ジャの道はヘビィ日記

ジャニーズ好きな珠美と結糸2人の日記
といいつつ、ジャニーズじゃない日記もチラホラ

レポは基本的にネタバレです。

キャメロット

2023-10-22 22:35:06 | WEST.
10/17(火)17:30 日生劇場

もう!照史が本当に素晴らしかった!!感動がすごすぎて心が震えたもんね。
私たちの好きな人スゴすごぎじゃない!?って胸を張って言えるよ!


だってランスロットが出て来た時、それが照史だとは分からなかった。
普段とは全く違う歌声、姿、そこに桐山照史はいなかった。
間違いなくランスロットがいた。
え?これが照史の声なの?慣れ親しんでいる声とは全く違う。
立ち姿も反り返るくらいしっかりと胸を張って。
あまりの衝撃で感動に打ち震えたもんね。
なにこの人、マジすげー、マジやべー、語彙力も追いつかなくなるほど(笑)。

いつもより1トーンも2トーンも低い声、普段の歌い方の癖もない。ミュージカルアクターとして申し分ない歌声になっている。
元々の彼を知らない人が見たら、こういう声でこういう歌い方なんだろうな、と思わせるほどの肯定力を持っていた。
いやいや、そうじゃないんですよ。彼の声も歌い方も普段とは全く違うんです!その努力すごすぎないですか?
そう声を大にして叫びたかった(迷惑なのでおやめください)。

普段その畑で活躍してない人が主役級の役をもらえるのは、事務所の力だと言う人もいる。
でもそうだとしても、それを認めてもらうために当人は計り知れない努力をしているのを分かって欲しい。その位置に甘んじている人はそういない。
事務所が批判されるたびに思ってた胸の中のモヤモヤを、照史が体現してくれていたのが本当に嬉しくて。
ほら見て?本人を感じさせないなんて、並大抵のことじゃできないよ?その血の滲むような尽力すら理解しようとしてくれないの?と。
ああ素晴らしい人を好きになれたな、こんなに努力を惜しまない人がいるグループって最強だな、そう強く思った。


…と照史のことばかりになってしまうので、ストーリーや他の人のことも。

全く知らなかったアーサー王、円卓の騎士。
アーサー王はエクスカリバーを抜いて王になった、ってことくらいしか知識になく。
円卓の騎士は、言葉を聞いたことがあっても意味までは知らなかった。
だからほぼまっさらな状態で見たこの舞台……楽しかったよ~!

まずは話の内容、歌詞がスゥっと入ってきた。これ、当たり前だけどとても大事なことで。
日本語をしゃべっていて、日本語で歌っているにもかかわらず、ただの言葉の羅列としてとしか聞こえなかった舞台に行ったことがあるからね。
とても歌の上手い人が演じていたのだが…。


ちょっと気の弱めなアーサーと、勝気でグイグイ引っ張っていってくれるグィネヴィアのやり取りがとても楽しく。
のちにランスロットと道ならぬ恋に落ちてしまうグィネヴィアだけど、このアーサーとの夫婦関係がステキだな、と思ったのよ。
ランスロットもグィネヴィアも、お互いを心で思うだけで一線は踏み越えない。
それはどちらもアーサーを大切に思っているから。彼を傷つけることはしたくない。
武の力ではなく知の力で物事を解決しようと努力し、みんなに愛されるアーサー王。
その役をまーくんがステキに演じておりました。
まーくんは久しぶりに見たけど、やっぱ歌うま~…。
この人の歌声も天性のものだからとても沁みるのよ。
ちょっと気が弱く、女性の扱いが苦手で、でもグィネヴィアを心から愛し、戦いを避けられないものかと苦悩する。王になりながらも高慢でなく人を見下したりは一切ない、素敵な王様を演じていました〜。


