ラビットランの21（2022年9月）

見学前にスタッフの方に「この仔は当たりですよ」と言われました。
調教を進めていく中で、右肩上がりの成長を感じる1頭だそうです。



「まあ、この成長がずっと続いていくのか、ある時から平行線になってしまうのかは分かりませんが…」って、オイオイ。
「もちろん、我々の仕事は、この成長曲線を最大限伸ばして上げることなんですけどね。」
いや、冗談ではなく、ホントその通りですよ。頼みますよ、全く（笑）。

でも、成長への自信を話してくれるだけあり、6月のツアー以来に見たラビットランは、すごく雰囲気が良くなっていました。
ツアー時は、初仔で小柄、OCDの手術直後ということもあり、全然人気なかったんですけど。



「最近はすぐに満口になってしまうので、会員さんに乗り始めてからのおススメ馬を紹介できないのが寂しいです。」
ラビットランも2次までは余りましたけど、それでもそんなに時間を置かずに満口になりましたもんね。



現在の馬体重は411キロ。
決して安心できる体重ではありませんが、既に調教を始めていてこの馬体重であれば、キングスフィリアよりは大きくなってくれるかなと思っています。



お母さんのラビットランは芝とダートの両方で走っていましたが、この仔は、芝馬っぽい雰囲気があります。
全体的に上品な馬体で、「当たり」と自信を持っておっしゃるだけあって、確かに良いお馬さんです。
我が家のイスラボニータ産駒の中でいえば、ビヨンドザヴァレーに近い印象です。

今後もこの仔の成長曲線を阻害することなく（笑）、育成を進めていっていただければと思います。
社台ファームの皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。