ＳＡＳＡＫＩ ＣＵＰ

第9回 全日本新体操ユースチャンピオンシップ
第2回 男子新体操団体選手権大会

本物の新体操を見てきました！
でも実は「新体操を見てきた」と一言で終われない一日になりました




この日は予選で種目は
女子：ボール、クラブ
男子：スティック、クラブ
男子団体

もちろん、１番の目的は団体でした。
団体は17時過ぎなので、その前に着けばいいかなと思いつつも、前回スティックとクラブの演技が見られなかったので、午前中から見ることに。
会場は、女子のマットが２、男子が１の合計３ヵ所で採点をしていました。
私たちは男子側の席を取ったのですが、とにかく音楽が聞こえない
いっぺんに３人が演技をしてしまうと、音楽も３曲が重なりあってしまうんです。
もちろん、演技者にはちゃんと聞こえているんだろうけど、観覧席には真ん中のマットのスピーカーがこちらに向いているせいか、この音楽ばかりが大きく聞こえてしまいます。
男子新体操の音楽が好きなのに、全然聞こえない
まぁこの日は女子の曲の方が好みだったのでいいけど。

小学生から高校生までだったので、小柄な子な子は本当にちっちゃくて可愛い
でも演技に入るとダイナミックで凄い技を繰り広げていて、とても見応えがありました。
私は技術的な事は全然分からないけど、凄い技を見ると自然と拍手が出てしまいます。
そして、思わず声も出てしまいます
これが「わぁ」とかなら良いんだけど、自分から出る言葉は「え゛？」とか「は？」なんですね
それくらい凄くてビックリしているって事なんですけど。
今回も何度か声が出てしまいました

個人も楽しかったけど、若干ミスが多くてヒヤヒヤしちゃいました。
なので先日見た舞台『タンブリング』の役者さんたちは結構頑張っていたんだって思いました


団体は大きなミスもなくて楽しかった
特にNPOぎふ新体操クラブと埼玉栄高等学校が素晴らしい演技で思わず涙が出ました。
でも圧巻は青森山田高等学校。
学校自体が有名でプレッシャーもあると思いますが、本当に素晴らしかった
基本がしっかり出来ている！
バランスとか全くふらつかないなんて
ただ、感動という点からいくと、ぎふと栄の方が上かなぁ。
個性的な技が取り入れられていて、見ていて本当に楽しかった！
会場の歓声もこの２チームが大きかったんじゃないかな
見に行って本当に良かった





そんな楽しい新体操の合間に、実は色んな事を満喫していました
お昼は、ずっと行きたかったパスタ屋さんに行きました。
生麺を使用しているので、モチモチのパスタは絶品
当日はあいにくの雨でしたが、あまり行かない場所にあるためなかなか寄る機会がなく、頑張って行った甲斐がありました！

そして、男子団体まで３時間近く空きができたので、散歩する事にしました。
本当は女子の演技は続いていたんですが、席が男子よりだったので、見えづらいし、観覧場所を移動することも出来ないので、申し訳ないと思いつつ…

パスタ屋に向かう途中見かけた神社にとりあえず行ってみることに。
外からは分からなかったのですが、広くて素敵な神社でした。
能の舞台があったり、小さいけど竹林もあったり。
あまりに素敵だったので思わずお守りを買ってしまった
しかも『縁結び勾玉守り』なんぞを
お守りは人からもらった方が効果があると聞いたので、音ちゃんとお互いに交換しました
効果よ、あれ

まだまだ時間があるので更にまわりをうろちょろしていると、能楽堂があることが分かったので向かうことに。
たまたま、無料で展示会が行われていたので見させていただきましたが、とてもユニークな内容の狂言の展示だったので楽しめました。

まだ少し時間があったので能楽堂に向かう途中で見かけた銭湯と思われる煙突を探すことに。
少し迷いながらも、銭湯にたどり着けました
久しぶりに見たなぁ。
懐かしいなぁなんて思い、中を覗いて見ると『手ぶらで入浴できます』の文字が！
入りたいオーラを出す音ちゃんと、戸惑う常識人の私の間に妙な空気が…。
「いいの？時間あるよ。あと１時間何して時間つぶすの？」
いやいや、そんな！
新体操を見に来たのに、銭湯入るなんて
「こんな機会ないよ」
そりゃそーだけど、私の中で二人の私が戦っていました。
：雨と湿気のせいでベタベタしてるし、入ってサッパリしたら？
：いやいや、銭湯だよ！温泉じゃないんだよ！意味わかんないよ！！
：でも、足が痛いし、お風呂で疲れを癒せば？
：だからって何も新体操を見に来た時に銭湯入らなくても
：楽しいじゃん旅行みたいで。普通だったら出来ない（しない）経験だよ。
：………。

結局「行っちゃえ」ということになり、近所のコンビニでスキンケアセットを買いに行きました。
入浴料450円。
フェイスタオルとボディソープ、リンスインシャンプーが100円。
安すぎる！
番台の女将さんも感じの良い方で。
ご近所のかたが通われているみたいで、女将さんやお客さん同士仲良くおしゃべりしていました。
しかし、下町のお風呂の温度は高すぎる
熱くて入れない
「江戸っ子は熱いとか言わずに、むしろぬるいとか言って、じっと我慢で肩まで入るんだって浅田（次郎）さんが書いてたでしょ」と音ちゃんにたしなめられ、グッとこらえて湯に浸かりました。
でも肩までは無理。
…30秒も我慢出来ずに飛び出して、水を被ってやっと落ち着く
さらに何度か水を浴び、もう一度挑戦すると今度はあまり熱く感じられずに、少し浸かる事が出来ました。
あ～極楽
しかし、長湯は出来ずに早々にあがると、体は真っ赤
服なんて着ていられない程に温まりました。
そして銭湯といえば、珈琲牛乳でしょう
もちろん、美味しくいただきました
こちらの銭湯は大正時代から続いている様で、中も時代を感じる素敵な造りでした。

帰りは以前行ってすごく気に入った居酒屋さんへ。
ビールがとても冷えてて、めちゃうまい
感じの良い店員さんが多くて落ち着くんです。

まるで旅先のような、充実した一日を過ごせて得した気分でした。