主の平和 

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沈黙 

2017年02月10日 | 日記

英国でも 映画「沈黙」が上映されていますが、私の町は地方なので、公開されないようで残念です。
何とか、車を使ってでも 見に行きたいと願っています。

英国に来て30年になりますが、来英した際に、遠藤周作の作品が英国でかなり翻訳されているのを知り、びっくりしたことがあります。
日本にいる時に「沈黙」を読み、文字から創造された画面が、心に焼き付いたという衝撃を受けたと言っても過言ではありません。
クリスチャンとして、こういった過酷な状況で 信仰を抜くことができるかと 自問しつつ、踏み絵の中のイエスの言葉が 弱い自分に
『慰めの言葉』として向けられているように思えてなりませんでした。

英国に来る直前ですが、教会を通して長年お世話になってきた方からプレゼントしていただいた本が、
日本におけるキリスト教という英文の本でした。

訪英後、宣教団体から送られた将来の夫(婚約は前年に東京の教会にて、結婚は訪英後3か月)と報告会に多々参加しました。
また、結婚後もあちこちのグループから依頼され 日本の教会について語ることがありました。
その際に、先の本の中にある 隠れキリシタンや鎖国後の日本人クリスチャン達の動きの記事と写真を何回も目を通し、
多くの方々に見せることがありました。

過酷な時代を世代を超えて乗り切った隠れキリシタンの底力には 感動するばかりです。

一方、私の出身学校の創立者は学校設立だけでなく、キリスト教を通して女性の自立を主張した 
たいへんユニークな方ですが、彼女の時代のクリスチャンの働きにも 底力があるのを感じます。

時代や背景は異なっても「底力」はどこから来るのでしょうか。

私たちの為に イエス キリストが 大変な苦痛を伴った十字架に架けられたことが 彼らの歩みの「底」
あるいは「土台」になっているのではないでしょうか。




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長崎ハーモニー

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