主の平和 

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イースター おめでとう Sunrise Service

2016年03月27日 | 日記
 
ご復活の主のみ恵みと平安が いつも 私たちと共に

Tardebigge 聖バルトロマイ教会で行われた、今年のイースターの早朝礼拝は、6時20分始まりでした。
暗いチャペルにて、礼拝が始まります。聖書の朗読が読まれている中、
徐々に明るくなってきます。

それと共に、East Window と言われる 東方向に向いた窓にあるステンドグラスが
豊かな彩りの中に、両腕を広げたイエスが 徐々に浮かび上がってくるのです。
全体の絵が すこしづつ 現れてきます。

復活日の特別のろうそく イースターキャンドルに灯された火から
私たち一人一人のキャンドルに火が 灯され、
洗礼台に向けて、集まります。
洗礼を誓った言葉が、再度 共にとなえられ、再度確認されました。

外に出て、夜明けの丘の上に立つ十字架の前で、聖餐式が行われました。



様々な 鳥のさえずりと、子羊のいななき の中で、パンとぶどう酒を
いただきながら、最後の晩餐の際に、イエスが弟子たちに言った言葉を
心に再度刻むのです。 





教会の塔ーー 久しぶりに 青空でした。 暗く長い冬に別れを告げて、春の訪れを
本当に喜びをもって迎えることができること感謝です。
悪天候のイギリスにいると、身をもって より ありがたいと思えるのです。



教会の駐車場の脇に、Footpath--誰もが通れる散歩道のゲートがあります。
牧場の丘をゆっくり下ると 運河があります。


聖金曜日に  英国ミッドランドから

2016年03月25日 | 日記
聖金曜日ーー 残念なことに、介護士の仕事で参加できませんでしたが、娘が写真をとってくれました。
町のキリスト教の各派が一緒になって、毎年 十字架を担いで、町の中心を行進します。

今年はバプテスト教会から 出発 



商店街の通りを通過



ショッピングセンター の中を通過



セント スティーブン教会の前




聖金曜日の十字架は、飾らない とてもシンプルな十字架が使われます。

イエスさまが かけられた 十字架を象徴しています。

以下は、2000年に日本聖公会の聖公会新聞に寄稿した記事と写真です。
Encord の訂正をしないと、文字化けしてしまいますがーー 見れない方の為に、一応、貼り付けます。




イースターに向けて

<聖公会新聞 2000年 4月号掲載>



昨年12月初め東京から来た母が言った。「あらー、こんなに夜が長かったかしらね」冬の英国訪問は初めてではないものの、前回は8月の後半に来たので余計そう感じたのかもしれない。
北欧ほどではないが、日照時間が夏と冬では極端に異なるロンドンでは、最も日が長い時で朝四時半に日の出、夜九時半に日没になり、反対に最も日が短い時では朝八時に日の出、午後四時に日没になる。毎日曜日の夕拝(午後六時半から)は、夏明るいうちに終わるが、冬の間は暗い中で始まる。年のいった方が多い為、夕拝の時間を冬の間のみ早めに行うようにしている教会もある。

このイギリスの冬は誰でも憂鬱になりがちである。最近某紙の記事の中に日照時間が短くなることで、特に秋口に心理的に消沈してしまう人が多いとあった。時間的長さと天候の悪さも手伝って穴倉に生活しているようだと、初めての冬に感じたのを思い出す。

逆にこの長い冬があるからこそイースターへ向かう季節は、咲き始める花とともに喜びが何倍も溢れるとも言える。霜が真っ白に降りる朝が続くなかで、庭の隅にスノードロップが見え、球根の芽があちこちに出始めると冬が終わりに近づいている証拠である。

大斎始日に近くなると各スーパーで卵、小麦粉、レモンジュースが目立つ場所に並べられる。大斎始日の前日は、俗にパンケーキの火曜日とも言われ、薄型に焼いたクレープに粉砂糖とレモンジュースを振って食べる。最近ではこの習慣の意味を知らない英国人が多くなっているが、伝統的にはレント期間中に食べることができない小麦粉、卵、牛乳とバターを使い切る為にクレープにして食べるのである。

今いる教会では、シュロの日曜日に、近くの聖公会の教会と毎年交代で合同の礼拝をしている。その担当の教会に向けてろばを先頭に、会衆全体で町を行進し、繁華街の真中で短い聖劇を行う。以前、日曜日の商いはすべて禁止されて、商店街は全く無人化していた。今はほとんどの店が開店するようになり、教会がこの様に町の真中にでていくことは大切な意味合いをもっている。

