JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

SO2RとQRP

2023-12-20 18:56:52 | アマチュア無線

今日は恒例のコンテスト反省会でした。このところ毎週水曜日辺りにランチを兼ねて反省しまくっています。

今回はCroatia DX contestの反省から始まり、〆はSO2Rをやる場面で終わりました。

例えば、ハード的にはSO2Rの環境が整っていることを前提の話なのですが、つまり2台のリグの送受信切替等のコントロールに必要なインターフェース(SO2R boxと言って良いのかな?)とN1MM等のSO2Rに対応したロギングソフトを現在使用している。

参加メンバーの一人は、Croatia contestにQRPで参加しました。ワタシは100W Low powerでした。QRPだと何度かCQにトライしてみたが、殆ど呼ばれず、CQ(Run)は諦めて終始ダイヤルを回しながら呼び回りになったとのこと、それでもLow powerに迫るか遥かに超える位のハイスコアで満足しておられました。

今回SO2Rをあまりやらなかった理由は、加えて夜中のローバンドからスタートしたことで、40mはCQ出しても、呼びまわっても、調子よかったとのことですが、夜中ですのでハイバンドは終わっており、80mでのQRPはかなり厳しかったとのことでした。この印象が尾を引いて、今回SO2Rへの積極的なトライに至らなかったとのことです。40mしか使えない状況だったとはいえ、これだとSO2Rの環境が整っていてもSO2Rではなく、普通のシングルラジオと同じで、もったいないと思いました。

もし受信している間にもう片方でCQを出したら(CQ垂れ流しとも言う?)どうでしょうか?

「でも殆どよばれないし」とトライしないか?(今回はこちらだったそうです)

「たまに呼ばれるので少しずつではあるけど局数もマルチも積上げることが出来る」と思うのか?

せっかくSO2Rの環境が整っているのに活用しないのはもったいないと思うのです。QRPに限らず100Wでも呼ばれないからCQは殆ど出さないという方も少なくないと思います。呼び周りだけでも、効率よくやれば結構交信出来ますが、それに加えてCQ (Run)をすれば、確実に局数、マルチのアップに繋がります。

例えば1時間10局でも出来れば儲けものと思うのか?たったこれだけと思うのか?

シングルラジオでやっていれば、呼び周りながら同時にCQを出すことは不可能ですが、SO2Rの環境があれば、可能です。なのでマルチバンドで参加の場合には、トライしないともったいない思っています。

私の場合、今回も、一つのバンドで送信している時間と受信している間に、もう片方のラジオで何もやらないのは、もったいなく感じるので、終始SO2Rを活用して、呼び周りながら、もう片方でCQ、若しくは二つのバンドで交互にCQを出していました。特に15mと10mの組合せは,両バンド共同時に開いており効果的でした。

シングルラジオだとしても、もし、少しでもスコアを伸ばしたいと思ったら、QRPであってもコンテストの流れの中で呼ばれる時間帯、バンドが必ずあるので、適当なタイミングでCQを出すことに、繰り返しトライするべきと思っています。QRPで上位を走っている方は実践されていると思います。「いや、やっていないよ」と言う方がいらしたら、やられたら、さらにスコアは向上すると思います。

「お前が勧めたから、終始CQを出したらいつもよりスコアダウンだったよ」とならないように、適当に繰返すことです。

と言うようなあれこれのコンテスト、無線話題を清涼飲料水飲み放題付きで3時間も駄弁っていました。

次回からは積極的にSO2Rを活用されるような印象でしたので、さらにスコアを伸ばされるでしょう。

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