JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

釣り竿アンテナのエレメント

2008-04-26 08:41:46 | アマチュア無線
雑誌の表紙に私のアンテナシステムの全景が掲載されました。
それでアンテナについて質問がたくさん来ましたので(ウソ)、少し説明します。

エレメントに使用している線材は外形直径0.5mmから1.5mm程度の耐熱電線です。
使用している理由は、被覆が他の線材に比べて若干薄くて軽い。以前はワイヤーアンテナのエレメントはIV線が定番だったと思います。定番通り2mmほどのやつを使ったことがありますが、線の重さで釣り竿がご丁寧にお辞儀してしまいます。

ある日、わざわざホンジュラスに無線をやりにやってきたあるOMが1mmも無い細いホルマル線を持参してきたのです。「これで大丈夫ですか?」「大丈夫バイ、ブータンでも使こうたけん」それで500w入れてもまったく問題無しでした。

その後、ずっとホルマル線を使っていたのですが、風で釣り竿がしなると、反動で切れることがあるのと、もつれた時になかなか解けなくなるのです。

それから何か良い線材はないかと探していたら、耐熱電線が意外と軽かったのでした。最初はテフロン線も考えたのですが「値段が高い」

それで最近は耐熱電線を使っています。それも10m単位で色違いで数本用意していています。これだと縺れても簡単に見分けられます。

この細い線を使う前は、「こんな細い線で大丈夫かいな?」「エレメントは太い方が良い?」と迷信?を信じていました。今もそうも思っている。でも専門的に勉強したわけでないので、周波数が高くなると表皮効果で云々とか。では実際に本当にぶっとい方が良いの?でもエレメントの長さと太さのバランスがあるような気がしています。

で実際に使用したら、問題なく使えるのです。1kw入れても平気なのです。実際にぶっといエレメントと同時に比較したわけではないので、本当の違いを理解していないだけかもしれませんが。

ちなみにラジアルは何を使っているかと言うと、古くなったローテータのコントロールケーブルです。これも7芯7色なので、絡まっても見分けがつくし、うまくいけば近所のOMさんからただで貰えることも。

参考になりましたでしょうか?

次回は釣り竿アンテナ各種紹介でも





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