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アジア協会アジア友の会の地域グループ *****JAFS松原ぞうすい(雑炊・贈水)の会*****

JAFS「松原ぞうすいの会」は、地域で活動するNGOグループです。アジアの村に衛生的な水(井戸)を贈る活動をしています。

南三陸町歌津地区   伊里前 福幸(ふっこう)商店街がオープン ! !

2012年01月02日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON

以下はJAFS関東ブログからの転載です。
年の瀬に、新年への希望をはこぶ、嬉しい心暖まるニュースです。


南三陸町歌津地区

  伊里前 福幸(ふっこう)商店街がオープン ! !


伊里前商店街オープン(2)

伊里前商店街オープン(1)

 JAFSが復興を支援している、宮城県南三陸町歌津地区から、商店街再開のうれしいニュースです。

■南三陸町ホームページより (元記事はこちら
 かつて、この場所には伊里前商店街が形成されていましたが、
このたびの津波によりすべてが流されてしまいました。
 商店街の皆さんは、存続の危機に迫られていましたが、中小企業基盤整備機構から
ユニットハウスの提供を受け、旧歌津公民館駐車場にて再開の運びとなりました。
 オープン初日の今日は、お祝いとして来場者に紅白大福などが振舞われ、
商店街の7店舗のほか、焼き鳥やラーメンなどを販売するテントも立ち並び、
大勢のお客さんが地元での買い物を楽しんでいました。


■JAFSスタッフから 
 この商店街の復活に立ち会った、JAFS本部スタッフの田中さんからも、
喜びを伝えるレポートが届きました。


「今朝、東北から帰ってまいりました。
 現地はさらにがれきの撤去が進み、復興への活動が多くの場所で始まっています。
 伊里前小学校下にありました伊里前商店会の場所に、仮設の商店街7店がオープン。
 出店も出て、開店を祝いました。
 厳しい状況も共にしてきた私たちには、みんなが笑顔の歌津は初めて。
 復興への力強い一歩となるでしょう。
 震災直後の炊き出しに始まり、商店街再興に向けた取り組みをお手伝いしてきた
 JAFSへの感謝を、多くの場所で聞きました。」


↓これは、9月に管理人が訪問したときの、何も無かった伊里前商店街地区のようすです。(くわしくは、こちら
 大きな一歩を踏み出したんですね。


小森はるか、瀬尾なつみ報告会 「そこで出会ったことば~東北のいま~」

2011年12月12日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON

関東ブログさんが紹介されていましたので転載します。

こんな若者たちがいる事を知ってほしいです。

大阪近郊の皆様に、東北のいまをお伝えする報告会のご案内です。

 ご興味がありましたら、ご参加いただけたらうれしいです。

   ■日 時: 2011年12月17日(土)14:00~16:00
   ■場 所:  大阪市西区江戸堀1-2-16 山下ビル10階
        (地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅1-B出口よりすぐ)
   ■参加費:  500円

            ※詳しいパンフレットは、→ こちら 

 東北の被災地を2人で巡ってきた、女子学生: 小森はるかさん、瀬尾なつみさん、
を東京から迎えて、彼女たちがカメラを通して見た 「そこで出会ったことば~東北のいま~」
の活動報告を行います。


「被災地」の暮らしに近づくために

 東京で暮らす女の子二人が、車で寝泊りしながら東北の太平洋沿いをめぐっている。
節約のため時には一食あたり60円、茹でたじゃがいもにケチャップをつけて食べている。
そう知っておどろきました。
 彼女たちは、カメラを持って、人びとの様子を映像や写真で記録しているといいます。
  私たちは、「被災地」で生まれた物語を、さまざまなメディアを通して受信します。
「被災地」の悲痛な状況を知って、私たち彼らを哀れんだとき、「被災地」 に生きる人びと
は「弱者」として感じられます。また「被災地」での奇跡的生還劇を知れば、彼らはハッピー
エンドのストーリーを演じた役者のようにも思えて しまいます。大変なことが起こった後で
もあたりまえのことが続いている。そのことを、忘れてしまいそうになります。
 そこで生きつづけているたく さんの人がいることや、一人ひとりの暮らしがあること。
そんなあたりまえのことを身に引きつけてみたい。彼女たちの経験を近いところで感じ、彼
女たちが持 つカメラという視点を借りて、「被災地」に生きる人びとの暮らしに、少し近づい
てみませんか?



 あわせて、JAFSが継続している南三陸町歌津地区での復興支援活動の現況を報告します。

 皆様のご参加をお待ちしております。

 主催:(社)アジア協会アジア友の会
 住所:〒550-0002 大阪市西区江戸堀 1-2-14 肥後橋官報ビル5F
 TEL:06-6444-0587 FAX:06-6444-0581

 本ご案内は、JAFSの公式ホームページから、転載・編集して、お知らせしました。

 


「更に息の長い支援へ!」 ~南三陸町歌津地区を訪問して~ JAFS関東レポート

2011年10月30日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON




心をひとつに がんばろうNIPPON!