  受苦日には午後三時間の礼拝の他に、同時進行で子供を対象にしてのプログラムがある。以前にいた教会では、会衆全体で幾つかのワークショップをもち、作りあげた作品を捧げて礼拝をした。この日は休日でもあるので、子供から大人までの参加が可能なのである。

復活日の早朝、サンライズサービスが東方の地平線が見える丘で行われる。これはエキュメニカルな行事の一つで、近隣の教会で持ち回り担当している。昨年は主人が担当し、子供達と共に参加した。前年は礼拝が終わる直前に日の出が見られすばらしかったと、その時の参加者の応援もあって行ったが、英国特有の天候に見まわれ夜明けの壮大さは雲に阻まれた。

イースターガーデンは、十字架の丘と、墓となる岩壁の場面をあしらえた箱庭だが、復活日に向けて一週間前に準備される。受苦日までは荒涼した風景で、復活日前日に色とりどりの草花で飾らる。その大きさは、各教会まちまちだが、中にはたいへん大掛かりにしかも美しく飾られるのもある。英国の陰鬱な冬から華々しい春へ移行することと、十字架の苦しみから復活の喜びへ変わることが重なって箱庭に表現されているように思えてならない。

レントの語源に春の意味があると聞いて素直に頷けるのは私だけではないだろう。復活に向けての一連の流れを追うと、気候風土と風習そして教会の伝統が絡み合っているのが見えて、非常に興味深い。

(注:英語のパンケーキは日本語のクレープに相当する)


みんな それぞれが大切

2016年03月24日 | 日記
 
 ジャーゴンという言葉があります。慣れ合いの言葉かなーー
 簡潔化過ぎて、事情をよく知っていない方にとっては、意味不可解で その場にいることも
 恥ずかしく思ってしまう。疎外感を与えてしまうと言ってもいいでしょうか。
 教会の集まりでは、 決して このようなことは起こってはならないと思います。
 いつも、神様の前では 誰でも大切 Include 

 先日「普通の方なら知っていて当たり前のようなことも知らず、、、おはずかしいばかりです。」
という、メールを受けました。教会の集まりの話をしていたことのことです。
 
以下の返事を書きましたーー

「知識」というのは、見方によっていろいろな解釈がされると思います。
たとえば、新約聖書には、いくつ福音書があって、その名前はとか、そういったことを
知っていても、どういう意味があるのか、しっかりと分かっていないこともあります。
私たちそれぞれ、今までの生活や体験が異なりますので、一つの話を聞いても
受ける方での解釈がいろいろありますよね。ルカもマタイもマルコもヨハネも、
それぞれの福音書の記者たちの見方が異なるのは、ちょっと読んだだけでも分かると
思います。同じ出来事が 異なった言い方で書かれています。
恥ずかしとは思いにならないでくださいね。マタイ18章4節には、「子供のようになる人が
天の国でいちばん偉いのだ」とあります。素直な心をもつことは、本当に大切だと思います。
イエスさまは、私たちの「普通」と思っている事柄とは、全く異なった方向から、新しい見方を
示しておられることがあります。だから、すごいなあと 思いながら聖書の言葉をあれこれと
本を読みながら、本当は何を言われているのか、学ぼうとしています。
キリスト教を通して、みんなが一人一人が大切だと学びました。第一のコリントの信徒への手紙の
(二つありますが、最初の方)12章12節から31節 お時間のあるうちにお読みください。
それぞれ、異なった役割が与えられていると思います。だからこそ、一人一人大切だと思っています。

実に、この言葉で、もっと分かりやすく聖書の言葉を伝えたいと願いました。
こうした素直な意見が、何かしら、神様からの示唆のように思えてなりません。

みんな それぞれに与えられた 神様からの恵みがあります。
どうか、それぞれの恵みを生かして、お互いに人々に仕えることができますよう

聖木曜日 - イエスが弟子たちの足を洗われたことを、3月20日の日本語英国教会の集まりで
話しました。奴隷の仕事を 自ら 率先してされたイエスの行為、
そして お互いに仕え合いなさいと 言われたイエスの言葉、
皆さまに 神様のみ恵みがいつもありますよう




日本語英国教会の集まり 

2016年03月19日 | 日記
主の平和  (本当の平和が与えられますよう)

明日、以下のように 日本語英国教会の集まりがあります。
 3月20日 (日曜日) 
 午後3時から 5時まで
 St. Martin's West Acton Hale GardensLONDON W3 9SG  最寄りの駅は Ealing Common


