて、邪(よこしま)な心に封印をしておかないと、
ここでは、普通の人がお山の大将になれるところですから。
良い事も悪い事も、何でも包み込んでしまうフィリピンですから。

そういうところが、魅惑の国なんでしょうね。

気をつけないと、スリルを楽しむ人がいつの間にか知らず知らず
危険の中に足を踏み入れて行くのでしょう。


今回の私の問題は、フィリピンに関わっている人に発信したい。

兎に角、「逮捕されない事」です。

そして、殆んどが「自分次第」で変わります。

馬鹿なのは私だけかな?

************


《本題です》

フィリピンにも社会保障制度があります。

【PhilHealth】 ( Philippine Health Insurance Corporation)と、
【SSS】 (Social Security System) です。

【PhilHealth】は、「ピルヘルス」と呼ばれ、医療保険です。
【SSS】は、「エス・エス・エス」で、年金や傷病手当、障害、労災、
それに出産時の休暇給付等を行う機関です。

・パンフレットを貰って来ましたけど、ここでは詳しい事は省きます。

企業を起こした人(経営者)は、この制度に気をつけて下さい。
【BIR】税金も含めて、自分で把握した方が良いと思います。

それで、

私の問題は【SSS】の、スタッフからの告訴での逮捕状です。

さて、
日本から戻った私に、ポールおじさんが見せてくれた逮捕状には、
おじさんだけ「保釈金」【Bail】を払ったスタンプが押されていました。

警察が自宅に令状を持ってきた時に、おじさんは留守でした。
家族が令状のコピーを受け取り、おじさんは弁護士Aさんに頼んで
「保釈金」を払ったそうです。

「保釈金」は、身柄の代わりに預けるもので、(身代金じゃないよ)
入管は入管に他の事件は裁判所で収めることになると思いますが、
詳しい事はまた調べてみますね。
・払い込み先は保険会社が代行するのだと思います。
「保釈金」は罪人が逃げた時には没収され、国のものとなります。
預かり金ですから、事件が解決すると本人に返却されます。
・私が以前ダバオで逮捕された時に(無実ですよ)払った保釈金は
不法就労斡旋容疑で、10万ペソ(当時の30万円くらい)でした。
何度もダバオの裁判所に出頭して、1年ほどで無罪になりました。
返却されたお金は8万8千ペソ。 手数料か何かを引かれた様です。
・この「保釈金」は、罪人の財産や罪状によって金額が違います。

・ポールおじさんから釘を刺されたことは、

「絶対に保釈金を払うな。」です。 

その言葉には困りました。

『じっと閉じ篭って隠れてて、身動き出来ない』と言う事ですから...


『どうすれば良い?』 
『ずっと家内と隠れて生活をするの?』
『仕事も出来ないじゃん。』 (仕事は無いけど...)
『保釈金を払うお金も無いし。』

それでも私はおじさんに、「はい、わかりました。」と答えました。


私は、「保釈金」を払わずに、しかも外に出て回って
自分で問題を解決する方法を考えました。

おじさんは役員と言うだけで、部外者と同じですから
以前の会社の内容を細かく知りません。従業員の名前もです。
それに【SSS】にさっさとお金を払い込んで終わらせたいから。

冗談じゃない。
おじさんが払うと言っても立替だけで、私の借金になります。


そこで私はフィリピン人の友達(パートナー)に電話をしました。
保釈金を払わず、保険ならいくらになるか調べてくれるように。

・保険と言っても、「保釈金」と同じようなもので、
「保釈金」の何パーセントかを払えば裁判を受けられます。

ただし「保釈金」と違い、裁判終了まで毎年払う掛け捨てです。
裁判が速く終わってもお金は返ってきません。

しかし、これで心置きなくどこにでも徘徊できます。

もっともそのお金の都合が付いて保険を払い込む以前から、
出かけてますし、警察とも一緒です。 誰も気づかない。
と言うか、まさか私に逮捕状が出てるなんて知らないでしょう。

デパートの中で、4人の警察が歩いているのを真後ろから
トコトコ付いて歩いたりして家内から笑われました。
なんとも人(警察)をオチョクッタ様なPinoyです。


*******



掛け捨ての保釈金の段取りが出来ると、
パートナーから連絡があり、

「大丈夫だって。掛け捨ての保釈金を受け付けるって。」
「保険会社と裁判所での処理だから、一緒に行こう。」

えっ? まだ受理されてないのに裁判所に行くの?

これには私も家内も少し不安になりました。
もしかしてそこに警察が待ち伏せしてて、
「御用だ!!」なんて事にはならないでしょうね?

一つ安心できる事は、私の事件を扱う裁判所の部屋は、
ある日本人の事件に首を突っ込んでた時に通った部屋です。

昨日の記事の写真は、その日本人の事件簿と聴聞室です。
6月30日の記事の写真は、私が裁判を受けた聴聞室です。
はい、同じ部屋です。 裁判官は違うけど同じブランチです。
知り合いが居る。 その事が気持ちを大きくしてくれました。

そして、無事に私と家内は約2万円くらいの保険を払って、
裁判にかけられる様になりました。

逮捕令状の問題は、据え置きになりました。

令状じゃなくて、令嬢ならいくらでも受け付けるのに...


*******

ポールおじさんから何度も確認の電話がありました。
「絶対に保釈金は払うなよ。」です。

私は、「はい、払いません。」 ...嘘じゃないでしょ。

僕がお金が無いからって、おじさんは保釈金を払ってるから
堂々としてられるけど、僕らは逮捕ざれるんでしょ?

僕らが保釈金を払うと、従業員も怒るでしょう? 
「自分達だけ保釈金を払って、私のは放って置くのか?」って。

だから私は、「はい、払いません。」です。  保釈金は。


*******



4月のある日、ポールおじさんがやって来て、

「SSSに、全部で100万円位を払い込むように言われた。」

と言って「SSS」から貰って来た書類や請求書を見せました。


〔内容〕  ★=「SSS」の言い分。 ☆=私の言い分。

★「SSS」には、うちの従業員が40人くらい登録されている。
☆実際に居た正社員に、掃除夫やガードまで入っている。

★給料を支払ったデータが2005年の6月分があった。
☆実際は、2005年の5月に全員に退職届を書かせてる。

★2004年から今年2010年の分まで遡って請求。
☆実際は、2007年末にアフリカ人に売却している。

★アフリカ人は、2009年に【SEC】へ会社登記をしている。
☆おかしい。 2008年に新役員の登記をするべきだ。

★2008年の登記書類では、まだ切り替わっていない。
☆じゃあ、2009年は?

★2009年の登記書類は【SSS】は持っていない。
☆だからと言って、何で私に請求されるの?


☆今アメリカに行ってる、うちの代表者をやっていた女性が、
 この【SSS】へ従業員名簿を届けてました。
 年金支払いのように賃金によって払い込み金額が違い、
 会社が半分負担するもので、私が届けさせたものです。

 しかし、2004年から何人も退職した者の分の届けが全く
 提出されてないので、【SSS】の記録に残ったままです。
 2005年4月に亡くなった前の代表者まで死亡届けが無い。

 それに、2005年に、タレントの仕事が下火になったので
 書かせた退職届も【SSS】に届けてなかった。

 2006年、代表者の女性はアメリカに行き、連絡不通。

■おじさんから見せられた書類は納得がいきません。

☆証拠が無いものを請求して逮捕令状を発行できるの?

理不尽です!

退職者の届けを放置してたのは、知らなかったからと言っても

私が悪いです。

だけど、【SSS】は、2005年6月までの書類しか持ってない。
それに、従業員は全員給料明細書を持っていない。

これをどうやって私に刺客を送るの? そんな資格無いでしょ?
刺客じゃないの! 逮捕令状なの! 
だから令嬢をちょーだいっ!!てばぁ。

2008年1月にアフリカ人との譲渡契約もあるのに
2010年の今までの請求?  アフリカ人に刺客を送ったらぁ?
(危ない日本人だな。Pinoyは)

これは、おじさんに任せておけません。

おじさんが言いました。
「裁判所に出頭して、ヒーリング(審理)がある。」って。
私が、「一緒に連れてって。」と言うと、
「君たちは保釈金を払ってないから捕まるよ。」と、おじさん。
「保釈金は払ってないけど、友達が保険を少し払ったみたい。」
「だめだよそれ。」と、おじさんは弁護士Aに電話で確認。
暫らくして、「弁護士が大丈夫だって。そういう手があったか!?」
「はい。そういう手がありました。」 私は嘘は申しません♪

*******



・選挙前の3月4月に、大統領候補のジャンビー上院議員が
テレビに出て選挙運動のつもりで【SSS】の事を言ってました。

横には、首に鉄の輪をはめられ鎖につながれている女性。
言ってる事が、「こんな風に従業員を苦しめてる経営者は、
容赦なく逮捕するべきだ。」って感じでした。

ゾゾ~~ッッ!!

「ジャンビーが何か言ってるよ。」
「こっちはゾンビーになってるのに。」

*******



・ポールおじさんから外出許可が出たので晴れて出かけます。

 「敵は【SSS】にあり~!」


・【SSS】で、私たちを告訴した女性に会います。

うわっ、可愛い子ジャン♪

彼女から広い応接室に通され、私の質問が始まります。

************




1.私:従業員は2005年5月に全員退職届を書いています。
  S:じゃあ、それを持ってきてください。

2.S:最後のペイ・ロールで6月分が提出されてますが?
  私:それは女社長が提出したものでわかりません。

3.私:何故今年までの請求をするのですか?
  S:現在の役員に過去の役員名が残っていますから。

4.私:2008年に人の手に渡ってます。
  S:その届出がありません。 新規登記も2009年です。

5.私:えっ? 2008年の登記があるはずですよ。
  S:ありませんよ。

私は、死んだ前社長や、既に辞めた者のことも話しました。
とにかく全部書類を探して来ますと言って帰りました。

家に帰り退職届などを探したけど、何人分かしか揃わない。
3度の引越しと去年の洪水で、かなりの書類が紛失してる。
もしかして国税局に持ち込まれた書類箱に紛れているかも。

************



何日かして、裁判の日が来ました。

裁判官が、「Guilty? or Not Guilty?」(有罪か?無罪か?)
続けて、「Mr. Pinoy?」(ピノイさん?) と聞くので、
「Yes」(はい)と答えると、裁判官が首をかしげて「Yes?」。

周りに居た弁護士Aががあわてて、「No! No! Not Guilty!」
(違う違う! 無罪だと言いなさい!) と小さな声で私に言う。

裁判官が「You'r Guilty?」(罪を認めるのか?) 私は、
「No!! ピノイさん?って聞くからからハイって言ったんです。」

裁判官が笑い出すと、【SSS】の彼女もクスクス笑い出す。

結局、書類を探す時間を貰い、1ヵ月後に再審としてくれた。

裁判所を出てから、私は弁護士に尋ねました。
「会社は2007年末に譲渡してるから、2008年の【SEC】に
アフリカ人が登記してるはずだけど、【SSS】は2009年登記
しか持ってないよ。 2009年の新役員登記の前に、絶対に
2008年の登記があるから、【SEC】から手に入れて欲しい。」

※【SEC】(Securities & Exchange Commission)証券取引委員会

弁護士Aは、バッグの中から書類を取り出し、
「ああ、あるよ。 これだよ。 でも【SSS】は受け取らないよ。」

私は嬉しくて叫んだ。
「受け取らないじゃない!。 受け取らせないと!」

ポールおじさんが、
「早く終わらせないと、俺は国の仕事をしてるから、困るよ。」

おじさんには迷惑を掛けてて申し訳ないけど、納得出来ない。

弁護士Aは、アフリカ人との売買契約時に立ち会った人です。


弁護士Aから受け取った2008年の会社登記書には、

私と家内の名前が外されてる。

要するに、名前が残っているのは
おじさんと、女社長と、女事務員の3人だけです。

ああ。 だからポールおじさんは早く終わらせたいんですね。
可愛そうに... 私がおじさんを役員に入れ込んだばっかりに。

でも、おじさんが【SSS】に早く払おうって言っても、立替です。

私の借金ということになります。

★アフリカ人が2009年に再登記をした以前の、この2008年の
最初の登記書を、絶対に【SSS】に受け取ってもらうのだ!

★この会社登記書に、私と家内の名前が外されてると言うことは、
登記所(証券取引委員会)に行けば、女社長以外、私たち4人の
「役員譲渡証明書」がある筈だ。

★それには、いつ私達が署名したかの日付けが書かれてる筈だ。

★あとは、従業員の退職届を作成すること。(これが一番厄介。)

★そして【SSS】の美人告訴人に認めてもらうのだぁ!

************



すみません、
なかなか完結出来なくて申し訳ありません。

拙い日記に、沢山の応援を頂きました。

お詫びとお礼を申し上げます。ペコリ!