JAFS関東ブログからの転載です。JAFSの支援する宮城県南三陸町からのレポートです。

「更に息の長い支援へ!」 ~南三陸町歌津地区を訪問して~

「更に息の長い支援へ...!」
            ~南三陸町歌津地区を訪問して~

南三陸町 バイパス付近
(津波で崩落した歌津バイパス。住居は土台しか残って居らす、地盤沈下で満潮時には冠水します)

歌津 港地区仮設住宅
(歌津・港地区の仮設住宅です)

 2011年9月17日から、JAFS関東地区会代表の岩田さんと私(管理人)は、
JAFSが震災直後から支援してきた宮城県南三陸町の歌津地区を訪ねました。

 支援の拠点としているJAFS登米事務所の簡易ベッドに宿泊し、
翌18日は、吉野沢団地・仮設住宅の皆さんと、
高槻アート博覧会で展示する「うたつのタカラ」の巨大画布制作
をお手伝いしました。(既報:くわしくは、こちら

 その後、登米事務所で行っている地域情報誌:「桜通信」の発行や
商店街再開への支援、行政・地域との絆を絶やさないためのご家庭訪問などの
ようすを聞かせていただきました。

 「桜通信」は、生活に密着した・今ほしい情報を得られる手段として、
地域の人たちにとても喜ばれていおり、発行部数・設置場所がどんどん増えている
とのことでした。

 一方、被災地の方にも、さまざまな立場や環境の違いがある中で、
被災された一人ひとりの自立を支える支援の難しさなどを知りました。
 生活基盤回復には、まだまだ遠い現地の厳しい状況を目の当たりにし、
掛けるべき言葉を失いました。

伊里前商店街と小学校
(土台だけとなった、かつての伊里前商店街付近。後ろは伊里前小学校)

伊里前商店会の幟と支援グッズ
(がれきの中から見つけた伊里前商店会の幟)
復興を祈念して植えた桜
(復興を祈って植えた桜の木)


 今回の訪問で知り得たことを、整理してお伝えすることはなかなか難しいのですが、
訪問を通じ、とりわけ強く感じたことがあります。
 それは、歌津地区の皆さんが、途方も無く困難な状況の中で、
一人ひとり懸命に明るく前向きに進んでいこうとされていることです。
 それは、サポートに行ったはずの自分たちのほうが、何十倍も勇気付けられる
ものでした。

 私たちは、被災された方たちが失ってしまったものの大きさを、
知ることも埋めることもできませんが、
懸命な歩みを支え続けることはできると信じたいです。
 そのためには、本当に息の長い支援が必要で、
多くの人の力を集めていく必要があることを、改めて痛感しました。

うたつのタカラ
(郷土への想いを託して吉野沢の皆さんが描いた「うたつのタカラ」)

  

   

台風12号豪雨災害の被災地復旧ボランティア&南三陸町向け中古自転車寄贈プロジェクト

2011年10月01日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON

以下は(社)アジア協会アジア友の会のメールマガジンからの抜粋です。

◆◇ (社)アジア協会アジア友の会 メールマガジン第149号20110930
◇◆ 「アジア協会アジア友の会メールマガジン」
~“共に生きる”草の根の人々のネットワークづくりを目指して~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

今の日本は、3月の東日本大震災、9月の西日本を襲った台風12号による災

害と、まるで地球の悲鳴を聞いているようです。
 9月23日~25日に和歌山に17人のボランティアスタッフが入りました。今回
はその活動と、東北に贈った中古自転車寄贈プロジェクトのお話です。

□■1 台風12号豪雨災害の被災地復旧ボランティア
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 9月22日の夜から、25日まで関西地区の土と水と緑の学校のスタッフを中心
に、台風12号で被災した新宮市に復旧ボランティアにいってきました。
 
 自治体の支援もあり、申請をすれば往復の車の高速代がただになるカードを
大阪府が発行してくれます。先発隊は22日夜から現地に入りましたが、23日の
部隊は、朝9時に旧大阪中央郵便局を出発。現地に向かいました。

 通常は、国道168号線を南下するのですが、災害で道路は封鎖されています。

海沿いに新宮市に向かいました。途中、封鎖されている道もあるため、新宮市
役所で、通行カードを発行してもらいます。

 私たちは、熊野川町と高田を中心にボランティアに入りました。特に、熊野

川町はボランティアの数が足りないという情報が流れていましたが、この3連
休は関西からもたくさんのボランティアが入ったようです。

 22日夜出発の先発隊の話では、長靴や軍手など活用道具が準備されており

ボランティア用のおにぎりまで用意されていたそうです。その支援物資は東
北の被災地からも送られてきており、日本をまたがって支援の心が届いてい
ました。

 23日の夜からは、新宮市の土と水と緑の学校の経験者の方が、ご自分のダ

ンススタジオを夜間開放していただけたので、こちらで全員寝泊まりをさせ
ていただきました。

 本格的な活動は24日からです。熊野川町に行くメンバー、高田のいろいろ

な拠点に応援に行くメンバーにわかれて、活動です。新宮市内も浸水しまし
たが山から離れているため、水がひけば復旧はしやすいのですが、高田や熊
野川町は山の土をけずって濁流が押し寄せてきています。

 高田では、川底から高さ10メートル以上まで、水位が上がりました。その

濁流にそのまま家ごと流されたお宅もありました。床上浸水のお宅は土砂が
一緒に流れ込んでいますので、この土砂の片づけがボランティア活動のメイ
ンの仕事になります。

 床上浸水した家は、形は残っていても床板までくさりかけていたり、床下

に入った泥が腐敗臭をただよわせるなど、とても、使い続けることができな
いような状況です。また、一度水をかぶった設備や本は、ほとんど廃棄する
しか方法がありません。それでも、泥を除き、きれいにすれば明日への希望
が見えるような気がします。

 道路を中心に、復旧に300億円を超える数年越しの作業が必要との報道があ

りますが、東北同様、息の長い支援が必要と思います。是非、皆さんのご支
援をお願い致します。

■募金の方法

  下記のいずれかの方法でご寄付をお願い致します。
【郵便振込】 口座名義:アジア協会アジア友の会
     口座番号:00960-6-10835
※振替用紙の通信欄に「台風12号」とご記入ください。