St.Martin's West Acton のサイトはここをクリックしてごらんください 

明日は、しゅろの日曜日

イエスのエルサレム入城から 十字架にたどる道を 共に学び、祈りを子供たち含めて みんなでします。
今回は、 先にお祈り、 そして 園田先生を囲んで、 ご質問含めて、インフォーマルな集いをします。
先生とのお時間の間、子供たちは、工作のセッションがあります。


3月11日 ロンドン 東日本大震災を覚えて 桜とキャンドル

2016年03月16日 | 日記


Photo taken by Y Johnson

3月11日 東日本大震災を覚えて 桜とキャンドルの Vigilが St. Margaret's Westminster Abbeyにて
行われました。 ご報告が遅れましたこと お詫びします。 介護の仕事の合間に お礼のメール、
そして、ニュースレターの編集で、 本当にバタバタとして 今になってしまいました。


今年2月にサザーク大聖堂で行われた東日本大震災の追悼礼拝の為の Act of Remembrance をどのようにしたらよいか、運営準備に関わることになってから思いを巡らし、昨年の夏頃に「祈りによって桜を咲かせる」ことを考案しました。津波で被害を受けた桜が被災後の翌月に花を咲かせ、多くの被災者に慰めを与えたという話を聞いたことがあります。また、2012年初めて被災地を訪問した際に、小名浜にある仮設住宅の方々と桜の花見をしたことも考案の下地になっています。原発の汚染の為に大熊町から避難している方が、早朝起きて、配給されていた小型の炊飯器で何回も炊いて作ったおにぎりを住人たちやボランティアを誘って桜が散る前に見に行くのに同行させていただいた貴重な体験です。
桜の花びらを切りながら、大震災を覚えて 3月11日当日にロンドンの教会で、Vigilができないかと願い祈りました。セントポール大聖堂に問い合わせをしましたが、他の行事と重さなりできず、その後、マイケル イプグレイブ主教からの助言でウェストミンスターアビィに問い合わせをしたところ、許可を得たのが、2月半ばでした。準備不足もありましたが、千鶴さんと友人の馬宮さんはじめトミさんや吉元さんのお手伝いで、Vigilをもつことができました。

Photo taken by Shu Tomioka

日本領事館から林大使がいらした後に、日本人会、紅葉会、福島県人会、ロンドン在住の英国人たち、ロンドン訪問中の福島からの子供たちと踊りの先生たち、加えて、日本人の旅行者や 各国の旅行者たちも次々に訪れて 桜の花を掲げ、キャンドルを灯し祈りを捧げました。ウェストミンスターアビィで案内をされている方々も次々と訪れてくれました。多くの方々からこの場を作ってくれてありがとうと言われました。
後日、林大使からは、「感動的なVigilに参加させていただき、感謝します。多少とも皆さん方の励ましになれば幸いです。」とのメールをいただきました。
千鶴さんから「たくさんの涙(得に仙台出身の方など)を見て、(地震被害のあった台湾の女性も)改めて心の傷がどんなに深いのかを改めて知りました。――また若い人が日本を支援されていることを知ったり。―――悲しい日であり、、また人々をつないでくれる日でもあると思いました。」
馬宮さんから 「帰りがけに丁寧にありがとうの言葉を私にくださった方がいらっしゃいました。もしかしたら震災で悲しい経験をされた方かもしれません。ゆきさんのご尽力で国籍や年齢を越えて祈る場が持たれたことは大きな意義が有ったと思います。」 
当時いただいた、記帳のメッセージは、今年9月被災地へもっていきますが、何らかの形で、閲覧できるようにしたいと思っています。どれも心に深く残る感動の言葉です。以下はその一部です。
福島からの訪問者「支援してくださる多くの温かい方々のことは、絶対に忘れません。みなさんのおかげで、今日、生きていられることに感謝しています。ありがとうございます。
「Very sorry for your lost. Our souls crying with you」「I pray for all the souls affected in this disaster. Thank you so much for offering this opportunity.」
東日本大震災5周年になりますが、今も深い悲しみの中におられる方々が、日本だけでなく、ここ英国でもたくさんおられることを改めて知りました。日本人だけでなく、国境を越えて自然災害の遭われた方々の痛みを多少でも共有し、分かち合い、共に祈りを捧げることができたこと、そしてVigilの場を提供してくださったSt. Margaret’s Westminster Abbeyに、心から感謝しております。
Westminster Abbeyでの、一時間ごとの祈りは、St. Margaret's教会と通じていますが、その祈りの中に東日本大震災の5周年記念であることと、被災者の方々そして支援活動をしている人々、日本聖公会の支援活動を含めてくださり、また、Evensong礼拝の代祷の中でも唱えてくださいました。感謝
ジョンソン友紀