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アジア協会アジア友の会の地域グループ *****JAFS松原ぞうすい(雑炊・贈水)の会*****

JAFS「松原ぞうすいの会」は、地域で活動するNGOグループです。アジアの村に衛生的な水(井戸)を贈る活動をしています。

祝!ブログ総アクセス数2万件

2009年12月21日 | since 1997 ・・今までの歩み

       祝!ブログ総アクセス数2万件
 今年の3月27日に始めたHPがわりのブログですが、あと1週間で9ヶ月になります。
 昨日までの総アクセス数が20095回。おかげさまで2万回を超えました。
 訪問してくださった方々のお顔を想像しながら、感謝しています。ありがとうございます。
 ゲストたちの興味深いお話、アジアの地域事情から食べ物の話まで、これからも取り上げていきますので、よろしくお願いします。

    Think Globally,Act Locally

 1997年から活動始めたJAFS「松原ぞうすいの会」。
地域でできる国際協力として、生活の基本は安全な水と考え、今まで3基の井戸をアジアの村(カンボジア、ミャンマー、ラオス)に贈って来ました。もうすぐ、4基目も可能な資金がたまってきました。これも皆様のおかげです。

 アジアにかんするゲストを迎えた集まりは来年1月30日には、50回を迎えます。ゲストに村上事務局長をお迎えし、(社)アジア協会アジア友の会の今まで、そしてこれからなどについて、身近な国際協力へのかかわり方などについてお話をいただきます。ぞうすいの会は、アジアのぞうすい食べて、ゲストの話を聞く集まりですが、参加費で井戸を贈るので、一度でも参加するだけで国際協力になります。毎回入れかわり、立ちかわりに、ふらりと色々な方が日曜の昼ごはんがわりに来てくださいます。ほかにも、 地域のイベントなどに参加して、アジアを紹介しながら、エスニックぞうすいや雑貨を売ったりしています。地味な活動ですが、出会いの喜びがあり、世界とつながっている実感があり、視野も広がります。

 写真は2006年にカンボジアを訪れたときのもの。
私たちが贈った井戸の村、トマダ村の子どもたちです。
お姉さんが小さい弟、妹の面倒をみています。
このあと、私たちが持っていった大縄をまわして、一緒に大縄跳びで遊びました。皆、元気でいるかなあ。

 


予告! 第50回 JAFS松原ぞうすいの会 安全な水をアジアに届けよう 

2009年12月20日 | ぞうすいの会・ゲスト

      第50回 JAFS松原ぞうすいの会     
      
安全な水をアジアに届けよう      
      ~食卓からの国際協力~      
日 時: 2010年1月30日(土) 12:00~14:00    
     (雑炊準備を11:00から始めます。
      雑炊つくりからの参加も大歓迎!!)
ゲスト: 村上公彦氏
(社)
        アジア協会アジア友の会事務局長 
 
お 話: 私たちに出来ること~身近な国際協力
会 場: 松原市立総合福祉会館 2F
     近鉄南大阪線「河内松原駅」
     南西方向 309号線へ徒歩5分
参加費: 700円JAFS会員500円★おいしい雑炊つき!
協 力:  松原ボランティア連絡会  
主 催: (社)アジア協会アジア友の会(JAFS)
      アジアの人々に井戸を贈って30年

(社)アジア協会アジア友の会は、アジアの国に安全な水を贈ることから始まったNGOです。
この活動を始めるきっかけは?今
の活動状況は?
そして、私たちが日々の生活で気負わずに出来る活動や協力って??
第50回を迎える「JAFS松原ぞうすいの会」では、
(社)アジア協会アジア友の会事務局長の村上公彦氏をゲストに、
身近な国際協力についてお話をしていただきます。
皆さんの参加をお待ちしています!!

(社)アジア協会アジア友の会(担当 青木)
                          tel 06-6444-0587/FAX 06-6444-0581
 JAFS松原地区世話人 橋本末子 tel/FAX 072-332-7097


WE LOVE フォスターフレンド、カンボジアのナラ君!・・・松原第3中学校

2009年12月15日 | 松原市でACT LOCALLY


カンボジアのナラ君 紹介

2006年、私たちはカンボジア井戸視察ツアーに行きました。
一般家庭には、電気もガスも水道もトイレもありませんでした。
しかし、村人や子どもたちとの交流は感動的なものでした。
アジア協会の会員個人が教育里親で支援する子どものお宅も訪問しました。
そこのお父さんは地雷で両目の視力を失っていました。
支援がなければ、子どもは学校へ通わせられないという現状でした。
カンボジアには他にも、まだまだ貧しくて学校へ通えない子どもが沢山います。

この年に、国際理解教育で長くお付き合いのある松原第三中学校の生徒たちが、
カンボジアに教育里子を一人、引き受けてくれることになりました。
ナラ君という小学生に決定しました。
毎年、生徒たちがナラ君資金(年間2万円で学校に行けて医療もサポートされる)
をボランティア活動で集めてくれています。

