日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』刊行記念 アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会

2013-05-17 14:42:42 | 日記

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『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』刊行記念
アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会@東京(5/18)
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●日時:2013年5月18日(土) 18:30~20:30(開場18:00)
●会場: 星陵会館(東京都千代田区永田町2-16-2、
参議院議員会館裏)
    有楽町線・半蔵門線・南北線「永田町」6番出口から3分
    千代田線「国会議事堂前」5番出口から5分
    銀座線・丸の内線「赤坂見附」11番出口から7分、
    地図 http://www.seiryokai.org/kaikan.html
●講師:アレクセイ・ヤブロコフ博士
    (講演はロシア語で行われ、日本語への通訳がつきます)
●解説:崎山比早子(高木学校、福島原発国会事故調査委員会、
    元放射線医学総合研究所)
●司会:おしどりマコ

●定員:400人(予約は承っておりません。
当日先着順に入場頂きます)
●主催:チェルノブイリ被害実態レポート翻訳プロジェクト
    ( http://chernobyl25.blogspot.jp/ )
●共催:ピースボート、FoE Japan、グリーンピース・ジャパン、
    グリーン・アクション、原子力市民委員会
●協賛:岩波書店
 *当日『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』を会場で販売。

●参加費:1,000円(邦訳書持参の方は無料)
●チラシ: http://goo.gl/s7j6p (pdfです)

1986年のチェルノブイリ原発事故で飛散した膨大な放射性物質は、人間と生態系に即時から中長期にわたる放射線被曝をもたらしました。とりわけ近距離にあるベラルーシ、ウクライナ、ロシアの被害は深刻で、汚染地では健康な子どもの割合が20%以下になったと伝えられるほどです。しかし、IAEA (国際原子力機関)やWHO(世界保健機関)の “公式” 報告は事故の影響を過小評価し続けてきたため、被害の実態を知る医師や研究者たちが強く異議を唱えるようになりました。
それらの声とデータを徹底的に拾い上げたのが、ゴルバチョフの科学顧問を務めたヤブロコフ博士とベルラド研究所を創設したネステレンコ博士らがまとめ、ニューヨーク科学アカデミーから2009年に英訳版が刊行された『チェルノブイリ--大惨事が及ぼした人と環境への影響』です。

その邦訳刊行を受けて、主著者であるヤブロコフ博士に同書の内容と、東京電力福島第一原発事故による放射能汚染に対処する上でチェルノブイリから学ぶべきものをお話しいただきます。教訓の一つは、大規模かつ継続的な被曝の影響が甲状腺がんにとどまらず、幅広い疾病や症状として 表れることであり、それらに対する適切な監視と手当てを行うには国内外の英知と資源を結集しなければならないことです。

なお今回、東京・盛岡・郡山・京都での講演会開催にともなう主な経費は翻訳印税でまかなわれています。

◆アレクセイ・V・ヤブロコフ博士
1933年、モスクワ生まれ。ロシア科学アカデミー評議員、
ロシア環境政策局創設者。アメリカ芸術科学アカデミー名誉会員、
国際海洋哺乳類協会名誉会員、環境政党連合グリーン・
ロシア代表。動物学、核問題、農薬問題などの分野で著作多数。

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【新刊案内】~「フクシマ後」を生きるすべての人びとのために

『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』
(岩波書店、定価5,250円)
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/7/0238780.html
アレクセイ・V・ヤブロコフ、ヴァシリー・B・ネステレンコ、
アレクセイ・V・ネステレンコ、ナタリヤ・E・
プレオブラジェンスカヤ〈著〉/チェルノブイリ被害実態
レポート翻訳チーム〈訳〉/崎山比早子〈日本語版序〉/
星川淳〈監訳〉

大惨事から27年、北半球全域を覆った放射能による死者数は
約百万にのぼり、その環境被害は今も進行中である--。
多年にわたる調査と5,000以上の文献に基づき、衝撃的な
被害の全貌を報告した決定版データ集、待望の翻訳。

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東京以外で開催される講演については以下のリンクをご覧ください。
○19日の盛岡での講演の詳細 http://goo.gl/OlRLm ○20日の郡山での講演の詳細
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2013/04/blog-post_19.html ○22日の京都での講演の詳細
http://www.greenaction-japan.org/modules/wordpress/index.php?p=649
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