ジャの道はヘビィ日記

ジャニーズ好きな珠美と結糸2人の日記
といいつつ、ジャニーズじゃない日記もチラホラ

レポは基本的にネタバレです。

愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」

2019-03-18 00:10:00 | レキシ
3/15(金)19:30 TBS赤坂ACTシアター

よく、癖のある楽曲をこんなに上手くまとめたこと!
3時間10分という長丁場な舞台。
一ヶ所もダレることなく、ずっと笑いっぱなし。
楽しかった~!


レキシのおじちゃんの楽曲を使う舞台って、そんなこと考え付くかね?(^ω^;)
いくつかならともかく、全曲なんて。
元々おじちゃんのファンであり、ジャニーズ舞台で楽しいステージングをしてくれる河原さんが演出で、そこに男子新体操で素晴らしい演技を披露してくれた永井くんもいて、振り付けにw-inds.涼平くんがお世話になった梅棒さん。
共演者も魅力的な人ばっかり!
私たちのための舞台ですよね?これ(^^;)
こりゃ行くしかないじゃんね。

そんなんで取ったチケット。
でも19:30に始まって、休憩含み3時間10分のステージってどんだけ帰りが遅くなるんだ…。
こちとら毎日バーチャルジャニーズの生配信を楽しみにしてるんだ。
21:30~22:00と22:15~22:45の配信。
2回もあるのに、見られる気がしない…。
いや、完全にこちらの都合です(^^;)
でもね、楽しかったから無問題!
長さを全く感じないずーっと笑いっぱなしのストーリー。
【市場三郎】に続いた河原さん演出舞台、最高でした!



会場に入るとおじちゃんのMVが流れている。
それだけですごく楽しい。
思わず口ずさんじゃう。
お約束な動きをやっている人もチラホラ。
ここの客層、どんな構成なんでしょうね。
私たちの周りはおじちゃんファンが多かったかな?

客席には稲穂がスタンバイ。
えー!ここでも振れるんだ!(笑)
確かにおじちゃんが関連してるのに“狩りから稲作へ”を使わないなんて、ありえないもんね!
マイ稲穂を持ってくれば良かったかな?とちょっと考える(笑)。

そして始まりは法螺貝の音から!
ここもそのままおじちゃんライブじゃん!(笑)
それから映像。
最初の映像も最近のライブでは定番化してるしさ。
どんだけおじちゃんファンを喜ばせてくれるの?(笑)
全く知らない人には「なぜ法螺貝?歴史物だから?」となったとは思うけどね(^ω^;)

おじちゃんが亡くなった設定で、お葬式に行った足軽先生。
そこで楽曲を後世に残すために舞台を作ろう、と河原さん登場。
八嶋さんにおじちゃんが乗り移って、物語の始まり~。


ストーリーはあるようなないような(笑)。
山本耕史さん演じる引きこもりの[こきん]が、PC内での別人格佐藤流司さん演じる[源ヨシツネ]と対峙して、人として成長する姿を描きつつ、同時にかつて恋人同士だった2人の揺れ動き、みたいな?
こきんって役名もおじちゃんの楽曲、“古今 to 新古今”に掛けていて、なんかスゲー(TдT)
自分だけど自分ではない新しいこきん。
素晴らしいよ…。

レキシーランドに迷い混んだ主要キャラたち。
そこは、その時代の人物を演じられるテーマパーク。
こりゃお着替え、大変そうね(^ω^;)


楽曲の使い方がとにかく素晴らしい!
シングルマザーとして頑張っているお母さん、高田聖子さん演じる[織田胡蝶]に依存しているこきんは正に“甘えん坊将軍”。

藤井隆さん演じる[明智]が学生時代に彼女(こきんのお母さん)を取られた時には“刀狩りは突然に”。

ファストパスである印籠をなくしてしまった時は“僕の印籠知りませんか?”。
これはこのままね(笑)。

こきんがずっと大事にしているペンダントが実は石器で“旧石器ベイベ”。
ちゃんと盗まれるくだりもあり。

土地を耕す=自分自身の成長。
自分は誰にも奪われず、自分だけのもの。
どう成長するかは自分自身に掛かっている。
そのシーンには“墾田永年私財法”。

復活の呪文は“Takeda'”。
これは笑った!(笑)
よくブッこんだね!