さあ!
明日はいよいよ証券取引委員会に乗り込みます。


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逮捕状の件の続きです。2

2010年07月04日 | 気をつけて!!



写真は、フィリピンの裁判所内です。
分厚い資料は、拘留されてる
たった一人の日本人の資料です。

私はこんな分厚い資料を見ると少し安心します。
ああ、放置されてるだけじゃないんだな。
ちゃんと誰かが何らかの形で携わっているんだな。と。

しかし、よく内容を見ると、まともな事は書いていません。

まともな警察がいるのか?
まともな弁護士がいるのか?
まともな裁判官がいるのか?

そんな気がします。

無実の罪で拘留されてる日本人が沢山います。

モンテンルパの刑務所や、ビクタンの入管の拘置所、
シティ・ジェイル、地方の警察署内にも鉄格子があります。

普通は、日本人が逮捕されると日本大使館に通知されますが、
容疑、嫌疑で拘留できるのは72時間だけですが、
告訴した者(Complainant)と組んで日本人を捕まえる警察に
逮捕されると堪ったもんじゃない、無法がまかり通っています。

無理な逮捕礼状で拘置されてる人たちとは、日本人が多く、
無理な逮捕をさせる側に、日本人が多いのも困り者です。

厄介なのは、
逮捕礼状も無く告訴側が「この人が犯人だ!」と指摘するだけで、
連行されてしまう事が多い。 それも日本人が。

しかも、一人や二人の警察官じゃない。
時には10人以上でそれをやってのける。

そして、不思議に思うのは、
少し大きい警察署内に、いくつかの拘留所があり、
人目につかない鉄格子に閉じ込められる事。

トイレは、見張り番が他の者(同じ警察)にも会わせないように
連れ出すか垂れ流し...
シャワーも出来ない...

取調べは、罪状の事では無く、示談金の話...

何故、他の警察が気づかない?

そんな無実で捕まった人が裁判を受けるケース(事)もある。

そこで裁判官が、「あなたは、原告にうん百万円を払いなさい。」

えぇ~っ!? 訴えも嘘っぱち、逮捕も不法なのにぃ?


・もっと不思議なお話をしましょう。

私は、警察署に拘留されてる人を何人か尋ねたことがあります。

中には、気違いじみた事を言う日本人がいます。

「鉄格子の中で殺されます。」と私に訴えます。

夜な夜な、見張りが交代で脅して寝せてくれないとか、
拳銃を突きつけられてるとか、同じ檻に喧嘩相手のグループを
何人か一緒に入れられてる。等々...

私は市の刑務所に、悪い監視役を監視してもらう様に
人を送り込んだ事もあります。


・余談ですが、
日本人の中にも無茶な人がいて、
「どうして捕まったんですか?」と聞くと、

「家内が俺の友人と浮気してたから、ウィスキーのボトルで
ドタマをかち割ってやりました。」

「そりゃぁ、あんたが悪い。」

その人、刑務所に面会に来た奥さんから相当殴られたようです。
バッグで、何度も何度も。

そういう場合、警察はあまり止めません。
面白がって見てるだけです。

・私自身を守るために、お話をしますが、

逮捕される日本人の調書を見ると、
大抵が訴えた相手も日本人です。

しかも、組織と思えるように同じ日本人名がある。
捕まえる警察側も同じ名前がよく出る。

捕まった日本人は、逆に訴える道を知らない。
法律も解らない。

事件で大金を得た警察グループは、
揃って一ヶ月ほど、バケーション。
ある者は病気。 ある者は地方に移動。
ある者は退職。

ほとぼりが冷めるまで。。。


私は、それらの調書の中にある人物名を、
決して口外しません。 

人に、身を守る方法は教えても、
誰に気をつけろとは言いません。

私自身が危険になるから。

■ ■ ■ ■ ■ ■



★本題に入ります。


私もかれこれ15年になりますが、
ダバオで逮捕されたことがあります。

生きた心地がしませんでした。

警察から山に連れて行かれたときには、
殺されるものだと思いました。

他にも沢山の日本人が拘置された例がありますが、
折を見てお話します。

先月、大統領恩赦を受けて、鈴木英司さん(54)が
モンテンルパ刑務所から出所しました。
元死刑囚で、途中から終身刑になった、無実を訴え
16年2ヶ月の獄中生活で2千万円を費やしたと言う。

何故無罪じゃなく恩赦なのかと疑問が残りますが、
日本の家族の協力が無ければ、お金でV.I.P.の
生活が出来るという刑務所も、地獄になってた事だと
思います。

・色々長いお話をしましたが、前置きのようで本題です。

フィリピンで、一番大事な事は、

「絶対に捕まるな。」 です。


■ ■ ■ ■ ■ ■



《先日の続きです》

2月に、2年ぶりに日本へ帰った私は、
母の見舞いとネット(ネカフェ)通いをしてました。
(2月3月のブログに掲載してます。)

私は、フィリピンに戻る2日前と戻る直前に、マニラ空港の
入国管理局に電話をして、私が「ブラック・リスト」に登録を
されていないか、入国拒否になっていないかどうか、また
「逮捕状」が回されていないかどうかを調べてもらいました。

逮捕状に日本人の名前があれば、入国管理局に通報する
のが当然でしょうが、まだ私は Pinoy のままでした。


私のフィリピン初心者の頃のモットーは、
「隠れろ。逃げろ。」でした。

10数年前に逮捕されてから後、今までは、
「隠れても、逃げない。」です。エヘン!

あはは。まだ卑怯ですね。

だからフィリピンで這い蹲っても頑張っています。

その内堂々と、
「隠れない。逃げない。」と言えるように。


さて、ポールおじさんから見せてもらった逮捕礼状の複写は、
確かに【Warrant of Arrest】と書いてありました。
「御用だ!! 神妙にしろ!!」ですね。

「へっ、てやんでい! 易々お縄に掛かるわけにはいかねんだよ!!」

何故か【Warrant of Arrest】の下に【Received】って書かれています?

【Received】(容認、受理)って、何を受け取ったのでしょう?

逮捕礼状には、5人の名前が書いてありますけど、
おじさんだけ「保釈金」【Bail】を払ったんですね。

肝心な、誰が告訴(Complain)したかと言うと、
【SSS】(エス・エス・エス)からです。

【Social Security System】(ソーシャル・セキュリティ・システム)の略で、
「社会保障制度」から告訴されています。
「社会保険事務所」みたいなものですね。

告訴されてる金額は、100万円を超えてます。

裁判所に保釈金を払って、裁判が終わるまで審理、聴聞を繰り返し、
出頭することで告訴側と争うことも和解することも出来ます。

ただ、保釈金を払って逮捕を免れるのは、ポーロおじさんだけです。

保釈金は、内容等によって異なるけど、6万円位払ってるようです。

そんな大金、ありませんよ。
日本から戻って来たばかりでも、2年ぶりに帰ったくらいで、
飛行機代も日本の友達が仕事代としてくれただけで、余分なお金は、
あ・り・ま・せ・ん... 自慢じゃないけど...

ポールおじさんは言いました。

『自分が【SSS】と話し合いをするから、君たちは保釈金を払うな。』
『そんなお金があったら、うちの従業員に小遣いをやってくれ。』 と。

家内が言いました。
『それじゃあ私たちはどうしたらいいの?』

『家から出ないで隠れてろ。』と、おじさん。

『約束してくれ。絶対に保釈金は払わないと。』と、念を押す。

「解りました。 それに家内と2人分も払えるお金が無いから...」


な~~!!?? 捕まってしまうじゃ~ん!!??


※※※※※※※※※※※※※※※※




私は何とか考えました。

おじさんは今、国の仕事をしているので犯罪人になるのは困るから、
何とか自分で解決させようと思ってるようですが、出来るわけがない。

良い人だけに、絶対に【SSS】に負けてしまうよ。 きっと。
お金持ちだから、すぐ払って片付けるんでしょう?  きっと。

そして、そのお金は「立て替え」になり、「私の借金」になる。きっと。
で、私にお金の都合が付いて保釈金を払うと怒るだろうな? きっと。


理不尽な【〇〇〇】から、逃げてたまるか。

たとえ隠れてても...


《続きます》


すみません、
家内の姪っ子の洗礼式に、バレンズエラまで行って来ます。

時間が足らず、戻って来てからまたUPします。

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逮捕状の件です。

2010年07月03日 | 気をつけて!!
[逮捕状] ブログ村キーワード

事実は小説より奇なり。
なんて言うけど、

「奇」なんてものじゃないし、
小説なんて書けないけど、

ブログ記事にするのも簡単じゃないし、
かと言って話さずにはおれないし、

ブロ友サンたちに心配は掛けてるし、
いや、惑わせてる感もあるし、

ああ。ごちゃごちゃ考えるより、
とにかく筆を執ります。(キーを叩く...かな?)


・ここ何日かでブログ記事に仕上げようと纏めても、
 時間を費やすばかりですので、とにかく書き込みます。

私の支離滅裂文を読みなれてない方は、
書きながら気付いた要点を、最後に抜き出しますので、

最後の文だけでも読んでください。
お願いします。 (前置きだけでも長いでしょ。ハハハ...)

****************************



・2月に日本へ帰国した時のことです。

マニラ国際空港に向かっている時に以前の会社の役員の一人である、
ポールおじさんから携帯に電話が入りました。

「今朝から家に、何人もの警察やNBIが逮捕状を持って来てるって。」
「俺は昨日から自宅に帰ってないから捕まってないけど、どういう事?」

ポールおじさんの家族が言うには、私の以前の会社の問題ですって。

以前の会社とは、(芸能人)を日本へ招聘するエージェンシーです。
簡単に言えば、日本で言うところの、タレントのプロモーションです。

逮捕状は、役員として登記されてる家内や私を含む5人です。

代表者となっていた女性は、銀行に預けていた私のお金をごまかして、
現在、カナダに逃げています。

もう一人、会計係の女性従業員が入っています。

家内を会長(Chairman)として、私はただの役員です。
勿論、私が出資してますから、影のオーナーです。

影と言っても、警察でもどこでも公になっている事で、
家内の補助(アシスト)をすると言う意味で、不法ではありません。

・逮捕状には、この5人の名前が載っていると言うことです。

・何故会計係まで載っているのかなと思いました。

と言うのは、去年、会社が潰れて2度引越しをしましたけど、
9月の台風「オンドイ」の水害に遭う前に、彼女は会社の書類を
大きな段ボール箱に詰めて、国税局【BIR】に持ち込みました。

フィリピン国税局から出頭してくれと通知が来たので行きました。
そこでその大きな箱を見せられたのです。

・フィリピンの税務署は、脱税をした者を告げる(密告、告げ口)と、
税金の徴収額の、10%か20%かを貰えるそうです。

私は脱税はしていませんよ。 贅沢も。タブン。

税務署や彼女がターゲット(標的)にしたのは、別の人物です。
段ボール箱の中には、その人に関する書類が沢山ありました。

私が驚いたのは、税務署が海外雇用庁【POEA】から得た
タレントの出国数と、箱の中の私の資料とが合わないのです。

2005年に傾きだして、2007年には6人しか入れていません。
ところが、POEAからの資料は、170人も日本入りしています。

誰かが、私の会社名を使って日本に入れているのです。
これは、以前からちょこちょこ判っていました。

時々私も【POEA】からタレントの手続き数の資料を取り寄せて、
犯人に注意したことがあります。

二百数十社とあるエージェンシーでしたが、事業休止させられる
処罰を受けた所が、よその免許を使って手続きをすることがある。

無断で、【POEA】でも大使館の査証手続きもです。
そんなことが出来る人は結構います。 プロフェッショナルが...

