日本ユーラシア協会広島支部のブログ

本支部は、日本ユーラシア地域(旧ソ連邦)諸国民の相互の理解と親善をはかり、世界平和に寄与することを目的とする。

ボルガクルーズ合唱交流の旅

2017-11-23 05:13:39 | 日記
広島の姉妹都市・ボルゴグラードで合唱交流
ーユーラスツアーズ「ボルガクルーズ合唱交流の旅」に参加してー
 10月9日から10日間「ボルガクルーズ合唱交流の旅」に参加しました。この旅行はユーラスツアーズ企画、協会大阪府連、広島支部、呉支部が後援、日本のうたごえ全国協議会が協力した。参加は、北海道から九州まで、全国から43名、その内広島県内からは9名(呉支部4名)であった。
 初日モスクワ一泊後、翌朝列車で二ジニ・ノヴゴロドへ。その街を観光して、クルーズ船/ジェネラル・ラヴリネンコフ号乗船。5泊6日の船旅を楽しみながら広島と姉妹都市のボルゴグラードへ。そこでは、ボルゴグラード総合大学の学生さんと船上合唱交流会が開催された。ここで松井広島市長からボルゴグラード市長へのメッセージが、広島合唱団の高田龍治さんからボルゴグラード市の代表に手渡された。ボルゴグラードの「ママエフの丘」、戦禍のシンボル「粉挽き小屋跡」などを見学後ボルゴグラードホテル宿泊。翌日ボルゴグラードからモスクワまでは飛行機で移動。一泊してモスクワ観光も楽しんで帰国の途についた。他に訪問/観光した都市はレーニンが学んだ大学のあるカザン、彼が生まれた街ウリヤノフスク、宇宙航空産業の中心地サマーラ、サラトフであった。クルーズ船内では3食の他に、朝の体操、コンサート、ロシア歌謡を歌う会/歌のレッスン(ほぼ毎日)、ロシアンティータイム、キャビン見学、マトリョーシカ絵付教室、ロシア民芸品教室などがあり、大変充実していた。
 旅行の前に、呉のロシア歌謡を歌う会では、ボルガ川に因んだ曲「ステンカ・ラージン」、「トロイカ」、「ヴォルガの調べ」、「ジグーリ」などを、ボルゴグラードに因んだ曲「けし」を歌った。伴奏/歌唱指導者から「ジグーリ」は、ボルガ川に水力発電所を作った時の山の名称と教えていただいたが、サマーラからボルガ川の向こうに見えたそれは、「山」というより「丘」のようだった。帰りの飛行機の中で出されたビールの名称が「Жигули(ジグーリ)」、隣のロシア人に「山の名前ですか?」と聞くと、「そうです、車の名でもある」と教えてくれた。
 筆者は旅行の前に、シニアのピアノレッスンと、Skypeによるロシア語レッスンを受ける機会に恵まれた。ピアノの先生から課題曲「モスクワ郊外の夕べ」を与えられ、ロシア語で歌いながら弾く練習を始めた。モスクワでもクルーズ船内でも、合唱交流では必ず歌われるこの歌曲、是非ともマスターして協会の活動を盛り上げたいと思った。
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