日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

日本ユーラシア協会広島支部ニュース2024年3月31日

2024-06-21 06:14:03 | 日記
 日本ユーラシア協会広島支部ニュース2024年3月31日
【2024年度ロシア語能力検定試験】
 第83回ロシア語能力検定試験(3・4級)は2024年5月26日です。会場は広島市東区民文化センター。申し込み締め切りは4月15日です。

【司法通訳者名簿の登録】
 通訳人の名簿登録希望の方は、希望があれば広島弁護士会082-228-0230にお問い合わせ願います。必要書類の提出期限は4月17日です。

【日本ユーラシア協会定期総会】
 3月23日に開催されました。
 第59回全国総会は予定された議案の承認後、故竹田正直会長の後任に斎藤治子さん(帝京大学元教授)を選任し、次のような総会宣言を採択しました。     総会宣言
 日本ユーラシア協会は2024年3月23日、ここ東京で第59回全国総会を開催し、活発な討議を経て、ユーラシア諸国の人々との相互理解、文化交流、友好親善を一層広げ深めるための今後2年間の活動方針を決定しました。
 2022年2月にロシアのプーチン政権が始めたウクライナへの軍事進攻は2年が経過した現在も続いています。この事態の本質は、NATOの東方拡大にウクライナが取り込まれることを嫌ったプーチン政権による侵略であり、国連憲章と国際法に違反するものです。
 協会は、直後に軍事侵攻の中止と外交的解決を求める理事長談話を発表し、在日ロシア、ウクライナ両大使館に送付しました。また、その翌月にはロシア軍の即時撤退を求める、プーチン大統領宛の書簡をロシア大使館へ届けました。
 そして、2022年6月の第58回全国総会では、即時停戦とロシア軍の速やかな撤退を求める方針を改めて採択し、この方針のもと、協会は平和のための活動に取り組んできました。侵攻後1年を経た2023年2月には、日本政府に対して、平和憲法を持つ日本がウクライナの和平にイニシアチブを発揮することを求める要請書を提出しました。
 2023年10月には、パレスチナ、ガザ地区へのイスラエル軍の無差別攻撃が激化し、ガザ地区では既に3万人を超える人々が犠牲となり、深刻な人道的危機が続いています。
 このように各地で戦闘が起こり今も続いていることを、協会は深く憂慮しています。そして協会の基本理念である平和・人権・民主主義に基づく運動が今こそ輝きを増していることを自覚して、武力による国境の変更に反対し、侵略の停止、停戦の実現を求める活動を進めます。
 今年1月、能登半島地震によって甚大な被害が発生しました。石川県連の仲間の皆さんを始め被災地の方々にお見舞いを申し上げるとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を心から願っています。
 この59回全国総会で採択した方針に基づき、日本ユーラシア協会は、ユーラシアと世界の平和のために奮闘します。
 3年後には、協会は創立70周年を迎えますが、ユーラシアの人々との友好、交流を広げ、平和を実現するため、志を同じくする人々とともに活動してゆく事を宣言します。2024年3月23日 [写真は新会長挨拶]                         