逆を言えば、そういう機関の中に、賄賂を受け取る人間がいたと
いう事です。 ふむ。「事実は小説より奇なり。」


・で、私は税務署に、詳しく説明しました。
もっと深く詳しい調査の仕方も教えました。
どこに抜け道があるのかを調べる方法を。

・税務署は言いました。
私はとばっちりを受けてるだけだ。と。
そして、ある人物の状況を教えてくれと。

他人名義で高級車を何台も持ってて、他人名で豪邸に住み、
大きな事業を展開してることも税務署は知っている。

その証拠が欲しいようです。

その人物を私は確かに知っています。優しい人です。
でも、豪邸を知ってるくらいで、事業の事も何も知りません。
私とは雲泥の差がある人で、私は何も知りません。

私は税務署に、私に関する資料を何度も持参して説明しました。

台風前に彼女は資料(領収書や不動産資料)を持ち出したけど、
台風後に取調べを受ける私には、資料が殆どありません。

ひどい洪水で、一階に保管していた書類は殆どなくしたり泥水で
コピー等もインクが滲んで見えません。

今年の初めの事ですが、精一杯のことをやって、
「後は税務署の判断に任せます。」と伝えました。

・この国税庁【BIR】の問題は、今年の年末くらいにもう一度
私に降りかかってくることだと思います。

※タレントが日本に行く場合は、ビザの手続きをする際に、
出国税も含めて必ず支払うものです。 誰でもです。
そして、日本でも出演税など収めなければ延長も出来ません。
脱税をしたプロモーターの殆どは、不法に出演店を変えて、
遠方のクラブなどに高い手数料を取って出演させたりすると、
まともに仕事をする場合の何倍もの収入を得た場合が殆どです。

・ひとつの問題は、フィリピン国税局の決断待ちです。
 (逆さに振っても鼻血も出ないからね。)


■話を、「逮捕状」に戻しますが、

そんな訳で、この逮捕状、【Warrant of Arrest】と書いてあります。
【Search Warrant】(捜査令状)じゃありません。

・税務署に密告書類を持って行った彼女まで逮捕状があるのは
 どう考えてもおかしいです。

・だからこの逮捕状って、国税局からじゃない筈です。

じゃあ、どこから何の理由で逮捕状が出てるんでしょう?
ポールおじさんの家族には、逮捕状の中身が読めないようです。

ポールおじさんや会計担当の密告女性従業員も可哀相です。

※密告従業員を恨んでいませんよ。
 噂では、彼女は酷い病気に掛かってるそうで、貧乏してるって。
 きっと大きなお金が言ったのだと思います。

 私もお金はありませんからね。
 ただ、密告した事で、税務署が請求しようとしている金額は、
 何千万円にもなるようで、大きな密告報酬料になりそうですが、
 自分の居た会社から証拠資料を持ち出すのは良くないです。
 私は悪いことをしてたわけじゃないから。と思ってる。タブン...

****************************



すみません。

やっぱり話が長くなってますので、
今日は一旦筆を置きます。(キーを叩くのをやめます) 

どこから逮捕状が出てるのか、判らないまま私は日本行きの飛行機に乗り込みました。

続きは次の記事で書きますが、

このブログを見てくれてる方にご心配掛けてるようですから、

先にどこからの逮捕状かを伝えておきます。

【SSS】からでした。
【Social Security System】の略で、「社会保障制度」からです。

社会保険みたいなものです。


それじゃあ、申し訳ありませんけど、
また夜更かしをしてしまい、先程から睡魔が襲っていますので

続きはまた今夜にでも書きます。(キーを打つの!)

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日本が 感染列島に!? 迅速に手を打って!!!

2010年05月14日 | 気をつけて!!

皆さんにお願いします。



ブログ友達のmu.choro狸さんのブログから転載していますが、
mu.choro狸さんも「宮崎で大変な事が起きている」トウカイピア竹平さんの悲惨な事情に心を痛めて呼びかけています。

口蹄疫(こうていえき)とは、呼んで字の如く、の中と(ひづめ)に症状が出て弱い動物は死に至る、2つに割れたひづめを持つ動物にあっという間に広がる疫病です。

ユンケル皇帝液(こうていえき)じゃありませんけど、
そう覚えれば忘れ難い名前だと思います。

人間に感染するものじゃない菌ですが、人間から他の動物に菌を移動させる、保菌者となる事もありますので、十分に気を付けて下さい。

世界各国でも以前起こった感染病ですが、日本の政府の対応次第で、日本中に広がる可能性が十分あります。

今、現地宮崎だけでも、何万頭もの牛を速くしなければいけない状態なのに、手の打ちようが遅れている様です。

何はともあれ、是非、以下の転載文を呼んでご協力をお願いします。



―― mu.choro狸さんのブログの前書き ――

以下の文章は私のお気に入りブロガーさんのトウカイピア竹平さんの今日のブログからの転載です。

是非この文章を読んで頂き、もしよろしかったら皆様のブログでも転載して頂けたら嬉しいです。
今、宮崎県に発生しています、牛の口蹄疫の事の現状です。読んでいて胸がえぐられるような感触を覚えました。

―― mu.choro狸さんのブログの前書き終了 ――


2010 年05月12日
口蹄疫の問題について
今、宮崎県内では口蹄疫の問題で衝撃が走っています。
宮崎県内にいても詳しく知らない、わからない口蹄疫の現状。
普天間問題やギリシャの問題、、殺人事件等々、ニュースがあふれている中
宮崎県内のニュースでもあまり長い時間を割かれないのはなぜなのでしょうか?
なぜ全国ニュースでは報道されないのでしょう?

県内外の方々に伝えて口蹄疫問題を理解していただけたら・・・
と心から 思います。。。

遅きに失した感はありますが、こちらでも転載させていただきます

・・・・・ ≪以下、MIXIより転載≫・・・・・・・・・

皆さんありがとうございます
昨日も20人近いマイミクさんが日記に書いてくれて1件1件お礼を言いたい所ですが、バタバタしてて
今一番ありがたいのはこの現状を知ってもらうこと世論で政府を動かすしかもう手が無いんです

昨日日記に書いた仲間の輪による消毒剤の話も、政府の圧力がかかり、
“各県まず自分所の防疫の徹底をせよ。宮崎は農相みずから出向き全力で対応している”
との電話があったみたいです。

消毒剤が圧倒的に足りません。
消毒剤の事は昨日書きましたが、
人手も圧倒的に足りません。
政府は“現場スタッフを国としても確保している”と発表してますが、一昨日までの現場スタッフ350人のほとんどは県のスタッフ。
九州農政局から3人の獣医師と20人のスタッフ、追加で30人の自衛隊。
農政局の獣医師はペーパー獣医師で現場しゃまともに牛に触ることも出来ない、追加で来た自衛隊は4日出たら2日休み実質2/3の労力。
昨日から宮崎による確保と九州各県の応援により倍の 700人体勢に。
それでも殺処分対称の1割しか処分出来てません。
県も、保健所も、獣医師も、JAも、市町村も、休みなしで必死になって頑張ってます。
保健所の友人はGWどころか、発生からずっと休み無し、6~21時の重労働。爪は割れ、消毒剤で手の皮膚が爛れ…、
それでも必死になって戦ってます。
マイミクさんの旦那さんも新婚、子供が産まれて初めてのGWも休み無しで頑張ってくれてます。
ホントに感謝しています。

それでも全然処分が追い付かないんです。
今、処分対称の10万頭のうち、20日間で処分が終わったのは1 万頭にも届きません。
今1日の処分頭数が千頭。毎日発症する頭数の方が圧倒的に多いんです。
感染した牛は毎日10億個、豚は5兆個のウイルスを撒き散らします。感染拡大が止まりません。

4月末に発症した友人の農場では、今のペースでは5月内に処分出来るかどうかと言った所です。
全て殺されてしまう。それでも弱れば排出するウイルスが増える。だから、殺されるのがわかってても、毎日餌をやり、ビタミンをやり、あらゆる手を尽くして少しでも牛を健康に保とうとしてます。
でも、農場全ての牛に広がり、弱い子牛から次々に弱り、死んでいきます。
死んでも処理業者も出入りできないため、死体の上に大量の石灰を乗せても、腐敗し異臭を放ち始め、
それでも親牛は自分の子を一生懸命舐め、石灰を落とそうとします。
消毒剤の不足から、本来は牛に使わないような強い薬を大量に毎日浴びせられ、牛は毛が抜けぼろぼろになっていきます。
そんな中で、自分の家族同然の牛を殺す事も出来ず、飼い続けなければならないんです。

また、保健所や獣医師が殺処分現場に集中せざるを得ず、発症が疑われる農場の検査も出来ず、
テレビや報道では50件80000頭となっていますが、
俺が把握してるだけで発症の疑いがあり検査待ちの所があと40農場あります。
とにかく人手が足りないんです。

もう殺処分が追い付かないんです。首相が激甚災害に認定し、自衛隊を出さない限り、拡大は収まりません。
「その必要があるかどうかを関係閣僚と話し合い、必要とあれば検討する」とか言ってる場合じゃないんです!!

ワクチンと言う手も有りますが、現行の法律では使えず、
しかも大臣は「参院選後の国会で立案立法を…」
とか言ってますが、
その頃には国内の牛・豚・山羊・羊・鹿・猪…等の偶蹄類はいなくなってるでしょう。

皆さんにお願いです。
とにかく、今、宮崎で大変な事が起こってると言うことを、多くの人に伝えて下さい。もう世論で政府を動かすしか方法がないんです。

資材機材も、人手も、予算も…
もう国に頼るしかないんです。
よろしくお願いします。

・・・・≪転載終了 ≫・・・・・・・・・・・・

おおきなうねりとなって国会の場に届くことをねがっています

どうか宮崎の酪農を助けて下さい。
心の底からお願いします。
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少し緊急な心配。

2010年04月21日 | 気をつけて!!
ちょっと気になるフィリピンの状況です。

フィリピンを危ない国だと思われるのを意図としていませんので、

フィリピン好きの方や、フィリピン在住の方に聞いて頂きたいお話しです。


今、フィリピンは選挙運動で賑わっています。

気になると言うのは、その選挙がまともに行えるのかと去年末から気になっていました。

もう20日後には選挙の日となるので、私の思い過ごしの様ですが、それならそれで私が恥をかけば良い事なので、ちょっと目を通して頂ければ幸いです。



事の発端は、マギンダナオの虐殺事件からです。

3件の私の記事を見て下さい。(事件をご存知の方はスルーして下さい。)

11月27日の記事(大量殺人事件)←クリック

12月6日の記事(5日にマギンダナオ地域に戒厳令)←クリック

12月8日の記事(背景を考える)←クリック

私の記事が発端じゃないですよ。 残虐な殺人事件の事です。

いや、大事なことと言うか、ここで気になり始めたのが

戒厳令(マーシャル・ロウ【Matial Law】)です。

●戒厳令=国家非常時に行政機関も全て国軍に統治権をゆだねる命令

この「戒厳令」を記憶に留めていただいて、
今日まで大雑把にフィリピンで起きた事件を見て下さい。

私が気になった範囲だけで、全事件を把握している訳じゃなく、
掻い摘んで、の部分です。



1.フィリピン南部ミンダナオ島の南アグサン州で、元政府系民兵が子ども含む住民125人を連行、57人を人質。

2.東サマール州で国軍が新人民軍【NPA】(New People's Army)と交戦し、新人民軍2人を射殺。

3.今月13日未明、南部バシラン島イサベラ市にある刑務所を、武装集団約100人がバシラン州刑務所を襲撃し、外壁を破壊、監房のカギを断ち切るなどして、受刑者(反政府組織関係者ら)31人(内、21人がイスラム武装勢力)が逃走、2人が死亡。

4.今月14日未明、ルソン地方リサール州タイタイ町で、自宅前に駐車していたマニラ地裁判事の自家用車が何者かによって爆破された。

5.昨日早朝、リサール州のアンティポーロ市(Antipolo)で、新人民軍の待ち伏せにより、国家警察【PNP】(Philippine National Police)の特殊部隊【SAF】(Special Action Force) 4人が死亡、5人が重症を負った。

その他に、新人民軍とみられる武装集団が国軍兵士を襲撃して何人か死んだ事件や、ミンダナオ島で幾度となく爆破事件もあってます。

※ ここ(このブログのこの記事)では、事件が有った日時や場所は無視して下さい。
それに、死亡した人数などは、アップデートが曖昧で増えている可能性もあります。
もうひとつ、事件を起こした団体が、反政府軍だの新人民軍だの警察であれ国軍であれ、無視して記憶に留めて下さい。
何故ならば、私のような一個人のちっぽけな日本人でも、これらの団体の全てに何人かの知り合いがいます。
コネクションでは有りませんけど、小さな物事を頼める知り合い程度ですが、
これが、政府の人、いや、それぞれの団体の人たちであれば、それぞれの団体の中の何人かにコネクションは有る筈です。

簡単に例を挙げて説明しますと、
警察の上部の人は、軍にも新人民軍にも知り合いが居る筈です。
大統領府の人も、全ての団体にコネクションは有る筈です。

勿論、このブログを英語やタガログに訳すのは簡単でしょうから、
これ以上話すと、私が危険な目に遭うでしょうけど...

※ 私の懸念は、
選挙が終わり、今の地位を去る人の中に、最悪の事態になる人が居ます。
一応、その人達は、他の地位に就ける様に準備をしている様ですが、

もしも、普通の人になる様な事になれば、拘留される可能性も有り得ますから、
こう言う事件がたくさん有って欲しいと、望む人たちが多数います。

この多数と言うのは、その問題の人たちを支持する人達の中にです。
(注:主に事件を企てた人々を指します。)

理解し難いことと思いますけど、私は、選挙運動も含めて、この一連の騒動に、
大切な日本人が巻き込まれて欲しくないから、せめて私の言う、『気をつけて』
だけでも気に留めて頂きたいと思います。


※ 話を戻しますね。

選挙の不正はいつも有りました。
不正じゃない場合も。

正義の名の下に、民衆の名の下にも。
ピープルパワー然り。

マルコス政権からアキノ政権に。
エストラダ政権からアロヨ政権に。
そして、アロヨ大統領が続投。

今度は誰に移るかな?

