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アジア協会アジア友の会の地域グループ *****JAFS松原ぞうすい(雑炊・贈水)の会*****

JAFS「松原ぞうすいの会」は、地域で活動するNGOグループです。アジアの村に衛生的な水(井戸)を贈る活動をしています。

餃子のついでに遊び心でつくる「豚の足」??!!こんな形はじめて!

2015年02月08日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

餃子のついでに遊び心でつくる豚の足??!!こんな形はじめて!

 第69回松原ぞうすいの会レポート その3

 中国の風景、都市の「顔」と「心」

日時;2015年1月24日(日)12:00~14:00

餃子作りは10:30から  お話は12:00から

場所;松原社会福祉会館(大阪府松原市)

ゲスト;陳 力 氏(阪南大学客員教授)

陳先生が餃子作りのついでに教えてくれました。

笑えるし、何といっても可愛らしすぎる「豚の足」

ビールのあてに、こんな形の餃子が出てきたら

飲む前から思わず頬がゆるんで笑みが出ますね。

★材 料;餃子と全く同じです。ついでですから。

★作り方;餃子の皮を、薄めに大きく広げる。

     上に、薄めにタネを広げる。

ここから、どうすれば「豚の足」になるのか?

半分に折って、さらに半分におります。

そのイチョウ型の脇を後ろに折り込み、

てっぺんの円の中心だったところに

縦に切り込みを入れれば、「ブヒ足」のチョキに

スジを上から包丁で何本か入れれば、完成!

キュートな「豚の足」は焼いて食べました。


陳力先生のトマト卵スープ麺レシピ。水餃子のついでに作っちゃう!レポートその2

2015年02月04日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

第69回松原ぞうすいの会レポート その2

 中国の風景、都市の「顔」と「心」

日時;2015年1月24日(日)12:00~14:00

餃子作りは10:30から  お話は12:00から

場所;松原社会福祉会館(大阪府松原市)

ゲスト;陳 力 氏(阪南大学客員教授)

陳力先生のトマト卵スープ麺。水餃子のついでに作っちゃう!

「ついでに、スープと麺もつくりましょう」

水餃子のゆで汁を利用して、ささっと麺料理も作ってしまう!

陳先生、手際がいいっ!

水餃子レシピ

今回は餃子のゆで汁でゆでた麺にスープをかけていただく。

  ★材料 4人分

卵・・・3個  トマト・・・2個  ネギ・・・1~2本

塩、水、サラダ油 ・・・適量   ゆで麺・・・4人分

なにせ20人分ですから。

★作り方

1.ネギは数センチに切る。トマトはくし型に切り、さらに横に半分に。

2.フライパンに少し大目の油を入れて熱し、かき混ぜた卵を流しいれて

 ふわふわの半熟にする。そこにトマトとネギを加える。材料がかぶるくらい

 水を入れて塩で味付けしてできあがり。

ジャーッ!!この音が中華ですね。

本当に塩だけの味付け。あっさり、さっぱり、シンプル味。

トマトと卵がこんなに合うなんて。

初めての味という方も多いのでは?どうぞ、召し上がれ!


陳力先生の手作りもっちもち水餃子レシピ・・・お話聞きながら、ワイワイ作ったよ!

2015年02月01日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

 第69回松原ぞうすいの会レポート その1

 中国の風景、都市の「顔」と「心」

日時;2015年1月24日(日)12:00~14:00

餃子作りは10:30から  お話は12:00から

場所;松原社会福祉会館(大阪府松原市)

ゲスト;陳 力 氏(阪南大学客員教授)

陳力先生と一緒に作った本格手作り水餃子料理のレシピ

ついでにささっと手早くつくるトマト卵スープ麺! 

★ビックリするぐらい簡単!!!でもおいしい!!

 皮はもっちもちです。ぜひ作ってみてください。

 

 本日用意された材料です。実にシンプルです。なんと味付けは塩と生姜のみ!

本来の味を楽しむ、本格料理です。

 水餃子レシピ

  ★材料 30個くらい

餃子の皮・・・・薄力粉 300g 水150ccくらい

餃子中身・・・・豚肉ミンチ200g 白菜200g

干しえび 少々 生姜 少々

気付いていただけたでしょうか?

実は陳先生の一言。

「男料理なので、計量はしません。だいたい勘です!」


 

ちゃんと説明聞いてスタートです!

