管理人が昨日は仕事で参加できなかったので、今回はみかちゃんがレポートしてくれました。
第49回 JAFS松原ぞうすいの会
お互いの顔が見える身近な国際協力
ゲスト 坂田繁数・和子夫妻 (荷車の会)
9月26日(土) 松原総合福祉会館
今回のゲストは松原市在住で、スリランカNGO荷車の会の代表者
坂田繁数さんと奥様の和子さんにお越しいただきました。
「荷車の会」とは、スリランカの子ども達(孤児院、学校、幼稚園)を支援している団体で、2003年に日本語を教えるためにルナ大学に到着されてからの6年間に、さまざまな活動をしています。
活動の一部をご紹介します。
幼稚園へ遊具を贈る。
小学校へ水道を引く。
スマトラ沖地震の被災地への募金や被災小学校への靴、カバン、文房具を贈る。
ゲリラ支配地域の被災地へ給水タンクを送る。
小学校に図書館を建設。
女子孤児院を増築。
小、中学校にコンピュータを贈る。
坂田さんが、スライドを見ながら、体験者としての言葉で、淡々と話される説明に対し、和子さんが補足を加えたり、スライドの地図をペンで示して下さったりして、共に同じ道を歩む同志の結束力の一端を垣間見させて頂きました。
以下は私の心にずしりときた坂田さんの言葉です。
孤児院の院長: 「寄付をして下さるのなら、孤児全員の靴と靴下を現物支給でください。」
坂田さん:「それなら、靴と靴下代金を現金で寄付しましょう。」
院長:「現金で頂くと、彼らの食事になってしまう。」
現地代表者:「支援をして下さるなら、ただ、日本で古着などを集めてスリランカでそれを配るのではなく、日本で集めた募金で現地の衣服を買うなどして、経済が回るような支援をして下さい。」
和子さんが持参して下さいました、干し大根の漬物と、スリランカのココナッツミルクぞうすいキリバッツと、舌が痺れる恐怖のトウガラシ(ハバネロ)入りの野菜炒めの相性がピッタリで、楽しいひと時を過ごさせて頂きました。 JAFS松原も荷車の会と同様、地道で息の長ーい活動をこれからも目指したいです。