突然ですが、

私は、アロヨ大統領が好きです。
大統領だからです。

小泉総理も麻生総理も鳩山総理も好きです。
じゃ無くても、好きになる様に理解しようと努力します。
総理だからです。

天皇陛下は、だ~い好きです。
天皇陛下じゃなくっても。人物その人が好きです。

何を言い出すかと思えばこの馬鹿は。と言いたいでしょ?


私が誰を好きになっても大した問題ではありません。

しかし、そういった偉い人たちに、好きでなくても着いて行かなければならない組織があります。
例えば、軍や国家警察や...
好きでも支持でもなく。です。


それは『システム』だからです。
その組織は、政権が代わってしまうまで、
現政権が代わらない様に努力しなければなりません。

私のように、「誰に代わるかなあ?」なんて言ってられません。

そう言えば、私はさっき言いましたっけ?
組織の上層部は、
どんな団体にも必ずお願い事が出来る知人がいるって。


どんなお願いをするんでしょう?
政権が代わらない為に...


じゃあ、政権を代えるような、選挙が無くなれば良いんですよね?

そう、賄賂や選挙管理委員会の手違い等による不正か、
選挙に出馬中の人を暗殺する?
規定を超える選挙費を使うか? それも不正ですね。

それにしても、
どうしてこんなに爆破事件や大量殺人事件が頻繁に起こるのでしょう?

誰かがやらせてるの?

こんな事件が多くなると、

今度はフィリピン全土に「戒厳令」が布かれるよぉ。

戒厳令布告って、

選挙が出来なくなっちゃうよぉ。



※ すみません、奥歯に物が挟まった様な言い方で...

私も危険な目に遭いそうな発言ですけど、
この事は、年末から得ていた情報です。

どうか「押して知るべし」で、少しでもご理解いただき、

一連の事件に巻き込まれない様に気をつけて下さい。

人を脅して錯乱させる様なことは望んでいません。

ああ、私が精神分裂してるとでも思って下さい。(笑)
今は確かに少し狂ってて死にたいなんて思っても、人には幸せになって欲しいと思う気持ちは、以前から変わっていませんから。

選挙まで後20日ほどです。

無事に終わる事を願っています。
私の知り合いも多数出馬していますし。


とにかく、気をつけて下さいネ。




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巧妙な手口  -なぜ?-

2010年03月03日 | 気をつけて!!
色んな詐欺のやり方があるものですね。

なぜこんな大金を騙されるのでしょう?

私も、疑問に思っていました。

この巧妙な手口を解析分析とは言えませんが、
私なりに考えてみました。

まずは先日の記事、ここを読んで下さい。

気をつけて! (前号)



●騙された人たちは、普通は簡単に騙せる人たちじゃない。

海千山千の人達を束ねて来たような人たちです。
だから、騙されない様に気をつけているので、騙されるかも知れないと思いながら話に乗る場合は、人に話さず自分だけで調べようとする。


●目標のお金は高額と言うよりも巨額である。

高額と言えば、「騙されるよ。」「旨い話には裏がある。」と、出鼻をくじかれる。
これ程巨額になれば、普通の人は持った経験が無いから、「有り得ない。」と言われるだけで終わるので、話せなくなる。
それに、自分だけに来たチャンスだとも思う。
「一攫千金」の度を越えて想像がつかなくなる。

●まず疑う人達だから、疑問が無くなると「信じる」事になる。

これは引き算で、5つの疑問があって1つ、2つ、と回答して、最後に疑問は「ゼロ」になる。
ところが、疑問が「ゼロ」になると、今度は「信じる」が生じます。
経験豊富なお二人なら、きっと「疑ってかかれ。」と「信じろ。」の二つが頭の中で葛藤します。
「儲」という字を分けると、「人」の「言う」事を「信じる」「者」が「儲かる」。
特に「Aさん」はコンサルタントで、哲学的な物の考えをする人です。
「Bさん」も、先駆者でした。

●騙した方は説得力が無く、騙された方は説得力がある。

騙した方は、演技が巧みで、「ボケ役」を演じて、説得力の無い普通の人間を演じた。
勿論、相手の疑問には答えられる準備はしていた。
騙された方の人は、相手の曖昧さを自分で解釈して、納得した後には、資金作りに考えられない説得力があった。

●大使館員と「サム」とでもめる。

相手のアフリカ人同士で説得されれば、騙された人は疑ったでしょうが、アフリカ人二人で「疑問」と「回答」をやってのけた。
例えば、「詐欺師A」と「詐欺師B」が、2人であなたの所に1万を貸してくれと説得しても拒否出来るでしょうけど、あなたの目の前で、「詐欺師A」と「詐欺師B」が喧嘩を始めて、「詐欺師A」が「詐欺師B」に『金を払え!』と揉めてれば、おそらくあなたは仲を割って、『2人とも喧嘩をするな。俺が立て替えてやる。』となるんじゃないですか?

●騙された二人は、男気(漢気・仁侠)のある二人。

もし自分がお金を作れば? 
1、「サム」を助けられる。
2、紹介者の顔を立てられる。
3、自分の周りの者も潤う。
で、1と2はお金を立て替えた時。 3は倍返しで大金が入った場合。
であり、これが「欲」を否定して「大義名分」が出来上がる。
「損」しても諦める事が出来、「儲け」ると他人を救えるという性格。
簡単に言えば、「汚い金でも綺麗に使え」

●期限を切られる。

これは、考えたり調べたりする時間を制限されてしまう。

●どちらも皆、現在の状況から脱出したい。

言わずもがな。です。

●普通の儲け話と違う。

これがどう違うのか、考えます。



★普通の儲け話と違う点。

普通は、儲け話を持ってくる人はお金を持っている人で、
貴方に、こうすれば「貴方も金持ちになれる。」と教えます。

もう一つは、お金を持ってない人が貴方に「金儲けがある」と言う、
儲け話は、信じがたいものです。

一攫千金って、頭の中に大金を描かなきゃいけませんね。

ところが「サム」の場合は、「目の前に大金がある。」です。
しかも、「サム」自身のお金。
そして、目の前の「サム」は、貧乏。

そこに居る「サム」は自分(騙された人)と結構似た様な状況環境です。
異国の地に居る。現状を変えたい。言葉が解かり難い。金持ちになりたい。
フィリピン人を話の中に入れたくない。過去に悲惨な経験がある。等々...

目の前に積まれたお金は手で触れる。 これは「絵に描いた餅」じゃ無い。


★もう少し、「疑い」(怪しい)部分と「疑問解消」を考えます。

実際にこんな問答をやった訳じゃありません。
騙された「Aさん」に私が訪ねた事が多いですが、少しまとめてみただけです。

疑問:どうして大金を持ってる?
返事:アフリカで、戦争のどさくさに紛れて銀行を襲った戦利品。

疑問:戦争やってるんですか?
返事:やってるよ。民族紛争や内戦など。

疑問:銀行を襲ったら犯罪で追われてるでしょう?
返事:戦争中だし、行員は皆死んでて分からないよ。

疑問:それがどうしてここに?
返事:何とかドバイまで渡ったらしい。そこからフィリピンに送った。

疑問:送れるんですか?
返事:ドバイ政府からフィリピンのアフリカ大使館留めで送った。

疑問:大使館は中身を調べないんですか?
返事:ドバイ政府とアフリカ政府の特別便だからね。

疑問:で、なんで高い保管料ですか?
返事:中身が土地の登記書や何か高価な証券て言ってるからでしょ。

疑問:鍵を開けたりしないんですか?
返事:政府間の極秘ってなってるから本人しか開けられない。

疑問:政府って、調べたんですか?
返事:アフリカ大使館の人間の身分証明書をチェックした。

疑問:そのお金、見たんですか?
返事:見たよ。金網が外れない様になってて、指で5枚取って両替した。

疑問:そのお金は?
返事:偽札じゃなかったから、両替して「サム」にあげた。

疑問:どのくらいのお金があったんですか?
返事:上っ面だけが本物かと思ったけど同じ所から5枚取ったから、大体全部本物として何億かあった。


こんなやり取りは、完全に騙されてアフリカ人と連絡が取れなくなる1週間前の話です。

文頭で述べたように、私が中に入る余地はありません。

私は、アフリカ人達とは会っていませんが、「サム」は小心者を装っていて、大使館のアフリカ人と絶対にグルだという尻尾を出さない様にしていたと言う事です。

それは、大使館員と「サム」だけの時でも、顔見知りという様子は無く、請求する者と支払いをする者、保管料から法外な手数料を自分の物にしようとする悪い者と、自分のバッグを取り返したい善良な者のような振る舞い。

ただここで、「サム」が善良な人間だったら、そう簡単に信じられないと思いますが、銀行強盗などやった過去に悪い事をして来た人間だと言う事をポロッと口に出すような人間だから信じてしまった。

完璧な人間には、「化けの皮を剥いでやれ」と、信じ難いが、過去は泥棒でしたと言う人間は、「正直に言ってくれた。」と信じてしまう。

人間の心理でしょうか?

ましてや、メールで「サム」は自分の写真を送って来た。

これは、世界中に張り巡らせているネットに掲載しているようなもの。
そのメールに軍服姿で大金を目の前にして堂々と顔を出している。

自分のバッグをチェックしてるのに大使館員から怒鳴られる。
それを、お金を少しでも抜き取ってくれと「サム」は「Aさん」に促す。

「サム」は、パスポートまで「Aさん」に渡す。

騙す相手の「Aさん」では無く、相棒の大使館員にオドオド怯えている。

「Aさん」を、騙す相手と言うよりも、自分を助けてくれる相手だと思ってるように振舞う。

「Aさん」と「サム」はまるで運命共同体の様に思わせる。


う~~ん...
シックリしませんねぇ...
こうしましょう。
騙されたのが私だと思って下さい。
その方が話が早いから。

いきますよ。

見た! 凄い大金を! 目の前で!
1億以上あるんじゃあないか!?

凄いなあ! 2400万立て替えれば2倍にして返すってぇ!?
この大使館員なんて、殆どは自分の懐に入れてしまうんだろう?
1千万くらい口の中に放り込んでやれば良いんじゃないかぁ?
どうせ中身がこんな大金だとは知らないんだろう?

それにしてもこの「サム」って奴、今困ってんだろォ?
上手く取り入って、山分けにしようかぁ!
いやいや。何とか騙して全部取ってやろうかな~♪
やっぱ可哀想だから「サム」にも1千万位は持たせてやろうかなぁ♪

文句言うようだったら、何もかも喋るぞ~って、脅しちゃおう♪
大使館がこの中身が分かると「サム」は怖いだろう?
どうせ盗んで来た金なんだろ~がぁ。
こっちは証拠の写真もあるからな~♪
フィリピンの刑務所で一生過ごすかって脅しちゃおう♪

かくして私は1千万円を渡してしまうのでありました。

辻褄(つじつま)が合うでしょう?
詐欺師「サム」は、騙す相手から騙される様に演技をしていた。
騙し盗ろうとした私は、まんまと騙されてしまった。

ちょっと例え話が飛躍しましたけど、
ほぼ言いえていると思う箇所は、

詐欺師「サム」は、騙す相手から騙される様に演技をしていた。

でしょう?



凄く巧妙なやり方だ。


・・・・・・


ここまで書いてて思うんですけど、今日のこの記事が理解して頂けるようなら、
私は立派な詐欺師ですね。(笑)

で、理解し難いようであれば、私も騙され役でしょう。


事件前に私は聞いていましたけど、とてもアドバイスの使用がありませんでした。
どういう伝で、何が起こっているのか理解できず、しかも「秘密厳守」と言われ、
しかも真剣に出資者を募っていました。 出したお金を1日で倍にしてやると。

この記事は、騙された人のことを笑うのじゃなく、手伝いをしたかっただけです。

私には流石に投資を勧めませんでした。
逆さに振っても鼻血も出ない状態ですから。(笑)

知り合いにお金持ちはいますが、どんなに貧困生活を続けても言えなかった。
気心の知れたホンの4、5人にだけ、チケット代やミルク代を借りてますけど...

そう言えば、
ボクシングのパッキャオに投資をするように聞いてくれって言われました。
1千万円を1日で倍にしてやるって。
でも、パッキャオは1回の試合で15億円を稼ぐ人ですから無理ですよ。
自慢のコンパレというだけで、投資を持ち掛ける程仲良しじゃありません。

兎に角、
笑い事じゃなく、私は危険を承知で「サム」達「犯罪組織」を訴えます。

知り合いの「Bさん」を騙して死なせた挙句、ものの一月も経たないうちに、
知り合いの「Aさん」も騙して、大金を持ち去った連中を許せません。



大金を騙し取り、連絡不通になった「サム」の事を、何と言ったと思います?