 初めてでも、すぐに仲良く料理に参加です。
誰でもいつでも、気軽に来てね。

★作り方

 1.薄力粉をボールに入れ、水を少しづつ入れて耳たぶの固さに

 なるまで練る。ボールにひとまとめにして入れ、ラップをしておく。

 2.白菜はみじん切りにして塩をしておく。

 ネギもみじん切り、生姜と干しエビはさらに細かいみじん切りに。

 3.白菜を固く絞り、すべての材料とよく混ぜる。

 よく混ぜたものまな板の上に出し、粘り気が出るまで包丁で叩いていく。

今日は包丁がいっぱいあるので、陳先生二刀流です。

コツ;包丁で叩くと、肉と野菜の繊維が絡み合って、
    粘りが出てきます。

私たち日本での家庭料理では、この作業はしませんね。

4.皮はまな板の上で棒状にして包丁で一口サイズに切っていく。

 コツ;棒状の皮を、くるくる回しながら切っていくと、

    押したときに均一に丸くなる。

切ったものを少し丸くしてから、のし棒で丸く広げる。

コツ;手のひら(親指の下のふくらみ)で押すとこんな感じ。

 コツ;丸く広げるときは左手で伸ばしながら、回していく。

これは試作のときに留学生が成功したときの笑顔
 ほら、きれいなまん丸です。

5.皮に適量の具を入れて包んでいく。

コツ;中央でまず押さえて閉じる。

   両手の人差し指をうまく使って、右からダーツ2つ、

   左からダーツ2つ!自立して倒れなければ成功です。

   この形が陳力先生流です。

      美しい!

慣れれば、日本の一般的な一方通行ダーツよりも手早いです。

右、成功例。左、陳先生がわざわざ作ってくれた失敗例(笑)

参加者がどんどん増えてきました。

賑やかなこと!

会場に来たらいきなり餃子包みの作業へ。無心です。

小さい子たちもがんばりました。
 お家でまたお母さんやお父さんと一緒に作ろうね。

.沸騰したお湯の中で5分程度ゆでて、皿に出してできあがり。

 ゆで汁も麺スープとして今回は利用します。

7.醤油、酢、(ゴマ油)などのたれで熱いうちに食べる。

  陳先生自身は、中国の黒酢をいつもは使っておられます。

陳力先生との、楽しくおしゃべりしながらの餃子作りでした。

細かい技や中国料理についてのお話も聞きながらの作業。

本当にサービス精神、おもてなしの心にあふれた先生のおかげで

参加者の心に残る美味しく楽しいひとときとなりました。

陳力先生、どうもありがとうございました。

 熱々を試しあれ!

 

これは留学生のタンさんが描いてくれた餃子のギョウちゃん。

かわいい~

陳先生の手作り餃子のマスコットキャラクターということにしましょ。

次回ブログに「トマトと卵のスープ麺」「豚の足の形したかわいい餃子」のレシピも。

本題の「中国の都市文化」についてのお話もレポートも、そのうちに。

楽しみにしておいてくださいね。(続く)

 

 

 


 



美味しいフィジー料理! ロロ(ココナッツミルク)料理のレシピ 第68回松原ぞうすいの回レポート その2

2014年09月05日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

 第68回松原ぞうすいの回レポート その2

ニレシュニさんと一緒に作ったココナッツミルクのチキンスープ

美味しいフィジー料理! ロロ(ココナッツミルク)料理のレシピ

★ビックリするぐらい簡単!!!でもおいしい!!ぜひ作ってみてください。

なんて優しくてまろやかな味。子どもたちも、食べられるエスニック料理です。
白ご飯と一緒に食べてくださいね。

本日用意された材料です。実にシンプルです。

フィジーのココナツ チキンスープ (ロロの一つです。)

 ★材料 4~5人分

 鶏肉(骨付き)   500g     ココナツミルク缶   1

玉ねぎ       1個      にんにく       2片

チンゲン菜     1袋      唐辛子        1

じゃがいも     2個      塩          適量

にんじん      1


ちゃんと、ニールさんの作り方の説明を聞いてます。

 

初めて参加した留学生も、すぐに仲良く料理に参加です。
誰でもいつでも、気軽に来てね。

★作り方

1.湯をわかして沸騰したら肉を入れる。15分くらい茹でる。

2.大きめに切った野菜を固いものから順番に入れ、柔らかくなるまでたく。
にんにく、唐辛子、塩も加える。

3.ココナツミルクを入れて火が通ったらできあがり。

チキン、入りまーす!大鍋はなんと40人分。

ロロ(LOLO)について

ロロとはココナッツミルクを煮たものの総称。
フィジーを代表する家庭料理の一つで、鶏、魚、海老などの具を野菜と共にココナッツ
ミルクで煮込んだクリームシチューの様なものです。
ココナッツミルクと塩だけのシンプルな味つけで、ココナッツミルクのコク(油分)と
甘味がほどよく加わり、サッパリと軽い後口。日本人の口にも良く合う定番おかずです。

フィジーの青い海、爽やかな風を想像して食べよっ!

