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イエス様の祈り  日本語英国教会から

2023年06月24日 | 日記
ヨハネによる福音書17章1節から11節まで

ヨハネによる福音書 第17章1節から11節 John 17:1-11
イエスはこれらのことを話してから、天を仰(あお)いで言われた。「父よ、時が来ました。あなたの子があなたの栄光を現すようになるために、子に栄光を与えてください。あなたは子にすべての人を支配する権能(けんのう)をお与えになりました。そのために、子はあなたからゆだねられた人すべてに、永遠の命を与えることができるのです。永遠の命とは、唯一(ゆいいつ)のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣(つか)わしになったイエス・キリストを知ることです。わたしは、行うようにとあなたが与えてくださった業(わざ)を成し遂(と)げて、地上であなたの栄光を現しました。父よ、今、御前(みまえ)でわたしに栄光を与えてください。世界が造られる前に、わたしがみもとで持っていたあの栄光を。
世から選び出してわたしに与えてくださった人々に、わたしは御名を現しました。彼らはあなたのものでしたが、あなたはわたしに与えてくださいました。彼らは、御言葉を守りました。わたしに与えてくださったものはみな、あなたからのものであることを、今、彼らは知っています。なぜなら、わたしはあなたから受けた言葉を彼らに伝え、彼らはそれを受け入れて、わたしがみもとから出て来たことを本当に知り、あなたがわたしをお遣(つか)わしになったことを信じたからです。彼らのためにお願いします。世のためではなく、わたしに与えてくださった人々のためにお願(いします。彼らはあなたのものだからです。わたしのものはすべてあなたのもの、あなたのものはわたしのものです。わたしは彼らによって栄光を受けました。わたしは、もはや世にはいません。彼らは世に残りますが、わたしはみもとに参ります。聖なる父よ、わたしに与えてくださった御名によって彼らをってください。わたしたちのように、彼らも一つとなるためです。 (日本聖書協会新共同訳)



イエス様の祈り
ヨハネ17章1節から11節

聖歌374番に「こころの扉をひらくとさわやかな風にのって、イエス様のみ言葉が聞こえてくるーー祈りの中でやさしいイエス様に出会うとわたしたちの喜びがふかまる」とあります。作詞者が自我を前に出さずに気持ちよく、そよかぜを受けている時に、イエス様が言っていたことが身近に迫ってくるような体験をされたのではないでしょうか。祈りをしているうちに、次第にイエス様のみ言葉が心に染み、主の優しさに触れ、喜びに満たされていく体験だと思います。聖歌の歌詞の中に、大切なメッセージが込められていると思いながら歌いたいですね。

ヨハネの福音書17章1節から11節は、イエス様の長いお祈りの一部です。「聖なる父よ、わたしに与えてくださった御名によって彼らを守ってください。わたしたちのように、かれらも一つとなるためです。」

イエスさまがこの世を去る前に、イエス様の名によって弟子達を守ってくださいと神様にお願いされています。父なる神と子であるイエス様が一つであるように、私達も共に一つになるようにと祈っておられる。子を思う優しい親こころのようです。イエス様は、教え通りにはいかない弟子達の言動を重々承知されている。それでも、どうか守ってくださいと切々と祈っています。神様の限りなく深い愛の姿がイエス様の祈りの言葉のうちに現れています。

私達それぞれどんなに弱い信仰でも、祈りによってイエス様とのつながり、そしてイエス様を通して神様とのつながっています。見えなくなってもつながっています。それは一時的なものではなく、断ち切れるものではなく、永遠に続くものです。
私たちは時には弱く、信仰は揺らぐけれど、祈りによって、イエス様と常につながり、イエス様を通して神様とつながっていることを覚えて、共に祈り続けましょう。

(日本語礼拝の説教の要約)