京の話題

12000年以上続いた「平安京」の文化・寺社仏閣・お祭り等を紹介します。

京の話題(平安京その414)仏前の捨てられた鐡灯籠

2012-11-23 00:07:45 | 京の話題

「石清水八幡宮」の本殿東の石段に鉄の灯籠が一対あります。

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中国において仏前にて献灯としておこった灯籠は、日本には奈良時代に伝わりました。日本国では、仏前のみならず、神前にも建てられました。その素材は、石だけでなく木や鉄にも使われました。

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「石清水八幡宮」には320余基の燈籠が有りますが、鉄で作られた灯籠が残されています。

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この様におおくの灯籠が有りますが、鉄の灯籠はこの一対だけです。

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当初は、南楼門石段を下ったところに有ったようですが、官寺より神事や仏事の際に邪魔になるとして、「こは神の納受無きにや有らん」と取り払われ、西山の谷に捨てられました。これを「山上衆徒」が密かに拾って現在の所に置きました。

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(たわごと)

昨日は、少し興奮していたために過激な”たわごと”になりました。今日は冷静に。

昨日は、11月22日、いいふうふのひ、ですって。我が家は完璧に悪い夫婦?年配になっていい夫婦の秘訣は、お互いに相手のことを一日に二三度ほめる、感謝の言葉を言うことらしいです。こんな、しらじらしい事はいまさらネ。私は嫁はんの事をほめているつもりですが、ほめられた事は一切無です・・・・・・・?


京の話題(平安京その413)神仏混合の神社、男山四十八坊の石灯籠

2012-11-22 00:08:27 | 京の話題

再び200円を払い、ケーブルカーで山頂へ登ります。

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明治元年(1868年)の廃仏毀釈前までは、石清水八幡宮は神仏混合でした。本殿では毎日読経が流れ、社僧が社努を取り仕切ったと言われています。

かつて男山には48もの坊が有りました。「坊」とはお寺のことで、今では石清水八幡宮参道の石垣と八幡宮本殿前の参道に並ぶ石灯籠に往時を偲びんス。

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全盛期には50坊近く有ったという事ですが、火災や廃絶などによって減ったり増えたりしていました。しかし、明治の「廃仏毀釈」前には23坊に減りました。

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石灯籠の竿(さお)の部分には「宿坊※※坊」と刻まれたのを見かけます。この「宿坊」というのは、遠くから石清水八幡宮を参拝する旅人を泊める宿泊施設を持った坊でした。

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この宿泊費を坊の維持費に充てていました。

八幡市八幡高坊30

(たわごと)  今日は腹立つ事。警察の怠慢です。

久しぶりに京都の繁華街、新京極・寺町のアーケードを歩いていました。勿論、あの通りは、禁煙で自転車等は乗ってはならないと、京都市の市条例です。出来るだけ私は注意します(怖ーいお兄さんでも)条例は自治体の法でその地域だけ適応されます。刑罰はかなり前に記載したと通り、微罪で、一千円の科料です。しかし馬鹿になりません、こんな人通りの多いとこで自転車で小さなお子さん等をけがをさせたら、微罪では済みません(莫大な賠償金を払う事になります)。条例の他、自転車でも軽車両の為、道路交通法違反の重刑となります。自転車や煙草を吸っている人は注意します。大概の人は即座に改めますが、今日のおばはんに注意したら、近くの交番に行くといき幕ます。交番の若い警官アホか?この条例知らないようです(勿論、道路交通法も)。おばはんの一人芝居。証人は私です、おばはんは私を帰れと、アホか、警官は、証人の私の名前や住所を確認し、おばはんの取り調べ(これはちゃんと的法に載っています)。若い警官はぼう然、あんた、それが本職ろ?こんな警官では日本の治安は危ないです。

家に帰って、管轄署の中京区の交通課に(別にクレーマーで無いですが)きついお灸をすえました。担当警察は、ひら謝り、こっちの方が理が有るから。かれらに治安を任すのこわいこと。くれぐれも、アーケードの有る、新京極や寺町で歩きたばこや自転車に乗らない事。煙草は京都の繁華街では絶対禁煙です。科料になります。(科料は、刑罰で一番軽いもので、罰金は国庫に入りますが、科料はそこの自治体に入ります)警察は微罪のため、見て見ぬふりをします。アホか。(ちなみに日本国の刑罰は前記でも記載しましたが、下から、科料・拘留・禁錮・罰金・懲役・死刑の六段階だけです。決してこの微罪の科料を馬鹿にしないで下さい)警察は、忙しい為に、この微罪を無視しています。ちなみに立ち小便も微罪ですョ。(わからないようにしましょう、辛抱出来な来ればたれた方がましかも・・・・冗談ですョ)

それから、この行為は「道路交通法違反」になります、軽車両でも立派な違反。これは「科料」では無く「罰金刑」。重罪となるのが解かっていない、若い警官です。それを見過ごして、自転車が小さな子供に衝突して大けが等さしたら、自転車保険に入って無いものは、どう賠償をするのかと。小さな事故が重なり、中位の事故に発展して、そのうちに大事故につながる法則が有ります。

全国26万人の警官で全てを任すのは大変ですが、世界一治安の良い国家の為に頑張ってください。


京の話題(平安京その412))放生川の鯉物語

2012-11-21 00:05:48 | 京の話題

男山の麓の「放生川」のほとりに仲の良い母と子の二人が住んでいました。その子は、親想いの優し子でした。

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ある日、母が重い病にかかり、寝込んでしまいました。子は一生懸命に看病しましたが、一向に良くなりません。そんなとき「鯉の生き血を飲ませると、重い病がが良くなると」いう噂を聞きました。しかし、「放生川」は「殺生禁断」です。それでも母を見殺しに出来ないと、子は「放生川」に入り緋鯉を捕まえて母に血を飲ませました。すると、母はみるみる元気になりました。