お試しあれ!


    

 


第66回松原ぞうすいの会レポート② まつばら雑炊 レシピ 松原育ち★まったら愛っ娘(コマツナ)入り

2014年03月29日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

まつばら雑炊 レシピ 松原育ち★まったら愛っ娘(コマツナ)入り

大阪府松原市の地元野菜を使用しました。

 材料(5人分)

① 米2カップ
② 鶏肉1枚
③ 人参1/2本  大根1/4本  しめじ1袋  舞茸1袋
④ 小松菜(まったら愛っ娘)1/2袋
⑤ みりん 大さじ2 薄口しょうゆ大3 酒大2 塩少々
⑥ ネギ 少々

 作り方 

・ 鶏肉や野菜は食べやすい大きさに切っておく。
・ お米はといでザルにあげておく。
・ 人参、大根、鶏肉、米を入れて煮る。
・ しめじ、舞茸も加える。
・ 長けてきたら最後に小松菜を入れ、⑤で味付け。
・ ネギを好みでトッピング。

味見中です。鶏のダシが良く出ています!

本日は幼いレディも参加。
おばあちゃんの隣で「美味しい!美味しすぎる!」を連発してくれました。
「おかわり!」を2回も。

 

 

 


アグアディート(ペルー料理の雑炊)レシピ 

2014年02月01日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

第65回松原ぞうすいの会 
南米ペルーのフォルクローレ
セサルティコナさんを迎えて

本日の料理

アグアディート(ペルーの雑炊)レシピ 

材料

・鶏肉骨付きモモ二本分(関節でカット)
・じゃがいも 2コ

・ミックスベジタブル 100g
・米 2合
・玉ねぎ1個、にんにく3片(みじん切り)
・コリアンダー(軽く一掴み)
・アヒ・アマリージョ(aji amarillo) ちょろっと
・チキンブイヨン 適量
・塩・胡椒・クミン 適量

作り方
1)コリアンダーを適当に刻んで水と一緒にミキサーにかけペースト状にしておく。
2)塩・胡椒・クミンで下味をつけたチキンを油を敷いた鍋で表面を焼付けるように焼き、一度取り出す。
そこに玉ねぎ、にんにくを炒め、アヒ・アマリージョを入れ香りが立ってきたらコリアンダーを入れ、水を加えて煮立ったらチキンを鍋に戻す。
3)続けてチキンブイヨン、米、じゃがいも、ミックスベジタブルを入れてチキンと米が柔らかくなるまでコトコト煮込みます。
4)味見して塩・胡椒で味を調えて出来上がり。お皿に盛って、好みでレモンを添えて、パンと一緒に食べたりしてください。
 

 クッキング中に味見してるとこでーす。

アヒ・アマリージョ(スペイン語:ají amarillo)って何?

 「アヒ・アマリージョ」は、南米アンデス地域で食用とされる黄色い唐辛子。
ペルー・ボリビア・チリの料理には欠かせない香辛料である。
和名はキイロトウガラシ(黄色唐辛子)。

  

隠し味の説明しています。

 

 


地元、松原市の食材で作った安心安全の松原ぞうすいレシピ!第61回松原ぞうすいの会レポート①

2013年01月26日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

まつばら雑炊(松原育ち‘まったら愛っ娘(まなっこ)&合鴨スープ’)レシピ

 2013年1月19日(土)第61回松原ぞうすいの会

今回は大阪府松原市の歴史再発見のお話とともに

食材も地元、地域にこだわってみました。

幸南食糧さんから提供されたお米、

まったら愛っ娘のコマツナ、河内鴨のトリガラを使用

松原市の皆さんは、おためしあれ!

松原市以外の方も、地元産の食材で作ってみましょう!

★本日の‘まつばら雑炊’の食材★ 

 まったら愛っ娘(まなっこ)~松原育ち~ のこと 

「まったら」は、河内地方で古くから使われている方言で「松原」がなまったものです。
この野菜は、愛娘のように地元野菜を愛情こめて大事に育むイメージから、このように名付けられました。

 だしは「河内鴨」の骨から

松原が誇る安全安心美味なる‘どこにも負けないこだわりの河内鴨’の骨。
(第58回JAFS松原ぞうすいの会ゲスト津村氏の提供)

<材料>(5人分)