【銀行振込】 銀行名:三菱東京UFJ銀行 中之島支店

     口座番号: 普通 1007011
     預金者名: 社団法人アジア協会アジア友の会
    ※お名前の前に「12」をご入力ください。 <例>12アジアタロウ
  【インターネット口座への振込】
     楽天銀行口座:0036  
     支店番号:209(リズム支店) 口座番号:7006892
    ※通信欄に「台風12号」とご入力ください。

___________________________________
□■2 南三陸町向け中古自転車寄贈プロジェクト
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 橋本 隆

 JAFSサイクル・エイド事業では、放置自転車をアジアに贈る活動を続けて

います。このたびの東北大震災の災害地支援として、中古自転車寄贈プロジ
ェクトを実施しました。                     

 8月4日、四条畷市から中古自転車(放置自転車)30台を、南三陸町の被災

者へ提供したいとの申し出がありました。JAFSでは、現地での支援活動を継
続するためJAFS登米事務所を開設しています。こちらで発行している桜通信
で広報し希望者を募ったところ、30世帯以上の応募がありました。

 また、四条畷市から10台追加、計40台を提供できることになりました。

9月6日午後、中型トラック(堺南運輸)に40台を積み込み、二日間をかけて気
仙沼市の指定倉庫に配送。

 JAFS登米事務所スタッフ3名と共に点検のうえ、2トントラックとバン2

台に積み込み、配布を開始しました。倉庫から歌津地区まで片道約15キロの
道を走り、午前中15台、午後から13台、計28台をその日の内に、二日後には
40台すべてを届けました。以下、アンケートにお寄せいただいた現地の声で
す。

(アンケートより)

・自転車を持っていなかったので助かります。ありがとうございました!大切
に使わせていただきます。

・ありがとうございました。皆様のあたたかいご支援にどんなにお礼を言って

も言いたりない思いです。前を向いて生きていきたいと思います。

・おかげさまで孫と一緒に自転車で遊んでおります。本当にありがとうござい

ました。皆様のご支援に感謝致します。

・ありがとうございました。10年若かったらボランティアに行きたいです。


・本当は、自転車通学の予定で購入するはずだったのですが、震災で通学が困

難になり購入していませんでした。息子はほしがっていたのですが、津波の来
た道を通学させるのは心配で買ってあげていませんでした。だいぶ道路もきれ
いになったのでこれから友達と通学できたらいいです。本当にありがとうござ
いました。

・ようやく自転車で走っても気持ち良い風を感じられるようになりました。あ

りがとうございます。

・私は100kg級の主婦です!今回このようなりっぱな丈夫な自転車をいただき、

私の体重にも大丈夫なものでしたのでとっても嬉しいです!(ダイエットにも
つながる…♪)本当にありがとうございました。

・いままで冠水地域を車で渡っていましたが、自転車で渡れるようになり助か

ります。ありがとうございました。

・津波で孫の自転車が流されてしまい不自由していた所なので大変助かりまし

た。通学に利用させて頂きます。ありがとうございました。


和歌山県新宮市高田地区 台風12号水害緊急支援 ボランティア募集

2011年09月11日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON
★ アジア協会アジア友の会(JAFS)ブログ(9月9日掲載分)からの転載です。
台風12号水害緊急支援のための寄付・募金及びボランティアのお願い

台風12号被災者支援(和歌山県新宮市高田地区)

2011年9月4日未明に発生した台風12号が奈良県、三重県、和歌山県を襲いました。自転車のように日本を縦断したために、激しい降雨が続き、洪水、土 砂災害を巻き起こし、上記3県に多くの被害を出しました。本会が過去28年間「土と水と緑の学校」を通じて活動を行っている和歌山県新宮市高田地区におい ても洪水により水没したところ、土砂災害により家屋が流され、道路が寸断されたところ、避難や緊急救助を余儀なくされたところも出てきました。土と水と緑 の学校を通してお世話になった方々がお亡くなりになられたところもあります。

本会の活動において和歌山県新宮市高田地区は最も重要な場所であり、2011年9月7日から村上事務局長、田中副事務局長、会員の笠谷氏、延増氏が現地入りをし、被害状況の確認とともに緊急支援の活動を開始しました。

当面は、水道施設が寸断された場所への水の配布、食料物資の配布、がれき撤去作業など様々なニーズに応えながら支援を行います。寄付募金及びボランティアのご支援、ご協力をお願いいたします。

A. 寄付/募金のお願い(下記のいずれかの方法でご寄付をお願い致します)
郵便振込:口座名義:アジア協会アジア友の会
   口座番号:00960-6-10835
   ※振替用紙の通信欄に「台風12号」とご記入ください。

銀行振込: 銀行名::三菱東京UFJ銀行大阪中央支店
口座番号: 普通 1007011
口 座 名:  社団法人アジア協会アジア友の会
    ※領収書を希望されます場合は下記までご連絡ください。

インターネット口座への振込
楽天銀行口座:0036  
支店番号:209(リズム支店)口座番号:7006892
通信欄に「台風12号」とご入力ください。

領収書の発行に関しましては、下記にお問い合わせくださいませ。
社団法人アジア協会アジア友の会
TEL 06-6444-0587 FAX 06-6444-0581

B. ボランティア募集のお願い

募集開始:2011年9月11日(日)~ 随時
作業内容:物資配布、がれき撤去、避難所の人たちのケア
  和歌山県新宮市災害対策ボランティア本部とのコーディネート
宿泊など:約5日間の滞在可能な方、宿泊施設などは新宮市内に有り

以上の通りとなっております。大きな災害が続いておりますが、和歌山県新宮市高田地区は、土と水と緑の学校を通して多くの子どもたちがここで学び巣立って いった場所であり、生命、自然、環境のことを学び、社会に生かしていかすきっかけ作りの場所でもあり、最も重要であります。地元の方々の窮状もあり、この たび緊急の被災者支援を実施することとなりました。今後もこの地域で多くの子どもたちを育てていきたいとの願いもあり、一早い復興を望んでいます。

