Here come the sun

<雪に埋もれた葉ボタン>


3cmくらいの雪が夜の間に積もっていた。
今朝も寒い。最低気温がー5度。
足元は相変わらずツルツル。

しかし



時間がお昼を過ぎて窓辺にいると日が当たりとても暖かい。
やはり太陽の熱の力はすごい。

それと日の光は輝きを増してきた。
クリスマスの頃に比べると同じ晴れた青空、白い雲でも
明らかに春の表情が少しづつ加わっているのが感じられる。
まだまだ外は寒いが、それでも季節だけはゆっくりと
しかも確実に移り変わっていく。

つい先日前は真っ暗だった午後4時も今はとても明るい。
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階段注意!

朝に紅顔あつて。世路に楽むといへども。
地「夕には白骨となつて郊原に朽ちぬ。
シテ「有為の有様。地「無常のまこと。
シテ「誰か生死の理を論ぜざる。
(蓮如上人)


新年早々親戚に不幸があって今日告別式だった。

ウチの系統の宗派は浄土真宗大谷派(東本願寺派)。
このことは自分も4年前父が亡くなるまで知らなかったのだが。

その父の葬儀のときに聞いて頭に残っていたのが上の緑文字の部分の
蓮如上人の言葉。

朝には顔色もよく元気で楽しく世の中を生きていたのに
夕方には白骨になっている。
生と死が隣り合わせなのは無常の真理と説いている。
その法話を今日の葬儀でまた聞いた。

お亡くなりになった方は90代後半。
体の方もいったって健康で誰しもがこのまま
100歳までは生きると思っていたのだが、
家の中の階段を踏み外して転落・・・絶命。
まさかこんな原因で、というのが葬儀に出た人の正直な気落ちだった。
本当に人の最後ってどこでどうなるかわからないものだ。

以前我が家の階段にスベリ止めをつけた時に
そのパッケージに年間かなりの数の方が
階段で転落死しているのをを表す数字が出ていた。
1995年の数字だが家の中の階段での転落死は
年間で1800人もいるようだ。

特に高齢者は低い段からの落下でも致命的な
ダメージを負われることもある。
若いうちに家を建てたりすると、どうしてもその時点での
体力でモノを考えがちだけど年をとってからも安全な生活をするため
階段の角度の配慮や手すり、滑り止めの取り付けなどをぜひオススメしたい。

朝の紅顔が夕べに続くことを願って。




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