①     米 2カップ

②     鶏肉 1枚

③     人参:2/1本 大根:4/1本 

しめじ:1袋  舞茸:1袋 

④     小松菜‘まったら愛っ娘:1/2袋

⑤     みりん:大さじ2 醤油:大3 酒:大2塩少々

⑥     昆布カツオ混合だし汁:2L  合鴨スープ適量

⑦     ネギ 少々

 <作り方>

(1)   野菜はすべてみじん切りにしておく。

(2)   お米は洗ってざるにあげておく

(3)   合鴨の骨でだし汁をしっかり取る。

(4)   人参、大根、鶏肉、米を入れて煮る。

(5)   しめじ、舞茸も加える。

(6)   炊けてきたら最後に小松菜を入れ、⑤で味付け

(7)   ネギをお好みでトッピングする。

皆さん、美味しい笑顔です!
デザートは、わかちゃん特製の手作りケーキです。


お米でつくる手作りクッキーはペルシャのおばあちゃんの味 第60回JAFS松原ぞうすいの会レポ④

2012年06月14日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

左 プーリー・アナビアンさん(サントゥール奏者)
右 ダリア・アナビアンさん(ペルシャ文化伝道士

お二人について詳しく知りたい方は
アナビアンHPを見てください。  

お米でつくる手作りクッキーはペルシャのおばあちゃんの味 
第60回JAFS松原ぞうすいの会レポ④  

松原ぞうすいの会(2012年5月27日)でのワンショットです。
なんとも魅力的な母娘です。お話と演奏の終了後には、まわりは人だかりになりました。


今回はダリアさんのお話から、最新のニューヨーク訪問(今春)レポートの一部です。

故郷を離れていても、忘れずにペルシャの伝統文化を大切にしていく。
ニューヨークのイラン人コミュニティの横顔を何回かに分けてレポートします。
まずはマルカおばあちゃんのお宅訪問から。

今回、祖母に会いにニューヨークのQueensに一か月ほど滞在しました。
ここが祖母の家です。

これからアメリカで一番人気のあるレストランへいくところです。
さて、それはどんなレストランでしょう。
寿司屋です。ニューヨークのイスラエル人経営の寿司屋。
これはニューヨークらしいね。

 

 カラフルで楽しいお寿司ですね。クリエーティブでしょう。


これはスーパーで売ってるお寿司。お寿司は本当に人気あります。

いつも祖母からいろいろなペルシャ料理を教えてもらっているんですが

こちらは、米粉を使ったクッキーです。

 

最近日本でも米粉でパンを作って、ゴパンと言ったり、米粉でお菓子をつくることが流行っています。
小麦粉アレルギーの人にも向いているということで米粉が売れるようになりました。

でも実は、イランでは昔から伝統的に米粉でパンを作ってきました。
なぜならイランの北は、稲作文化だからです。

 

イラン北部の風景を見ると
日本かイランか分からないでしょう。 
このイランの風景写真に懐かしさを感じるのは、同じく稲作文化の日本人です。(管理人)
 

ペルシャでは、昔から伝統的に米粉を使って、いろんなお菓子を作ります。
薔薇、カルダモン、米粉、砂糖、卵、それだけのシンプルなクッキー
祖母は、このクッキーを70年間作っています。
15歳のときから、計算すると年が分かるでしょう。
イランでは、1キロ単位でこのクッキーを作って、3日でなくなります。

 

ペルシャ料理ではこの二種類のお米を使い別けています。
シシキャバブに添えるのは、香りの良い細長いお米、インディカ米。
スープや団子にはでん粉が多い丸いお米、ジャポニカ米。

 ペルシャ語では、団子(クフテ)のご飯(べレンジ)と呼び、
ひき肉とハーブで混ぜたご飯の中にプルーンを入れて握り、スープのなかに蒸す。
これはなんと名付けましょうか。「ペルシャのおにぎり」でいかがでしょう。

来客が通されるリビングルームには、巨大なクリスタル・ボウルにフルーツが盛られています。
桜桃、柘榴、桃、林檎、オレンジなど、そして、胡瓜なのです。
形が小さく、イボがなく、果物の仲間なので一緒に飾られます。
むしろ、果物のスターなので、おもてなしは胡瓜から始まります。

家の主人が胡瓜の皮をむき、縦にスライスし、塩を振って、来客一人一人を回って小皿にのせて手渡していきます。
紅茶を飲みながら、ザクザクと音をたてて味わいます。
イランの胡瓜は、過酷な太陽のなかで育つのでみずみずしく、爽やかで、甘みがあり、フルーティーな味わいなのです。
農業の歴史が70000年あるので。

 

パーティーでは、伝統楽器を聴くのが習慣です。そして音楽が演奏されると、踊りです。


親子でニューヨークの旅をすると、毎晩ペルシャのパーティーでした。
今日のような日も、たまにあるからいいんです。毎日あるとうに大変ですよ。
お客様がボンレスハムになったころに「王様のような高貴な貴方に、ささやかかなお料理でお許しください!」と恐縮がられます。