妻であるグィネヴィア。夢を夢見る少女時代の天真爛漫さ、アーサーを支える王妃への成長、ランスロットへの恋心を胸に秘めた心の移ろい。その全てを感情に訴える歌唱力で演じてくれたのが唯月ふうかさん!
初めましてのかただったんだけど、登場からその可愛らしさにメロメロになった(笑)。
なんっっってキュートな出で立ち!なんっっって素敵な演技!なんっっって素晴らしい歌唱力!!
高い低いはもちろんのこと、囁くような小さな声でもちゃんと客席に届く歌詞。
こんなスゴい人がいたのか…!( ̄Д ̄;)
この舞台では単独な歌唱がほとんどだったけど、誰かとのハーモニーをもっと聞いてみたかったぞー。

ただグィネヴィアがランスロットを好きになった動機がイマイチ分からんかった…。ランスロットが起こした奇跡を見たからってことでいいのかな?(^ω^;)
あと親しくなってからジェニーと呼ばれてたけど、グィネヴィアがなぜジェニー!?
綴りを見たら分かるのかな?と思って調べたら『Guinevere』…。え?分からん…。英語のあだ名、難しすぎる…。


モルドレッド役の入野自由さん。
悪役な上に二幕まで出てこないのがちともったいない。一幕でアンサンブルに紛れてたりする?
でも本っっ当に憎たらしい悪役を演じられるのが素晴らしい!
なぜ父であるアーサーをあんなに憎むのか、そこはちょっと謎だったけど(本来なら王子な立場なのに、その恩恵を受けられなかったから?)、根っからの悪役、演じて楽しいだろうなぁ〜。
人を陥れること大好きだし、決して改心したりしない。
演技力、歌唱力は言わずもがなだから、これまた生で拝見するのは初めてな入野さんの演技を楽しんでおりました!

しかし彼のおばさんは、魔女なのに律儀に約束を守る人なのね…。
そんなに嫌な交換条件なら反故にしちゃえばいいのに〜と思ったんだけどな…(^ω^;)


そして脇を固めるペリノア役の今井清隆さんと、マーリン役の辰巳智秋さん。
もう何も言うことはありますまい…。
辰巳さんはSHOW BOY以来だね!

あ!あとどうしても気になったのが、最後の最後に出て来たトム!
アーサー王を語り継ぐ一人になる、大切な人物だとは思うのだが…。
…………ものすごくアホの子っぽい(笑)。
「はい!陛下!」しか言わないけど、ただ繰り返してるだけじゃ?本当に意味分かって返事してる?ねぇ!と肩を揺さぶりたくなった(笑)。
ちょっとおバカなゴールデンレトリーバーや柴犬みたいな雰囲気を感じたのだ。
これは演出意図なのか、役者さんの演技力なのか…。



そしてまたまた再びランスロット、桐山照史です。
自信に満ち溢れた一点の曇りもない騎士、それが当たり前だから不正もなく不遜な態度を取ることもない。
既婚者であるグィネヴィアと恋に落ちたそれが唯一、人の道に外れたこと。
でも決して表には出さない。だからこそ思いが募った、ってのはあるかもだけどね。
そしてやっぱり諦めきれなかったから、それが戦争の火種になってしまうのだが…。

鍛錬によって作られた溢れ出る自信がランスロットにはあるから、立ち姿も胸をしっかり張る。
ザ・ビューティフル・ゲームを見た時に思ったのが、ミュージカルアクターとしての小瀧望は申し分ないが、いつもと同じ猫背な立ち姿が気になる、だった。
元々の自分を出さないようにするのは並大抵の努力では難しいけれど、舞台での立ち居振る舞いはめちゃくちゃ大事。
それを照史は立ち方からしっかり変えてくれた。
そりゃ現代のアイルランドの青年と、中世の騎士じゃ全く別物だから、切り替えがしやすいってのはあるかもだけど。いやいや、それでもね。