なんて、素敵な生徒たち、学校の企画なんでしょう



私(管理人)も今までフィリピン、インド、バングラデシュなどの小学生の教育里親を
続けてきましたが、毎年送られてくる手紙や写真で彼らの成長を見ると、ほっと心
が暖まります。

【 松原第三中学校のフォスターフレンド ナラ君の横顔 】

カンボジアのナラ君(ネアングラ ナラ)はタケオ州トレアング郡クヴァブ地区サモル
村のサモル小学校6年生です。家族は両親と8人姉妹、2人兄弟の12人です。
家には小さな畑がありますが、畑だけでは家族を養えないので、両親は収入を得る
ために町に働きに出ています。お父さんは労働者、お母さんと3人のお姉さんはアイ
スクリーム売り、長女と次女のお姉さんが家に残り畑仕事や学校に通っている弟や
妹の世話をしてくれています。
生活状態は、家は祖父母から受け継いだ古い瓦屋根の木造に住んでいます。水は
150メートル離れたパコダの池から汲んできます。調理は粘土のカマドを使い、燃料
は木の枝やヤシの葉や木の葉です。
ナラ君の家族は食べるだけでせいいっぱいの状態です。経済的支援を受けることに
よりナラ君は学校を続けられます。

アジア協会アジア友の会の「アジア里親の会」は“アジアの子どもたちが基本的な教育
を受ける事ができるように”と教育に特化した支援ですが、子ども達を受け入れる学校
自体の運営を確立し、子どもたちが安心して通える体制作りも同時に行っています。
と、いいますのは政府の教育資金(国家予算)の割合が低いため、先生の人件費、又
は学校の運営費のために義務教育期間でも設定以上の費用を生徒の保護者が支払
わなければならないケースが多く、生活費における負担が多くなり、子どもを通わすこと
が不可能になるという現状を抱えています。
そして、教育の重要性が広がりつつある今も中学・高校まで修了する子どもたちはとて
も少なく、低学年の就学率が上がりつつあるものの、途中退学生が大変多いのも現状
です。ある程度の年齢になると働き手として重要になってくるからです。この現状はアジ
ア里親の会が始まって15年になりますが、未だ現在も数多くある問題です。

ナラ君は現在松原第三中学校の皆さんの協力で通学しています。クメール文学や数学
が得意なナラ君が高校を卒業できるまで応援したいですね。JAFS松原のメンバーも一
緒に応援します。

ひとりごと・・・
ナラ君の住んでいるサモル村はJAFS松原から贈った井戸のある、隣の村です。
2006年に行ったカンボジアスタディツアーで集ったリコーダーを持って行き、3校に渡し、
サモル小学校の校長先生達にもリコーダーを渡しました。
ナラ君リコーダーを楽しんだかしら…


写真は2006年に井戸寄贈したクバブ村の小学校へリコーダーを持っていったときの様子です。

【ナラ君関連】

14回松原三中校区ヒューマンタウンフェスティバル報告
2009年11月14日(土)開催

今年もHTFで三中1年の有志の皆さんと国際協力活動に協働で参加する事ができ
ました。
目標にしていた「カンボジアのナラ君募金」が大幅に達成して大成功でした。
JAFS松原から贈った井戸の村に住んでいる小学生ナラ君が引き続き学校に通う
事が出来て大変嬉しいです。
小学校6年生になったナラ君の近況がHTF前日に届き、活動前の皆さまに紹介で
きました。
皆さまの温かい思いがこもった活動に感謝します。
以下は募金活動/販売活動の報告です。

≪募金活動総合計金額は53,428円でした。使途の内訳は≫
(1)カンボジアのナラ君へ1年間の「フォスターフレンド」として20,000円を贈
ります。
(2)残りの33,428円はJAFS松原へ寄附して頂き,JAFS松原の4基目の井戸支援に
当てます。

【ナラ君募金活動】
募金活動の目的をはっきりと伝え一生懸命にナラ君、そして安全な水を求めて
いる人々への温い思いを伝えている皆さんの姿に会場の多くの人が感動された
と思います。世界の中で豊かに、便利に暮らしている私たちが身近なイベント
で開発途上国の人々の為の協力が出来ました!

皆さん、ありがとうございました。また身近な国際協力を一緒にしましょう!

★松原第三中学校1年生 フェスタ直後の先生の感想

今回の販売を通して、スタッフの方と話をできたことは私にとって、とても充
実した時間となりました。少しでもたくさんの人に、この味を知ってもらいたいと
いう思いで気が付けば必死で売っていました。その中で、60~70才くらいの方が
「ココナッツミルクって売っているのですか」と聞かれ「スーパーにありますよ」
と言うと[どこのスーパーですか]とまで聞かれました。家で作りますと言ってく
ださいました。きっとその人をきっかけにこの雑炊の味が一人一人と広がってい
くと思うととてもうれしかったのです。そして来年もいっしょにやりましょうと声をか
けていただき、おまけに退職すれば一緒にアジア協会でやりましょうとまで言っ
ていただきました。私も今そういう気持ちでいっぱいです。これからもこの気持ち
を忘れないでやっていきたいです。