被災者の方々のために
~心をひとつに、がんばろうNIPPON~
大阪府松原市の松原東小学校6年生では、
児童達が中心になって「年賀葉書などの書き損じ葉書」を集めてきました。
アジアの人々のために寄付を続けて8年になります。
今年は国際理解の授業で児童達にお話する機会がなかったため、
18日金曜日に手紙でお礼を伝えようと思い学校へ持参したところ、
ちょうど6年生の卒業お祝いの会が始まるところでした。
先生方の計らいで、子ども達に直接会うことができ、子ども達から手渡され
お礼も言うことができました。
寄付の半分はこの度の東北地方地震の被災者支援に充てることも伝えました。
写真は大急ぎで行き、思い切り普段着のまんまで臨みました。
松原市立松原東小学校 6年生の皆様 ご卒業おめでとうございます & 書き損じ葉書 募金のお礼とご報告 6年生の皆様、小学校ご卒業おめでとうございます。 小学校での様々な思い出を胸一杯に、卒業式を迎えられたことと思います。 その思い出の中に、きれいな安全な水を求めている人々のために年賀状などの書き損じ葉書を集めて、支援活動をしたことも皆さんの思い出の中に入っていることと思います。 皆さんが集めて下さいました葉書は292枚もあり、募金額は13,000円になります。 松原から贈る井戸の基金に役立てます。ありがとうございました。 「安全な水」を求めている人々にとっては、井戸を贈られることで、不衛生な水を飲んで病気になったり、水を求めて重い水瓶で水を運ぶことから解放されます。これまで続けられてきた松原東小学校の皆さんの優しい気持ちは、井戸を贈られた人々に届いています。松原からは、カンボジア、ラオス、ミャンマー、バングラデッシュに贈りました。 世界には学校へ行きたくても行けない子ども達がたくさんいます。学校へ行けるようになった子ども達は、将来の夢を大きく膨らませていきます。夢や希望を持って、そのための勉強を一生懸命にします。 日本に住んでいる私たちは、学校へ行くことや、電気や水道の水をふんだんに使ったり、さまざまな便利さや、ぜいたくな生活が普通で当り前のようで、気がつかないけれど、 そうではない人々が世界にいることを、葉書を集めながら知ってもらえたと思います。 これまではご家族の人や先生方の大きな愛情に包まれて成長されてきました。4月からは中学生です。小学校で体験したこと、感じたことを大切に、これからは人や社会に役立つ人になってほしいと心から願っています。 だれもが、どこに生まれてきても、生まれてきてよかったと思える社会になるように。一人でできないことも,みんなで知恵を出し合って協力すれば、何かが成し遂げられます。 皆さまが、お幸せでありますように、お祈りしています。 (社)アジア協会アジア友の会 松原 橋本末子 松原市立松原東小学校
6年生の皆様
ご寄付いただきました募金に関してのご報告
東北関東地震・津波の被害があまりにも大きくて、連日伝えられるニュースに胸が痛みます。被災地の皆さんにお見舞い申し上げます。そしてお亡くなりになられた多くの方々のご冥福をお祈り申し上げます。
今回、皆さんが集めて下さいました募金の13,000円に関して、ご報告申し上げます。皆さんから頂きました募金を2つの目的に使わせていただきます。
ひとつは、本来の募金目的であります「アジアで水を求める人々に井戸基金を」、そして
もうひとつは、今回の東北関東大地震・被災地のへの復興支援金です。
現在、{社}アジア協会アジア友の会でも様々な方法で、被災地の皆さんへの復興支援の活動を行っています。現在は現地の人と連絡を取り合って、どのような協力支援が出来るかを調査しています。
先日、地震発生の翌日3月12日に松原で「JAFS松原ぞうすいの会」を開催しました。井戸基金目的でしたが、急きょ、その収益金の全額を復興支援募金に充てました。
被災地の人々には、これから様々な困難があります。私たち一人一人が出来ることをして、応援して行きたいです。
被災者の皆さんが、元気を出して復興して行かれることを願い、祈っています。
ご協力ありがとうございました。
アジア協会アジア友の会 松原 橋本末子