フィリピンの顔

フィリピンの日常や、旅行記、人、観光地、ビジネス、
出来事等を記録します。

ホセ・リサール(Jose Rizal) その2

2009年07月07日 | フィリピンの英雄
ホセ・リサール(Jose Rizal)

1898年、フィリピン人の反乱に対する見せしめの為にスペイン政府軍により殉教した、
ホセ・リサールは、多芸多才の国民的英雄でした。

リサールの歴史的背景は、当ブログ“ホセ・リサール その1”で簡単ですが記載しました。
ここ“その2”では、リサール個人の人物像を語ってみたいと思います。大げさな…
まず、リサールは一般的に「リサール博士」と呼ばれていますが、これは、
1884年マドリード大学医学博士の学位を授与した後、フィリピンでも「ドクトル・ホセ(医者)」として名を挙げていました。

独立運動家であり、小説家であり、そして追放と言う事もあるが、実に世界中を駆け回った人物です。
留学も含めて、実践の中で彼はいろんな国の言語を学びました。

リサールが26歳の時、小説「われに触れるな(Noli me Tangere )」をベルリンで公刊しましたが、この【ノリ・メ・タンヘレ】と言う言葉はどこの国の言語でしょうか?

【Noli】は【Nori】かも知れません。只、私の子供と時の記憶で確かではないのですが、【ノリ・メ・タンヘレ】はそのまま「われに触れるな」の訳で覚えていますが、この子供のときに私は、『ああ、【Nori me Tangere】 は英語で【No me Touch】に字が似てるな。多分これは【Don't Touch me】
かな?だから「われに触れるな」かな?』と思っていました。

そして、子供の頃から私が何故この言葉を記憶していたのかは、これも定かではないのですが、この言葉は『イエス・キリストが使った言葉だ』と記憶していたからです。

勿論、イエスやリサールに限らず、どこかで誰でもが日常的に使っている言葉でしょうが、強いて誰が公に使った言葉か? と言う意味で私はイエスの言葉として記憶していました。

私はキリスト教では有りませんが、子供の頃から、神道、仏教、キリスト教、ほか、宗教に興味があったからです。
どなたか調べて頂けませんか?

もう一つ、この【タンヘレ】は、【タンゲレ】と記憶していましたけど、これは、ここフィリピンは往々にして【GE】を【へ】と呼びます。
*例: GA→ハ、ガ。GI→ヒ、ギ。GU→フ、グ。GE→ヘ、ゲ。GO→ホ、ゴ。
     Bagage→バガヘ。 Gill→ヒル。 

またこの【G】は【J】,【J】を【G】に置き換えることも大いにあります。
*例: Gimenes→ Jimenes→ どちらもヒメネス。
     
*例: イエス・キリストのイエスはJESUSでヘススやヘソス、ジェサス、ジェスス、ジーサス。
     イエスが洗礼を受けたジョルダン川、Jordanでヨルダンです。

だから、JOSE・RIZALはホセ・リサールと呼びます。

この事(言)からすると、【ノリ・メ・タンヘレ】はスペイン語ですか?
ベルリンで発行された小説だからドイツ語かなと思ってましたけど...

いずれにしろ、これは私の考えだけで、参考にも何にもならない独り言でしょうけど。

ホセ・リサールに関しては、まだ他にもフィリピンの人と私と違うところが沢山あります。

〇問い1:【ノリ・メ・タンヘレ】は誰の言葉か? 
  私=キリスト。 フィリピンの友人=リサール。

〇問い2:神様は? 
  私=天(あま)巨大エネルギー。友人=リサール、イエス、ジョサ・アマ。

〇問い3:フリーメーソンの創始者は? 
  私=石工職人。 友人=リサール、ベンジャミン・フランクリン。

〇問い4:あなたの聖書は?
  私=日月神示。 友人=バイブル。

〇問い5:柔道の創始者は?
  私=加納治五郎。 友人=リサール。

〇問い6:フィリピンの英雄は?
  私=リサール。 友人=リサール。 ぷ。

私も無茶苦茶だけど、友人達も面白い。


本題に戻ります。

国民的英雄、ホセ・リサールは、スポーツマンでもありました。

ボディ・ビルディング、スペインフェンシング、マーシャル・アーツ。

そして、柔道

リサールが日本に行った、およそ2ヶ月の間に、日本の事を勉強し、
加納治五郎先生から(直接会見したかどうかは確かではない)講道館柔道を習い、フィリピンに戻った後、生徒を集めて指導したそうです。