ぜひとも皆様方からのご支援、ご協力をお願い申し上げます。

★以下は、9月9日付け「土と水と緑の学校」「グリーンスカウト大阪」広報室からの転載です。

【当分の間、この記事がトップに表示されますので、新しい記事をご覧になる方は、次の記事へお進みください。】

こんにちは。ろうそんです。

新宮に住んでいる土水の元参加者(お母さんが高田在住)から、高田の被災状況の写真をもらいましたので、転載いたします。
1カ月前にみんなと過ごした、あのきれいな高田が・・・本当に言葉もありません。

高田に向かう途中の相賀地区では、2名の方が亡くなり、2名の方が未だに行方不明です。
また、高田地区では15世帯43名の方が、公民館に自主避難されています。
亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、行方不明になられている方の一日でも早い発見、被災された地域の方の一日でも早い復興を心からお祈りいたします。


国道から高田に入る道です。30センチくらい泥が溜まっています。


第1自然プール(土水では使わず)の駐車場は、流木だらけになっています。


かなり高い位置にある電線にまで流木が引っ掛かっています。


桑の木の滝への入り口にあった大前商店です。奥の建物は残っていますが、手前は基礎部分しか残っていません。こちらでは2名の方が行方不明となっています。


桑の木の滝への入り口にあった橋です。流木まみれで原型がわからなくなっています。


大前商店付近にあった家です。完全に流されてしまっています。


道路には大きな穴が開いています。


穴の下には、数日前とは打って変わって、いつものきれいな川が流れています。


高田トンネルの手前には、流された家が道路をふさいでいました。


高田郵便局前です。郵便局は屋根まで水に浸かったそうです。向かいの山も崩れ、グラウンドに土砂が流れ込んでいるようです。


郵便局の向かいの橋の横にあった、自動販売機です。大阪組が帰阪する時に、ここからバスに乗りました。


約1カ月前の光景です。


土水本部としてお借りしているへき地保育所前です。


中は水浸しとのことです。床が木なので、非常に心配です。


本部裏の川(カヌーをした所)です。


約1カ月前の写真です。右側の道路とフェンスがなぎ倒されています。


画像右の橋も冠水したそうです。


グリーンランドも浸水し、大人数で片付けをしていたようです。


第2自然プール(班によっては、心の日に利用)です。



ご覧いただきました様に、大変な被害を受けているようです。
今後も情報が入り次第、お知らせいたします。


もうすぐウィナさんに会える!インドネシア・アチェと東北でのボランティア活動レポート!

2011年07月15日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON

 心をひとつに~がんばろうNIPPON~ 

収益金の半分は、JAFSの南三陸町被災地支援に、

半分は従来どうりアジアの井戸建設資金のなります。
第57回松原ぞうすいの会 2011年7月23日

 インドネシア・アチェと東北、津波後の復興
地震・津波の故郷インドネシア、その後は?
そして東北の被災地は?
宮城県にボランティアに行かれたシャフウィナさんの貴重な体験談。

今回(7月23日)の講師である京都大学大学院のウィナさんからメールが、6月末に松原ぞうすいの会のスタッフに届きました。内容は以下のとうりです。おいしいインドネシアのカレーも食べられますので、ぜひ来てくださいね。

 1.About the title: Aceh and Tohoku, post tsunami disaster action and voluntary works

Contain:How was Aceh people before and after the tsunami disaster? how the responses for the disaster impact in Aceh?
And how is in Tohoku? And What did I do in both Areas? I will answer these question through my presentation. About situation, cultures and action in Aceh (especially in Banda Aceh, the capital city) and Tohoku (especially in Minami Sanriku). Also about my voluntary activities with JAFS in both area.

2.and for Photo, please choose from my attachment.

yoroshiku onegaiitashimasu
thank you

salam
--
Syafwina (Wina SW1)


北アルプス小谷村の古民家に泊まり、自然の中ですごすでワークキャンプはいかがですか?参加者募集中!!

2011年07月09日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON

心をひとつに~がんばろうNIPPON~

横浜チャリティウォークに続いて、

(社)アジア協会アジア友の会 JAFS関東さんの素敵な企画を見つけました。

紹介されている写真が本当に美しくて、
木や草や土の香りのする、しっとりした爽やかな空気がこちらまで伝わってきます。
普段、乾燥したオフィスで一日中PC作業してるドライアイの方も、
ゆっくり人とお話できたり、自然のなかで普段できない作業したり、
ここでは身も心もリフレッシュできそうです。

以下はJAFS関東のブログから転載です。

ワークキャンプって楽しい !!
   ~北アルプスのふもとで、
            新しい自分を発見しよう!!~

  ◇◆◇ 第4回小谷村ワークキャンプ ◇◆◇
    ・開催地: 長野県北安曇郡小谷村 立屋共働学舎
    ・期間: 2011年 8月25日(木)~28日(日)


     自給自足に興味がある   農業、畜産に興味がある
     古民家で生活してみたい  NGO,NPOに興味がある
     身体、精神に不自由な方のお手伝いをしてみたい

     そんな方にお薦めのワークキャンプです。
     ご興味がありましたら、是非ご参加ください!