3日も経ってからですよ。

国家捜査局【NBI】の前で「Aさん」は、

『偽アフリカ大使館員から「サム」が殺されるかも知れない。』

『「サム」を助けてやって下さい。』って...


・・・・・・



グルだって! そんな奴ら!!



笑えないのは、

「Aさん」が言った、

『もし、大金が入ったら、Pinoyさんも楽になれる。』




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緊急! 警告! 注意! 気をつけて!

2010年03月02日 | 気をつけて!!

気をつけて!



セットアップの一つですけど、今、フィリピンで起きている詐欺です。

それが半端な金額じゃなく、日本でも可能性のある、
世界的シンジケートによる詐欺事件です。

私も危険な状態であり、引っ込んでいれば良さそうなものですが、放って置けない事件ですので、あえて「気をつけて!」と発信します。

去年の12月に、ある日本人の知り合いから、「アフリカ人に騙された。」と聞かされ、その騙したアフリカ人を追っていたのですが、
今日、フィリピンの知人から、去年亡くなった別の日本人の知人が、同じ詐欺グループに騙されて亡くなった事を知らされました。

最初の日本人を「Aさん」で、亡くなった日本人を「Bさん」と呼ぶ事にします。

そして「Aさん」の周りに「C氏」「D氏」。「Bさん」の話に「E氏」が登場します。



「Aさん」の事件。

知人「C氏」から、ドバイに住む「D氏」を紹介される。

電話やメールでのやり取りで、「D氏」の知り合いにアフリカ人がいて、その男が今フィリピンで困っているから助けてあげて欲しい。
そのアフリカ人は、動かせない自分のお金を持っているので話を聞いて欲しい。
と言う事で、今度はその「D氏」の知人「アフリカ人」と会うことになる。

写真の人物は、その「アフリカ人」ですが、会う前にメールで送られて来たものです。

この「アフリカ人」は、「Aさん」に、
『何ヶ月も前からフィリピンのアフリカ大使館に預けてある自分のバッグを受け取りたいが、大使館から高額の預かり費を請求されている。』

『その中には、巨額のドルが隠してあるが大使館は知らない。』

『預かり費を出してくれたら、倍のお金を払う。』

と、そのバッグを受け取る費用を借りれるように懇願しました。

経緯はこうです。

「アフリカ人」は中央アフリカ共和国のガーナ出身で「サム」と言う男です。

いつの頃か、過去にこの「サム」は、何人かと組んでアフリカで銀行を襲って巨額のドルを押収したそうです。
早い話が、小さな戦争のどさくさに紛れて銀行ギャングをやったのです。

その戦利品を何とかドバイ(アラブ首長国連邦)に持ち込みました。

「サム」は、それらのお金を小分けして、ドバイ政府を通じ、フィリピンのアフリカ大使館宛てに送りました。

送り人も受取人も本人名で、大使館留めにしたのですね。

小分けしたと言っても、何億かの大金です。

そして、この大金を送った先は、フィリピンだけじゃなく、

日本、インドネシア、マレーシア、等に、同じ様に自分宛てに送ったようです。


「サム」が「Aさん」にメールで送った写真は、もう一枚ありました。

「サム」を逮捕する為の写真として用意されていたこの一枚の写真を私も頂いたので掲載しましたが、去年12月に私が見たメールの写真は他にもあり、落ち込んでおられる「Aさん」から、もう一度メールを開いて他の写真を下さいとはとても言えなかったので、私の記憶による写真をイラストにしてみました。

「警告!」なんて言いながら、のんきに絵を描いてる場合じゃないと思いますが、こちらの方が印象に残っていたので掲載しました。

「余計わからなくなった。」なんて言わないの!。
絵(イラストのつもり)は、その内に(多分)上手くなるから...



「サム」の目の前にあるのは、銀行を襲って得たお札の山です。
長いものを持っていますが、何をしているのかは判りません。
おそらく、お金をバッグに入るサイズか測っているのでしょう。


在フィリピンのアフリカ大使館(南アフリカ大使館)宛に、ドバイ政府から特権便でバッグを送った「サム」は、フィリピンに来て大使館留めにしている自分のバッグを受け取りに言った。

ところが、大使館員から多額の保管料を請求されて困り果ててしまった。

途方にくれた「サム」は、ドバイの知人「D氏」に相談をし、「C氏」を介して
「Aさん」と会うことになる。



「Aさん」の住居に訪ねてきたのは、「サム」とアフリカ大使館員2名。

「サム」はパスポート(旅券)を、大使館員は、I.D(身分証明)を提示。

「Aさん」は、大使館に在籍確認を取るが、実在の大使館員だと証明。




さて、役者が全て揃いました。

「サム」は大使館にバッグの中身は、アフリカの土地の登記書と記載。

大使館員の言い分は、異様に重いそのバッグを、登記所にしては重く、大使館留めに送るとは余程大事なものか、違法なものか、また数ヶ月に渡る保管料も含めて、「サム」に要求する金額は、およそ2400万円。

大使館員の詰めに、「サム」はたじたじオドオド。

「サム」は「Aさん」に、バッグの秘密を語る。

中には日本円にして何億かのお金が入っている。と。

保管料を立て替えてくれたら、倍返しをすると約束。


何度かの交渉の末、「Aさん」は、バッグの中身を確かめる事にする。



ある日、「サム」は鍵を、大使館員はバッグを持参する。


5分間だけ中身を確認できる時間が与えられた。

「サム」と「Aさん」は、バッグをトイレに持ち込み慌てて鍵を外して確認。

下の挿絵は、聞いた内容から私が想像したものです。


バッグの中身はラーメンだった...

ちがうって!

金網を描こうとしたら、ラーメンみたいになっただけなの!

ほんで、鍵を開けて底板を外すと、金網が張ってあったとさ。

金網の下には、ぎっしりとお札が厚めの透明のビニールで覆われていた。

「遅い!」「早くしろ!」と大使館員がドアを叩く。

「遅い遅いと言うんじゃねェ! Pinoyのインターネットじゃねぇんだ!」(冗談)


二人は、金網の中に指を突っ込み、100ドル札を5枚抜き取った。

憤慨している大使館員に、後日保管料を払うと約束して別れる。


さてバッグから抜き取った500ドルは、「Aさん」が両替商に持参してペソに替えて、偽札でない事を確認し、生活に困っている「サム」に全て渡す。


決められた期日に予定の2400万円に満たないお金を用意した「Aさん」は、大使館員と会う。

全額でないからバッグはまだ渡せないと言う大使館員に、「内金」として受け取って貰う。
もちろん領収書は受け取った。


そして連絡が途絶えた...


もちろん、大使館はそう言う職員はいないと言う...


・・・・・・ 唖然...


事情を聞いた私は、国家捜査局【NBI】と、国家警察【PNP】に連絡。

空港にも3人のアフリカ人を足止めするよう報告しました。


出国記録はまだなく、未だフィリピン国内に潜伏している模様。

いや、相当なお金を騙し取っているし、旅券の偽造も偽名もお手の物のシンジケートで、

すでに国内にはいないかも...



「Bさん」の場合。

は、既に亡くなっていて、詳しいお話はわかりません。

「Bさん」は、以前私がマニラで小さな食堂をしていた時に、いつも来てくれてたお客さんで、去年の10月ごろ、風の便りで病死された事を知りました。

昨日、私の古いフィリピン人の友達から、「Bさん」も同じアフリカ人グループに騙されて亡くなった事を聞かされました。

「Bさん」もマニラでクラブを経営していたのですが、同じ手口で騙され、
クラブも自宅も車も全て売り払って、2400万円を作り、例の「サム」に渡し
詐欺被害を受けた後、持病の心不全が悪化して、薬も買えなくなって
亡くなったそうです。

友人に、誰からその事を聞いたのかと尋ねると、「Bさん」本人から聞いたと答えました。

殆ど手口は同じようです。

もう一つ尋ねました。 「誰から(Bさんは)アフリカ人を紹介されたのか?」

『「E氏」です。』  ...やはり日本人が絡んでいるのか?


「Aさん」の場合の紹介者「D氏」と、「Bさん」の場合の「E氏」とは、関わりが無いようです。



※ここで、名前を伏せている理由を説明します。

「Aさん」「Bさん」は、被害者ですので勿論名前は出せません。
「Aさん」は、未だ危険な状態ですので尚更です。

アフリカ(ガーナ)人「サム」他、偽大使館員たちは、身分証明書や旅券のコピー等で本名は判っていて現在捜査中です。
ただ、例えバッグの中の大金が、上の面だけが本物で下が新聞紙だけの【見せ金】であったとしても、今まで騙し取ったお金は大金ですし、もしバッグの中身が全て本物のお金だとすると、巨額のお金を所持している事になり、偽名で旅券を作る事や空港をすり抜けて国外逃走等、いとも簡単にできる事でしょう。
シンジケート(犯罪組織)であり、警察やヒットマン(殺し屋)を買収可能。
私を封じる事など「お茶の子さいさい」。
そんなアフリカ人の名前を、ブログで公開する度胸はありませんし、
詐欺集団の名前など、意味の無い事と重い、伏せさせて頂きました。

写真の顔をしっかり覚えて下さい。

次に「D氏」と「E氏」ですが、確かにアフリカ人を紹介した二人であり、当然
「犯罪組織」と顔見知りでしょう。
しかし組織の人間だと言う証拠も無く、組織から騙され利用された可能性もあり、無実の罪を着せる訳にも行かず敢えて伏せました。
でも、知らなかった。や、全く無実。とは言えないでしょう?
人と人をつなぐ時には気を付けなければいけないと考えさせられました。


「D氏」については、後日談がありますが、ここでは割愛させて頂きます。

またいつか、機会がありましたらアップしますね。


最後にもう一度繰り返します。


気をつけて!

日本や、世界に住む日本人をターゲットに、

アフリカ人の詐欺組織が魔の手を伸ばしています。

演技も手口も巧妙なアフリカ人組織です。



写真の顔をしっかり覚えて下さい。

もし、このアフリカ人を見かけたら、声など掛けずに警察に通報して下さい。
決してこのブログで見たなんて言っちゃだめですよ。(桑原桑原)コワ!


最後まで読んで頂いて、有り難うございます。


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年の瀬の大火事 Recto, Sta Cruz Maynila

2009年12月14日 | 気をつけて!!




3日前の、12月10日の夕方の事ですが、とある高層ビルの結構たか~い所で会議をしていた私は、ふと窓の外に目をやると遠くビルの谷間で煙が立ち上がっているのが見えました。

「あれ!? 火事じゃないか?」

マビニあたりかなと思って知り合いに電話をしました。

「マビニの方で煙が上がっているけど、あなたの家の近くじゃないですか?」

「いや、何もサイレンは聞こえないよ。」

「そうですか~? じゃ、どこか分ったら知らせて下さいね~。」


会議も終わったので自宅に帰る事にしました。


タクシーに乗ってキリノ通りからサンタ・アナに向かう途中で、ワンワン、ウ~ウ~とサイレンを鳴らして走る何台かの消防車に出くわしました。

わ~。 凄い大火事になってるんだ~...

メディアのPinoyとしては、これは追っかけて行って、写真でも撮って新聞に載せようかな。(ちょっとメデイアのI.D.を貰っただけ)

このすぐ後に、私はとんでもない事故に遭遇してしまいました。

で、断念してしまったのですが、


その夜のニュースで、サンタクルス地区でかなり大きな火事になっている事を知りました。

偽造書類を作るところで有名なレクトという地域と言った方が分り易いですか、そこには拘置所があって多くの囚人が非難している様子も映っていました。

どうやら拘置所の塀が高くて、その反対側で、スクワッター(不法占拠地の住民)を含む1000軒ほどの家が焼け出され、死人まで出たようでした。

火元は、そのスクワッターの不始末から起きたようです。


テレビで見る火の上がりようや状況からすると、
私にはどう考えも不自然だとしか思えません。

若い時に日本で幾度か、ここフィリピンに来ても幾度か経験していますが、(私は家賃をためて追い出されそうですが、スクワッターではありません。日本人難民だと自負していますけど。何か?)
このような火事の後には、立派な家が建ったり、モールや商店街が出来たりしています。

スクワッターの住民に、誰かが大きなお金を渡したんじゃあないですか?

これほどの数で不法占拠者がいると、警察が大勢で撤去しようとしても、いつもけが人や死人が出るほど揉めてしまいます。

今年の6月くらいでしたか、家の近くでも500軒くらいが火事で焼け出されました。 そこも殆どがスクワッターの地域です。

まあ、そうやって少しずつ国が変って行くのでしょうが...