この中で一番素晴らしいと思ったのは、墾田永年私財法。
自分は誰のものでもなく永遠に自分だけのもの。
成長したぶんだけ、それは自分の糧になる。
自分の人生は誰かに決められるものじゃない。
自分自身で切り開いていこう。
そんな箇所ででも押し付けがましくなく、笑いに変えて使ってくれた河原さん、ありがとう。

でもそんなシーンもありつつ、Takeda'みたいなのもあるんだよね(笑)。
タブラが出てきた瞬間、まさか!と思う。
晒し首になった八嶋さんの頭をつつくカラス。
あのリズムを刻んでいて、すごく可愛い(*´▽`*)
まさかね、Takeda'が使われるとは考えもしなかったよ(^ω^;)


劇中で使われる曲を監督したのはヒロ出島さん。
ここもおじちゃん繋がりだ~!
歌われなかった曲も一部分だけが使われているとかもあって、耳馴染みがとても良い。
曲として初めて使われたのは、松岡茉優さん演じるカオリコの登場時にかかった、“恋に落ち武者”のイントロだよね?
…って、えー!Σ(Д゚;/)/
こきんがカオリコに恋に落ちた、って意味だけじゃなかった。
落武者も含まれている!
そんな伏線あったの!?


ストーリーで唯一「あれ?」と思ったのは刀が真剣にすり替えられていた、のくだり。
ん?SHOCK?と思う(´ε`;)ゞ



演じている人たちもステキでした~。
山本耕史さん
テレビでしか見たことがなかったので、こんなに色々出来る人だなんて。
彼のポテンシャルを最大限に生かした舞台だね。
ギター弾いて、殺陣もやって。
CDも出してるしミュージカルに出ているのも知っていたけど、こんなに歌が上手いとは。
幕末エリア、土方で出てきた時には拍手喝采!
ドラマをあんまり見ない私も、さすがに彼が土方歳三だってのは知ってた(笑)。

佐藤流司さん
刀剣乱舞をやってる人だからか、殺陣がキレイ。
殺陣以外の動きも軽やかだし、あんなに動いているのに台詞がすごくハッキリ聞き取れる。
かなりドSなチャラいキャラがハマっていて、格好良かったッス!

八嶋智人さん
おじちゃんだね、おじちゃんだけど八嶋さんであるってことは、似ている2人なんだろうか?(^ω^;)
突然ナウシカの歌を歌いだすところとか、脚本なのかアドリブなのか、もうおじちゃんにしか思えない!
「強引なんだからぁ!」みたいに、ちょくちょく楽曲に入っている台詞を言ってくれて、小ネタが散りばめられるのも、おじちゃん本人みたい。
レキシ≒八嶋さんってことでいいかな?(笑)

永井直也さん
しっかりダンス要員でした。
少しは新体操な動きあるかな?と思ったけど、ほぼなく。
アクロバットは側転、バク転(?)が一回ずつと、ネズミ返しにかかったネズミとして、その場で何回かのバク宙をしたくらい。
お客さんが「おーっ!」ってなってたけど、もっとすごいこと出来る人なんだよ~!と心の中で叫んでた(笑)。
くノ一さんが「身体が硬くて悩んでます」って“一休さんに相談だ”していた時も、後ろにめちゃくちゃ柔らかい人いまっせー!と念を送っちゃったし(笑)。
ただアクロバットって見せ場がなくても、ダンスが本当に素晴らしくて…。
梅棒さんって、ずっと一線にいる人たちに交じっているのに、何の遜色もなかった。
人にどう見せるか、をずっとしてきた人だからね。
上手いのは知っていたけどさ~。
うん、知ってるんだけど…。
ちょっとアクロバットが見たい…、そう思ってしまう欲張りな私(´ε`;)ゞ
パンフレットに「今回が初舞台」と書いてあって、そうだっけ?と思う(^^;)


もちろん他の出演者のかたがたも素晴らしかったですのよ!



