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「托鉢、寄付、恩返し」 ②

2021年01月14日 | ペアダンス豆知識 Info
前回からの続きです。
 
最近、海外の大学などに入る為の奨学金制度について何度か耳にしました。
 
以前と違って色々な奨学金制度が出てるようで、
自分の国に休みに帰国する時なども旅費を負担するような大学も出てるみたいです。
 
勿論、奨学金を貰うには優秀でないといけませんが、
いい学校で本当に勉強したい人には有り難い話です。
 
その点、幕末の松下村塾はやる気のあるものなら誰でも受け入れたのだから大したものです。
 
奨学金などを貰って勉学に励んだ人など、
大人になってから社会に恩返ししようと貢献する人は結構いるのではないでしょうか?
 
ここで又私の話しになります。
 
私は人に役立つ事をする事に喜びを感じます。
 
だから、人の為に役立つ事をやった喜びもですが、その機会を与えて貰った事に感謝が湧きます。
増して天に徳を積んでいるのですから。
 
私がダンスに入ったきっかけはフレッドアステアというダンサーをTVで観てからですが、
TVを観てからの私のダンス人生は流れるままに宿命に従ってやって来たと思います。
 
それで私が通ったNYのダンス学校の学費ですが、
 
1つ目のダンススクールは全くのダンス初心者ですから2年半自費で払っていましたが、
 
2つ目のバレエ学校は上記で書いたように奨学金を頂いて、支払いなしで3年半通いました。
又バレエシューズも支給して頂いていました。
入って2年目からは小中学校などへの公演もやり出して、少ないですが決まった給料も貰うようになりました。
 
6年間でソロダンスの基礎をしっかりと身につけて、色々な舞踊団やミュージカルなどで公演したあと、
 
ピエール先生とイバン先生が主催したアメリカンスタイルの社交ダンスの1年間の講師用トレーニングのプログラムを
無料で受けさせて頂きました。
 
これをきっかけにピエール先生とは深く付き合っていく事になりました。
 
今から考えても、この2つの奨学金を得てのダンスの勉強は全くラッキーとしかいいようがありません。
 
勿論2つともオーディションを受けて合格して入ったわけですが、
海外のレベルの高い大学へ奨学金を貰う程のすごい勉強をしたとは思えませんし、
文化面を大切にしているアメリカ、
特にNYの恩恵ならではないかと思います。
 
他にプロのダンサーにフラメンコをいちから無料で教えて
フラメンコのカンパニーメンバーにさせるプログラムにも受かったこともありますが、
その時はさすがフラメンコまで手を伸ばしてはペアダンスが疎かになると思いお断りしました。
 
そして、ダンスで結構世界中を回らせて貰いました。
 
これは、ラッキーとはいえ、
私はダンスで将来やっていくことも、世界中に行くことも、自信みたいなものはありませんでしたが、
心に決めてるようなものはありました。
 
しかし余りに自分では全く苦労して頑張ってやったとは思えなく、
自然にそうなったという感じの方が強いのです。
 
だから逆に、ダンスで恩返しをしたいと自然に行動に移してしまうのではないかと思うのです。
 
私は思ったら、マインドに色々言われる前に直ぐ行動すべしと思ってますから、考えるより先に行動します。
 
小さな問題は色々ありますが、最終的には上手く行っていると思っています。
 
これからも自分で思ったら直ぐ行動し、少しでも人々のお役に立てればと思っております。
 
大晦日から手話の勉強をやり出しました。
 
いつか、聴覚障害の人々にもペアダンスを楽しんで貰える日が来ますように。
 
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