主の平和 

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大斎節 まもなく 東日本大震災7周年

2018年02月20日 | 日記



お元気ですか。風邪がまだ流行っていて、具合の悪い方々がおられますが、
主の癒しが与えられ、速やかなる回復を祈っています。

今日の レント(大斎節)のブックレットからの言葉を紹介します。

From Live Lent Let Your Light SHINE – Church of England
Reading John 3:1-10  ヨハネ3章1節から10節


Let God’s sprit, as unpredictable as the wind, bring life to you. Don’t force it. Let it happen.
That’s his message to Nicodemus, and to us.

Ask God for the strength to let go of pride, fear, worry, anger or other burdens and pray:
‘Breathe on me breathe of God, fill me with life anew.’

上記の文末の言葉は こちらでよく歌われる聖歌の一つになっています。
ヨハネ第20章21節から22節ーー あなたがたに平和があるように。
父がわたしをお遣わしになったように、わたしもあなたがたをつかわす。」
そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。---」

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すでに ご紹介しましたが、3月11日午後2時半から4時半まで
St Margaret Westminster Abbeyにて、 東日本大震災7周年を記念します。
時間内は 出入り自由です。
当日 一昨年と昨年に続いて 桜の木と花びらを用意いたしますので、
お祈りと共に花びらを掲げて下さり、被災された方々に希望が与えられるよう
お祈りくだされば 幸いです。
より多くの方々に今も困難な生活にある方々を覚えていただき、私たちの祈りが少しでも
励ましとなるように願っております。今も仮設住宅にお住いの方々もおられ、復興途上の地区が
多々あります。




上記の写真は  仮設住宅に居られる方々を支えるための活動に奉仕されている
日本聖公会東北教区の渡部正裕氏が撮影された写真です。渡部さんも津波から逃れて
建物の上階に上がって助かった経験をおもちです。
東北教区のプロジェクトでは、ボランティアの方々が、二か所の仮設住宅で お茶の集まりを運営
しています。上記のカードは ケーキを寄付されている方々が 思いを込めてメッセージを
寄せたものです。困難にある方々を遠方の方々が思いと祈りをこめてなさっていることが
伝わってくると思います。どうぞ、引き続き覚えて お祈りください。

私達それぞれが、神様の霊、み力が与えられていることを感謝しつつ、
他の方々を支える行いがそれぞれできますように

主に感謝

Yuki Johnson
Commissioned Lay Minister
Japanese Anglican Church (UK)
St Martin’s West Acton
日本語英国教会のウェブサイトはこちらをクリックしてください

灰の水曜日そして大斎節 2月の集まり

2018年02月17日 | 日記


今月の集まりは 2月18日 (日曜日)午後3時から
夕の礼拝を共に捧げます 


大斎中、イングランド教会(英国教会)の二人の大主教さまによって紹介されているブックレットを個人的に購入しましたが、皆様にも
お勧めしたいと思っています。ヨハネの福音書を少しづつ読みながら、短いながらも 学び多いメッセージが入っています。
携帯の閲覧 あるいは メールの受け取りも可能と聞いていますので、ご興味のある方は下記のサイトをどうぞ。



16日の箇所はヨハネ 1章14節から18節
イエスさまが見えない神を見えるようにしてくれていること。
神様が私たちと共におられるーー 






日本語英国教会ニュースレター 第94号 2018年2月発行から 


大斎節を迎える

日本聖公会東北教区
主教 加藤博道


2014年3月、東日本大震災3周年の時、英国にお招きいただき、皆様とお会いできたことを今でも大切に記憶しています。ありがとうございました。また日本聖公会東北教区の教区主教には昨年11月30日、主教按手・就任式が行われ、新たにヨハネ吉田雅人師父をお迎えいたしました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
2011年の3月11日は金曜日で、その前の水曜日が「灰の水曜日(Ash Wednesday)」でした。その日から大斎節が始まるわけですが、そこに大震災が起こり、本当に「祈りと断食」の日々が始まったことを鮮烈に覚えています。
大斎節とは、キリストの復活の祝い・復活日の前の(日曜日を除く)40日間を指しています。英語ではLent 、古英語の元々の意味は「日が長くなっていく」「春」を指すと言われますが、日本語では「斎」という文字は「ものいみ・身体を清く保つ・罪を悔いる」という意味があるので、やはり慎みの季節という印象が強くなります。「40」という数字は聖書においてイスラエルの民が荒野を旅する40年間であり、イエスがその働きを開始される前に、荒野で祈り断食され、悪魔の誘惑を受けられる時の日数で「試練」という響きも感じます。私の子どもの頃からでも、日本では、「この期間は煙草をやめる」とか「お酒を飲まない」とか「コーヒーを減らす」とか、そんなことが言われていた記憶があります。確かに「禁欲する」という面はあるでしょう。しかし現在はむしろただ「好きなものを止める」というよりも、むしろ本当に自分の大切なものは何かを振り返り、自分なりの課題をもって前向きに取り組んでみるとか、より積極的な方向に捉えた方がよいと言われています。
大斎節は、もともとは復活日の、いわゆる前夜の夜中から明け方にかけて(キリストが死から命へと復活されることと合わせて)洗礼を受ける人のための準備の期間として発展したものでした。そういう意味からも、自分の新しい生き方に向けて、深く思い巡らしながら、心を整え、一歩を踏み出す準備をする季節と考えることは、ふさわしいのではないかと思います。どうぞ恵み深いレントのシーズンを過ごされ、大きなご復活日の喜びを迎えられますよう、お祈りいたします。


*** 2月14日 灰の水曜日 ***


今年はバレンタインデー 2月14日に、教会の暦では、Lent 大斎節が始まります。
灰の水曜日とも呼ばれ、各教会ではAsh Wednesday 礼拝があります。

カトリックの信者が多いフィリピンに居た時、教会の礼拝から町の大通りに出てきた人々が 真っ黒な十字の印がそれぞれの額に
記されていた 圧倒される光景は忘れがたいものがあります。

Church of England そして聖公会でも 印をつける礼拝があります。

前年のシュロの日曜日(イエスさまがエルサレムに入場されたことを覚える)に配布される シュロの十字架を燃やして灰を作るといった習慣が
あるところもあります。

灰の水曜日ということで、創世記3章19節 「塵(ちり)に過ぎないお前は塵に返る」
for dust you are and to dust you will return."  の言葉を思い出します。
Church of England の大斎節ブックレットの中では、
「生きることはいつも美してやさしいとはかぎらない。しばしば、暗いことがある。」
ヨハネによる福音書1章5節「光は暗闇の中で輝いている」とあります。
主イエスによって私たちにもたらせた「真の光」をいつも覚えたいと思います。
暗闇に打ち勝つ 光が いつも私たちの心のうちに灯されますよう 祈っています