おじちゃん楽曲+河原さん演出=めっちゃ楽しい!!
それ以上の感想がありませんな。
長いって思わない。
演者さん、スタッフさんが大変だろうけど、休憩なしで2時間50分の舞台でも全く問題なかったかも(笑)。
トイレ近いお客さんが大変か(^^;)

おじちゃんを全く知らないとしても、なんて変な楽曲なんだ!(笑)と楽しめると思う。
歌詞は一聴するとコミカルな部分が目立つけど、聞き込めば深い…って分かるし、曲は最高に格好良いですし。
もちろん知っている人は楽しさ倍増、こんな解釈もあるんだ、って驚きもある。

とりあえず河原さん、君は天才だ!(@苺谷星空)
よくこんな舞台を作ったよ…。
また私の好きな誰かと舞台やってくれたら嬉しいな。
それが市場三郎第3弾だったら、この上ないです!!



終わってから、時間を確認したら22:40!
バーチャルジャニーズの配信がまだやっている!!
あわてて立ち上げ、イヤホン装着。
最後の5分くらい聞けたので、良かった良かった。
赤坂の星空の下、「ナイトクルージング!(^-^ゞ」しました(笑)。

バーチャルジャニーズプロジェクト

2019-03-17 17:18:00 | ジャニーズ
すごく楽しい。
なにこれ!?
こんな楽しいものが今現在、毎日配信されているなんて!

大人が本気でやっている、ごっこ遊びだからこちらも迷わずキャーキャー出来る(笑)。
だから現実を持ち込むなんて、野暮なこと。
この世界に浸るのが正解。

こんな機会を作ってくれた全てに感謝です!


WESTが好きになって、気になり始めた関西Jr.。
Jr.をあまり見なくなって久しく、関東のJr.はTravis Japan(それも名前と顔が一致しない…)くらいまでしか分からないのに、関ジュの浸透力と言ったら!
だって名前を聞いたことがある、レベルの子がほとんどで、顔を知っている子なんて片手で余るくらいだったのに。
今だったら関東より分かるんじゃないか?

まいジャニを見るようになったし、WESTラジオのついでに関ジュのも聞くようになった。
そのおかげで声の区別もつくようになり、キャラも段々把握。
今ではWEST同様、毎週ラジオを楽しみにしている。
そんななか決まった、バーチャルジャニーズプロジェクト。
えっ!?丈と大橋がキャラクターの声を当てる?
どういうこと?
彼ら本人ではないんだね?
つーかなんで彼らが抜擢されたんだろう?
関ジュの勢い、最近すごすぎませんか?
色んなところで彼らが活躍するのは、嬉しくて仕方ないですけど。
でもそれがネットの中のキャラクターとは思いもしなかった!

ネットに疎いのでYouTuberもほぼ知らず、Vtuberという言葉はここで知ったくらい(^^;)
昔はアナログの極みだったジャニーズがすごく変わったなーって印象。

そして「配信される」の意味が良く分かっておらず、気が付いたら2/27。
2/19からやっているのに…。
生でやっているなんて、思いもしなかったんだよ~(T_T)
そんなこんなで初めて見た感想。
すごく楽しい!
なにこれ!?
丈は声を作っている。
大橋はけっこうそのまんま。
そして彼ら本人では決してない。
ちゃんと海堂飛鳥、苺谷星空としてその場に存在している!
うっわ!楽しすぎる!とそれから欠かさず見るように。



まず即興力が高い。
毎回思うけど、特にそれを感じたのが初の同時配信。
トラブル続きでけっこうバタバタしてたと思う。
それをアドリブで乗り切った2人に脱帽。
音声トラブルを宇宙人襲来、口が動いていないを腹話術、しっかり笑いに変えて。
そしてその宇宙人も次の設定に生かしていく。
ガチガチな設定じゃなくて、ゆるやかに決めているんだね、きっと。
だから本人もスタッフさんも、どうするのか瞬発力が求められる。
なのにそんな大変そうには感じない。
軽やかに渡っているように思える。
それもこれも芯が一本、しっかり通っているから。
でも、どう肉付けするかはその場での自分自身に掛かっているって、普通に考えたら大変よ(^^;)


キャラが立っている。
元気いっぱいちょっとおバカな年上と、クールで落ち着いた(と本人は思っている)でもちょっと天然な年下って、ある意味王道な設定。
でも2人が演じることによって、それは唯一無二の設定に。
星空はそのままでも大丈夫そうだけど、飛鳥の場合は王子様キャラな上に、ツンになりきれないデレ。
そのさじ加減って難しいと思う、しかも即興で。
大きな舞台での演技経験はそんなにないはずだよね…?
コントや漫才を作ってやってる人だから、演技スキルが高いのかな?