申し訳ありませんが、これは私が疑っているだけです。
事実かどうか、勝手な想像をしてしまいます。

しかしどう考えても、十中八九不審火だと言うよりも、
火付けだと言った方が的を得ている様に思えます。


そう言えば、私も後2週間足らずで大家さんからここを追い出されるんでした。

一階はもう空き家になって誰もいませんね。

ここは二階で、下から火をつけられると窓は全部鉄格子で囲まれているから、入り口から出損なって燃えてしまうと助かりませんね。

あっ!しもた~!! いらぬ事を喋ってしまった。


桑原、桑原...




『とんでもない事故に巻き込まれてしまった』事、

すぐ次回にアップしますね。



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まさか~!! 虐殺事件の背景を考える。

2009年12月08日 | 気をつけて!!
最近はタクシーに乗ってはラジオで、家に帰ればテレビで、
始終「まさか~」「マサカー」と叫ぶようにこの言葉を耳にします。

【まさか~】って本当に「まさか?」って感じで聞き取れますが、

意味は、【Massacre】で「皆殺し」「虐殺」です。

先日、ここフィリピンはミンダナオ島のマギンダナオ地区で起こった大惨劇の事件のことで、フィリピンは大騒ぎをしています。

ついには先ほど、5日の朝、大統領府からエルミタ官房長官が
マーシャル・ロウ(Matial Law)を発表しました。

そうです、反乱の機器を感じた アロヨ大統領による

戒厳令が布かれました。


事件は11月23日に起こったマギンダナオ(Maguindanao)で、州知事立候補のマングダダト(Mangudadatu)氏の立候補届けを氏の妻が報道関係者や弁護士や親戚等を含め60人程同行させて提出をしに行ってる途中で、100人空の覆面をした暴漢に襲われ、全員【マサカー】虐殺されました。

およそ私の前記事に書いていますが、女性たちは殆ど強姦され、銃で撃たれたり切られたりして殺されていました。

氏の妻は、強姦された挙句、携帯電話で夫に『みんな殺される!』と、一部始終の内容を話した後に局部と顔を銃で撃たれ乳房を切られて殺されました。

すぐさま駆けつけた氏のサイドのヘリコプターまでアーマーライトで銃撃され近寄れなかったようです。

怖くなって抜け出した暴漢グループの一人が白状した内容は、事件の3日も前から一行のバスやジープが何台も埋められるような大きな穴を掘って待ち伏せをしていたと言う事です。



事件が起こって2週間になりますが、フィリピンは今だこの事件を大きく報道しています。

私も凄いショックを受けました。

こんな時に駄洒落を言っては不謹慎ですが、まさに「まさか~?」です。

普通の皆殺しじゃないんですよ、この虐殺は...

「猟奇虐殺事件」です。まさに...  怖いです...

少人数の強盗団やシンジケートは違って、

なぜ100人もの人間が99%揃って、虐殺行為が出来る?

極道さんたちが、「コンクリート詰めだ!!」「山に連れて行って穴に埋めるぞ!!」
って言っても、一人をコンクリート漬けにしても5人位でやれることでしょう。

60人からの人間に、100人がかりで虐殺が出来るほど悪い人間が纏まりますか、普通?

その事をずっと考えていました。



【戒厳令】とは、国の軍隊の指揮下に入ることで、個人的な自由や権利が主張できない状態になります。

夜出歩いたり集会などをやると、憲兵さんに連行される。ですね...


なぜこんな事態になったのでしょう?



私の気が静まらないので、少し背景を考えて見ましょう。

あくまでも私の考えであり、内容はニュースに出ていない事もあります。
まして宗教のことは、参考にもなりませんし、どちらかと言うと誤解を招いて私が危険な目に合うことが有るかも知れませんので、この事はあなたに対してだけ、独り言やたわごとを言っているのだと思って、決して他言しないで下さいね。



〇まずは人物から。

1.州知事に立候補しようとしたマングダダトゥは、虐殺された側の人。

2.現在の州知事はアンパトゥアン(父)。

3.その息子で虐殺の疑惑がもたれているのがアンパトゥアン(息子)町長。

3番目のアンパトゥアン(息子)は、1番のマングダダトゥと同じく州知事立候補。

それで、事件の首謀者だとされています。事件現場に居たようです。



〇次に近況。

アンパトゥアン町長(息子)は、現在マニラの【NBI】に拘置されています。

【NBI】とは、国家捜査局で、警察と違ってFBIのような機関です。

アンパトゥアン(父)は、先ほど拘束されました。

マニラに来るためにダバオから飛行機に乗る予定でダバオまで行きましたが、体調が悪いという理由で、5日にダバオ・ドクトーという病院に入りました。

5日朝、マギンダナオ州に戒厳令が布かれた後です。


〇地域。 マギンダナオ州

マギンダナオ州は、フィリピンを3つに分けるミンダナオ島の中に在り、ルソン島のここマニラから飛行機で1時間半くらい南西の方に在ります。

1時間半という飛行場はダバオ市かジェネラル・サントス市ですが、そのどちらからも3時間ほど車で行った所です。

小さな地区じゃありません。フィリピン北部の首都圏マニラの在るルソン島で言えば、カビテ、ラグナ、バタンガス、ビコールを合わせた地域に匹敵するような広さです。


マギンダナオ州は、【ARMM】イスラム教徒ミンダナオ自治地域です。

【ARMM】=Autonomous Region in Muslim Mindanao



〇民族、宗教、他。

この地域を代表するもう一人の人物が居ます。

【MILF】モロ・イスラム・解放戦線のミスワリ氏です。

【MILF】=Moro Islamic Lideration Front
※ 訂正:【MILF】では無く【MNLF】でした。  記事最下位を参照してください。

以前この広大な地域を治めていたムスリムの代表者です。

有名な、と言うだけで、このミスワリ氏の過去の歴史は良くわかりませんが、私はこの人が好きです。

2年ほど前のことですが、政府に逮捕されて拘留されている氏を3人で尋ねました。

拘留と言っても、住宅街の大きな一軒家でしたが、その二階に何人かの仲間の人達と一緒に謹慎拘留されていて、階段を上がる前に軍の人だと思いますがアーマーライトと言う長銃を持った警備の人から携帯電話やカメラを預けさせられましたので写真を撮ることが出来ませんでした。

氏は快く私たちを迎えてくれ、大きなテーブルに座らせられて、沢山の写真や地図を広げて氏は一生懸命、私たちに夢を語ってくれました。

1時間半ほどしてお暇しようとする私たちを、氏は抱きついて左右の頬をほお擦りして別れを惜しみました。
おそらくムスリム式の挨拶でしょう。

この人物に、日本政府のODA援助資金が動いていたのでしょう。
ミンダナオ地方を開発することによって、フィリピン政府とミスワリ氏が率いる反政府軍の中を日本が取り持つことが出来れば、それは素晴らしい事だと思います。


そしてこのミスワリ氏がリーダーの座を譲って応援していたのが、残虐事件の容疑者、アンパトゥアン一族です。

ここまでは、この地域で大統領は票を得ていたものと思われます。
理由は私には解かりませんが、思うに、仲良くしなければ国が大変な事に成るという事も考えられますし、ここで人気を得ることは、選挙の票を獲得するのに大きな力に成ることも考えられます。
私は前者の方だと考えたいです。


さて、もうひとつが57人が虐殺された側のマングダダトゥ率いる一族です。


マングダダトゥとは人名ですが、フィリピン語で言えば「長になる人」ですね。
〔マング〕は未来形で「する」や「成る」で、〔ダトゥ〕は「酋長」「首長」「王様」です。


アンパトゥアンも人名ですが、地図にあるように地名でもあります。
フィリピン、ミンダナオ島、マギンダナオ州、アンパトゥアン町。


お話の途中ですが、これは私の勝手な解釈で参考にはならないと思います。
ましてやマングダダトゥの語訳は、私のこじ付けですから...


なんとなくそう気が付いたものですから色んな人に尋ねました。



そこで得た答えは、
マギンダナオ州は、マギンダナオ王国と言う別名もありました。

マングダダトゥもアンパトゥアンも、王様を目指していたんですね。

そしてこの二つの一族は、元は同じ家族、つまり親戚ですね。

そして少し昔から、この【ARMM】イスラム教徒ミンダナオ自治地域は、

フィリピンを二分して独自の王国を築きたかったのです。



〇宗教のお話を少し。

日本は宗教が入り混じっています。
八百万の神がいて、キリスト教も仏教も、もち、イスラム教も。。。

ところがここフィリピンではうかつに宗教の話が出来ません。
私は特に、変な考えがあるので余計危険です。
だからここでのお話は秘密にしてください。

日本の宗教観はまた別の機会にお話します。


まず、アジア内でキリスト教の国はフィリピンだけです。

そして世界の宗教は大別してキリスト教とイスラム教(ムスリム)です。

フィリピンも同じく大別して、キリスト教とイスラム教(ムスリム)です。

マギンダナオのムスリムは、勢力一番のイスラム教です。

「アルカイダ」や「アブサヤフ」とは一線を引きます。


〇信仰する神

私は今50台半ばになりましたが、精神年齢はまだ10代です。

子供の頃の私のヒーローに「アラーの使者」がいました。
神の力を借りて変身する正義の使者です。
主題歌に、
「♪ダ~イバ~ダッタの~力をか~り~て~♪」だったかな?
唱える呪文は、
「あのくたらさんみゃくさんぼ~だい」でした。 うん、覚えてる。
で、
頭には白いターバンを被ってました。

これって仏教ですか? イスラム教ですか? 神様は誰?

勿論、アラーですね。

でも何で、ダイバダッタが出てくるの?

何で般若心経の呪文なの?


実は、最高神はお一人ですね。

アラー、ミトラ、ミトラス、マイトレイヤー...ひとりの神です。

キリストが教会で野菜などを売っている露天商の品物を蹴り飛ばして怒った。
という教会はミトラ神の教会です。
後に各地にあるミトラの教会をキリスト教会に切り替えていきました。
ただ、聖書にあるように、キリストが父と呼ぶ存在があります。

ここフィリピンのクリスチャンは、最高神がキリストだと思っています。
これは完璧に、子供時代からの教えが間違っているからですね。
聖書をまともに読みません。
牧師さんらの、聖書から抜き出した言葉をそのまま信じているだけです。
フィリピン全土、殆どです。 エホバやヤーウェも解かりません。
旧約も新約も解かりません。

もともと、マルコポーロがキリスト教をフィリピンに入れる前の神は、

アラーでした。

密教での最高神は大日如来。 アラーです。

仏教の最高神、弥勒菩薩はマイトレイヤー。アラーです。


アラーこそが最高神だと言っているのじゃありません。

ぜーんぶ、太陽神のことです。 太陽崇拝から枝分かれです。


それを自分たちの神が最高だと宗教戦争をするのですね。


教えや戒律が違うだけで同じです。


よく何の宗派かと聞かれますが、「何でもない」と答えると、「無神教か?」
「神道」と答えます。「仏教じゃないのか?」と言われると。
「仏教は宗教じゃない」と答えます。
「仏教はアカデミー、キリスト教はスキルスだ」と答えます。

簡単に説明すれば、運転免許証を取るときの、学科が仏教で実技がキリスト教であり、どちらも欠けずに勉強してほしいと思います。

勿論仏教は、それ自体にアカデミーとスキルスがあります。
釈迦が月を指差して説明した「方便」のように、釈迦自身も普通の教えと、
特別な弟子に仏に成る為の特別な教えをしました。

仏も2つの意味があり、亡くなった人を「ほとけ」と言う仏と、
「ほどけて」超人アデプトに成って衆生を救う仏と。

神道も、人間になったことの無い神や自然界の神それに精霊と、
一方は、道真や将門など人間界から亡くなった人を祭る神と。

崇め拝み祈るだけの神道や技を尽くして神々を使う陰陽師や王仁三郎の世界。


私が簡単に説明してもややこしくなるほど、
それぞれの宗教にアカデミック系とスキルス系2面性があります。

それを統一しようと宗教戦争が起こるのでしょうが、

マギンダナオのムスリムは、それを代表できるほどの勢力があります。

スペインが戦争でフィリピンを植民化したときもマギンダナオ王国は落とせませんでした。

マルコポーロのキリスト教進出にもなびきませんでした。

本当にマギンダナオは、フィリピンから独立する可能性はあります。

それを、どの大統領もなだめなければなりません。

だから日本政府が仲裁をする形でいる(居る、そして要る)わけです。


マギンダナオのムスリム【ARMM】、簡単に言えば、反政府組織。です。


戒厳令を布いたからには、

一気に行動をしてしまわないと、

フィリピン全土が瞬く間に地獄と化してしまいます。


戒厳令を強いてからは、州知事の権利も何もありません。
アンパトゥアンの自宅付近から、爆弾やマシンガン類3000兆、玉何万発、戦車は勿論手榴弾まで出土しました。

州にはいくつもの豪邸があり、セブやマニラにも豪邸やマンション、ダバオでもマラカニャン宮殿に匹敵するような別荘が在り、それぞれに銀行に預けている金額をはるかに超える現金が保管されていたようです。

ミリオンじゃ無いですよ。千倍のビリオンです。
百万長者じゃなくて、億万長者ですね。
およそ30~50億円の資産ですから戦争を起こせますね。
小学校がいくつ出きるだろうか? 病院はいくつ?


