土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

教育とは、率先して分かりやすく、良い手本を見せる事。

2011年06月14日 21時43分34秒 | Weblog

香南市野市町の、アジサイ街道が見頃となっています。今年は花の色が白い色の物が多く、少し物足りませんが、これから色が深くなって行くのかもと、期待しています。通勤途中に毎日見ていますが、良くこれだけ植えた物だと、感心します。始まりは、水路沿いにゴミの不法投棄が多く困っていて、花でも植えたら捨てる人もいなくなるのではと、植え始めたのがきっかけだそうです。要は心の在り方次第で結果が変わる。汚せばもっと汚れを呼ぶ、綺麗にしていれば、もっと綺麗にしたいと思う。教育とは、率先して、分かりやすく良い手本を見せる事なのだと、考えるようになった。木の家は体に優しいといくら口で言っても、分かってくれる人は少ない。やはり住み心地を体験してもらう事が大事なのだ。保育園の建物や学校等公共の建物は、合板等の貼り物や集成材等を使わず、土地の素材を使い、土地の職人が、現代の知恵を使い、ベストな方法で建てるべきだと思う。そうすれば、どうして木や土、和紙を使った家が良いか、大工が分かりやすく説明出来るし、体感した子供達は、自然の素材で作った家は快適なことを知る。そうすれば、設備や安さ、見せかけだけのエコを言う、ハウスメーカーの家の宣伝を、鵜呑みすることは無くなるだろう。今からの職人は、腕が良いだけではいけない。良さを分かりやすく説明し、将来の住み方を分かりやすく説明出来る人材を育成して行こう。地元の素材を使い、ベストな家を作る努力をすることは、その土地の文化を作る事になる。良い家を作る事で文化が深まる。家を建てる事は文化を作る事だ。他所から持って来て、家を組む事で文化は育成されない。貧しくなるだけだと思う。