お喋りと歓待の名人を誇るペルシャ人。
家庭に招待されると、次に歓待を受けた人が、その家の人を招待します。
お礼にはまたお返しをし、千夜一夜のおもてなしが続きます。

それでなくても、元々イラン人にとって人生はパティーなのに新年になると一晩に二つのパーティを巡ることがあります。

 

 ちょうど、パレードが行われた通りにある私の祖父の古美術ギャラリーです。
70年代までは、世界中で多くの考古学者による西アジアの研究が出版物にされ、ちょっとしたペルシャブームになった時期があります。
でもそれは、束の間で1979年にイランの革命がおこると祖父は美術品とともにマンハッタンに引っ越し、この店を開きました。

※次回はニューヨークで参加した、イランの新年のパレードの紹介です。
多彩で鮮やかなイラン文化の多様性を見てもらいますので、ご期待ください。



美味しいレシピ!マルカおばあさん直伝ペルシャ料理アッシュ・マッシュ第60回松原ぞうすいの回レポ①

2012年05月28日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

こんなに美味しい!マルカおばあさん直伝
     ペルシャ料理アッシュ・マッシュ
第60回記念 松原ぞうすいの会 レポート①

お話と伝統音楽の美しき調べ  ペルシャと日本の絆 再び
日 時;2012年5月27日(日)
場 所;松原市総合福祉会館

ゲスト;ダリア・アナビアンさん(ペルシャ文化伝道士)
     プーリー・アナビアンさん(サントゥール奏者)
     河村真衣さん(サプライズゲスト・サントゥール奏者)

今回は松原ぞうすいの会 第60回記念にふさわしい華やかで賑やかな集りになりました。

興味深かったダリア・アナビアンさんのペルシャ文化や歴史、現代のお話や
心洗われたプーリー・アナビアンさん、河村真衣さんのサントゥール演奏については次回のお楽しみということで、

まずは、ペルシャぞうすいのレポートからです。

今日の料理は、ダリアさん、そしてお母さんのプーリーさんが、マルカおばあちゃん(現在ニューヨーク在住)
から直伝で教わった家族の大切な味です。
お話は母と娘のニューヨーク訪問からはじまりました。
歴史の波に翻弄されそうな個人が、遠く故郷から離れていても、自らの文化と誇りををしっかり守っていく。
その勇気と信念に思いをはせながら、マルカおばあちゃんのぞうすいを味わったといえば、おおげさでしょうか。
優しさのなかに力強さを感じるペルシャの味でした。

スパイスが色々入るのですが、少しも辛くなくて、そのくせ深みがある、今まで食べたことない味です。
が、皆さん「美味しい!」の連発です。
今日会場にこれなかった方も、レシピを見ながら、ぜひ、お試しあれ。
会場に到着した人は、まずはその調理中の2Fから漂ってくる玉ねぎとニンニク、スパイスの香りに惹かれ、
開始前からついつい調理室を覗きに行き、そのまま戻ってこないで・・・・
と思ったら、しっかり一緒にお手伝いされていました。

わいわい言いながら皆で調理するのも楽しいものですね。

緑豆のぞうすい(アッシュ・マッシュ) 
この美味しい顔!!素敵な笑顔!!

★材料  4人分

緑豆  1/2カップ
米    1/2カップ
小玉ねぎ 4個
カブまたは大根  4つに切る 2個
香味野菜合わせて  500g
(パセリ、ニラ、ディル、香菜)
塩     小さじ2
胡椒   小さじ1/2

トッピング
玉ねぎ(薄くスライス)  1個
にんにく(みじん切り)   3片
乾燥ミント    大さじ3
ターメリック   小さじ1
塩・油 適量

★緑豆と米の準備

1 緑豆と米を一晩、水に漬けておく。

★調理

2 鍋に緑豆、米、10~12カップの水を入れ、20分沸騰させる。
3 香味野菜の全てを3cmに切り、カブを4つに切り、小玉ねぎと一緒に鍋に入れ、
  具が鍋の底に引っ付かないように、ときどきかき回しながら、蓋をせずに20分ほど煮込む。
4 具材がやわらかくなり、とろみが出たら火を止める。

トッピング

5 プライパンに油をよく熱し、スライスした玉ねぎを初めは強火で炒め、徐々に火を弱くし、
  焦げ目が付く程度にかりかりに炒め、ターメリックをふりかける。
6 油をフライパンに入れ、みじん切りにしたにんにくをきつね色になったら
  塩とターメリックをふりかけて混ぜる。
7 乾燥ミントを油で軽く焦げない程度に炒める。 

★仕上げ

8 「アッシュ・マッシュ」を大きなボールに移し、玉ねぎで飾りつける。

  