11月23日に起きた惨劇は、アンパトゥアン側が事件の揉み消しまでやろうとしていたそうです。

州の警察も弁護士もアンパトゥアンの命令には逆らえません。

戒厳令を布いたことで、群に対して威嚇射撃をしたり、アンパトゥアン市長の兄を護送していたヘリコプターを銃撃したりするような気丈な人達が沢山居るのですから、桑原桑原です。


軍がマギンダナオに踏み込んだ今、戒厳令を布いた今、一気にかたづけないと、フィリピン全土が地獄と化してしまいます。


〇まあ、こんなところが背景でしょうか?


■ ェ、言いたい事はこれからです。 聞いてくださいよ。

私が不思議に思って恐怖感を覚えていた事が少し和らぎました。

何度も言いましたとおり、100人の武装集団が全員で3日がかりで穴を掘ったり残虐行為をして強姦射殺などを57人に対して協力して実行できるのかと言うことですが、


ひとつはこれ、王家の親族間の勢力争いだからまとまり易かった事。

アンパトゥアンは、マニラに来たときには、40人ほどのボディガードを引き連れてきてシェラトンホテルに泊まったりする。

護衛していた警官も地元から派遣して警官にさせて自分が使う、いわゆる「自警団」が主で、誰もアンパトゥアンに逆らえない。




この命令に逆らえない王国の家来たちもまた悲惨な心情で人殺しをやったことだと思います。

銃を自ら構えた容疑者の前で、3日に渡って人を埋める為の穴を掘っている時、どんな気持ちだったでしょう?

人殺しを、それも無慈悲無残な殺人を涙を呑んでやったのか?

ある人は家族の為に、また家族を人質にとられている様なものでしょうし、

神に許しを請う者、神に見放されることを覚悟の者も居たでしょう。

殺人を教唆するものは、従わないものを見せしめに殺すのも簡単でしょう。


まさに「まさか?」です。

惨殺された者も残された者も、惨殺を強要された者も、


みな、哀れです...




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訂正:申し訳ありません。文中の「ミスワリ氏」は、
   【MILF】では無く【MNLF】の元議長でした。
お詫びと共に、ウィキのリンクを張りましたので、参考にして下さい。

【MILF】モロ・イスラム解放戦線
【MNLF】モロ民族解放戦線
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大量殺人事件!! マギンダナオの残虐行為

2009年11月27日 | 気をつけて!!
[大虐殺] ブログ村キーワード
フィリピンの顔としてご紹介したくない事件ですが、いくらなんでも知らぬ顔は出来ないと思って少しだけ記事に挿みます。

写真や動画は顔を背けたくなるものが多いので、私がわざわざYouTubeなどから拾って来ず、Googleから地図を拝借して掲載しました。



私の顧問弁護士の一人の友人にセブ島の弁護士がいて、その人もこの大量虐殺事件に巻き込まれて殺されたようです。

事件は、23日にマニラから1時間半ほど南に降りたところのミンダナオ島マギンダナオ州のアンパトゥアンで起きました。

大方の事件の内容はウエブで検索していただけてバ解かると思いますので、ここでは簡単に、そして、検索しても出てこない内容を織り込んでお話します。

殺害されたのは、ブルアン町副町長で州知事立候補のイスマエル・マングダダトゥ候補の妻子や親族、メディア(記者等)関係者24人、それに弁護士二人が同行してバスやジープ、ランドクルーザー等、計6台(5台だったかな?)の車に乗り込んで、マングダダトゥ候補の立候補届けに行っている途中で、100人ほどの武装集団に行く手を塞がれ車から降りるように指示された、とのことです。

先日までに見つかった虐殺死体は57人と報道されていましたが、途中で車に乗り込んだ、この一行とは全く無関係の不運な2名を入れて、およそ80人がこの武装集団に待ち伏せされたようです。

ここで、マングダダトゥ候補がなぜ自分で立候補届けを出さず他の者を遣わしたかと言うと、マングダダトゥ候補は以前から、もし立候補した場合は誘拐するだの殺すだのと脅されていた様で自分で申請するのに躊躇した様です。


少し宗教を含んだお話をしますが、マングダダトゥ候補はライバルである、現知事の息子で同州ダトゥウンサイのアンダル・アンパトゥアン・ジュニア町長から襲われるものと予測していたようでした。

この二人の候補者は、いえ二人を含むこの一帯は、フィリピン人でありながら、フィリピンをカトリックと二分するもムスリム(モスリム)の人が多い地域です。

ムスリム信仰者は、4,5年ほど前に、日本でもコーランと言う彼らの聖書をめぐって騒動が起きたことを記憶しておられる人もいらっしゃると思いますが、ここフィリピンの政府が悩んでいる大きな問題が、モロ人民解放戦線の「MILF」や無差別的な誘拐や殺人を行う武装集団の、「アブサヤフ」等のムスリムです。

そしてもうひとつ、ほおっかむりをしている女性が多いんですか、ここで州知事争いをしているような人たちを含む普通の「ムスリム」と呼ばれる人たちです。

マングダダトゥ候補は、ライバルのアンダル・アンパトゥアン・ジュニア町長も、同じムスリムなので、コーラン(彼らの聖書)に書かれている様に『婦女子に危害を加えることは無い』と思って本人が立候補届けをせずに奥さんたちに依頼したようです。

もうひとつ、メディア(記者等報道関係者)の人たちが、およそ24人も同行したのは、これも例えアブサヤフのような武装集団でも今までに殺害するような行為に出た事は少なかったことも安心する理由であったようです。


一行を襲った100人からの武装集団は、事件の3日前から待ち伏せをしていたようで、しかも人が入ったバスごと埋め込んでしまう様な大きな穴を掘っていたとは普通では考えられない事です。

この100人の武装集団から外れた仲間が様子を語ったようですが、発見された遺体は目を覆うような姿ばかりでした。

女性は山に連れて行かれて性的な暴行を受け銃で打たれて殺されたり、何人かは斬首されたり、当のマングダダトゥ候補の奥さんも強姦された挙句、銃で顔や局部を撃たれていたりと、大きなパワー・ショベルで土の中から潰れたジープやバスを引き上げた中からも無残な死体が出てくる。

逃げ延びたかどうか、行方不明の人も何人かいるが、見つかった57人の遺体を考えても、これほどの残虐な大量殺人が、どこの国にあっただろうかと考えさせられる。

それにしても100人もの武装集団は、まあ、余りの残虐さに外れた仲間もいるが、よくもまあ纏まってこんな事が出来るものか...

容疑者のアンダル・アンパトゥアン・ジュニア町長は、昨日26日に投降された様ですが、アンパトゥアンと言う苗字は、マギンダナオ州のアンパトゥアン地区と同じ名前と言うことは、それなりの身内で固めているか歴史があるのだと思いますが、ムスリムというグループは、親族に関係なく集団協力をする繋がりがありますが、襲われた側のマングダダトゥ候補のこの苗字マングダダトゥもそのまま、「首長、酋長である」を意味しています。 


フィリピンは、大きく分けて3つ、ルソン、ビサヤス、ミンダナオ。
国旗の中にある3つの星がそれを表しています。
事件の有ったマギンダナオはミンダナオの中にあり、ダバオの西、パッキャオ・チャンピョンの地ジェネラル サントスの北部です。

私の仕事関係でも縁の深い地域です。
すぐ近くに老後のためにと、ダバオの友人と準備をしている土地が5ヘクタールあります。

こういう残虐な行為は、マギンダナオ、ミンダナオ島、いや、フィリピン全土で起こって欲しくないものです。

今チョット、ムスリム相手に裁判を起こして喧嘩をしているんですけど、

やめとこうかな...

怖いな...



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銃 その4  完結

2009年07月23日 | 気をつけて!!
銃 その1 から銃シリーズを続編を書き綴って参りました。
えっ? 文章が下手だから長くなるので小出しにしただけ?
なんと?ばれていたんですか? はい、そうです。 どうも。

わたくし事で恐縮ですが、今日、「皆既日食」がありましたね。
ここはフィリピンですが、私も国際放送で見る事が出来ました。

私の一生で2度目の「皆既日食」で、小学生時の46年前に、
日本で観測できた、20世紀最後の「皆既日食」がありました。
1963年7月21日です。その日はなんと、私の誕生日でした。

今年の7月21日は、昨日ですね。
そして、次の日の今日、2度目の「皆既日食」を迎えました。
テレビを見ながら一昨日から、ずっと「銃」を書いていました。


私は、人生最悪の貧困状態の中で、神が描く壮大なドラマの
「皆既日食」に、なんとも言い難いメッセージを読みとりました。

「タンジョウビ、オメデトウ」...違いますよ。茶化さないで下さい。

百年に一度の不況と言われる今の日本では、貧困に喘ぐ人も
多く今日の「日蝕」に何かを感じ取った人は少なくないでしょう。


〇「太陽が月に隠れました。」「あたりか暗くなってきました。」
☆「太陽の周りに無数の星が出てきました。」
Ω「太陽の周りにコロナが見えます。」
◇「綺麗なダイアモンド・リングです。」

思わず私も感嘆しました。

ただ、考えるにこれは、
「太陽が隠れて、暗くなったからこそ見えたもの」なんですよね。

「太陽の周りに無数の星が出てきました。」と誰かが叫びました。
昼間に星を見る様なことは、滅多に有るものでもないでしょうが、
これは、「出た」ではなくて「見えた」で有り、常にそこに「在る」。

そう、明るいときに見えないものが、暗くなって初めて見える。
そして、暗くなっても、また必ず明るくなる。
暗くなっても、永遠に時は流れていて、必ず輝く瞬間が来る。

人それぞれに、いろんなメッセージを感じ取れたことでしょう。

もうひとつ、私が受けた声なき伝言は、「コロナ」のことでした。



鑑みるに、神とはなんぞや?

おかしな話ですが、存在するとは思えるのですが見えません。


46年前の「皆既日食」の時から、疑問に思ってた事が有ります。

最後に、この際です。その事を比較値で簡単にお話しします。


◎地球から太陽までの距離は、地球から月までの400倍。
◎太陽の大きさは、月の大きさの400倍。
◎地球の大きさは、月の大きさの4倍。

そして、月は地球の周りをを回り、地球は太陽の周りを回る。

疑問:この4の倍数は何?
疑問:それがどうして月と太陽の大きさがピッタリ一致するの?
疑問:どこから見るかで違うけど、地球、月、太陽が一直線に
    並ぶなんて、天文学的な年月が掛かるんじゃないの?
疑問:これは、「自然」? 「必然」? 「偶然」?


余談ですが、この際にもうひとつ、小学社会科で地図の疑問。

疑問:どうして日本の地図の形は、世界地図の形と同じなの?
疑問:これは、「自然」? 「必然」? 「偶然」?


どこかに神さんが、隠れてるんじゃないの~!?
こんなの、「銃」で針の穴を撃ち抜くより難しいよ~!?


      そうでした。「銃」を忘れていました。



        *****   銃  *****


「銃」も その4 に来まして、ここらで完結しないと、だらだらと
書いてると、迷っている読者を更に深みに嵌らせてしまいます。

前回の写真では、銃の種類まで尋ねられたり、銃の取得方や
使い方を教えられたり、どんな風にこの「銃」が完結するのか、
楽しみだと励まされたりで、凄い期待を掛けられ困っています。

私は、話をどんでん返しにして面白おかしくする様な頭もない。
だけど4と言う数字は、忌み嫌う「死」や、4を合わせて「幸せ」
4枚の物語だけで「おしまい」に。それ位の洒落はありますね。

下手な細工をせずに、どういう結果にしたいのかを言いますと、

ただ私は、『日本よりフィリピンの方が住み易い理由』、それに
『ここは危険な国じゃないと言ういい訳』を、探してるだけです。

無理難題ですよね... それに無謀... 分かっていますけど...

