主の平和 

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

お前はどこにいたのか 

2013年03月26日 | 日記
2月3日の大津のキリスト教会で行われました小出裕章さんの
講演会「原子力と命のあり樣」がユーチューブにアップされています。
ぜひご覧ください。
http://youtu.be/5ffFvdoEqWU




上記は友人からの情報としていただきました。ぜひ、みなさまにもご覧になってほしいです。

この講演の最後の方で、引用された言葉は、実に考えさせられます。大まかな文章は以下(実際の引用は、ぜひ、ユーチューブ見てください)



ドイツ福音主義教会 マルチン ニーメラー

ーーーダハウで生き残り、最後にアメリカ兵によって発見、救出された囚人たちの最後の挨拶ーー「1933年から1945年までの間に23万8765名の人々がここで焼かれた」---わたしを冷たく戦慄したものーー「1933年から1945年」ーー

1937年7月1日から1945年半ばまでは、わたしにはアリバイがある。

だかお前は問われている。

「1933年ー1937年の7月、お前はどこにいたのか」

この問いからは逃れられない。

1933年 わたしは自由の人間

ナチスはコミュニストを弾圧したとき、私はとても不安だったが、コミュニストではなかった。

その次、ナチスはソーシャリストを弾圧 -私はソーシャリストではなかった。

何の抗議もしなかった。

それからナチスは学生、新聞、ユダヤ人と順次弾圧の輪を広げ、その度に私の不安は増大ーそれでも行動しなかった。

そして ついに ナチスは教会を弾圧。そして私は牧師だった。が、もうその時には すべてがあまりにも遅すぎた。

ーーもし教会が本当に信仰に生きるキリスト者から成り立っていたならば、ナチスはあれほどの不正を行うことができたでしょうか。

ーーだまされていたとしても、無罪ではない。

未来の子供たちから問われる 

その時 お前はどのように生きていたのか。


今は教会の暦で、レントーー私達の信仰を見つめる時でもあります。また、祈りをもって、神様からのメッセージに耳を傾け、どのように生きていくのか、自分自身に問い直す時でもあります。

原発の問題、今、実際に起こっている問題に もっと目を向けたいものです。