胃 癌 日 記 74
‐スキルス胃癌手術から1年半(2013年6月9日)の日々
恒例の新春ハイキング
朝早く起きておにぎりやお茶、行動食等の用意をして、8時前の電車に乗って東向日へ。東向日からは8時40分発のバスで善峰寺へ行く。善峰寺バス停でストレッチをして9時20分発。最初は結構跳ばして登る。杉谷集落を過ぎて山道に入り快調に登り、11時40分にポンポン山頂上(標高678.9m)着。この日は好天で、南は高槻の町並みはもちろん大阪市内のOBPの高層ビル群、東は京都タワー、ずっと奥に近江富士の二上山、比叡山、水井山、横高山、北は愛宕山、地蔵山が良く見えている。頂上で年配の方に、愛宕山を背景に記念写真のシャッターをお願いした。快くシャッターを押してくれたあと、眺望の山や建物についていろいろと解説してくれた。ご夫婦二人で毎週月曜日に、既に1,000回以上ポンポン山に登ったとのこと。年齢が70歳で仕事は現役とのこと。
「何故月曜日かと言うと、仕事が月曜日が休みだから。」
連れ合いが
「ひょっとして、散髪屋さんですか。」
「そうです。」
それで連れ合いが思い出した。5年前の正月に、上の孫Yが小学校4年の時にやはりポンポン山にハイキングに連れてきた。その時頂上でいろいろ話しかけてきて、その上ぶた汁をご馳走して頂いた方だった。
11時15分に頂上を出発し、11時55分に本山寺(ほんざんじ)着。本山寺では正月の護摩行をしており、火渡りの行もあり多くの信者が参加していた。30分ほど行を見て出発したあと、本山寺からは舗装道路となるが、その舗装道路からはずれて山道に入り、少し広くなったところで12時30分に昼食。持参のおにぎりにカップラーメンと行動食。1時5分に出発し、1時55分に神峰山寺(かぶざんじ)着。少し休憩のあと府道に出て摂津峡上の口へ、そこから摂津峡へ入って行く。ポンポン山から摂津峡へ、いわばダブルハイキング。
摂津峡の景観を楽しみながら少し急ぎで歩き、やがて摂津峡下の口公園、桜公園から3時20分に天然温泉の祥風苑着で待望の温泉を楽しむ。温泉では2時間近くゆっくりとはしたが、なにしろ正月の3日で、温泉は家族連れで満員だった。
高槻まで市バスで戻り、この日は4人で外食とした。
(続く)