      ◇   ◇   ◇   ◇

期待をかけずに本題に入ります。

まず、今までのポイントを箇条書きにします。

マサラップ アン バワル (Masarap ang Bawal)
「禁止されている事を、実行する事が面白い。」
お人好しの、楽しい日本人と、

ハナップ ブハイ (Hanap Buhay)
  「生きる為の、道を探す」
貧しい国の、優しいフィリピン人。

※これで「需要」と「供給」が合致します。

※となれば【門番】の【コネ】は、捜し易い。

      ◇   ◇   ◇   ◇

かなり以前の記事で、私は言いました。
かれこれ百年も前のフィリピンは、結構裕福な人々が多かった。
広く国外にまで貧困者を救済しようと言う、ボランティア団体は、
日本人よりフィリピンの方が先。
日本人がフィリピンに出稼ぎに来ていた時代から、フィリピンは
変わって行った。もう一昔前になるが、日本人が伐採した多くの
木が理由で、がけ崩れや山崩れを起こし洪水をも引き起こした。
山下将軍の隠し財宝に駆り出され、口封じで殺された人びとや
戦争時に慰安婦にされた人、置き去りにされた日本人妻子達。

「銃」その1に来られた人のコメントを“その3”でご紹介しました。

普通の日本人の感覚としては「怖いところ」ですね。
長い間外国人に引っ掻き回された歴史がそうさせているのかもしれません。

これは本当にそうだと思います。

ただ、ここで詳細は述べませんが、先人の偉大な日本人の援助
によって、多くのフィリピンの人びとが救われたことも事実です。
だからこそフィリピンは、ひどい遺恨を残さず、お蔭様で私たち
日本人が、ここで悠々として生活していられます。


      ◇   ◇   ◇   ◇


「需要」と「供給」という言い方をしましたが、これは、
「求める人」と、「求めに答える人」の関係で、これは、日本人と、
フィリピン人が逆になっても構いませんが、このバランスが上手く
取れて、しかも良い方向に向かえれば、世界中の人が手を繋ぐ
事が出来るでしょう。

ところが、「求め」が、満たされ過ぎると、人は欲が出て来るもの。
そして「答える人」は、生きる糧を探す人なので「答えた事」への
報酬を「求める」のは当然です。「求めた人」も「答え」なければ
なりません。それを人はだんだん忘れてくるものです。

「求める日本人」に、「報酬を求めるために答えるフィリピン人」。
少しややこしいですが、今度はこのフィリピン人が「求めた」場合
「求められた日本人」は、【報酬】や【コネ】が無く「答え」ないと、
フィリピン人は、生きる糧をなくし、尋常でなくなって来るのです。

この【コネ】は、【手段】といえば、話が早いでしょう。


※ フィリピンで起きる邦人事件の多くは、ここからが重要。

少し急ぎます。
「需要」と「供給」が崩れると、
フィリピン人が日本人に怒った場合、【コネ】を使う。(裁判、他)
日本人がフィリピン人に怒った場合、【コネ】は無くなる。 

フィリピン人が日本人を訴えた場合、【コネ】は、生かせる。
日本人がフィリピン人を訴えた場合、【コネ】は、意味が無い。

日本人が日本人に怒った場合、【コネ】は、【コネ】次第。
日本人が日本人を訴えた場合、【コネ】は、長引く。

日本人同士の喧嘩は、互いの【コネ】により、困難である。
恨みを買うので、仕返しをされない【コネ】を探す。

※ 喧嘩の理由はどうあれ、ようは「欲が満たされない」だけ。

そして、「満たされる為の」最高の【コネ】に、エスカレートする。


          「銃」です。


      ◇   ◇   ◇   ◇


やっと、題名の「銃」までたどり着きました。

しかしこれはまだ、「私の要求」は満たされていません。

私の出したい答えは、、

「フィリピンは日本より良い所。」
「だからフィリピン。」「どうすればフィリピンが良くなる?」
そして「どうすれば日本人が安心して来れるか?」です。


ここで、私も皆さんも勘違いの無い様に前置きしておきます。

それは、普通の人なら、フィリピンは理解できないでしょう。

悪い意味ではありません。
都会で生活する人に、山は良いよと言っても、考えるでしょう?
逆も同じですし、また、家に篭る人に町に出ろ、は言えません。
フィリピンに出張などでやむを得ず来られる人もいますが。


少し違うのは、
日本が好きだという人は、フィリピンが好きではありませんが、
フィリピンが好きだという人は、日本も好きな人が多いのです。

私たちは、日本人です。
「古里は、遠きに在りて思うもの...」。尚更日本が恋しいです。


      ◇   ◇   ◇   ◇

「銃」に戻って、もう一度考えます。「何を?」「日本の悪口を」

フィリピン人は、優しくて、貧困状態でも陽気な人たちばかり。
生きる糧の為に、拾い仕事も探します。
そして日本人を助けてくれます。悪事を引き受ける人も少々。

日本人は、要求が満たされ易く、つい、羽目をはずします。
最悪になれば、「銃」を手段とし、殺すか、殺させます。
しかし、そう言う人は、5%にも満たないでしょう。

フィリピンの問題は、「銃社会」です。

ただ、それでもフィリピンの犯罪率は少ないです。日本より。

「銃」が、犯罪の《助長》と、《抑制》をしているからです。

「銃」は、侍の「刀」と同じ。

もし、日本で「銃」が解禁され、「銃社会」になるとどうでしょう?

フィリピンの様に、「犯罪の多い国」になりますか?

違います。「戦国の世の中」になります。


      ◇   ◇   ◇   ◇

山で起きる事件や事故は、山好きの人が多いでしょう?
海で起きる事件や事故も、海好きな人が多いですね。
フィリピンで起きる事件事故は、危険好きな人ですか?

安心してフィリピンに来て下さい、とは言いませんが、
事件に係わり無く、フィリピンを愛する人のブログも沢山あり、
危険を回避して、楽しく過ごせる様に、お手伝いする人達も
ここには沢山居られます。

      ◇   ◇   ◇   ◇

フィリピンでは、日本人が「銃」を持つことを禁止しています。
まあ、禁止されると持ちたくなる人は少なくないでしょうが...

警察本部に登録されている、日本人の「銃」特別所持許可
は、国際警察官「インターポール」を含めて5人もいません。

「銃」“その3”の写真のように「射撃大会」等には、ぜひ参加
されて、「銃」に慣れることも、大いに結構だと思います。

ただし、「銃」は各射撃場に有る物を借りる様お勧めします。
自分専用が欲しくて購入しても、持ち運び許可を運転手や、
友達や奥さんの名義にすることは、特に注意してください。


      ◇   ◇   ◇   ◇



           あとがき


日本で平穏に暮らされている方には、
          理解しがたいフィリピンですね。

フィリピン大好きの日本人の方達が、
          沢山の情報を発信しています。

フィリピンの女性、観光地、歓楽街、コミュニティ、日記。
         そして、大使館情報や、入管情報。

日系人、新日系人、遺族の会、親睦会、ボランティア。
             情報満載です。

たまには、ブログの上だけでもエンジョイしてみて下さい。


      ◇   ◇   ◇   ◇


            追伸...

       それにしても「皆既日食」、

          感動しました。

          「日と月の神事」

           「日月神事」


      『三千世界、一度に開く梅の花』

 

       「世界が平和でありますように」



            おしまい






ありがとうございました。  にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ

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銃 その3

2009年07月22日 | 気をつけて!!
ハナップ ブハイ (Hanap Buhay)
  「生きる為の、道を探す」

これは、フィリピン人を指して言ってる言葉です。
「ジョーク」では有りません。「絶句」です。


          ◇   ◇   ◇


あるブログ・コミュニティの方から、コメントを頂きました。
その1 の感想です。一部をそのままお借りします。

普通の日本人の感覚としては「怖いところ」ですね。
長い間外国人に引っ掻き回された歴史がそうさせているのかもしれません。


      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


その2 では、もっと怖くなられたことと思います。

その2 で私は、日本人を表現した「ジョーク」を紹介しました。

マサラップ アン バワル (Masarap ang Bawal)
「禁止されている事を、実行する事が面白い。」


誤解を招くと困りますので、言葉を補足します。

この「ジョーク」は、ずっと昔からある言葉です。
日本で私が覚えた言葉、「法律は、破るためにある」
と言った感じで、特に誰かを指して言ってるのでは無く、
恐らくこれは、実行して成功して、良い気分を味わった事のある人の言葉でしょう。

良い気分と言うのは失礼でしょうが、少なくとも何かを感じた人ですね。

例えば、「ここにごみを捨てるな」「立ち小便するな」。
これは「禁止事項」ですよね。
やった事がある人がどう感じたかは、人によります。
してやったり、と思うか後ろめたくなるか怖くなるか。

それがエスカレートすると、例えば「通行禁止」。
もうこれは、普通の人はしないでしょう?
でももし、通っている人を見たらどう思います?
何だあの人は? とか、羨ましいとか...
では、もしあなたがそこを通れるら、どう思います?
怒られないか? 捕まらないか? 等々でしょう。
そしてもし、難なく通ってしまえたら?
いやァ怖かった。もう二度としない。ですか?
面白かったなァ、あのスリル? ですか?

じゃあこの「通行禁止」、もし合法的に通れたら?

例えば、工事のおじさんに、
「どうしてもこの先に行かなければならないんですが...」
「いいですよ」と、ゲートを開けて貰えたらどうですか?

もっと、エスカレートしましょう。
「何人たりとも進入厳禁!!」さあどうします?
持ち主か管理人まで許可を取りに行きましょう。
直接出来なければ、「門番」から管理人に話して貰いましょう。


さあ、「門番」です。

☆「門番」が問題です。

「門番」が、許可が出たと言うのであなたはこの
「何人たりとも進入禁止!!」を、悠々と入れるのです。
さて、どんな気分ですか?
なんでもない?楽しい?怖い?恥ずかしい?

あなたが悠々と入るのを、大勢の人が唖然と見てます。
どんな気分ですか?
良い気分? 後ろめたい? 恥ずかしい? まだ怖い?


      ◇   ◇   ◇   ◇


 こういう「門番」、日本には殆んどいないでしょう。
日本は日本。居ないほうが良いですよ。
私も日本人だからそう思います。
だって日本が大事だから、そうあって欲しくないです。  
だからって、他所の国なら良いのか?  (考)...


日本はこの、「門番」に対しても「禁止事項」が有ります。

許す事が出来ないほどの「禁止事項」です。

フィリピンも「禁止事項」はありますが、許せるのです。
いや、許さざるを得ない事が多いのです。

どう云う事かと言うと、「門番」に対して、

ハナップ ブハイ (Hanap Buhay)
  「生きる為の、道を探す」

があるからです。

そして、あなたに対して、

マサラップ アン バワル (Masarap ang Bawal)
「禁止されている事を、実行する事が面白い。」

を、少しでも理解しようとするからです。

ここは、フィリピンですから...


      ◇   ◇   ◇   ◇


もうひとつ、これがフィリピンと言えるところ。

☆「門番」が問題です。

あなたは、「門番」から渡された「許可証」は、
どうやって出来たものだと思いますか?

ちゃんと、地主さんや管理人に話を通して作成されたものですか?

え? てっきりそうだと思ってました。とか、
当然でしょう?  や、
そんな事は、どうでも良い事だ。


そして、
問題が発生したときは、

「ワタシ、ワカラナイ」、「ソウオモッテマシタ」
「コトバ、ワカラナイ」

そして大半が、
「門番」から貰ったとか、「門番」に聞いてくれ。

これ、私は、日本人の事を言っているんです。



      ◇   ◇   ◇   ◇


☆「門番」が問題です。


フィリピン人の「門番」です。

地主や管理人に、ちゃんと話しを通してくれる「門番」
この「門番」を、「コネ」と言います。

地主や管理人を通さず、同僚に頼んで「許可証」を作成。
この「門番」も、「コネ」でしょう。

「門番」が自分で「許可証」を作成。
この「門番」、これも「コネ」でしょう。


同僚に頼んでと言うのは、結構やるんです。
「許可証」を例にあげれば、スキャンして印刷、写真の貼り付け、
登録所に署名させるところまで、それぞれの部門の「門番」が「偽者」を作成する。
または、従業員全員で作る。   全部「コネ」です。

あなたの会社でなくて、良かったですね。

多分、あなたが知らないだけでしょう。

ハナップ ブハイ (Hanap Buhay)
  「生きる為の、道を探す」

のフィリピンですから...

お金にするために、何でもかんでもやれる事はやってしまう。
そして、それを咎める人はあまり居ない。
咎める立場の人も、生きる為にやってる事だから。
それとも、許せるほど優しい人だから。
もう一つ。 無理に咎めては、自分が危ない...

それでもみんなプライドが高い。



そして私は、
何も、本質的に治安が悪い訳ではないと思っています。



お気ずきだと思いますが、
「門番」と言うのは、警察であったり、NBIであったり、入管、
税務署、陸運局、会社、そして殺し屋まで指していて、
「門番」自体、或いは「門番」の上につなぐもので、これが
フィリピンでは、「コネ」に成り得る人たちです。


「赤信号、みんなで渡れば怖くない」




写真を沢山載せたいので、続きは 

     銃...


     その4 に回します。

         ありがとうございました。


   ************************************



























      ◆  ◆  ◆  ◆  ◆  ◆


参考までに
       【コネ】(コネクション)



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      その4、 また寄って下さい。

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