JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

忍耐のARRL 10m

2009-12-14 17:06:00 | アマチュア無線
今年のARRL 10m CONTEST予想に反して忍耐のコンテストでした。先週はJA2IGYのビーコンが毎日聞こえていたので、国内だけでもと淡い期待を抱いていたのですが、全くと言っていいほど国内が出来ませんでした。

その代わりというか、VK,ZLのオンパレードでした。自宅と違って南側が開けているロケーションは素晴らしい。ワールドワイドに開けると南側が少々不利でもその分他の地域でカバーできるのですが、28MHzのこのコンディションだと国内もNG、DXもNGなのでVK,ZLに期待するしかありません。このVL,ZLも初日のみで、日曜日はさっぱりでした。すでに交信済みなので呼んでこないのか?開けていないのか?
この現象はOceania DX CONTESTでも同じでした。

南米はPQ5Bを聞いたのみで、電波は届きませんでした。九州の、いやJAの10mのエキスパートがやっている信号が聞こえない。聞こえないことには話にならない、交信にならない、これはパワー云々の問題ではありません。まっ簡易システムでスーパーステーションと同じように聞こえたら申し訳ない(笑)それと日曜日の午後UAが聞こえたので、そちらも期待したのですが、聞こえたので1局だけでした。ヨーロッパ、アフリカもゼロでした。

結果は以下の通りで殆どがVK,ZLとの交信です。
Band Mode QSOs Pts Cty
28 CW 33 132 9
28 USB 23 46 5
Total Both 56 178 14

メインのアンテナは7mHの5エレ、サブは垂直のダブルバズーカでした。八木をフロントに向けてSが振れない程度の信号でもサブアンテナで受信できていたので、サブアンテナとしても問題ありませんでした。

しかし、5エレの手回しは少々不便を感じました。21MHzあたりだと、時間に応じてビーム方向は殆ど一定で問題なかったのですが、28MHzだとQSBを伴うスキャッタありの聞こえるか聞こえない程度の信号で、スキャッタと正方向の見極めで頻繁にアンテナを回す必要がありました。またこの程度の信号だとサブアンテナでは聞こえない場合が多かったので、どうしてもメインのアンテナを回す必要がありました。


西から南方向に広がる海(カリブの島からの風景をイメージしてみましたが、全く違う、この違いは何だろう?)



役目を終えて分解中


おまけ、コンテスト終了間際、目の前でレスキュー訓練が始まりました。自分の上をヘリが旋回、目の前の林の中から煙が、火事?と思ったら。その真上にヘリがぴたりとホバーリングして、全く動かず、次の瞬間ロープが投げだされ、レスキュー隊員がロープを伝わって、降下してきました。見るからに30m以上はあっただろうなー、滑るときの掌の摩擦熱って相当だろうなー。北欧の連中はあのヘリに80m用の八木をぶら下げてアンテナ工事するんだろうな~。


こうやって2009年最後のコンテストも終了しました。コンディションが悪いながらも、国内外のコンテストで前年のスコアーなどを参考に目標値を設定することで結構楽しむことが出来ました。来年はさらに上を目指したいです。
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