棚からぼた餅な日々 色と香の生活提案・ イリデセンス

仕事も人生も棚ぼたで結構楽しんでいる!イリデセンスは2013年4月に20周年を迎え、今年は新たな一年の始まり

フェルメール展

2008年11月24日 | Weblog
先週、上野の東京都美術館へフェルメール展を見に行ってきました。


HPの待ち時間予想では、10時から15時はかなりの混雑で、50~60分待ち。
午前中に用事を済ませ、午後から行ったのですが、上野公園の紅葉はまだ半分も色付いていないくらい。
さわやかな小春日和で、紅葉も楽しみだったので、ちょっと残念。

2時ごろにつくと、30分待ちとのこと。
まだ5時までの開演のときだったので、結局20分くらいで入れました。
(今は、この展示の終了まで夜8時か9時くらいまでやっているそうです)

それにしても、こういう混雑の展示のときには、本当に自分の身長の高さに感謝します。
平日の午後なので、年配の人がかなり多いため、私の顔前にはかなりの空間ができて、混んでいる割にはよく見えたこと!
入場制限をしていることもあって、比較的良く見ることができたのかな。

しかし、しかし!!
私は、うっかりしていたのです。
てっきり、真珠の耳飾の少女と、ミルクを注ぐ女 が展示されていると。。。
あ~がっかり。この2点はないのです。

40作品くらいの展示のうち2/3は、デルフトの画家の作品。
のこりはフェルメール作品なので、確かにたくさんのフェルメールの絵を一度に見られるのですが、この2作品を期待してしまうと、私のようにがっかりするので、注意してくださいね。

でも、すばらしい作品の数々には間違いありません。
特に 「小路」は本当にすばらしく、見る価値があります。
初期の作品の「マルタとマリアの家のキリスト」は想像以上に大きな作品だし、「ヴァージナルの前に座る若い少女」は逆に驚くほど小さい作品です。

よく講座で話をする、ラピスラズリのウルトラマリーンブルーの絵の具の発色を私はよく見たかったのですが、肝心な2作品がなかったので、とっても小さい「ヴァージナルの前に座る若い少女」にかぶりつきで、観察してきました。

フェルメールは、この高価なラピスラズリの絵の具が大好きなことで有名ですが、それと対比で使われる黄色は、ヒョウがらの襟がついたガウンでたびたび登場するので、こちらは今回の展示作品でも結構見ることができました。
とてもきれいな黄色です。

今回見ることができない作品も、実寸サイズのレプリカが展示されています。
実際の絵のような迫力はありませんが、なかなか楽しめます。

12月初旬までですので、興味のある人はぜひどうぞ!


H&M その後…

2008年11月18日 | Weblog
今月は先月のような忙しさはないので、しょっぱなから出張のあとに神戸によったり、習い事をしてみたり、合間、合間にいろいろ時間があるときにしかできないこと、をやっているのですが、この間の日曜日も、映画を見に行くついでに、インポートもののセールに行ってみると、信じられないくらい空いてる~~~
あー、これが不景気というものなのねぇ。としみじみ…ものすご~く実感です。

私自身も隅から隅まで見てもこれといってほしいものもなく、映画まではまだ時間があるので、久しぶりにH&M へ。

原宿店ができたせいか、日曜日だというのに、待ち時間0!!
すんなり入場です。

でも、でも、前と違って歩行者天国で、H&Mの袋を持った人を全然見なかったのだけれど、これは??

入ってみてよ~くわかりました。
買うものがない!
中に入ったお客さんのほとんどが、3階から下まで歩いて通るだけ、買っている人が本当に少ないのです。
これにはびっくりです。

コム・デ・ギャルソンの服も小物もた~くさん残っているではないですか!?
でも、確かに今の流行とはちょっと違う感じ。
元々のコム・デ・ギャルソンのファンとか、高くて買えないけど大好き、という人でもない限り、ちょっとピンと来ないかな。

たくさんコム・デ・ギャルソンとのコラボが並んでいると、通常のH&Mより高いので、知らない人は、「H&Mって意外と安くないわね」なん~て言う声もちらほら。
観光気分の年配の人たちは、まったく買っていないし。
中は人ごみで右往左往しているけど、手を出す商品がないというのは、なんとも皮肉。

開店の頃たくさんいた、アジアの観光客もまったくいなくなってて、ここでも不景気を感じてしまいました。

早く通常のH&Mにならないかな。

それにしてもせっかく買い物したかったのに、買いたいものがないというのも寂しい。
売るほうも考えてね。と思った一日でした。。。

今年の検定は・・・

2008年11月11日 | Weblog
木の葉も色付き、木枯らしに枯葉も舞う季節となりましたね。
これくらいの季節が私は一番好きです。
この夕暮れの早いなんとも切ない感じが、春の浮き足立つ感じとか、夏のイケイケな感じとかと違って、いい塩梅。
身が引き締まっていいのです。。。

さて、今週の日曜日はAFTの色彩検定でしたね。
今年も受け持った生徒さん達は、おそらくみんな大丈夫だったでしょう。。。
80点以上はいけたようです。
1級の1次を受けた人もまず大丈夫でしょう。
よかったぁ! ひとまず、ほっ。

今年の試験の感想は?というと、
全体に簡単、シンプルになっていたようです。

年末のテキスト改定を見ても、2,3級はかなり整理されてくるような内容だったので、それを受け、おそらく簡単になるだろうとは予想していたのですが、
今回は山も大体当たっていたので、生徒サン達はかなり楽だったといってもらえ、
私としてもちょいと鼻高々です。

1級の2次は、おそらくあまり変化ないと思われますが、1次が今回の内容だと合格者が多いだろうから、2次は少し難しくなっているのかなぁ。
最近は、1級でも2割ほど合格とだいぶ合格率が高くなる傾向にあるので、その辺を主催者側はどう考えているのか!という感じですね。

試験を受けた人に聞くと大学生や高校生など若い受験者が、やはりかなり増えているようで、試験が始まった当初とは雰囲気も違ってきているようですね。
学校などで、ばっちり習ってきている自信満々の若い子も見られるそうで、大人の人は、ちょっと焦っちゃう、という感想もちらほら。

いやいや、今は平均寿命が高いのだから、そんなことは気にしちゃあいけません。
アラサー、アラフォーもがんばりましょ。