そして歌声。
色んなミュージカルを見に行っている私だけど、ここまで本人を感じなかった役者を経験したのは初めてだ。
裏側を見せない、それがプロの仕事だって分かっているけど、にしてもどれだけの努力を重ねたんだろう。
本当に頭が下がります。
元々歌は上手い。それに加えて違う声色での表現力も身に着けた。普段の歌に組み込むのは難しいかもだけど、とても大きな武器を手に入れたよね。
この歌声を色んな人に知ってもらいたいから、ライブ盤を出してくれないだろうか?難しいだろうな。
でも来ることが出来ないファンの人にだけでも聞いてもらいたい…。 

だから今回はカーテンコールの時、立ちたい!って心置きなく思えた。だってこんなすごいお芝居を見せてもらえたんだから。
スタンディングオベーションって難しいよね。
立った人でステージが見えないから何となく立つこともある。周りが総立ちでも立たなかった、あまりにもひどい舞台もある(何でこれでスタオベ?と相当疑問に思った(^ω^;))。
だからちゃんと立ちたい!って思わせてくれるのは本当に素晴らしいこと。
桐山照史に心からの拍手を送ります!
あ、もちろんまーくん、唯月さん、他のキャストのかた、素敵な音楽を奏でてくれたオーケストラのかたたち、スタッフさんも!!



裏側を見せない、と書いたけど、稽古をしている最中そして本番中も、話し合いに次ぐ話し合いでとても忙しかっただろうし、気持ちが平静でいられなかったはず。
それを見せない、それがこの仕事の第一条件だとしてもみんな私たちと同じ人間。どれだけ大変なことか想像がつく。
そんな状況で素晴らしい舞台を見せてくれて本当にありがとう。
彼らが心置きなく過ごせる日常が、早く来ることを願っている。

やっぱりエンターテイメントは心を潤す大切な必要不可欠なもの。
エンタメを守りステージに立ち続けてくれる、それにどれだけ救われているか。


観劇した日は10/17。新しいグループ名を発表したのが10/18。
10/18は休演日だったから、ジャニーズWESTでの桐山照史を見た観客は私たちが最後だったのかな…。
もちろんそんなこと知るよしもなかったけど。
名前が変わったとしても愛は変わらない。ジャニーズWESTもWEST.も大好きだ。
でもね、カーテンコールでも彼はずっとランスロットだったの。
一瞬も桐山照史に戻ることがなかった。
今までの舞台は最後微笑んだり、手を振ってくれたりがあったはず。
それだけランスロットとして生きているんだろうな、とその時は思ったけど。
今、考えたらジャニーズWESTとしての桐山とWEST.としての桐山を分けないために、敢えて役柄に徹してたのかな、と。
うーん、イマイチ文にしづらいのだが…(´ε`;)

とにかく!
あなたは最高なランスロットでした。
役者魂めちゃくちゃ胸に響きました!素敵な舞台ありがとう!!

NEWS 20th Anniversary LIVE 2023 NEWS EXPO/神奈川

2023-10-17 21:31:53 | NEWS
10/9(月・祝)12:00/17:30 横浜アリーナ

あ~楽しかった!!!
やっぱNEWS最高だな!そう何度目かの確認を出来たNEWSコンヽ(´▽`)/

今回は同日に2公演見られたんだけど、2部の席が最強すぎでした…。スタンド席10列目、最後列。最高…。
発券されたチケットを見た瞬間、思わず小さくガッツポーズしたもんね!
NEWSはね、ジャニーズで一番の演出家なので(二番は絶対にV6、三番はカミセン、四番は…嵐…?)、全体を引きで見ないともったいないんだよ。
ちょうど横が通路だったのもあり、周りの方の迷惑にならない程度にちゃんと動けたのもまたヨシ!
演出を見たいのに、楽しみすぎて見るのが疎かになっちゃったのは仕方ないな(笑)。



まずは一曲目“エンターテインメント”で、ステージが切り離されて花道になるのをしっかり見られた~!これは下にいると全く分からないもんね。
NEWSが上昇して出てくるところは、けっこう前から床が空いているんだな。
宮城では弧を描いているように見えた側面のLEDが、ここではしっかり四角に見える…。アレかな、真横じゃないからかな(^ω^;)