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「殺生禁断 」の法を破った子は、尊を罪を償おうと、役人に名乗り出ました。しかし、その正直さに役人は心をうたれ、罰することはしませんでした。

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その後、長患いしたときに、生きた鯉の代わりに紙で作った真鯉と緋鯉を枕の下に敷くと、病が治ると言い伝えが残りました。

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そして、いつしか「床ずれが治る」といわれるようになり、「紙鯉」は「石清水八幡宮」参拝のお土産になったということです。

うんちくは、このへんで、またケーブルカーに乗り、前記で見過ごした、と言うよりもまだまだ「石清水八幡宮」の見所を記載します。御期待を。なにしろ帝が出兵する時はこの「石清水八幡宮」へ参拝の後に出兵します。

京阪電鉄・八幡市駅すぐ

(たわごと)

23日は祝日です。何の祝日?現在は「勤労感謝の日」と呼んでいますが、もとは宮中祭祀です。日本の祝日は一年で15日有りますが、「敬老の日」と「体育の日」以外は、日本固有の「宮中祭祀「神道行事」など「日本書紀」等から「天皇家」にまつわる行事です。

「勤労感謝の日」はもとは「新嘗祭」(にいなめさい)といい、「宮中祭祀」で元来は旧暦11月二回目の卯の日に行ったと言う事です。日本固有の祝日は http://blog.goo.ne.jp/itodoya/d/20121031で細かく記載しました、参照下さい。


京の話題(平安京その411)八幡の安居橋

2012-11-20 04:53:49 | 京の話題

八幡駅のすぐ近くに「安居橋」(あんごばし)よ呼ばれる高橋が有ります。

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「安居橋」は、「大谷川」と「放生川」と名を変える「八幡平谷」の「質屋橋」から京阪電車踏切手前の「全昌寺橋」までの200mの間のなかほどに架かる反り橋をいいます。Dsc08061

江戸時代の放生川には、いまよりも多くの橋が架けられていました。「五位橋」「六位橋」「高橋」という順番に架かっていたため、「相五位橋」とよばれ、後に変化して「安居橋」と呼ばれるようになったのではないかと「男山考古録」に記されています。

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近くには「男山四十八坊」の一つ、「高坊」があり、坂板敷と高橋」の高さが同じでだったため、高坊は「行幸御幸」(天皇の御幸)の際の宿坊で、天喜2年(1054年)に「橋が高いのは恐れ多いということ」で高橋の橋脚が3尺切り下げられました。

京阪電鉄・八幡市駅すぐ

(たわごと)

いっきに政局が変わります。「野田前総理」の発言は、すればするほどおかしいです。第三局は、一つは色ですが、それぞれ混ざるとグレーになると。アホか?全く絵心の無い言葉。絵描きは、色々な色を混ぜて、他人には出せない色彩を出します。「野田」が発言すればするほど、墓穴に陥るのが分からないのか。私は、どこの政党も贔屓にしませんが、没落の「民主党」から逃げ出す、次の選挙だけを考えれいる、馬鹿者の多い事。そんなに、議員にしがみつきたいのかと。

今の、選挙は「最高裁」の判決で違憲です。選挙後に違憲で、すぐにまた総選挙てな事になるかもしれません。今は、この日本国は世界中から相手にされていません。良かれ悪しかれ安定した政府でないと、外交は一切無駄です。勿論、経済・社会福祉・雇用・原発・TPPなどは絵空事。、


京の話題(平安京その410)珍しい名前?・泥松稲荷大明陣

2012-11-19 03:16:53 | 京の話題

少し変わった名前の「泥松大明神」です、その上に、

ものすごい素朴な神社です・・・・・・・・・・。

しかし、可愛らしくも、何か、物哀しい話がこの神社に有ります。

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昔、「もみじ寺」と、いうところに小柄で豆狸のような庵主様がおられました。多くの村々の人々に、いたずらした狸が住みついていました。ある日、狸はいたずらが過ぎて、村人にひどくお仕置きされケガをして、うずくまっている所へ庵主様が通りかかって、この狸を手厚く看病してあげ、元気にしてあげました。その狸の名前が「泥松」といい、その後、庵主様の後をついて、一緒にお祈りをするまでになりました。

その「泥松」が死ぬと、庵主様は御霊を祀り、朝夕に拝みました。すると、庵主様に「泥松」の霊力が乗り移り、庵主様の占いがことごとく当りました。この噂が京都や大阪に広がり「泥松様」の「お狸様」と呼ばれ「泥松大明神」の社と鳥居が奉納されました。

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今でも、「泥松大明神」と一心不乱にお祈りすると、願いが叶うと言われています。一見分からない所に、もしかしたら、私もこの純朴な「泥松狸」と供に記載も終るかもしれません・・?

一見して、分からない所にこのような粗末な神社が有り、昔からの言い伝えが有ると思うと、大きな神社にはまた少し違う趣きが有ると思います。

一度は、この神社に願をかけては。

八幡市八幡東林

(たわごと)

このニュースは見過ごしですが、昨日の栃木知事選で、自公の支持が当選確実なりました。

対抗馬の「共産党」はこの十分の一以下です。共産党も、少しは党名を変更したら?決して「共産党」の考えには、いかんを思うところが有りませんが、なんしろ「共産党」の名前では、、中国の一党独裁政権の思想を思います。思い切って、名前を変えればもっと得票数が増えると思いますが?どうでしょう。それでも、共産党をなのっていれば犬のとうぼえですよ。(共産党は政党助成金をを受給していないのは、立派ですが、新聞がね、強制的に配布されて迷惑されている人がることが分からないないのかな?)この、共産党に「泥松狸」が怒りますヨ。