この事は、直接、アマチュア柔道協会(PAJA)会長 Reynaldo Jaylo(レイナルド・ハイロ)氏から伺いました。
私もここフィリピンでアマチュア柔道協会(PAJA)の名誉会員です。(あっ。私の場合は肩書き会員です。はは…。)

そして、この会長、Reynaldo Jaylo(レイナルド・ハイロ)氏、結構上位のメーソン・メンバーです。

私はごく普通の神道ですが、日月神示を大事にする人にとって、一番忌み嫌うのは、「石や」ですね。

「石や」が「メーソン」の事を指しているのは解かっています。

新興宗教や出口王仁三郎、出口ナオ、また日月の人たちに申し訳ないのですが、

あえて、メーソンの名を出したのは、意味が有っての事です。

世界の3大ボランティア団体の、ロータリー、キワニス、ライオンズ等の殆んどがフィリピンから日本へ渡っています。
フィリピンは昔、日本と比べ物にならないほど裕福な人が多く、援け合い精神の持ち主が多かったのですが、

その世界の3大ボランティア団体を超える友愛団体(オルガニゼイション)が、
「フリー・メーソンリー」です。
*もっとも「ロータリー・クラブ」は「メーソン」メンバーが創始者ですが...

「メーソン」は、ここでは地位のある人に会員が多く宗教は問わないが「神」を信じるものしか入会できません。

私の独断と偏見で、ホセ・リサールが何故英雄であり、永遠の英雄で在るかをまとめて見ました。

① イエス・キリストと重なった人物像。(犠牲の精神、公開処刑)
② 博士であった。(法学、医学、言語学、哲学、人類学、農学、小説家)
③ 政治家であり革命家。
④ 祖国愛、篤志家。(ボランティア)
⑤ フィリピンで最も古いメーソン・メンバー
⑥ 柔道家、マーシャル・アーツ(テッコン道)
⑦ 日本人の彼女が居た。(おセイさん) カンケ無いか?
⑧ 兎に角強い。指導者としても自分自身にも。

当ブログのその1の中のYouTube動画を見て頂けると解かるように、
セサール・モンタノが演じていますが、リサールの処刑シーンです。

今の、リサール公園ですか? マニラ湾の見えるロハス大通り。

リサールは、海に向かって立っています。

後ろで銃を構えるスペイン軍。

目隠しは要らないとリサールは言う。

堂々としているリサールに見せ掛けの強がりだろうと、医者が近ずく。

リサールの脈を測るが驚くことに平常の脈拍。

一斉に撃たれるが、リサールは身体をねじり東を向いて崩れ落ちる。


映画に脈を測るシーンは無い様ですが、
これが言い伝えられる、英雄、ホセ・リサールの感動シーンですね。


いい顔してますね。セサールは。

こう云う死に方は嫌ですけど、こんな人物に憧れますね。私は。
リサールにもセサールにも。 私はダサールだけ...ぷ。



さて、私のブログも、だんだん終わりに近ずいて来ました。 冗談。

ホセ・リサール(Jose Rizal)その2、終わります。

「フィリピンの顔」 まだまだ続きます。
   
    ●柔道
    ●Reynaldo Jaylo(レイナルド・ハイロ)
    ●フリー・メーソン
    ●Cesar Montano(セサール・モンタノ)

    独断と偏見で、続けて参ります。



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