そしてこの移動する花道が最大限に活かされる演出と言ったら“Haqqy”のダンス!
メンバーとダンサーさんが横並びで一列に座り、その状態で花道が動いていく。
座った状態だから大きな動きは出来ない。制限されたそのダンスが不穏なこの曲にマッチしていて、さらに焦燥感を駆り立てる。
片側のお客さんには見えない人もいるかもしれない。でもこの演出が素晴らし過ぎるので、そこはちょっと許して欲しい…って誰目線?(^ω^;)
全員が楽しめる演出は素晴らしい。でもそれを代償にしても追求したい演出があるってステキじゃない。
幸いにしてジャニーズはモニターもあるからね(この時使っていたかは記憶にないが…)。
これはステージが決定してからじゃないと振り付けられないダンスだよね?もしくはステージをこういう風にしようと意見を出して作ったフリなのか?

ここの舞台の動き、宮城で謎だった部分がようやく解明。
なんで真正面向いていた人たちがいつの間にか横にいるんだ?は、立って花道へ移動しているだけでしたね…(^▽^;)
記憶力よ…。



今回、初めて見た演出で好きっ!となったのは、カメラさんがステージ上に出てくるところ。NEWSはこの手の演出をちょくちょくする。記憶が確かなら、EPCOTIA -ENCORE-のLVEや音楽のJUNKなど。
でも、どちらも柵越しだったはず。
何にも遮られず、その場にいるのは初めてだったと思うの。
ライブだから生身の彼らを楽しめる空間なのに、敢えての映像アングルをこだわるNEWS。ていうかリアルで見ている人には、そのカメラさんの動きまで演出として見せてしまう。
その思い切りの良さ、その発想。こういう所がNEWSが好きだな〜と思わせてくれるところだよね。



トロッコ横についているパネルもステキだった。特に“クローバー”での使われ方が素晴らしい。
宮城の感想で書いたけど、楽曲のアレンジが秀逸だからそちらにばかり気を取られていたんだ。そうしたら友達があれスゴくない?と教えてくれて。
色の出方がものすごくキレイ。
これ前から使ってた?今回初めて?他のグループで見たことある?ちょ〜っと記憶が曖昧なんだけど(笑)。
透明なままで鮮やな色をいくつも同時に出せて、その色の形を変えられ、それを自由自在に動かせるなんてすごくないか?
クローバーでは単色からの黄緑紫の3色を同時に出したり、それを動かしたり。
ソロパートの時は3つのトロッコ全てがその人の色に変わるんだけど、最後の瞬間新しいメンバーカラーに変わるのもまた憎い演出。
やっぱり昔からの色が大切で大好きなんだけど、自分たちで決めた新しい色も大事にしたいよね!



一番グッと来たのは“100年前から”!
3人の前にパネルが降りてきて、後ろのモニターと前のパネルに挟まれる形になる。
2つの映像が連動して、その中心にNEWSがいるように見えるんだよ。
まずは彼らの頭上に弧を描く光の線がいくつも描かれる。単色の虹みたいな。それが徐々に水平になって、それが弧ではなく実は円でその真ん中にいたことが分かる。
まるで土星の環の中心にいるよう。
徐々に映像が変わり、今度は銀河の中へ。中央に立っている彼らの周りを星々が取り囲む。
フリがある曲じゃないから3人はほぼ動いていないのに、動きのある映像で躍動感をとても感じた。
前面のパネルが上がったあとは、ここでもカメラさんが出てきて動き回り。
最後、3人が背を向け客席をバックにすると、さっき見た星々のようにペンライトがきらめいている。
なんだよーこの演出〜!彼らが輝く、その力添えをしているのは私たち一人ひとりで、お互いがお互いを支え合っている、そういう感じですか〜!?
ペンライトは持たない私だけど(でも一応買う)、こうやって演出の一部になれるのはいいよね…。



