主の平和 

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日本語英国教会から コロナウィルスを乗り越えることができますよう

2020年04月14日 | 日記


カフェのFB を通して 励ましをお願いします

以前にも日本語英国教会のメンバー達と始めたコミュニティカフェのことは皆様にお伝えしました。ロンドンばかりでなく、近郊からも集まりに共感して数多くの方々が、参加されました。ミニテーブルセールは、普通のガレージセールというよりも、それぞれのアイデアが屈指されて作成されたもの、調理されたものが作成者の温かい心と共に寄せられていました。ライブ演奏によってカフェの雰囲気を楽しく親しみやすくしてくれ、それぞれ音楽をこよなく愛する参加者たちにも恵まれています。それぞれの参加者たちは、全くの無料奉仕で、さらに、彼らの多くがカフェ以外の場でも様々なチャリティの活動に参加されています。

今、コロナウィルスの蔓延でコミュニティのカフェが開催できません。少なくともカフェのFBを通してつながっていることは感謝しています。それぞれも厳しい現実に直面しているけれど、互いに励ましあって、再会できる日を心待ちにしています。彼らの多くも英国だけでなく、日本はじめ世界各国に家族や友人がいて、皆様と同じように不安や苦悩が与えられています。故郷を離れて住んでいる海外日本人たちを覚えて、どうぞ、お祈りください。お時間ある時に、ぜひ、カフェのFBを訪問してください。より多くの閲覧があることによって、励ましが与えられると思います。

カフェのフェースブックはこちらから




聖金曜日 日本語英国教会から

2020年04月10日 | 日記


水曜日オンラインで日本語英国教会の有志達と短いけれど、昼の祈りを捧げました。オンラインがないメンバーがおります。3人、80代。一人には数日に一回電話でおしゃべり。「いつも明るい方を見ながらいきましょう」と言われ、こちらが励まされました。二人目は、コロナではなかったけれど、先週末に退院してきた方と、久々に電話でおしゃべりしました。「電話をありがとう。とっても嬉しい」と言ってくれました。三人目のMさんは、日本聖公会の神戸教区出身で、教会大好きな方で、ロックダウンの為教会が閉まっているのが、とても残念に思っています。今週は聖週ですので、一緒に毎日お祈りしようと声をかけ、電話で短い祈りをもち、聖歌を歌っています。聖歌集はMさん宅にあります。聖歌の伴奏のオンラインをみつけて、それを携帯から聞かせながら歌っています。お祈りが終わると、声の調子がさらに明るくなって、こちらも励まされています。すべては神様のみこころのままに というのが彼女の口癖です。他のメンバーたちもお互いに声をかけあっています。
個々大変厳しいけれど、一緒に乗り越えられますように。    
ジョンソン友紀
イングランド教会ロンドン教区推薦ウスター教区支援  LLM 研修生
ロンドン教区St Martin’s West Acton 日本語英国教会 信徒礼拝奉事者
ロンドン教区St Michael and All Angel’s Church, Mill Hill 日本人コミュニティチャプレン


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以下はお世話になっている西原司祭から転送されましたので、シェアさせていただきます。
世界教会協議会(WCC)中央委員会の代表者たちからのイースター・メッセージです。関西学院大学の村瀬義史先生が翻訳してくれました。
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世界教会協議会(WCC)中央委員会からのイースター・メッセージ

2020年4月9日

十字架と復活の主にある姉妹兄弟の皆さん、

イースター(復活祭)を祝う時を迎えるにあたって、伝統的なキリスト者の挨拶を皆さんに送りたいと思います。これは、イエス・キリストの死からの復活に対する、また、そのことに込められた、世界に喜びと希望をもたらし、恐れと不安を打ち破る力強い解放のメッセージに対する確信を表すものです。

キリストは復活されました!まことに、復活されました!

今年、わたしたちは困難と苦痛に満ちた状況の中でイースターを迎えます。世界中に影響を及ぼしている新型コロナウィルス(COVID-19)の感染症の流行は、イースターの祝い方にも影響を及ぼしています。自分と他者のいのちを守るために、街を大勢で行進することはできません。イースターの喜びを表現しまた分かち合うための賛美歌やリタージーを教会で響かせることもできないのです。その代わりに、わたしたちは戸を閉ざした各自の家の中で、イースターの神秘を分かち合い、復活された主に出会うことになります。多くの方が、恐れと不安にさいなまれています。心に傷を負ったり、分裂や孤立を経験したり、家族や教会員を失ったり亡くしたりしています。

しかし、このあまりに衝撃的で苦痛に満ちた状況にあってもなお、イースターのメッセージが勇気と希望を示す、喜びに満ちたものであることに変わりありません。

弟子たちと復活された主との最初の出会いは、まさにこれと似た状況の中で起こりました。その時、イエスの弟子たちは恐れて、自分たちのいのちを守るために戸に鍵をかけて部屋に集まっていました。すると彼らの真ん中に復活されたキリストが、平和をたずさえて来られたのです。弟子たちは大変驚き、怯えました。「そこで、イエスは言われた『なぜ、うろたえているのか。・・・まさしくわたしだ』」(ルカによる福音書24章37節~39節)。

復活された主は、きのうも今日も、また永遠に変わることのない方です(ヘブライ人への手紙13章8節)。いのちによって死を打ち破り、希望によって恐れと不安を乗り越える力をもって、神がキリストにおいて全世界を愛し、かえりみ続けてくださっている。イースターはそのことをわたしたちに思い起こさせ、勇気づけてくれます。

この状況を神の罰や怒りの現れであるなどと考える人に対してイースターは告げます。わたしたちの信じる神は、愛に満ちたお方であり、死ではなくいのちの源であり、いのちと愛の神であることを。「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである」(ヨハネによる福音書3章16節、17節)。

姉妹兄弟の皆さん。「キリストは復活されました!」というイースターの挨拶は、長い歴史を通して、キリスト者に、死、破壊、抑圧と隷属化、恐れ、疑い、そして不安に立ち向かう力と勇気を吹き込んできました。今わたしたちは新型コロナウィルスによる様々な困難に直面していますが、イースターを祝うこの時、わたしたちWCCが、祈りにおいて、また、わたしたちの共通の信仰と復活の主にある希望に固く立つことにおいて、皆さんと連帯していることをあらためてお伝えしたいと思います。「死よ、お前の勝利はどこにあるのか。死よ、お前のとげはどこにあるのか。わたしたちの主イエス・キリストによってわたしたちに勝利を賜る神に、感謝しよう」(コリントの信徒への手紙Ⅰ 15章55節、57節)。

世界教会協議会(WCC)中央委員会を代表して

議 長 Dr Agnes Abuom
副議長 Metropolitan Prof. Dr Gennadios of Sassima
副議長 Bishop Mary Ann Swenson, Vice-moderator
総幹事代行 Rev. Prof. Dr Ioan Sauca

(翻訳:村瀬義史)