演奏者みずから、恐れ多くも調理していただいた。    いつものメンバー、みんな笑顔だ。

  

何とはるばる東京から、京都から、イラン人の留学生が来訪。多謝! 小さい子もお手伝い。

  

今日は懐かしい顔もいっぱい。           エプロン姿がしっかり似合う強力な助っ人も。

  

 こんなにニラが入ってましたよ。体に良さそう!香菜です。独特の風味はやみつきになる人も。

  

ダリアさんの説明をうんうんと聞きながら、皆さんどんどん食が進みます。 
デザートはおなじみのトゥロン。フィリピンのバナナ揚げ春巻き。美味しいですよ。

レポートは、まだまだ続きますよ!!


ガーナ料理は初めての味~オーツさんのピーナッツ・トマトシチューのレシピ 第59回松原ぞうすいの会レポ①

2012年04月05日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

ガーナ料理は初めての味~オーツさんのピーナッツ・トマトシチューのレシピ 
第59回松原ぞうすいの会レポ①

手前がピーナッツとトマトのチキンシチュー。味は想像できますか?
真ん中の白いまん丸は、手で握らないおにぎり(!?)。
下の作り方を見てね!
サラダに、ドライフルーツの手作りケーキが付いて、今日もおいしそうです。

チキンのピーナッツ・トマトシチュー

★材料 5人分
チキン      200g
玉ねぎ        1個
カットトマト缶    1缶 
エリンギ     2パック 
オクラ      1パック ピーナツバター 瓶の2分の1
塩 コショウ チキンブイヨン  生姜 1片 にんにく2片

今回活躍するのは、どーんと大瓶のピーナツバター。と、おなじみのトマト缶。

★作り方
①玉ねぎはみじん切り、チキンは一口大、エリンギは4分の1に切る。
②オクラはそのままで。しょうがとにんにくはすりおろす。
③鍋にチキン、玉ねぎ、エリンギを入れ、水を少し加えてふたをして、蒸し煮する。
④しょうが、にんにく、チキンブイヨンも加え、少し煮込む。
⑤ピーナツバターは、フライパンで温め、脂分をとばす。
 カットトマト、水を加えて、焦がさないように混ぜながら別鍋で煮る。

 

ソースと、いためた鶏肉をあわせて、最後にオクラを入れると、赤と緑の色がきれい。

ガーナでは、「オクラ」のことを「オクロ」といいます!!!

 できた!おいしそう!

ライスボール

★材料 5人分  米 1.5合  塩
★作り方
①少し多めの水で米を炊く。
②ご飯を鉢に入れ、めん棒などで突いて餅状にする。
③少し塩を入れ、まるめて、ボール状にして出来上がり。

つぶして、お餅のようになったご飯を、ボールに入れて転がすと。
あれ、あれ、きれいにまん丸にまとまる!慣れるときれいに出来る。

 


 もちろん、みなさん完食。おかわりも。
右手で直接食べるのがガーナ流だそうです。
チャレンジされた人もいましたよ!


松原が誇る、安心安全美味なる「河内鴨」。第58回JAFS松原ぞうすいの会レポ⑤ 鴨ごはん、鴨ぞうすいレシピ

2012年02月11日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

鴨ぞうすいは、何と言っても「鍋あと」が野菜も肉もエキスが出て最高なのですが。
今回はぞうすいの会のぞうすいですので、「鍋あと」でない、いきなりの鴨ぞうすいです。

津村さんさんちの「かもごはん」のレシピも紹介しておきますね。

 本日のぞうすいレシピ(JAFS松原オリジナルぞうすい合鴨入り)

<材料>(5人前)

      :2カップ

      昆布カツオ混合出汁:2L 鴨のガラ適量

      ニンジン:2/1 大根:3/1 しめじ:1株 白菜:葉を5~6枚

      水菜:少々 ネギ:少々 

      みりん:大さじ2    醤油:大さじ3    酒:大さじ2   塩:少々

      合鴨ロース肉

 

<作り方>
  1)野菜はすべてみじん切り。
  2)お米は洗ってざるにあげておく。
  3)②の出汁をしっかり取る(昆布は水から入れて沸騰したら、引き上げる。)
    鴨ガラは、さっと湯どうしした後、その湯は捨ててそのあとしっかりダシをとる。
   4)かつお節は沸騰した中にちらし、しばらくすると掬い取る。
    (鴨ガラがあれば、かつお節はいらない、と津村氏弁)

  

 5)①と③を入れて煮る。
 6)⑤で味付け

 7)鴨ロース肉 (あまり煮込まないように)