“劇伴”の真っ白バックもいいよね。バンドさんもステージ上にいなくなって、3人だけの歌唱。
この3人がNEWSなんだ、それを実感する。
…と思ったら『仲間と出逢って…』の辺りで、少しだけ姿を見せるバンドさん。
3人がNEWSなのはとても大事なことだけど、それだけじゃない。NEWSはたくさんの人に支えられている。
そんな当たり前のこと、でもとても大切なこと。
それをちゃんと最後に示してくれる。そんなNEWSが好きで良かった。



あとは今までのより映像によるツナギが少なかったことが良かった事かな~。
私が行くジャニーズのライブ(といっても最近はWESTとKinKiくらいだけど)で近年気になっていることは、途中でお客さんが座ること。これは昔はほぼなかった。過去はそんなに映像を過多してなかったのもあるかもだけど。
今のお客さんはどんな短いインターバルでも必ず座る。
何が何でも必ず座る。
私はこれがすごく苦手で…。
もちろん健康に不安がある人や、お年を召したかたが無理をするのはダメだ。でもここにいるのは基本元気な人たちじゃん?なんでそんなに座るの?
それが今回は映像が前より少なかったこともあって、座る場面が少なかった!
それだけですごく嬉しいんです。
メンバーに休憩も必要なのも分かる。大きい会場だったら移動するのも大変だ。
だから映像を多用しないような何かがあるといいのにな、とすごく思う。
まぁこのライブの一つ前が三浦大知でね、ほんの一瞬以外ずっとステージにいるのよね。そこもアウトロをバンドさんが演奏し続けているから、座る雰囲気にはならなくてね。衣装替えも本人はステージ上にいなくても歌声は続いていたりね。
でも大知は休みなしでずっと動き続けられる神だからなぁ(^ω^;)比べてはいけない。

だからフェスはいいよね。途切れることがない。
できるだけ行きたくないフェスだけど、凝縮されたライブの良さを見せてくれるのはありがたい。



ただ今回、残念だったのはお客さんの盛り上がりがイマイチなこと。
横アリのお客さん、声が出ない…。
これはWESTコンでもそうだったから、土地柄のせいかも知れないが。NEWSとWESTでも、宮城でのハンパない盛り上がりを知っているからね。
もしくはリピーターが多いからかな。展開を知っているから声が出ない。
何回か見ると、感動が薄れるのか?不思議ね。
周りの方を不快にしてはダメだけど、自分自身が楽しむことによって会場の盛り上がりも上昇する。それがステージ上にも伝わり、さらにステキなパフォーマンスで返してくれる。
楽しいが更にアップする。
そういう相互作用があるんだけどな~。

“さくらガール”の増田さん手のひらメッセージ。1部が「中丸いる?」だったのだが。中丸さんがいると分かった会場のつんざきっぷりたら。
なんでここでこんなに声が出るのに、NEWSに関しては出ないんだ?(^ω^;)
これが全曲で出来ていたら会場の気温も確実に上昇しただろうに。

“weeeek”でもそう。
センター席が狭いのは分かる、アリーナ席が揺れるのも分かる、スタンド席が高所で怖いのも分かる、でも跳ぼう!
周りの人に迷惑にならない程度にちゃんとジャンプして欲しい!
もともとしっかりジャンプする派だった上に、どこかのライブで増田さんが「ペンライトをスンスンさせるだけじゃなくてちゃんと跳んで欲しい」と発言したのもあって、どんな状況だろうと飛び跳ねます。
メトロックは良かったな、けっこうな人が跳んでた。そこに行った人はジャンプ出来ると思うんだけどな〜。
今回も視界には1人?2人?くらいしかおらず、残念…。



ま、でもライブは自分が【周囲に迷惑をかけず】楽しめばそれが正解だからね!
間近で見た1部と全体を見られた2部。
だから近くではメンバーのちょっとした仕草が見えたり、引いた状態での立ち振る舞いが見られたのがとても良かった。
やっぱこの3人が3人でいてくれるから、NEWSが好きなんだ。

