棚からぼた餅な日々 色と香の生活提案・ イリデセンス

仕事も人生も棚ぼたで結構楽しんでいる!イリデセンスは2013年4月に20周年を迎え、今年は新たな一年の始まり

名前の不思議

2015年11月11日 | 色や香りのお仕事
夏からセミナーをご一緒していた方に「なぜ、色を仕事にしたのですか?」という話になりました。
その方も色が大好きで、自分がすごく色に惹かれるのは「みどり」という自分の名前のせいかも、と言うのです。

そう!
名前は、その人だけを考えることに長い時間を費やして「あなた」に渡される、一生ともに過ごす大切な文字と音の贈り物。
名前に人生を左右される人はとても多いのです。
「犬」が入っていれば、トリマーやドッグトレーナーになったり、先日の茨城の河川の決壊の時も、すぐに護岸工事の盛り土をした方の名前が話題になっていたっけ。
何度も目にする名前の暗示なのか、私の友人にもそんな人が結構います。

私の場合は…
「岩井戸から湧き出る澄んだ水」かもしれないけれど

「ますみ」は、澄んだ透明な色
すべての色が集まった、太陽の可視光の色の様

そして、仕事の名前「iridescence(イリデセンス)」は、虹色
透明の光が様々な角度に屈折、分光して、互いに干渉し合う虹色に輝く様

どちらも偶然だけれど、自分の中に持った沢山の色(知識や考え)を、いろいろな角度で提案し、広めていくのが私のお仕事。
きっと、私も名前で人生が決まった1人かも。

名前は大切!
素敵な名前のプレゼントに感謝しないと。

ガン卒業しました!

2015年11月05日 | 闘病・診療の経過
11月11日、7年間のガン闘病から卒業しました。
長かったようで、あっという間のようななんとも不思議な感覚です。

先日のPET検査の画像を見ながら
主治医「うん、何もないですね」
私「卒業ってこと?」
主治医「そう、おめでとうございます!」
ぱち👏ぱちぱち🎉

二度の入院
3週間ごとに通っていた3年間
三ヶ月ごとの検査に通った4年間

抗がん剤治療中は、仕事もできないし、どこにも行けないし、貯金は減る一方だし、
周りの人ばかりが幸せに見えて、世の中から1人だけ取り残されているようで、
こんな辛い治療になんの意味があるんだろう…
治療せずに、死んでしまったほうが幸せなんじゃないだろうか…
と、思いつめたこともありました。

実際、私の家族もさすがに覚悟を決めていたらしく、
最初の大腸ガンの手術の時に集まった両親や姉達は、
「この子はあと何年生きられるんだろう」
肝臓への転移がわかって、手術の前に抗がん剤治療が始まった時は
「もう長くは生きられないね」と話していたことを
2年前の父の葬儀に集まった時に聞かされました。

しかし、辛い治療も諦めないでよかった。
希望も捨てないでよかった。
未来を信じてよかった。

だって、私生きてます。

本携えて、経験を無駄にせず、精一杯残りの人生生きていきます。