 8)④はお好みでトッピングする。

野菜の準備、OKです!わいわい楽しそう。


しっかり、ダシもとったよ!
 いつもながら、ここでは男性が大活躍です

できた!25人分、充分たっぷり。

わかちゃんの美味しいしっとり抹茶ケーキも登場だ。

★おまけのレシピ★

津村さん宅のあいがも料理    かもごはん

<材料>(5人前)
  ご飯 :4合  あいがものもも肉 :1/2枚   
  にんじん :1/2本  しめじ:1パック(山菜ミックスでも可)
  だし汁 :600ml  醤油 :大さじ3
  みりん :大さじ3   酒 :大さじ3  塩 :ひとつまみ
  <作り方>
  1)あいがも肉は細切りに。
  2)お米に具材を加え、炊く。

 


第57回松原ぞうすいの会レポート①また食べたいウィナさんのおかわり続出インドネシアカレー!ガドガド!

2011年07月25日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

第57回松原ぞうすいの会レポート①料理編

これが、本日のインドネシア料理メニューです。

ウィナさんと一緒に作りました。

美味しかった!皆さんもぜひ作ってみてください。


①手前にインドネシアのチキンカレー
 ココナツミルクが入っていてマイルドです。
②右奥がガドガドサラダ。ピーナツソースが甘いです。

③左奥が突然の提案で作られたデザート。

 カボチャとバナナをココナツミルクの甘い液で煮たもの。

  

大好評のホームメイドのブルーベリーケーキもスタンバイ。

 

インドネシアの料理レシピ

 

チキンカレー

25人分

材料

 ・鶏肉   1.5~2㎏       生姜      1片

 ・じゃがいも  10個        にんにく    5片

 ・玉ねぎ     5個        コリアンダー   シナモン  ナツメグ 

 ・人参      4本        ターメリック   クローブ

 ・ココナツミルク 7缶        チリパウダー

 ・米       14合        チキンブイヨン  塩 胡椒 サラダ油

 作り方

 ・玉ねぎとにんにくと人参をみじん切りにする。じゃがいもとチキンは一口大に切っておく。

 ・生姜はすりおろし、スパイス類も準備しておく。

 ・サラダ油ににんにくを入れ、香りがたったら玉ねぎを加え、さらに人参も加え、よく炒める。

 ・スパイスを加えて焦がさないように炒め、さらに、チキンを加え炒める。

 ・ココナツミルク、水を入れて2,3分煮る。

 ・じゃがいもを入れて煮る。やわらかくなったらできあがり。ご飯と一緒に食べる。

  

 

ショウガ、ニンニク、チリ、コリアンダー、ターメリック、シナモン、クローブ、ナツメグ
それ以外にも日本語でなんと言うかわからない白い丸いスパイスもウィナさんは持ってきました。
先にチリやナツメグを肉にまぶして揉みこんでました

ココナツミルクは東南アジアの定番食材。最近は日本のスーパーで簡単に手に入りますね。

 美味しそう・・・・・

 

ガドガド(インドネシアサラダ)

25人分

材料

 ・きゅうり    5本       皮むきピーナツ   300g

 ・レタス     2個       黒砂糖        適量

 ・にんじん    3本       ケチャップマニス   適量

 ・厚揚げ     6枚

 ・キャベツ    1個

作り方

 ・厚揚げは軽く湯通しして食べやすい大きさに切る。三角のものなら4分の1カット位。

 ・レタスは一口大、にんじん、きゅうりは輪切りにする。キャベツはスライスする。

 ・ピーナツは細かく刻み、黒砂糖、ケチャップマニスでソースを作る。

ピーナツは細かくしてね。
包丁で刻んでも。
お湯で黒砂糖溶いて、ケッチャプマニスでコク出してね。

 

 

・野菜にかけて出来上がり。
・写真では野菜とあえました。

 

 

こうやって、手で食べると尚、美味しい!
皆さんもぜひ試してみてください。

皆さん、のきなみ完食。お代わり自由で満足。
休日の昼は海外ゲストとのランチとトークで楽しんでね。

また、来てね~。松原ぞうすいの会でした。 


面白すぎるオスカルさん!魅力再発見コロンビア第56回松原ぞうすいの会④コロンビア料理編 レシピも

2011年05月27日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

心をひとつに~がんばろうNIPPON~
収益金の半分は、JAFSの南三陸町被災地支援に、
半分は従来どうりアジアの井戸建設資金になります。

第56回JAFS松原ぞうすいの会
南米コロンビア 魅力あふれる多様な社会

■日 時:2011年5月22日(日)12:00~14:00 
■ゲスト:オスカル ピネダ 氏 (コロンビア)
      サルサ・インストラクター
■お話し:多様な社会 コロンビア ~ 自然・人・文化・食べ物~
■料 理:フリホレス(コロンビア豆料理)
■会 場:松原市立総合福祉会館2F
■協 賛:松原ボランティア連絡会