まずはシゲさん。
もう一曲目のエンターテインメントから作りこんでいるのよ、世界を!
片目を隠した長めの前髪、斜にかぶったツバの大きいハット、1.2.3の部分だけ指を動かすがそれ以外は微動だにしないたたずまい…。
加藤シゲアキここにあり!
隣の増田さん慶ちゃんが普段通りだから際立つよね(笑)。
宮城の感想でここのシゲさんがパイレーツ・オブ・カリビアンみたいだったと書いたんだけど、ちょっと違う。
なんだろう?さすらいの吟遊詩人みたいな?それってスナフキン?どれもぴったり来ない…と思ってたら、突然ひらめいた!
京様だ!!
なんか妙に色気があって流し目が得意そうな感じに見えるんだよ。
そうか~この事務所には京様の息子さん?関係者?が二人もいらっしゃるのか~としみじみ思いましたです。

“人情心中”は言わずもがな!
ここの枕は全会場で変えないのだな?多分。
初めてのお客さんをダシに使うってアリ?と思ったけど、好きな人の役に立てるならそれもまた嬉しいかな?とも思う。
ここの歌声もいいよね~。
自分で作詞作曲したのにめちゃくちゃ歌いづらそうな曲(^ω^;)でも、絡まるような特徴的のあるシゲさんの声が最強に活かされているのよね。良いお声なんですもの。
そしてこの曲に激しい動きはない、だって最初は正座してる。
それでも動きを感じるのはなぜなんだろう。激動する感情の高まりが中心にあるからかな。
曲が激しいからこその静。それを表現できるシゲさんが大好きだなぁ~。

激しいといえば、やっぱMCよね!(笑)
1部はシゲさん独壇場。
渡部篤郎さんのような熱いキャラクターになって、慶ちゃんをあおるあおる(笑)。
「俺たちはアイドル。アイドルの意味は偶像。だから俺たちは年取らないんだよ!なぁ慶一郎!」に困惑する慶ちゃん(笑)。
「情緒安定させなよ」の返しに「安定してるよ!高いままでな!!」や、
舞台監督さん?からイヤモニにあった「ノド飛ばすから」の指示に
「(世界的なアイドルの)ミッキーやドナルドはノド飛ばしますか!?」
(モノマネをする)
「むしろ飛ばしてからが本物です!!」
みたいな返しがあって、めちゃくちゃ楽しい。シゲさんがキレたらMCは面白くなること間違いなしなんだよ(笑)。
そういやいつからこのかたはこんなキャラクターになったのでしょうか…。

最後の挨拶でのおもちゃ。
会場では散々笑ったけど、改めて思うとシゲさんからファンへの愛を感じてじんわりくる。
なんて不器用な愛の表現方法。
もう好きぃ〜。


そして慶ちゃん。
MCの軌道修正はもう必須必修科目なので、頑張ってください!(笑)
でも1部での“メモリーズ”の入りはグダグダだったね(笑)。慶ちゃん!笑うな!頑張れ!
無理か…結局もう一回歌い直すことに(笑)。
ちょっと待ってくださいよ~。メモリーズ、めちゃくちゃ大好きな歌で、何ならこの歌詞が良すぎて泣いたし、一時期この曲だけ繰り返し聞いていた時もあるんだからね!それをこんな面白い歌いだしにすることあります?(笑)
うん、名曲に違う一面を作ってくれて、なんだかありがとうシゲカトウ。
ここでは横並びに座るのがすごくいいよね~。NEWSのお約束だよね~。

あれっ?と思ったのは“フルスイング”。
自分のパートじゃない時に、さりげなく動く指……もしかして手話やってる…?
しっかりと動いていたわけじゃない。でももしこの会場に耳の聞こえないかたがいたとしたら、こんなに嬉しいことはないはずだ。
ただ気付いたのが遅かったので、ちゃんと手話をやっているという確証が持てなかったんだよね。
これは2部で確認しなくては、と思ったのにまんまと忘れました…。くやしい…。