【2024年 全国青年・女性集会in 広島】
 標記集会を全国総会でとりくむ事となりました。 
 唯一の被爆国でありながら核兵器禁止条約に調印していない日本、ロシアのウクライナ侵攻は収束の目途もたたず、核兵器使用の脅威が高まる中、女性の地位向上と平和構築を目指す日本ユーラシア協会女性委員会は、今年の全国女性集会を核の問題に焦点を当てて、広島にて開催することにしました。
 核兵器廃絶を目指す若者のグループ「カクワカ広島」の話を青年委員会と一緒に聴き、意見交換します。
ヒロシマとカザフスタンの被爆者交流を通じ、核兵器のない21世紀をめざす広島市の国際交流団体「ヒロシマセミパラチンスクプロジェクト」の人びととも交流します。
①日程:2024年9月28日(土)~29日(日)②会場:広島市留学生会館 広島市南区西荒神町1番1号
*JR広島駅から徒歩8分(市電「猿猴橋町」から3分、バス「荒神町」から2分)③一日目 講演「世界のヒバクシャと核兵器禁止条約とわたしたち」④講師 瀬戸真由さん「カクワカ広島」メンバー、2022年オーストリアで開催の第1回核兵器禁止条約締約国会議や数々の国際会議に出席。水爆被災70年の今年3月マーシャル諸島でのビキニデーイベントにも参加しました。また、シンガーソングライターとしても活躍中で、懇親会では、参加者と一緒に歌ってくれます。⑤現地参加費(予価) 5,000円 (懇親会費用含む)✤広島までの交通手段や宿泊先は基本的に参加者各自で手配していただきます。⇒もしご自身で手配が困難な方は、下記までご連絡下さい。
   ユーラスツアーズ TEL03-6453-6633 Email:y.takizawa@euras.co.jp
⑥主催:日本ユーラシア協会 青年委員会   Email:yutanaito88@yahoo.co.jp
    日本ユーラシア協会 女性委員会  Email:info@jp-euras.org
✤当協会会員なら、性別年齢に関係なく、誰でも参加できます。但し、参加申込先は、原則として 50歳未満の方は、青年委員会に、50歳以上の方は、女性委員会にお願いします。※会員資格は2023年までの会費納入者です。
[会費納入について]月額は、正会員700円以上、賛助会員(学生会員など)300円以上です。1年間分前納の場合は11ヶ月分を納入してください(正会員7700円、賛助会員3300円)。郵便局での振替用紙(払込取扱票)01340-1-28272日本ユーラシア協会広島支部です。

【2024広島フラワーフェスティバル】
 5月3日4日5日に開催されます。
 参加出来る方は08055054872に連絡をお願いします。

【ウクライナ情勢とパレスチナ・ガザ空爆(3)係争の地パレスチナ】[「世界史の中のパレスチナ問題」の後半]
 これにたいしてロシア側は「ベツレヘム降誕教会の鍵の管理権をカソリック側に認めた勅令の撤回、エルサレム墳墓協会に関するギリシャ正教の権利の承認」をもとめました。これらの要求のため、1853年12月27日ロシア皇帝はロシア軍の動員増員を決定しました。イギリスの駐エルサレム領事ジェームス・フィンは「外交の世界では、当初の東方問題(オスマン帝国の宗教・民族問題)が名前を変えて宗教保護の問題に移行したが、すべての問題の根本はパレスチナの聖地問題にあると当地では確認されている。」と報告していますが、戦争が実際に始まると、聖地問題は忘れ去られ、ロシアに対する欧州戦争という構図が浮かびあがっています。[イスラエル国家の建設]パレスチナは1518年からオスマン帝国のもとにありました。本来、パレスチナはユダヤ人(イスラエル人)のものであり、またアラブ人のものであり、ここに生活する民衆のものでした。シオニズム(シオンの丘に帰ろう!パレスチナはわれわれのものだ!)が発生していなかったとき、あるいはイギリス帝国主義の政治的支配が深まっていなかった時代、ここパレスチナにいたユダヤ人(イスラエル人)とアラブ人は、オスマン帝国のもとではあれ、共存して生活していました。19世紀末、シオニズムが発生し、20世紀初め、意識的なシオニストたちが、世界中のユダヤ人から送られる資金をバックに、パレスチナに入植をはじたところから、アラブ人たちの警戒感も高まり、アラブ人との対立も始まりました。こうした中で1914年に第一次世界大戦がはじまりました。そしてその第一次世界大戦と、その時にとったイギリスの帝国主義的植民地政策、いわゆる二枚舌外交(あるいは三枚舌外交)がアラブ世界とユダヤ世界(イスラエル)の関係をこじれさせ、今日の対立と抗争の決定的原因となりました。

【5・3憲法集会】ヒロシマ総がかり行動5月3日憲法集会 午前10時 広島弁護士会館3階 オンライン併用 講師:ジャーナリスト 竹信三恵子さん テーマ:憲法9条で生活破壊を止めよう~戦争を起こす前に人が死ぬ


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