前回のコロンビア社会編に続きまして・・・

一緒に作って食べたコロンビア料理編です。

ボリュームたっぷりで健康的。しかも美味しい。おかわりする人続出。
水につけて戻してて来てくれた大量の南米の豆は、オスカルさんの差し入れです。
オスカルさん、ありがとうございました!
フルホール豆が手に入らなければ、大豆を使ったり、大豆のゆでたもののパックや缶詰で代用してもいいのではと感じました。
本日のメイン・メニュー。フリホレスです。

オスカルさんと一緒に楽しく調理中。

 コロンビア料理レシピ

 フリホレス レシピ 

材料     25人分

 

フルホール豆  1500g         にんにく     10片

 玉ねぎ      5個           ローリエ      適量

 人参       5個           塩 こしょう    適量

 豚肉スライス  1000g         オリーブオイル   適量

 ウインナー   13本           チキンスープの素  適量

 カットトマト缶  5缶           

 

作り方

・フリホール豆は前日から水につけ、同量の水で圧力鍋か普通の鍋でゆで、一度お湯を切り、次に多めの水で豆を炊く。

・人参の皮をむき、2分の1はすりおろす。玉ねぎもすりおろす。

・人参の2分の1、にんにくもみじん切りにしておく。

・熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、豚肉、みじん切りした野菜を入れ、豚肉、みじん切りした野菜、ウインナーを入れ、炒める。

・その中に煮詰めた豆、人参、玉ねぎ、カットトマト、ローリエ、チキンスープの素を入れさらに煮詰める。最後に塩、こしょうで味を調え、出来上がり。

 
シンンプルでさっぱり美味しいサラダも。

サラダ レシピ

材料     25人分

 

トマト      5個         塩         適量

玉ねぎ      5個         こしょう      適量

パセリ、オレガノ等のハーブ       レモン       3~4個

                    オリーブオイル   適量

作り方

・トマトはくし切りにする。玉ねぎはスライスし、水に10分間つけておく。

・塩、こしょう、レモン、オリーブオイルでドレッシングを作る。

・盛り付けし、最後にオレガノ、パセリ等のハーブをお好みでのせる。

ケーキ2種にチョコアップルもつけてOK!デザートも毎回嬉しい!!
今日の目の前はこんな感じ。

皆さんの美味しい顔です。

会場の入り口。いろいろなディスプレイが。
いままでのぞうすいの会のブログ記事。
カンボジア・スタディツアー(井戸を送った村を訪問)の写真。
アジア協会の活動報告写真など。

もうすぐコロンビア紹介のプレゼンがはじまるぞ。


フィリピン料理レシピ~ぞうすいのアロスカルロ・バナナ春巻きのトゥロン

2011年05月15日 | 世界のぞうすい・料理 レシピ あれこれ

震災関係の記事が続き、掲載おあずけになっていた記事です。

第55回JAFS松原ぞうすいの会 (2011年3月12日)
    フィリピン・パンダン水道プロジェクトのその後
    現地に詳しい報告者、松井聡子さんと楽しんだ
    
フィリピン料理レシピです!

  

チキン味に香ばしいニンニク、爽やかなショウガを効かせて

アロス・カルド (フィリピン風ぞうすい)

 

材料     25人分

 

鶏もも肉  600g     にんにく  10片

 玉ねぎ   3個       しょうが  大1片

 ネギ    1束       塩

 卵     10個      パティス(ナンプラーで代用) 適量

 米     6合           

 

作り方

・米はよく洗いざるにあげておく。

・みじんに切ったにんにく、しょうが、玉ねぎを炒める。香りが立ったら一口大に切った鶏肉を入れ、さらに炒める。

・たっぷりの水を加えて煮込む。

・食べる30分前に米を加えて煮込む。米が炊けると塩、ナンプラーで味付けをする。

・小口ネギ、ゆで卵をトッピングして出来上がり。

 

*フライドにんにくのトッピングもおいしい。

*フィリピンの柑橘系の果物カラマンシーの代用でレモンを絞り入れてもおいしい。

 


もう一度食べたくなる、とろける甘さの
トゥロン レシピ

材料     25人分

バナナ     15本   砂糖  適量

春巻きの皮   30枚  小麦粉 適量   油 適量

作り方

 ・バナナを縦に半分に切る。さらに横に半分に切って軽く砂糖をふる。

 ・春巻きの皮を対角線に切って2等分する。

 ・バナナをその皮に包んで端を少量の小麦粉で溶いた水でとめる。

 ・180℃の油であげて出来上がり。