そして最大の要因は設定がしっかりしているってこと。
バックボーンがあるから、キャラがブレない。
伏線を張って、それを徐々に回収していくのが見事過ぎる。
そしてまた、新たな伏線も張っていく。
一番すごい!と思ったのは星空が終了間際に「明日バイトや」と言った瞬間、配信が終わったこと。
皆が「バイト?(笑)」「バイト?」とコメントする中、ワタクシ「スゲー…」と放心してました。
だって大橋はバイトなんてしてないじゃん?
自由気ままに配信しているように見えて、その実しっかりキャラクターとして存在してる。
そんなポテンシャルを見せられたらもう、本人を重ね合わせるなんて失礼過ぎる。
だから「何のバイト?」ってコメントした人たちは大正解なのです。

その中で最強の設定!と思っているのは2人がお互いを好きすぎる。
一番は絶対にこれ!(笑)
これを見ているのが本っっ当に楽しくて!
星空は毎回毎回「飛鳥好き~!」と口にする。
飛鳥はなかなか言葉に出そうとはしないけど、星空を好きなのが滲み出ている。
飛鳥から愛されているのを自覚している星空は、言葉を求めつつ、拒否されてもそこまで気にしてない。
でも独占欲は全面に出す。
飛鳥は星空から愛されているのを分かっているけど、星空が他の人を見ていると気になってしまい、嫉妬してしまう。
やっぱり独占欲が強い。
お互いを一番に思っていて、自慢やサプライズは欠かさない。
…ってなんじゃー!この設定は~!!
甘すぎて砂糖吐くよ(笑)。
遊びに行くことを「デート」、同じ家に住んでいるのを「同棲」と言い間違う飛鳥。
いや普通は同居ね(笑)。
嫉妬されていることを嬉々として報告する星空。
2人の恋の行方が気になって仕方ないッス!



そんな設定にしっかり添って演じているのがスゴすぎる。
いや、この設定があるからこそ、あすかなとして実在しているようにしか思えない。
声は彼らなんだけど、ちゃんと別人格と言うか…。
もちろん本人たちもお互いのことが好きだとは思うよ。
でも飛鳥や星空になった時は、違う人格としてお互いに向き合っていると思うの。

だから丈橋として見る、ではなく、あすかなとして見る。
これしかない。
彼らが一番望んでいることだと思うから。
何のためにやっているのか?
そのままでいいんだったら、わざわざキャラを作ることもないでしょ?
だから見ている人たちも、外の世界を持ち込まないで欲しいんだよなぁ。
たまにアバター名に絡ませている人、コメントに書き込む人がいてイヤなのよ…。
もちろんここじゃなければ本人たちが裏話をしゃべろうが、全く問題ない。
むしろ聞きたい(笑)。

一つだけこの配信の残念なところは、アバター時のコメントが周囲のコメントで読めない時があること。
もう一人がどんな反応をしているのか注目して見ているのに、また隠された!って思っちゃう…。
もちろんコメントをしている人が悪いわけではない。
でもそう思っちゃうって、寂しいじゃない。
大変かと思うけど、飛鳥と星空、前田くんのコメントは別窓で出してくれるとかしてくれたら嬉しいなぁ…。



そんな2人が可愛すぎて、もう毎回見ないではいられない。
今現在毎日配信しているけど、実生活が忙しくなったら毎日じゃなくていいから、時間も短くていいから、ゆる~くなが~く続けてくれたら嬉しいなぁ。

いつも楽しい配信をしてくれて、ありがとうございます。