小谷村の風景
(小谷村の風景)

 ワークキャンプで、大自然の中で五感を解放し、泥にまみれての自給自足を体験。
 夜は古民家で有機野菜をふんだんに使った創作料理に挑戦しましょう。
 自然と人間とのつながりを感じ、現代社会の問題について考えるワークです。 

 「共働学舎」は、いろいろなハンディーを持った人が共に働き、
生活するコミュニティーです。
 北アルプスの山里で、泥と汗にまみれ、自然と人間とのつながりを
感じながら、共働学舎のメンバー達と、早朝から家畜の世話、農作業
のお手伝いをします。
 寝食をともにし、生活を共有。
 夕食後は参加者、共働学舎のメンバーとの交流。

   *その他、ウォーカソン、ぞうすいの会など、
    どなたでも参加できる楽しいイベントも企画中です。

□■ 昨年度のフォトアルバムから ■□
共働学舎の中心的な家屋「おもや」
(共働学舎の中心的な家屋「おもや」)
もろこしの刈り取り
(もろこしの刈り取り)
塩の道ウォーカソン
(塩の道ウォーカソン)
小谷村の風景2
(小谷村の風景)

■募集内容

 ・費用:   学生 14,000円
   一般 15,000円(会員)/16,000円(非会員)
   (滞在費、食費含む)
 *お飲物(アルコール含む)代は別途現地にて徴収させて頂きます。
 ・募集対象:  健康な方(小学生3年生以下は、保護者同伴の場合可)
 ・募集定員:  20名
 ・締め切り:  8月19日 *締切後も受付可能な場合があります。ご連絡下さい。
 ・主催:  (社)アジア協会アジア友の会 JAFS関東

     (詳細はこちらの募集要項[PDF]をご覧ください)

申し込みボタン  お申込みはこちらのフォームからもどうぞ。

■アクセス
   白馬駅(JR大糸線)改札出口集合。
   12時30分以降随時お迎えに参りますので、到着予定時刻をご連絡ください。
    *白馬駅までは京王高速バス(新宿~白馬線)、電車(JR大糸線)のご利用が可能です。
    *自家用車のご利用はご相談ください。
    *バス、電車のチケットはお早めに購入してください。万が一購入できない場合はご連絡ください。
■どんなことするの?
   昨年度のようすをこちらで紹介しています。

   ワークキャンプでは、共働学舎の皆さんと汗を流すワークや共同生活の他、
  アジアの貧しい地域での飲料水確保・環境保全と東日本大震災被災地支援に役立てる
  ため、「ぞうすいの会」「チャリティウォーク(ウォーカソン)」などを
  併せて実施する予定です。

   多くの皆様にご参加いただけましたらうれしいです。


宮城県南三陸町JAFSの被災地支援レポート⑰「味噌で元気プロジェクト」聞くだけでもホント元気づけられそう

2011年07月07日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON
心をひとつに~がんばろうNIPPON~
「味噌で元気プロジェクト」・・・・ネーミング、聞くだけでもホント元気づけられそう
アジア協会アジア友の会(JAFS)の被災地支援は、現地の基本的なニーズに応えるだけでなく、その土地の人たちならではの文化、生活を大切にすることによって自立への誇りをもてるサポートを行っているのが感じられます。「味噌で元気プロジェクト」は本当に面白い企画です。私たちには特別な企画に思えても、現地の女性たちにとっては、自分たちが家族のために心をこめて毎年仕込んでいた、あたり前の、震災前の普通の生活の1シーンを取り戻すことなのですね。津波で味噌樽ごと流されたのがショックだと言う女性たちを思うと、皆さんの楽しそうな顔が目に浮かびます。

世界でアジアでさまざまな地域をサポートし、文化の多様性を大切にしてきたJAFSならではの柔らかな発想と行動力。宮城県南三陸町の歌津地区の人たちが3食味噌汁を食べ、自宅で自家製味噌を仕込む習慣があるというのをブログで読んで、少し感激しました。子供の頃、遊びに行った四国の田舎のお祖母ちゃんの家のことを思い出したからです。味噌は自家製でかまどもあったお祖母ちゃんの家を思い出したからです。大切にしたい日本の原風景の残されている地域なのですね。この「味噌で元気プロジェクト」だけでなく、スマトラのアチェ出身のウィナさんとインドネシア料理教室を現地で急遽開いたり、たこ焼焼いたり、被災地支援にも文化交流がしっかり入ってて、食文化を大切にするJAFSらしい支援です。

以下はJAFSブログからの転載です。
左の「ブックマーク」からときどき、JAFSブログも見てくださいね。

6月29日南三陸町から
一昨日は、梅雨寒(つゆざむ)といって、長そで2枚にレインコートを着て過ごしていました。
かと思うと、今日は、半そで1枚。明日からはまた暑くなるそうです。

味噌で元気プロジェクト(米や大豆などの原材料を支援物資として提供し、女性たちが味噌を作る工程までできるように応援するプロジェクト)は、現地で非常に人気高く、反応が良いです。
普通の家庭では毎年、味噌を50㎏作り、消費していたそうです。今回の津波で味噌が樽ごと流されたことにショックを受けておられた方が多いので、自分たちで作れるというのは非常に女性陣の活気を取り戻すことになりそうです。
その際に、本会(JAFS)のハルハログループのメンバー中心に多くの方が心込めて縫っていただいたお手製のエプロンを活用させていただこうと考えています。

新たな地区として、石浜という集落にも話をしに行きました。
半壊家屋に住む在宅被災者に対しては、物資が入ってきていない状態が続いたとのことで、JAFSの活動に対してとてもありがたいという話でした。 また現在、細かな状況を把握するために、住宅地図を基に各集落に入って調査を進めています。それによって、これまで把握していた状況よりも、高齢者や病人、幼児などの住む家庭などより詳細に状況が分かってきています。

時間はかかりますが、地道に細やかに必要な活動をするためにも、これを重ねていきたいと思っています。どこも梅雨時期になり、虫が大量に発生しています。そのため、殺虫スプレーや虫除けが喜ばれています。JAFS登米事務所は毎日3000匹は超えるであろう虫と格闘(自炊してるご飯の中に入らないように・・)しています。
細かい虫だけでなく、ハエなどもおり、衛生環境の悪化を懸念しています。

毎日事務所に戻り、ミーティング、状況把握の共有、整理、フォーム作成など、事務作業もかなりのものになりますが、前進しています。
どうぞ応援ください。

〒987-0601 
宮城県登米市中田町石森字小人町71-2
JAFS登米事務所
TEL 06-6444-0587(JAFS事務局)

宮城県南三陸町JAFSの被災地支援レポート⑯ 手作りエプロン、募集中!