あとは力強い言葉かな。
今は相当大変な状況だ。自分たちだって、前後左右も分からないくらいだろう。
それでもみんなは楽しく過ごして欲しい、楽しんだもん勝ちだ、と言葉に出して伝えてくれる。
ま、私は元からちゃんと楽しんでたんですけど(笑)、しっかり言葉にしてくれることほど心強いことはないよね。
(元から楽しんでいたのは、自分は全く変わらないから。好きな人が目の前にいたら、好きって感情が溢れ出す。それ以外なくない?(笑) 好きぃ〜)


最後は増田さん。
魂を削って表現する増田さんの歌声が大好きだ。身体全体を使って、こちらが息苦しくなるほどの熱量をもって届けてくれる。
特にそれを感じたのが“「生きろ」”。見てると共鳴してしまうというか…。
あとは“U R not alone”。もうひれ伏すかのよう、ステージに顔を向けて歌っていた。
溢れ出る熱量をどうにも抑えきれず、地面に叩きつけるしかないみたいな。
こんなにエネルギーを持って歌う人をそう知らない。
この歌声、歌唱スタイルを持つ人がいれば何の問題もない。そう強く思う。
“NEW STORY”でのアカペラもそう。肉声で想いを届けたかったんだろうな。
会場の後ろ側でなおかつスタンド席最後列の私にちゃんと届いたよ!

こんなに表現力を持っていて、なおかつ自分の可愛さを分かってるのが増田さん(笑)。“チューイングガム”の終わりに寸劇が足されてたけど、めちゃくちゃあざとい(笑)。
それはあざといことは特に何もしてないクローバーでもそうだった。目の前で歌う増田さんの可愛らしさに友達がヤラれてしまい、ちょっと涙ぐんでいたのだよ(笑)。
その時私は、めちゃくちゃテンポズレてるけどイヤモニの調子でも悪いのか?と思ってたからね!気付いてなかったらしいよ!
カワイイと歌声で世界を救えるな、増田さんは。しゃべらなければね(笑)。

さっき共鳴してしまう、と書いたけど、「生きろ」で増田さんの動きをマネしちゃう瞬間があったんだね(笑)。
彼の動き、なぜか同じようにしたくなる…。
“夜よ踊れ”の『秘密は守りません』。腕で大きく✕を作っているのもマネしちゃう。
なぜでしょうね…。

あとはチームを大事にするところが大好き。
今回のバンドメンバー紹介、各人をあだ名で呼んでたんだよね〜。
ちゃんと人間関係を育んでいるんだろうな〜というのが垣間見えて嬉しくなる。
……しかしNEWSからあだ名で呼んでもらえる間柄、めちゃくちゃうらやましいッス!!!(笑)
でも素晴らしいバンドさんだからね。MCでweeeekを歌い出した時、サラッと演奏してくれるスキルよ!
もう、全員好きぃ〜。



やっぱりNEWSが大好きだ。
私は演出を見るのが大好きだけど、どんなに素晴らしい演出があったとしても、パフォーマンスをする人たちに力がなかったら活かされない。
そのバランスが素晴らしいんだね、彼らは。
ダンスが揃ってるわけじゃない、めちゃくちゃ上手いわけじゃない、それでも魅せ方を知っている。
慶ちゃんの歌声は不安なところもある。でも3つの声が合わさった時の力強さを知っている。
この3人でしか表現出来ないこと、3人だからこそ表現出来ることがたくさんある。
これは何事にも代えられないからね。
出会えたことが本当に幸せだ!!!


毎回コンセプト強めで心にグッとくるライブを作っていたNEWS。
今回はその要素が薄めだったから、ライブっぽいライブ(変な言葉だけど)を楽しめた。
どちらも楽しませてくれて、ありがとう。
次は東京ドーム!夢の場所でまた一緒に楽しもう。
そのためにはチケット取らせてくださいね(笑)。