約1年半ぶりに新刊が出ます!
前回は共著でしたので、私の本としてはだいぶお久しぶりになります。
今回の本は、私が数年にわたり温めてきたものが、やっと世に出る!私にはとても感慨深い、思い入れのある作品です。
4年ほど前に一度は初校まで行ったものの出版不況の波の中、世に出る機会を失いかけましたが、新しい編集さんとの偶然の出会いにより、今までのことが嘘のように、とんとん拍子で話が進み、来月、めでたく講談社さんから出せる運びとなりました。
もし、あの時あきらめていたら…と思うと、夢のようなお話です。
この本を気に入ってくれた編集者さんに、心から感謝です!!
新しい編集者さんのもと、出版社の部長さんから修正や要望、疑問点を赤入れをされて手元に戻ってきた原稿を見たとき、
「あ!今までと違う」とピンとくるものがありました。
時には、これらの書き込みに、むっとすることも、わかってもらえていないと思うこともあるのですが、いちいち納得なのです。
「あ~なるほど、こういう風にとらえられてしまうのか」
「こういう書き方は気を付けるべきなのか」と感心。
しっかり、理解して読んでくれたその思いに感激し、
230ページほどの1冊分を何度も通して読み、その日のうちに書き直し、加筆してしまったほどです。
そして何より驚いたことが2つ。
1つは、初めて出版社の方にあった時に、「文章から想像した通りの人だ」といわれたこと。
もう一つは、面識のないデザイナーさんが、文章から私の人となりを読み取ってデザインしたというものが、まるで私の家に来たことがあるの?というくらい「私」らしいものに仕上がっていたこと。
いったい文章からどんな「私」を想像したのでしょう。文章とは不思議なものです。
詳しい内容は、来月に入ってからまた書いていきますが、本屋さんに並ぶのは順調にいけば7/16頃の予定です。
誰にでもという内容ではありませんが、必要な方に、そして、見守る方々に読んでいただきたいという思いで、丁寧に書き上げた本です。