2011年06月16日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON
心をひとつに~がんばろうNIPPON~
ミシンでジャカジャカ・・・
お裁縫の好きな方々!あなたの出番です!
被災地で大活躍するエプロンを作ってみませんか?
以下は、アジア協会アジア友の会(JAFS)ブログから
手作りエプロンでつながろう!南三陸の人たちと
現在、本会が支援している南三陸町歌津地区の皆さんから要望の多いのが、エプロンです。
一括で購入して届けるのも一つの方法ですが、せっかくなら、顔の見える"思い"を届ける支援ができないだろうか・・・・。
そこで、考えました。「エプロンを手作りしよう!」
ということで、早速、本会の自主活動グループのハルハロFランチのベテラン主婦の皆さんの協力で、生地を買いに走ったり、型紙を作ったりして動き始めました。昨日、本会事務局会議室で毎週金曜日に開いているハルハロFランチが終わった午後2時過ぎから、ミシンを使ってのエプロン作りが始まりました。エプロンの大きさや形は試行錯誤をしながら、先ずは5枚できあがりました。
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夏らしい明るい柄が多く、作るのも一つの楽しみ。
そしてできあがったエプロンを身に付けてみると、なかなか良い感じです。
この機会に自分用にも一つ作ってみるのも良いかも知れません。
そして作った一つはメッセージを添えて南三陸町歌津の主婦の
皆さんに届けられます。そうすると、一石二鳥にもなります。
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ただ今、JAFSではこの「手作りエプロンでつながろう!」プロジェクトへの協力者を募集しています。関心のある方、手作り大好きな方、何かしたいと思っている方、是非、ご協力お願いします。協力の方法は次のとおりです。是非、ご協力をよろしくお願い致します。

1)寄付 ・・・・・エプロン材料や製作にかかる費用の募金
2)寄贈 ・・・・・新品エプロン(夏用)、布地、手作りしたエプロン

※手作りされる方は、下記のエプロンの形・大きさのものを作ってください。
   ●エプロンの形・大きさ(PDFファイル)

【エプロンなど送付先】
(社)アジア協会アジア友の会
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-2-16 山下ビル4階
TEL 06-6444-0587 FAX 06-6444-0581

宮城県南三陸町JAFSの被災地支援レポート⑮ JAFS登米事務所発行の「桜通信」が素晴らしいです

2011年06月12日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON

心をひとつに~がんばろうNIPPON~
アジア協会アジア友の会(JAFS)登米事務所が発行している「桜通信」が素晴らしいです。
バラバラにやってくるあれこれの情報から
現地の方々が本当に必要な、有効な情報をセレクトして紹介しています。
レイアウトが明るく楽しく、何よりも被災者の方々に寄り添う、やさしい気持ちが紙面からあふれています。
被災地を
サポートする情報には、希望が感じられます。
読んでいるだけで、現地を知らない私たちにも復興の一歩一歩が伝わってきます。

以下はJAFSブログからの転載です。
一度PDFファイル、開けてみてください。

桜通信 vol.5(2011/6/4)
桜通信 vol.6
(2011/6/11

 現在、配布しているのは食料品などの物資だけではなく情報もです。それは先月から発行している「桜通信」です。次の春、桜を見るまでちから合わせて、寄り添いあって一緒に進もうというメッセージを込めた地域瓦版です。南三陸町の地域生活情報や様々な催し案内、そして大阪と歌津をつなぐ役割をもって登米事務所より発行しています。編集やレイアウトなどは全て地元のボランティアの方々によるものです。分かり易く見やすい通信で、被災者の皆さんから大変、喜ばれています。

●桜通信 vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 (PDFファイル)

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宮城県南三陸町JAFSの被災地支援活動レポート⑭登米市のJAFS事務所から

2011年06月10日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON
~心をひとつに~がんばろうNIPPON
以下は、JAFSブログからの転載です。
 
JAFS登米事務所より
宮城県南三陸町より東へ約35km離れた登米市に設置されたJAFS登米事務所よりスタッフ松井からの近況報告です。
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<JAFS登米事務所内>

毎日一所懸命に朝から晩まで、復興を願いながら南三陸町歌津地区で支援活動を行っています。現在は、生活物資を持っていきながら、現地の状況把握を重ねていっています。災害が起きてから早3ヶ月目を迎えようとしていますが、 ようやく歌津地区全体に電気が復旧し、それにあわせて固定電話も使えるようになってきています。
一方で、水道については、まだ歌津地区の一部しか通っていない状況です。その水も、塩水が混ざっていて、到底飲めるものではありません。そのために、給水車かペットボトルの水に頼っています。ただ、日中25度の気温になってきているので、給水タンクについても水質が気になります。今日は、三菱マテリアル様からペットボトルの水とお米が事務所に届き、早速明日から配達いたします。
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<泊崎荘に野菜を配達>

