胃 癌 日 記 23
(剱岳頂上から立山連峰 はるか奥には槍ヶ岳が遠望)
12月18日(日) 誕生日
本日63回目の誕生日。予期しなかったシチュエーションだ。こんな日に自分の残された人生を思わなければならなくなってしまった。
朝6時35分目覚める。7時35分には放送があって朝食を談話ロビーに食べに行く。朝食といっても重湯100gなのだが、それでも待ち遠しくて、嬉しい。9時5分に清拭。15分には当直の先生の回診があった。その後売店にポカリスエットを買いにいく。
11時25分に20分ウォーク。今日からは、何週というより20分歩きを1本とすることとした。
「よく歩くように、運動するように。そうすれば血行が良くなり、傷の回復も早くなる。」
と言う先生の指示を、忠実に守っている。
(剣山荘でのご来迎前)
午後12時15分に昼ごはんの準備が出来たとの放送。談話ロビーに行くと重湯が卒業で、3部粥220gになっていた。しかもおかず付き。至福の幸せだ。私より3日遅く手術した同室のKさんは、胃は何とも無かったためすでに5分粥で少し羨ましいが、それでも粥とはいえ米粒を食べられることがなんと幸せなことかとつくづく実感した。
2時50分には間食で、本日からはコーンスープ味の高カロリー飲料。3時に2回目の20分ウォーク。4時10分には連れ合いが来る。今日から3部粥になったこと、美味しくて全部食べたことなど話す。6時5分に夕食の準備が出来たとの放送で、連れ合いと一緒に談話ロビーに行く。3分粥220gとおかずを連れ合いに見せた。
7時に連れ合いが帰る。8時の間食は、昨日までのジュースにベビー用の衛生ボーロが付いた。10時30分就寝。
本日歩き5,950歩。(13周、12周、10周各1回)
(後立山の鹿島槍ヶ岳からのサンライズ)
(続く)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます