フィリピンの顔

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兎に角、節分で新年なのだ。 Happy new year!!

2011年02月03日 | 番外編
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福は~内! 鬼も~内!!
新年、明けましておめでとうございます!!



ここフィリピンでも「チャイニーズ・ニュー・イヤー」で
中国系の人たちが、盛大に新年を迎えています。


【節分】

節分(せつぶん、または、せちぶん)は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味している。江戸時代以降は特に立春(毎年2月4日ごろ)の前日を指す場合が多い。 -ウィキより-


【豆まき】

「福は内、鬼は外」や「福は内、鬼も内」など地域によっては鬼を大事にする所もあるようです。 豆で逃げ出した鬼を迎えてくれる所も。

まいた豆を後で食べれるように殻付きの落花生を巻く所もありますし、年男は年の数に1個を足した数の豆を食べる習慣もあります。

豆や果物には、邪気を浄化させると言う考えがあり、季節の変わり目の前日(節分)には邪気が最も強くなるので豆を投げて払う事から来た行事だそうです。

黄泉の国で亡者達に、イザナミが桃を投げつけて払ったと言う神話も同じ意味だと思います。

ここフィリピンに持って来てる電子辞書には、狂言の一つに、
『節分の夜、鬼に口説かれた女が、鬼を騙して隠れ蓑や打ち出の小槌などを奪い、そのあげく「鬼は外」と豆をまいて追い出してしまう。』とありました。


【鬼】

以前のこのブログの記事にも書いていますが、「鬼」の語源は「隠(おん)」から来ていて、神話では高天原から追放された荒ぶる神「スサノウノミコト」が東北に隠れたと言う「隠」の字を当てたようです。

鬼が牛のように角が生えてて虎の毛皮をまとっている姿は、ご引退された東北が「丑寅(うしとら)」の方位である事から牛の頭・虎のパンツがイメージされたのでしょう。

・「牛の頭」=「牛頭大王」=「スサノウノミコト」=「国常立之大神」
・「丑寅(うしとら)」=「艮(うしとら)」

そう、「艮の金神」=「国常立之大神」=「国祖神様」です。

「厳」の神と言われる様に厳格な国祖神様は、根源、龍体でもありますから角を出される時もありますよね。
厳しい神様ですから、東北の方位は汚すと祟りがあるなんて言われて恐れられてるから「鬼」と呼ばれ邪鬼扱いにされて来たんです。

私が大好きな国祖神様の汚名を晴らしますからね♪

「桃太郎」のお話や歌を覚えてますか?

「桃太郎」の素性は別の機会にお話しますが、歌の中でもあるように、
「鬼」は退治されて宝物を奪われました。

「鬼に金棒(おににかなぼう)」と鉄の棍棒を持ってるようですが、ただでさえ強い鬼が金棒を持たせると更に強くなる と言う意味ですが、私に言わせて頂ければ、今の世の中、鉄の棒より金の延べ棒の方が強いですよ。(笑)

ついでに、風水を無視して言わせていただきますけど、
「東北の方位は鬼門だからこの方位に便所を作ると祟られる」って、
トイレを綺麗にすれば良い事だと思いますよ。

だって、トイレを護っている神様は「金勝兼神(きんかつかねのかみ)」で、
「豊雲野大神様」の事であり、「国祖神様」の奥さんです。
このことは以前の記事「トイレの神様」でお話しました。


【旧正月】

旧正月は、旧暦の正月(年初)で、毎年違う日です。
今日2月3日の節分と重なるのは稀で、次回は19年後です。
ウィキをご覧下さい。


中国だけじゃなく、日本にとっても1月1日の正月よりも
1年で一番大事な旧暦の正月です。


【兎に角】

兎に角って、ウサギ年ですからこの言葉を考えてみました。

うさぎとは、ちょっと変わった反芻(はんすう)動物ですが、
多くの「福」を意味する動物です。

あ、「うさぎと亀」って物語もありましたね。
この喩え話と言うかおとぎ話は今の子は知ってますかね?

で、別の喩えで「うさぎと亀」が出てくる諺(ことわざ)があるんです。

それが「兎に角(とにかく)」です。

語源は中国で「兎角亀毛(とかくきもう)」という四字熟語で、
「亀毛兎角」とも云うようですが、ここから来ています。

兎に角が生えたり、亀に毛が生えたりなんて、あり得ない事の喩えです。

でも、なんでこう云う喩えをするんでしょうか?
突拍子も無く「うさぎに角」や「かめに毛」を掛け合いに出したんでしょうか?