今、仮設住宅への移転が少しづつ進んでいます。8月には全て完成予定とのことです。炊き出しを行っていた港地区にも仮設住宅が、44戸分6月末完成予定です。昨日行ってきましたが、外側はほぼ完成に近い状態でした。ただ、生活物資はその時点で配布がなくなるので、水道代、電気代に加えて生活費がかさむのを不安に思っておられる方がいます。
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<港の仮設住宅 必ず1棟はスロープ付>

4月に大阪中央ロータリークラブの皆さんが花見会をされた時に記念植林した桜の木も大きくなっていました。3本のうち1本はもうさくらんぼの実をつけています。また来年、花見にみんな集まって復興の花が開いているようにと願っています。
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<記念樹さくらの看板>
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<桜が少しずつ育っています>

現在、宮城県漁協の歌津支所の方を中心に指導があり、歌津ではわかめの種つけの準備が始まっています。流されてしまった網などの材料をあつめたりして、あちこちで漁師の皆さんが集まって、作業をされています。10月には、メカブができ、来年の2月ごろには三陸わかめの復活です。そんな作業をされている様子はとてもイキイキしておられました。
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<わかめの種つけ用ロープ張り>

一方でまだまだ問題を抱えながら、もう一方では、自立へ向けての少しづつの一歩です。JAFSでは引続き
支援金およびボランティアを募集しています。これからも応援をどうぞよろしくお願いいたします。

第57回JAFS松原ぞうすいの会 インドネシア・アチェから東北へ シャフウィナさん復興への願い 虹のように

2011年06月09日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON

心をひとつに~がんばろうNIPPON~

収益金の半分は、JAFSの南三陸町被災地支援に、

半分は従来どうりアジアの井戸建設資金のなります。

地震・津波の故郷インドネシア、その後は?
そして東北の被災地は?
宮城県にボランティアに行かれたシャフウィナさんの貴重な体験談。

第57回JAFS松原ぞうすいの会
インドネシア・アチェから東北へ 復興への願い 虹のように
                 
日 時:2011年7月23日12:00~14:00
          
   
11:00からゲストと一緒に雑炊の準備をします。
      お手伝いも大歓迎!

■ゲスト:シャフウィナさん  (インドネシア アチェ)
         
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究
      
★現在は津波からの復興を研究されています。
       
福島の人々もアチェの人々も早い復興を待ち望み、
        元の場所に戻りたいと強く訴えます。
       シャフウィナさんは、2004年12月に発生したインド洋沖地震・津波の後、
             アチェ復興プロジェクトでJAFSと共に活躍されました。
             出身のインドネシアは世界最多の大小様々な1万8,110島を抱える国で、
             島の数だけ固有の文化があり、それぞれの民族で言葉や文化が違います。
            
趣味は写真、旅行、詩、アチェ舞踊など多彩。
■お話し:インドネシア・アチェでのJAFS復興支援 
      マングローブの森物語&東北関東地震その後の復興
■料 理:インドネシアン チキンカレー  サラダ
■参加費:1000円(JAFS会員700円)
■会 場:松原市立総合福祉会館2F
■協 賛:松原ボランティア連絡会
■申し込み:定員20名7月21日(木)までにお願いします。
■主催:(社)アジア協会アジア友の会(JAFS)松原
    
問い合わせ、お申し込みは、こちらまで。
   (社)アジア協会アジア友の会 本部(担当;青木)
 
    Tel 06-6444-0587/Fax 06-6444-0581
   もしくは 松原地区世話人 橋本末子 Tel/Fax 072-332-7097
          


宮城県南三陸町JAFS被災地支援レポート⑬登米市の「JAFS現地連絡事務所」拠点に今後も支援活動

2011年05月30日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON
心をひとつに~がんばろうNIPPON~
アジア協会アジア友の会ブログからの転載です。
 
第5次隊支援活動終了
 
3月19日に宮城県南三陸町に先遣隊を派遣して以降、1次から5次にわたる支援隊を派遣してきました。震災直後は炊き出しや飲料水・生活物資の配布、その後は子どもたちのメンタルケアプログラムや被災者の調査などにも取り組んできました。
支援活動をはじめてから2ヶ月がたち、プロパンガスの復旧や水の配給により、各家庭や避難所で食事を作ることが可能になってきました。また気温上昇にともなう食品衛生上の点からも毎日の炊き出しは5月10日で終了しました。なお、食材の配布は引き続き現在も継続して行っています。あらためて皆様の温かいご支援ご協力に心より御礼申し上げます。

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現在は登米市に新しく設置した「JAFS現地連絡事務所」を拠点に、食材などの物資配布、移動図書など子どもケアプログラム、情報誌「さくら通信」の発行などの支援活動を地域行政と連携しながら続けております。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

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宮城県南三陸町JAFSの被災地支援レポート⑫第5次隊の活動 震災から2ヶ月たった現地では

2011年05月11日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON
心をひとつに~がんばろうNIPPON~
JAFSブログからの転載です。
現地の支援のようす、被災地の変化が良くわかります。
 
東日本大震災 ~第5次隊被災地支援活動~
第5次支援隊が4月27日に活動を開始し、2週間が経ちました。
春を迎えた東北はとても美しく、やさしい色合いに包まれてるのとは対照的に、津波の傷跡はまだ生々しく残っています。仮設住宅の準備も進んできました。水道と電気、ガスの提供範囲は少しずつ拡がってきています。震災から2ヶ月近くたち、複雑な問題もまた見えていますが、被災者の方々は助け合いながら復興への道を歩んでいます。

