土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

産業振興基金。

2009年09月22日 09時54分36秒 | Weblog
高知県の産業振興の助成金を、アイビーログ工房は、交付される事になりました。地産外商出きる、産業の育成に対しての補助です。今年度は、アイビーログ工房がどんな取り組みをしているかの、広報活動費と、木だけで作る、断熱材を使わない壁の開発費が認められました。アイビーログの行なっている活動が認められた事は、素直に嬉しく思いますが、期待に答えられるように頑張らなければと、プレッシャーも、少し感じています。高知県の持つ、素材力と、職人の持つ伝統を、新しい形で組み合わせれば、新しい高知の文化を、全国に発信出来ると信じています。在る物を壊し、ない物を作ると言う、20世紀の考えではなく、ある物を受け継ぐ文化を作る事が、これからは求められて行くと、考えています。それは、持続可能な家造りであり、地元の素材を使う産業だと考えています。写真は、安田川沿いの美しい風景。何気なく何処にでもある風景ですが、この時間、この場所でないと見られない、宝石のような景色だと思います。

都築房子展に行ってきました。

2009年09月21日 16時47分44秒 | Weblog
奈半利町の藤村製紙で、都築房子展が開かれていたので、見に行って来ました。和紙を使った作品で、工場を一杯に使って大きな作品が並び、規模に驚きました。和紙の持つ柔らかな素材感が、作品にうまく使われて物語を作っていました。写真は、テーマが、生命としての身体。繭倉庫の暗闇に、不思議な存在感で浮かんでいました。私は、良く照明に和紙を使う事があります。柔らかに光を通して、美しく、陰影を作ってくれるので、サブ照明に使う事が良くあります。。藤村製紙は平成17年まで創業していたので、機会もまだ使えそうなくらい綺麗で、今にも動きだすのではと思うくらいでした。近代化産業遺産に、平成19年に登録され、時々は見学出来るそうです。帰りがけ、シルバーウイークの中なので、少し混雑するかなーと思いましたが、帰りは安芸市から混んでいて、ビックリしました。近頃渋滞に合った事がなかったので、うんざりしながら、暗くなって、ようやく家に着きました。

ひねった造形。

2009年09月19日 15時31分58秒 | Weblog
ステンレスのシャックル。ひねりを加えた造形に、思わず衝動買いをしてしまいました。売れないのか、在庫一掃セールのバーゲン品です。ハンモックを吊る時に使うと、良いのではないかと、直観しましたが、ひもなので、普通のシャックルでも問題ないのですが、かっこいい感じがしましす。人によって、感じ方も違うので、一慨には言えないのですが、私は、このひねりに、魅せられました。家を建てる時も、施主さんが、どんな家を建てたいのか、考えながら建てます。センスが私と違うなと感じる時は、どのビルダーが合うか考え、力を貸して貰います。建てる人が一番。良い設計施工をする人は、建て主の思いを、良く考えられる人だと思います。でもあまりデザインに走り過ぎる場合は、こうなりますよと釘をさし、覚悟を促します。

アウトドアの季節です。

2009年09月17日 08時21分05秒 | Weblog
オープンカフェが、気持ちのいい季節になりました。香北町のダム湖畔にあるカフェのデッキで,ゆっくりとコーヒーを飲みました。鳥の声や虫の声の中、ゆっくりと時間がながれます。隣の家もなく、車もほとんど通らないので、とても落ち着き、暑くも無く快適です。ヨーロッパには、街角にオープンカフェが多いのですが、高緯度のため、日差しを求めてアウトドアに向かうのでしょう。日本は湿度や気温が高く、虫も多いので少ないのですが、近頃は時々見掛けるようになりました。これから秋にかけては、ベストのシーズンです。写真はデッキのそばの木に、鳥小屋が掛けてありました。デザインが面白く写真を撮りました。そろそろ、お茶セットを持って、川か、山に行きたくなりました。

煙突掃除の季節になりました。屋根勾配はどれがベスト?

2009年09月16日 08時16分50秒 | Weblog
煙突掃除の季節になりました。アイビーログ工房では、夏が過ぎ、涼しくなる9~10月に、煙突掃除をする事が多く、写真はF邸の現場ですが、屋根の傾斜が緩く、一寸勾配なので、まるでベランダの上での作業のようでした。天窓から出入りできるようにすれば、高所作業の恐怖も無く、素人の方でも容易に作業出切るので、これからは、緩い傾斜の屋根も増えて行くのではないかと、思います。四国では雪もそれ程積もらず、問題はないとおもいますが 瓦屋根だと、4寸勾配程度はいるので、屋根素材によっては、傾斜に規制があります。日本の家は、瓦葺が多いので、4~6寸ぐらいの中勾配の家が、多いのです。今後は、省エネや、環境問題の観点から、草屋根も出て来るのではないかと思って、資料を集めて勉強しています。それと屋根のソーラー発電も、民主政権になり、売電単価が上ると、増えて来るでしょう。屋根勾配も南向きは、一番発電効率の良い角度が、多くなるかも知れません。