故事にあるお話で、ある所に矛(ほこ)と盾(たて)売る物がいて、
「この矛は、どんな盾も貫ける。この盾はどんな矛でも通せない。」
と言う口上に、ある者が「その矛でその盾を突いてみよ。」と言われ、
はて? と困った。
この辻褄が合わない事を意味する「矛盾」と云う言葉は、「矛と盾」の対称的なものを取り上げてるので解かり易い比喩です。

しかし、この「うさぎと亀」または「うさぎと角」は、どうも比喩としてはおかしいと思いました。

「亀に毛」は少しわかります。
龍や麒麟を想像した様に、縁起の良い福を招く時や、表現する時に
よく尾に毛が沢山生えてる亀を描きますね。引き出物など。
「浦島太郎」の亀もそうだったかな?
亀の事はこのブログに、神の喩えや六亡星のシンボルとなる意味、
それに、かごめ歌の事などで書いてきました。

今日は、今年の干支である「うさぎ」の方を考えてみました。
いや、永いこと考えていました。

【兎に角】の「うさぎと角」を結びつける物があったんです。

古代エジプトの「アメン神」を表す「うさぎ」がありました。

詳しい説明はまだ考査中ですので、別の機会にここに載せますが、
今日は簡単に走り書きでお話します。


・アメン神を描いた絵は、2枚の長い羽がついた帽子を被っています。
この羽をうさぎの耳に例えたのでしょう。

アメン神は、他の像では羊の角のような角を持つ神として描かれています。

この角のある事から「Ammon(アモン神)+ -ites(…石)」として、
「アンモナイト」の語源になっています。

「アモンの石」ですね。 日本では「菊石」「アモン貝」とも呼ばれます。


アメン神は、「アモン」「アムン」とも呼ぶ太陽神です。
おそらく「アーメン」と云うお祈りの言葉はここから来てるのじゃないかと思います。

そして、アメン神は、悪魔の代表としても扱われていました。
まるで「鬼」と呼ばれた「スサノウノミコト」=「国常立之大神」と同じですね。

ウィキでは、ラー神と一体化して「アメン=ラー」としてジプトの歴史・文明の中心に位置し、エジプトの神々の主神とされた。とありました。



また詳しいお話はその内にいたします。
ここで深入りしてると、明日になってしまいますから。

あ、うさぎは大国主之神様とも深い関係がありますね。
「因幡の白兎」です。


【うさぎと月】

それから、「月でうさぎが餅を搗いてる。」は、
「月読之命」を意味します。
「月読之命」は「艮の金神」の三身一体の一柱の神。
「月読之命」=「スサノウ」「国常立之大神」です。


★長くなりました。一番言いたい事を纏めます。

明けまして、おめでとうございます。
福は~内! 鬼も~内!!



Θ今日は国祖神様もお出ましの節分・正月です。

金の棒も、隠れ蓑も、打ち出の小槌も、宝物も、
皆さんに振舞われます。
(比喩ですよ、比喩)

奥方様の「豊雲野神」様もトイレの神様として、
綺麗にしてたらお金持ちにしてくれます。
(比喩です!)笑

でもなんであたしゃ貧乏なの?
(冗談です!)

兎に角!


明けましておめでとうございます!!
皆さんに、福が沢山届きますように!

タイガーマスクも頑張ってね!




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《ブログ紹介》

「艮の金神」は「スサノウ」=「国常立之大神」
と思ってたんですが、「月読之命」との【三身一体】は
↓こちらのブログで知りました。

シリウス文明がやって来る

〔Kagari ∞ Kazuki〕さんという人のブログですが、
私の好きなブログです。
去年から満月や新月になると耳鳴りがしていたんですが、
この人の「新月のチューニング」という記事の中に、
満月や新月には、軽い耳鳴りをおこす事があると書かれてて
すっかりこの人の読者になってしまいました。

皆さんも是非、参考にして下さい。 
とても不思議な人です。

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1 コメント

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豆まきしました。 (恋達 女心・女性の本音・女性の気持ち~男性の為の恋愛応援ブログ~)
2011-02-03 22:42:03
子供たちと一緒に豆まきしました。
自分の中に30年以上住み続けている朝寝坊の鬼を追い出しました。
子供たちもいろんな鬼を追い出していました。

明日は早起きできそう
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