5月5日のこどもの日には「みんな一緒に遊ぼうよ」というプログラムを実施しました。
会員の方から贈られたボードにメッセージを書いたり、紙芝居、遊び歌、クッキーへのデコレーション、本棚へのペインティング等盛りだくさんの内容となりました。この日は少し肌寒く、心配していましたが、50名近くの方が楽しんでくださいました。数多くのプログラムに子ども達の笑顔が溢れました。
プログラムの最後には「おともだちプロジェクト~いつもそばにいるよ~」で集められた手作りのナップサップがプレゼントされました。このナップサックには関西の子ども達の想いがぎっしりつまっていて、東北の子ども達へ、この気持ちをつなぐものです。

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3月22日以来取り組んできた炊き出しも、いよいよ残り3日となり、行く先々で終了を惜しむ声と共に多くの感謝の言葉をいただいています。「私たちはアジアさん(JAFSのことはアジアさんと呼ばれています)に生かされました」と涙をためておっしゃられた言葉はとても印象的でした。
質の良い食材と多くの物資をご提供くださった皆様に心より感謝申し上げます。
また、炊き出しでは数多くのボランティアの皆様に支えられ、継続することができました。瓦礫の連なる南三陸町への道を毎日通い、美味しい食事を作っていただきました。
この温かい家庭の味が、被災者の方々との会話のきっかけとなり、日が経つにつれ、親しみの度合を強めてくれました。本当に多くの方にご協力いただいて炊き出しを実施ことができました。ありがとうございます。

今、被災者の方々が一番必要としている情報を伝えられるよう、「さくら通信」を発行しています。次の桜の季節まで、被災者の方々にどのように寄り添っていけるのか、地域の方々と話し合い、今後の計画をたてていきます。


宮城県南三陸町JAFS支援活動レポート⑪ 第4次隊

2011年04月29日 | 心をひとつに がんばろうNIPPON
心をひとつに~がんばろうNIPPON~
JAFSブログからの転載です。
詳しくて、現地の支援のようす、被災地の変化が良くわかります。
 
東日本大震災 ~第4次隊被災地支援活動~
【4月18日】
当初から炊き出しと物資配布、様々なプログラムで子どもたちや女性のケアをしていることから、港親義会館には明るさが見られるようになりました。子どもたちは、朝から表に出て、私たちの炊き出し準備を喜んで手伝ってくれています。そうして子どもから親、年配の方まで笑顔が広がってきています。避難所で過ごしている年配の方が、立ち残った家の庭から花の枝を切っては、皆が集うところに提供してくださり、今は、山茶花、コブシ、桜までが飾られて、和ませてくれています。こういったことから、1度きりではなく連続して炊き出しを行うことは、この港親義会館を中心として周辺約400名の方々の精神的な安定にも繋げることができていることを、しみじみと感じています。

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今日は、調査をかねて避難所の一つである馬場中山生活センター周辺を訪れました。そこでは炊き出しも単発で入っているところが多いらしく、3日間くらいのあてはあるけれども、その後は炊き出しはなくなるのではと考えています。避難所におられる方の表情や雰囲気などにも完全に疲労が見えてきているのを感じました。

特に、避難所として認定されていない地区(例えば、公民館自体が津波で流されてしまったなどの理由で)に関しては、各家庭に避難された近所の方の受け入れをしています。そういったところは、避難所がないために注目されることなく、物資が行き届いていないことが分かりました。震災から1ヶ月を過ぎた現在においても、災害対策本部で受け取ってくるのは、賞味期限のきれたおにぎり、乾パン、毎回同じジャムの入ったパン、缶詰などすぐに提供できる食料品が中心となっているようです。

第4次隊では、まだ行き届いていない箇所で、今現在必要とされている人、1人でも多く手が伸ばせるようにと、さらなる食事支援の形を考えています。

【4月19日】
物資配布の中で、本会会員の東代さんからいただいたタオル(本会ロゴ入り)はとても喜ばれました。とくに今日は雨降りだったので、(後に雪まで降りました・・)なおさらでした。雨と暴風注意報が出るほどの強い風で、体感温度は5度くらいでした。港親義会館とその周辺の約400名だけでなく、今は歌津の中で、避難所と認定されずに、被災された方を受け入れている場所にも行っています。
タオルに印刷されたアジア協会アジア友の会の文字とロゴを見て、被災された方々は、どうやってお返しすれば良いのかしら・・と言ってくださっています。そんな時は、「いつか一緒にアジアの国々を応援していきましょうね」と答えています。

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【4月23日】
今日は一日中の雨で寒さもまだまだ、といった感でした。相変わらず、セーターに、薄手のダウンジャケットにウインドブレーカーを重ねてきてもまだカイロが必要です。

4月22日が志津川高校の始業式でした。港地区の学生の茜ちゃんが高校のバレー部キャプテンということから、繋がりができ、4次隊の山竹さん、ビンセンテさん、そして港地区の及川さんの3名での出席となりました。いまだ被災者を抱えた高校は、学習の場としての機能が戻るには時間がかかるために、これから別の場所にある2つの高校に分かれて通うことになるようです。

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今日は、たこ焼きパーティーを開きました。雨にも関わらず、約20名が参加して、とっても楽しそうでした。たこ焼きの歌付きで、関西文化を伝えました。

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今日の炊き出しメニューは、ここ宮城県の名物、はっと汁(ほうとう/すいとん)。はっと汁作るためには、避難所におられる方に教えていただきながら、みんなで鍋囲んでわいわい美味しいはっと汁を作りました。

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3次隊がいる間に子どもたちが塗ったベンチ。皆の名前が刻まれていること、子どもたちが、「がんばろう」の文字を自分たちで決めて書いていました。後ろにあるのが、お庭から切ってきてくださった桜。

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伊里前小学校の時計。針は2時47分を指して止まっています。泥が中に入ったこと、遺体安置所であったことから、まだ学校は再開していません。

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